好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

kasakoblog.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2001年 01月 ( 27 )   > この月の画像一覧


2001年 01月 31日

罪と罰・あとがき

この話はフィクションではあるが、フィクションではないとも言える。
というのも、ここで書いた話は、夢で見た本当の話だからだ。

正月に東海道遠征に鈍行を使って行っていたのも本当の話。
そして、どうやってキセルをしようかと真剣に考えていたのも本当の話だ。
そんな時、この夢を見た。
キセルに成功するが、全然関係のない罪を着せられそうになる夢だ。

「罪と罰」
悪い事をするとどこかでそれがはねかえってくるよ、という暗示の夢であったかのようだ。
ある罪をしたからといって、その罪の罰を受けることになるとは限らない。
しかしそのつけは、どこか違うところで罰として与えられるのではないか。
実に暗示的な夢で、ぞっとしたのを覚えているが、じゃあキセルをしなかったかといえばやっぱりしたのである。

話の結末は、キセルをした証拠が冤罪を晴らす証拠になる、という皮肉で終わっている。
キセルをしたことを認め冤罪を晴らすか、それとも無罪を強行に訴え続けるか、
どちらか選択する事は難しいことだが、罪を犯したことはいずれどこかで罰を与えられるのだろう。
それにしても、よくもまあこんなにできた話の夢を見たよなと、我ながら感心する。
「これはつぶやきのネタになる!」とあわててノートにメモしたことを覚えている。

罪を犯したつけは必ず罰としてまわってくる。
しかしこれは理想論であると思う。現実はそんなによくできていない。
罪を犯しても捕まらない奴もいるし、正当な罰を与えられない場合も多々ある。
この夢は、現実社会の理不尽さに向けたメッセージであったかもしれない。

奇しくも、JRは運賃の誤表示で乗客から余分な金を取っていた事件が発覚した。
その罰が、キセルという形でまわってきているともいえる。
悪い事はやっちゃいけないんだよな。


by kasakoblog | 2001-01-31 00:34
2001年 01月 30日

罪と罰(7)

すべての犯罪は新幹線のプラットホームで起きたということが判明した。
僕は新幹線に乗っていないから無実を主張できる。
しかし3人の男たちはよってたかって「おまえが犯人だ!」とあいも変わらず騒いでいる。

「俺は新幹線に乗っていない!」
「いやおまえが犯人だ!」
と水掛け論を繰り返していた。

そこへ警官が議論に割って入っていった。
「あんたは新幹線には乗っていないという。しかしこれだけの目撃者たちがあんたがやったと言っている。
どう考えてもおまえさんの不利な状況には変わらない。新幹線に乗っていないという証拠でもあるのかい?」
「証拠?!」

新幹線に乗っていないという証拠などあるわけないじゃないか。
ん?待てよ・・・・・そうだ!切符があるじゃないか!
沼津で最低運賃の切符がまだポケットの中にあるじゃないか。
これを見せれば、僕は新幹線に乗っていないことが証明されるのではないか。

「ふん、おまえら、いい加減なこと抜かしやがって。
俺が新幹線に乗っていないという明白な証拠を見せてやる!」
と僕は息巻いた後、重大な問題に気づいた。

やばい。切符を見せたら無罪であることは証明できるが、キセルをしたことがバレてしまうではないか。
「おい、早く証拠とやらを見せてくれよ!」
3人の男たちと警官は僕ににじりよってきた。

う~ん、どうしよう。
ここで切符を出して無罪の代わりにキセルの罪を背負うか、それとも切符を出さずして、やっていないと言い張るか。
僕はポケットに入ったキセルした切符を強く握り締め、出すべきか否かを迷っていた。

(完)


by kasakoblog | 2001-01-30 00:34
2001年 01月 29日

報道の仕方

1月26日夜、JR新大久保駅で3人の男性が電車にはねられ死亡する事故が起こった。
山手線が止まっているとのニュースを会社で聞いた時、てっきりもう雪が降り始めたせいかと思ったが、
そうではなかったらしい。

この事故について翌朝の朝日新聞は、こう報道している。
「ホーム上には駅員はおらず、別室で監視するカメラもなかった」
「ホームの柱十二ヶ所に非常ボタンがあったが、今回は使われていなかった」
「駅によっては、線路への転落を感知して電車をストップさせる「検知マット」が整備してあるが、
新大久保駅はホームが直線との理由で未整備だった」

カップ酒を飲んでいて誤って転落した男性の死亡が、まるで駅の責任かのような報道の仕方である。
なんかおかしくないか?
酒を飲んで酔っ払って転落した人間のことまで駅の責任にされるならばたまらない。
そのうち「駅ではカップ酒を飲むなという注意がされていなかった」とか報道するようになるのではないか。

「自己責任」という言葉が叫ばれていながら、この報道のざまはなんだ?

