好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2001年 09月 30日

カタルシス

カタルシス:悲劇を見ることによって日頃鬱積している精神を解放すること。

休日のオフィス街は好きだ。
人がいない。車が少ない。店は閉まっている。客引きはいない。
ティッシュやチラシを配る人もいない。

静かなのだ。
普段賑わいをみせているオフィス街が静かだと、そこにカタルシスを感じる。
圧倒的な巨大なビル群と、何車線もの道路が無用の長物であるかのように、
休日が都市を嘲笑っているのが、きっと爽快なのだろう。

休日は仕事もはかどる。
会社に人が少ないということよりも、電話が鳴らないのが大きい。
以前につぶやきかさこで、仕事ができるようになるにはまず電話をとることだと書いたが、
はっきりいって電話ほどうっとうしいものはない。
自分の作業を中断させらるだけでなく、かかってきた用件を優先させなくてはならないという、
いわば相手の状況を無視した割り込み行為なのだ。
結果として今やっていることに集中できなくなることは必至だろう。

特に原稿を書いている時などは電話がなるとこれほど迷惑なことはない。
そういう意味で、休日に出勤しなくてはいけないとはいえ、
ある種の爽快感があるのだ。

都市のカタルシスといえば、あのニューヨークの惨劇を思い出してしまう。
飛行機突撃の映像が流された時、悲惨な光景だと憂うのと同時に、
ある種の爽快感を感じてしまったのは、僕だけだろうか?


by kasakoblog | 2001-09-30 18:03
2001年 09月 29日

流行

なんだか最近あちこちで流行っている。
社内の朝日さんからこれを聞いた時には、びっくりして早速つぶやきに載せようと思ったところ、
今度は大阪の友達からもメールが来ていた。

世界貿易センタービルの住所「Q33NY」をワードなりエクセルなりに入力し、
それの書体を「Wingdings」というのにすると以下のようになる。

e0171573_1871753.jpg


飛行機がビルに突っ込んでドクロマーク。
最後の記号はペンタゴンを示しているという。

輝けるインターネット時代。
瞬く間にこのブラックジョークはあなたの耳にも届くことだろう。
ぜひみなさんもお試しあれ。


by kasakoblog | 2001-09-29 18:04 | 一般
2001年 09月 28日

客を逃がす

新宿・高島屋に9/14にオープンした、格安電機店・ベスト電機。
新聞の折込広告、電車の吊り広告、テレビCMとかなり大々的に、
新装オープンを打ち出し、セールを宣伝していた。
オープン翌日の土曜日に行ってみると、案の定、人で混雑していた。

しかし・・・である。
これだけ大々的な宣伝をしてお客の来店を見込んでいるにもかかわらず、
全く店員の数が足りずに、全く対応ができていないのである。

各製品売り場で製品の説明を聞こうと思っても、
欲しい製品があって頼もうと思っても、店員が近くにいない。
いたと思って声を掛けると、どの店員も他のお客の対応中で「すみません」といって走り去ってしまう。
やっと店員を捕まえたと思ったら、
「この商品の配送は1週間以上かかってしまう」「この商品はただいま在庫切れでいつ入るかわからない」
といった始末。
ここで5万円のテレビと1万円の掃除機を買おうと思ったが、ヨドバシカメラに行って買うことにした。

多分こんなお客さんは大勢いただろう。
莫大な経費をかけて宣伝広告し、せっかくこれだけのお客さんがきているにもかかわらず、
見込みが甘いために、製品の在庫もサポート体制も店員の対応もまずく、
期待していったお客さんの失望を買うために新装オープンセールをやっているようなものだ。
もったいない。
せっかくのビジネスチャンスを自ら逃しているのだ。

価格は重要だ。
全く同じテレビを買うなら、安い方がいいにきまっている。
しかし、対応があまりにまずいなら、3000円ぐらい高くてもすぐに対応してくれる店を選ぶ。

店は売ってなんぼの商売。
来客数だけ記録を作っても意味がない。
オープンからこんな対応じゃ、ベスト電機の寿命は短いだろうな。
この厳しい経済状況の中で、客への対応が悪い業者は、
いくら価格が安くてもいくら製品が良くても、消えていく運命にあるだろう。


by kasakoblog | 2001-09-28 18:09 | 一般
2001年 09月 27日

「冷静と情熱のあいだ」江國香織・辻仁成著

久しぶりに「先が読みたい」とどんどん読み進める本にあたった。
昔別れた恋人が、それぞれ別々の生活をイタリアで送っている。
しかし互いに忘れらず「30歳の誕生日にフィレンツェのドゥーモで会おう」という
約束に向って物語は突き進んでいく。

そのスピード感がたまならかった。
辻さんの描く男と、江國さんの描く女が一体どこで一緒になって新しい物語を紡ぎ出すのだろうか。
8年ぶりの再会に起こる出来事は何だろうかと、先を読み進めていた。

にもかかわらず、いつまでたっても、それぞれの単調な、しかしどこかちぐはぐな日常生活ばかり。
そんなことはもうわかっているから、早く再会してどうなるのか知りたいというまどろっこしさを感じた。

別れた原因、手紙を書いた後の行動、そして再会後の行動。
どれもなんだかすごく中途半端な印象を受けた。
設定がおかしいのではないか。そんな感じがした。
「冷静が情熱に勝った」というわりに、8年間も思い続けているし、
それでいて互いにずるずると日常生活に引きずられているし、
もしかしたら本当の人間もこんなものなのかもしれないが、なにか不自然な感じがした。
全体的な設定に矛盾があったのではないかという気がしてならない。

最後の結末もとってつけたようで、なんだか釈然としないまま読み終えた。
「まあ小説なんてこんなものだ。必ずといっていいほど結末に納得がいかないものばかりなのだから」