小沢一郎の「日本改造計画」のプロローグにこんな話がある。
アメリカのグランドキャニオンには柵一つない。
もしこれが日本だったら、誰かが転落したら間違いなく柵を作らなかった行政の責任にされるだろう。

酒を飲んで転落した男性の死を、駅の管理体制の問題にすることよりも、
一人の酔っ払いのせいで、何万人という他の乗客が迷惑をこうむっていることを思い起こして欲しい。
酔っ払いの死に同情するのもおかしいし、ましてそれを駅の管理体制の不備に訴えるのもあまりにナンセンス。
大新聞がこんな報道の仕方しかできないから、
そごうの破綻や銀行の破綻を国民の税金で尻拭いするという責任転嫁が容易に行われてしまうのだろう。


by kasakoblog | 2001-01-29 00:35 | マスコミ
2001年 01月 28日

転職活動期

昨年、4ヶ月の旅行から帰ってきて、転職活動していた時のこと。
自分の興味ある編集プロダクションに転職しようと、あちこちに履歴書を提出したがことごとく落とされた。
面接もせず書類で落とされる。こんな辛いことはない。

原因は簡単なこと。僕の履歴書を見れば一目瞭然。
大学は法学部卒。前職は消費者金融の営業マン。そして旅行。
なぜ編集や出版関係の仕事をしたいのか、この経歴からはわからない。
たとえ志望動機から熱意が伝わったとしても、この経歴では全く関係ないからつかえないと落とされてしまうのだ。

書類を書いて送っては落とされていくうちに、だんだん自信をなくしていく。
自分の能力に自信をなくしていくのではなく、社会に失望していくのだ。
所詮、社会ってところは何にもわかっちゃいねえ。現実的には自分の希望する分野には就職できそうもない。
やっぱり好きなことをして仕事ができるなんて、バカな理想論に過ぎないんだ。
会社なんて結局はどこに入ったって同じなんだ。
どこでもいいからとりあえずどこかの会社に入って、自分の好きなことは仕事ではなくプライベートでするしかないのかなと。

いつまでも理想論ばかり追いかけているわけにはいかない。
もうすぐお金も尽きてしまう。
自分のプライベートの時間をしっかりとれるなら、どこでもいいやと、
フリーライターからフリーター職への転職活動に切り替えたのだ。

そこで編集プロダクションへ履歴書を送る無駄な徒労を辞め、金がいいか、時間が取れるかどちらかの仕事にしようと考えた。
そこで、まず金がいい教科書販売の営業の会社の面接に行ったのだ。
2000年2月15日、電話するとすぐ履歴書を持って会社で面接。
仕事なんて何やったって一緒。だったら一層のこと金がいい会社にすればいいのではないかと思った。
「金で時間は買える」ーアジアに旅すれば1日300円もあれば暮らせるのだから。

会社に入ると、まるでホストのようにきらびやかな装飾品をつけた営業マンたちが大勢いた。
露骨なほどの営業成績グラフがデカデカと貼り付けられていた。
100万ちかくする教材セットを売りつける仕事である。
言ってみれば金持ちの主婦にいかに気に入られるかが、営業マンのポイントなのだ。まるっきりホストの仕事だ。

履歴書も見ず、席に着いた僕に面接官はこう言った。
「いやあ、笠原君。売れそうだね。ここにしなよ。」
何の手続きもいらない。完全歩合。交通費も保険料も手当ても何もない。
あるのは売った金額に対する高率歩合だけ。だから明日からすぐ来てもらっても構わないというのだ。

僕はやばいなと思った。
こんな会社についていけないと思ったのではなく、
僕は多分この会社に入ったら、営業成績を上げられるという自信があるから「やばい」と思ったのだ。
高率歩合で月に100万とか稼ぐようになってしまったら、自分の価値観が全く変わってしまうような気がした。
金銭感覚がマヒすれば、生活全般がおかしくなる。売れる自信があるから、入社後を考えるとやばいと思ったのだ。

特に僕がやばいのはその金の使い道である。
ここにいる社員は、高率歩合で稼いだ給料を、ブランド品や装飾品、高級車に使って満足しているが、
きっと僕はそんなことしないだろう。
もしかりに300万でもあったら、高級車やブランド物の時計なんかの、日本でしょうもないモノ買うより、
またどこか旅に出るだろう。だって100万もあれば楽に半年は海外で旅ができるのだから。

日本にいてあぶく銭をバカみたいな使い方するまっとうな一般人ならいいが、僕には旅という麻薬がある。
そんな金あったら、またさっさとやめて旅に出てしまう。
それが最もヤバイと思い、この会社に入ることは辞めにした。
(一瞬だか、この会社に入社しようかと思った自分がいたが・・・)

by kasakoblog | 2001-01-28 00:36 | 働き方
2001年 01月 26日

アジアン・ジャパニ-ズ3

稚拙な文章で、かつたいしたことのない写真でありながら、
このアジアン・ジャパニーズ・シリ-ズが人気を得た理由は、企画性のおもしろさにあった。
ヒットとなったアジアン・ジャパニ-ズ1では、
旅先で出会った長期旅行をしている若者に、なぜ旅をしているかをインタビュ-し、
その半年後、日本帰国後、彼らが何をして暮らしているかを再びインタビュ-するという、
その2段構えの構成がおもしろかったのだと僕は思う。

日本が嫌になって漠然とアジアを旅している若者を旅先で取材。
しかもそのインタビュ-ア-である著者自身が、取材者と同じく、
日本が嫌になって旅に出てきた若者の一人であるということが、より対象に迫った内容となっていた。
書評「アジアン・ジャパニ-ズ3」小林紀晴
社会からドロップアウトした若者の取材だけにとどまらず、彼らが日本に帰ってからどうしているかまで追ったところが、
ただのおもしろ旅本とは違った企画で、人気を得た要因であったと思う。

今回の3は、沖縄各地の島に、本州からドロップアウトしてきた若者を取材したもの。
ただそれだけで、前回のような追跡取材はない。
沖縄→故郷の諏訪→沖縄→タイと旅をしている、その構成の脈絡のなさが気になった。
沖縄の間に入った故郷諏訪の話は、別にここの話とはあまり関係ない。
ただ著者自身が沖縄の旅の合間に、7年に一度行なわれる祭りのために故郷に帰っただけの話。

もちろん、一冊の本に沖縄の話と諏訪の話を入れてある意味を持たせるために、
海と山の対比であったり、沖縄にドロップアウトした若者たちや自分も含めて、
「帰る場所-故郷とはどこなのだろう」という問いが含まれているのだろうが、
深く掘り下げた一つのテ-マになるには、あまりに不十分な内容だった。

もう一度、著者が売れる以前に出した力作を期待したい。
アジアン・ジャパニーズの特性であった、2段構えの構成はおもしろかったのにな。


by kasakoblog | 2001-01-26 00:36 | 書評・映画評
2001年 01月 25日

人生に無駄はつきものだ(1)

引っ越しの時のおはなし。
仕事を休んで、平日にしか開いていない役所関係の手続きをする。
横浜の区役所に行って住民票の異動届をもらい、その足で杉並区役所に行き、都民復帰を果たす。
その場ですぐに新しい住民票をもらい、それを持って今後は免許証の住所変更に赴く。

警察署に行き、住所変更の申請用紙を見て、「しまった!」と思った。
写真が必要なのだ。

免許証の住所変更は、新しく免許証を作り直してくれるわけではない。
古い住所が書かれた免許証の裏に、警察署員が手書きで新住所を記入し、ハンコをポンと押すだけなのだ。
それだけなのに、「なぜわざわざ写真が必要なのだろうか?」などと文句を言っても始まらない。
とにかく役所の手続きというのは絶対なのだ。
仕方なく近くのスピ-ド写真で4枚700円もする写真を役所提出のために買った。

なぜ「しまった」と思ったかと言うと、家にはこんな時のためにと、
中国で8枚200円で撮った証明写真がいっぱいあったからだ。
中国で撮ったからといってすごく写真の質が悪くなるわけではないので、十分使える。
日本でスピ-ド写真を撮ると異様に高いので、こういう時のために中国で多めに撮っておいたのに・・・。

僕は典型的なA型なので、とにかく神経質なのだ。
こんな些細なことでもすごく気になって1日ブルーになったりする。
「なんであの写真を持ってこなかったんだ。ああ、700円も損した・・・」と。
そんな時、僕はいつも自分にこう言って励ましの言葉をかける。

「人生に無駄はつきものだ」

人の日常生活には無駄があふれている。振り返って「ああ無駄だった」と後悔する。
何事においても無駄をゼロにすることが僕の理想だが、なかなかそううまくはいかない。
遠回りしてみたり、無駄をしてみたり、それがきっと「人間」なのだから。

たかがスピード写真700円の話で少しおおげさか?


by kasakoblog | 2001-01-25 00:37
2001年 01月 24日

転職の思想

ついこの前、やっとドラクエをクリアした。去年8月の発売日に買ったにもかかわらず、こんなに時間がかかってしまった。
それにしても、主人公はゴットハンドにも勇者にもならず(共に上位職)、最後の敵を倒してしまった。
仲間も賢者を完全にマスターする前だった。
ゲーム全体の流れと並行した形で職業がアップしていったら、もっとおもしろかったのにと思った。

そんな感想を抱いた時、ふとドラクエにおける職業制度は、時代の流れと密接に絡んでいるのではないかと思った。
最近のドラクエの職業制度は、転職すればするほど、前の職を生かした形で強くなるのである。
これは今の現実社会の反映または先取りではないだろうか?

ドラクエⅠやⅡには職業制度はなかった。
はじめて職業制度が採用されたドラクエⅢでは、転職すると様々な技術は身につけられるが、
基本的には弱くなってしまうので、ほとんど転職する意味がなかった。
ところが今回のドラクエは簡単に職を変えることができる。
職を移ってまた前の職に戻っても、その職で得たものは消えない。
転職することによってしかなれない上位職制度も増えた。

終身雇用で一生同じ会社に勤めることが当たり前だった時代のドラクエは、転職は前より「弱くなる」という発想に基づいている。
ところが終身雇用制度が揺らいでいる今の時代のドラクエは、
転職することが自分自身の成長のためになるというスタンスになっているのだ。
現実社会の流れに沿った形で、ドラクエの職業制度も移り変わっているのである。

今回のドラクエの職業制度のように、これから現実社会もますます転職が当たり前の時代になるだろう。
転職することによって、個々人がキャリアアップしていき、様々な職歴を生かした仕事ができるようになる。
今の日本では、リストラや人間関係などによるマイナス志向の転職が多いが、
これからは自分自身や仕事のステップアップを図る、プラス志向の転職が当たり前の時代になるだろう。


by kasakoblog | 2001-01-24 00:39 | 働き方
2001年 01月 23日

むしめがね(子供心)

e0171573_0423994.jpg

がっこうのりかのじゅぎょうで、じっけんをやった
むしめがねをつかって、かみをもやすんだ

くろいかみにむしめがねをあてて、たいようのひかりをあつめると、
なんだかきゅうにかみがあつくなってきて、
こげくさ~いにおいと、しろ~いけむりがでてくるんだ
そのうちかみはこげて、そしてみごとにあながあくんだ

小学校低学年の頃の僕の写真。
天袋に眠っていた忘れ去られたアルバムから引っ張りだしてきた写真。
虫眼鏡で紙を燃やす事に夢中になっているこの写真を見ると、

当時のことがありありと思い浮かんでくる。
理科の授業でやった虫眼鏡で紙を燃やす実験に、すごく感動したのを覚えている。
学校から帰ると、白い紙を黒く塗りたくって、熱心に紙を燃やしつづけた。
紙が燃える独特のこげくさいにおいまでもが、
今にも漂ってきそうな、そんな懐かしい思い出の写真。


by kasakoblog | 2001-01-23 00:42
2001年 01月 22日

ラーメン太陽(高円寺)

高円寺北口からすぐ近く。
高円寺に引越てきた当初から、駅から家まで歩く道程でずっと気になっていた店があった。
「麺ロード」という喜多方ラーメン屋の隣りにある、「太陽」というラーメン屋。
店は古そうだが、そのくせ店頭に電光掲示板をおいて「雑誌・テレビで紹介された店」などと、
四六時中流しているので「なんだこの店は?」といつも気になっていた。

今時雑誌テレビに紹介されたことを自慢する店なんてそうそうない。
だいたいうまい店は口コミでしっかり伝わるから、「雑誌に紹介された」などと宣伝しなくても人は入るのである。
そんなこともあって、気になってはいたが、避けていた店でもあった。

今日、夕食にラーメンを食べたくなって、22時を過ぎていたので味噌一まで歩くのは面倒だし、
前からチェックしていた高円寺の駅前にあるラーメン屋に行こうとしたら、定休日で閉まっていた。
仕方なくその代わりにこの「太陽」に入ったのだ。

当店自慢のごまみそらーめん730円を注文。出てきたらーめんは、オレンジ色に近いスープをしていた。
はじめに食べる一口に緊張がよぎる。おそるおそるスープを飲むと「これはいける。変わった味がしているけど」と思った。
スープは「工夫して作ってあるな」と感じさせる、味に深みと奥行きがあった。
それでいてしつこくないこってりさがあって、今までに飲んだことのないスープだった。

今度は麺と具をすすってみると、ここでもまた驚かされた。
スープがこってりみそなのに、具も麺もしょうゆらーめんを連想させるのである。
このミスマッチングが、なんともいえない味を醸し出している。

きざみのりがかかって、その風味がラーメン中に充満している。
具はメンマと少々のネギで、みそには大概入っているもやしが入っていないことが、しょうゆを連想させるのかもしれない。
若干、麺だけがスープとの調和にかける点はあったが、のりの風味漂い、しょうゆを連想させる具と麺でありながら、
スープは特徴のあるコクのあるみそという不協和が、何とも言えないおいしさを醸し出している。

これがいいのか悪いのかはわからない。
もしかしたらみそに合う具と麺にすればもっとおいしくなるのかもしれないが、
これはこれですごく変わっていて特徴があっていいなと感じた。

久々に「また行ってもいいかな」というラーメン屋に出会えた。
まあそれでも到底Sランクには届かない。結構いい線いってるけど。
もうちょっと具が豊富であることと、麺のレベルアップをすれば言うことはない。


by kasakoblog | 2001-01-22 00:45 | グルメ・ラーメン
2001年 01月 21日

罪と罰(6)

僕に罪を押しつける3人の男たち。
一人は僕がばあさんを階段から突き落としたと訴え、一人は僕が財布を盗んだと言っている。
そして最後の一人が口を開いた。
「こいつだ!うちの店からカツサンドと牛乳盗んだのは。万引きだぞ。万引きは立派な犯罪なんだからな。
今更、代金払ったって承知しないからな。うちの店で万引きして許されると思うなよ!」

おいおい今度は万引きの罪かい。
「いい加減にしてくれ。俺は万引きなんかしてない。第一、カツサンドと牛乳だけ盗む奴なんているのか?
万引きする勇気があったらもっと高価なもの狙うよ」
僕の言葉にカッときたのか、男はやっきになって反論した。
「カツサンドは高価なものじゃないのか?カツサンドをバカにする奴は絶対に許さないぞ。
誤れば代金払えば許してやったものの、カツサンドをバカにしたからただじゃおかないぞ」

おいおい、このバカどうにかしてくれ。何をカツサンドごときでむきになってるんだ?
「盗んだっていうけど、あんたの店ってどこなんだい?俺は全く知らないよ」
「とぼけやがって。あんたが新幹線から降りてきて、うちの店からカツサンドと牛乳を盗んだのをこの目で見たんだ」
「新幹線?あんたの店は新幹線のホーム内にあるのか?」
「まだとぼける気か?」

やった。これで僕の無罪が証明される。
「俺は新幹線には乗っていないぞ!これで俺の無罪が確定したな」
「うそだ!そんなのうそだ!」
とキヨスクのおやじは顔を真っ赤にしていった。

ちょうどその時、ばあさんを突き落としたと証言する男が戻ってきた。
「ひょっとして、ばあさんが階段から突き落とされたのも新幹線のホームか?」と男に聞くと、
「そうだ」と帰ってきた男は言った。
「ひょっとして、財布を盗まれたあんた、新幹線に乗っていたのか?」ともう一人の男に聞くと、
「そうだ」と財布を盗んだと訴えた男は言った。

「ということはだな。この3つの犯罪はすべて新幹線のホームで起きたわけだ。
ならば俺は人違いだ。俺は新幹線の乗っていない!」
やった。これで僕は無実になれる。


by kasakoblog | 2001-01-21 00:46