ただこの小説でおもしろかったのは、絵画を修復する修復士という職業の存在だ。
大したことのない恋愛ストーリーを中心にするより、はるかにこの修復士にスポットを当てて、
その人生を描き出した方がおもしろかったのではないか。

修復した絵が切り裂かれる事件、先生の自殺、絵画を教えてくれた祖父とのやりとりなど、
その話だけでいくらでもふくらみそうな感じだった。
他愛のない恋愛物語にするより、フィレンツェを舞台にした日本人修復士の半生みたいなテーマにしたら、
すごくおもしろかっただろうにな。


by kasakoblog | 2001-09-27 18:10 | 書評・映画評
2001年 09月 26日

贔屓目は許されない

小泉首相を僕は好きだ。
この腐った政治社会において大いなる一条の光だと思っている。
小泉首相がやろうとしていることは、かさこ内閣総理大臣の政策とも合致する部分が多い。

しかしだからといって無条件で支持することは愚かな事だ。
政治においてえこひいきは許されない。過剰評価も過小評価も間違っている。
ありのままの事実を見、ありのままを批判する。
それこそが政治家を育てる国民の義務だ。

今回の小泉首相のアメリカテロ事件に対する記者会見ならびに訪米活動を見るにつけ、
「痛ましいな」と思った。
小泉首相は国内政策に関しては先駆的だが、国際政治はさっぱりだめだと。

下手な英語を使う度に、日本の恥さらしだと思う。
何も無理して英語を使う必要など全くないのだ。
どこの国に母国語以外で他国の言葉で語る政治家がいるだろうか。

互いに国家同士は対等な位置にある。
何もアメリカに迎合し、ご機嫌を伺おうと、英語を使う必要などないのだ。
断固としてテロリズムに反対するという意志表明は、
下手な英語より日本語で思いを込めて語った方がどれほど多くの人々に伝わることだろう。

具体的な支援策にしても何も語ろうとしない。
国内では毅然とした態度で具体的な政策や方向性を出しているだけに、
国際政策に対する具体策のなさにはがっかりした。
小泉首相らしくないではないか。
やっぱりあんたもただの腐った政治家の一人なのか。

国際社会における日本という立場をもうちょっとフラットな目で見つめ直す必要がある。
そうすれば絶対に下手な英語で演説することはないだろうし、
何事も決まっていないのに「支援策記者会見7項目」などという中身のないことはしないはずだと思う。

小泉首相は国内政策に集中してもらって、
断固として日本の立場を主張できる政治家に外交は任せた方が良さそうだな。


by kasakoblog | 2001-09-26 18:11 | 政治
2001年 09月 25日

KOUENZI KARAOKE KASAKO&SIN MR CHILDREN SPECIAL 3rd

2001.9.22 19:46~2001.9.23 12:46 5hours
KARAOKE MR CHILDREN song:99/KASAKO&SIN sing 60 of course only MR CHILDREN

kasako age:26 travel writer
優しい歌/クラスメイト/Simple/CENTER OF UNIVERSE/その向こうへ行こう/Not Found/
マシンガンをぶっ放せ/光の射す方へ/ニシヘヒガシエ/終わりなき旅/Heavenly Kiss/
星になれたら/独り言/スロースターター/everybody gose/Everthing it's you/es/
DISCOVERY/友とコーヒーと胃袋/innocent world/手紙/蜃気楼/ロードムービー/
So Let's get truth/Surrender/旅人/Love/名もなき詩/CHILDREN'S WORLD/口笛

sin age:17 comic writer
また会えるかな/風/フラジャイル/手紙/Round about city/Prism/
my confidence song/I'll be/優しい歌/友達のまま/Dance Dance Dance/
ラブコネクション/マーマレッド・キッス/Tomorrow never knows/雨のち晴れ/ジェラシー/
and I close to you/ALIVE/My Shining Moon/I'LL BE/さよならは夢の中へ/
花/ゆりがこのある丘から/CENTER OF UNIVERSE/深海/
ロード・アイ・ミス・ユー/So Let's get truth/タイムマシーンに乗って/アンダーシャツ

奇跡の地球(kasako&sin)


by kasakoblog | 2001-09-25 18:11 | ミスチル
2001年 09月 22日

米テロ事件の黒幕は?

<仮説>
ラディン氏のバックで組織的に大掛かりなテロ支援をしたのは、アメリカの軍産複合体だ。

一連のテロ事件の首謀者とされているラディン氏を操り、テロをそそのかし、
大量の資金援助と国内での協力を行ったのは、アメリカの軍事産業企業連盟だった論拠とは?

<論拠>
Q1:これだけの大規模テロを、大陸の孤島アフガニスタンに潜伏しているラディン氏だけでできるのだろうか?
A1:ハイジャック4機、貿易センターへの突入、国防省への突入など、
これほどの大規模なテロを、ラディン氏の組織だけでできるわけがない。
狂信的なイスラム原理主義の過激組織だけでなく、
用意周到な計画を練り、テロを成功させた大規模組織が関与していたことは疑いない。

Q2:アメリカ国内に協力者がいない限り、このテロは成功しなかったのではないか?
A2:ハイジャックを4機も同時に成功させるだけでも容易ではないこと。
それをいとも簡単に実行し、しかもなんなく目的の貿易センタービルに突入ができたのは、
アメリカ国内の事情に精通している協力者がいるとしか考えられない。

Q3:このテロ事件でメリットがあるのは誰だろうか?
A3:考えてみれば、これだけのテロを起こしたら、徹底的な報復攻撃をされることは目に見えている。
テロを起こした人間も大いなるリスクを背負うわけだ。にもかかわらず、このテロを起きた。

アメリカの報復攻撃を恐れることなく、この事件でメリットを得るのは誰か?
それはまさしく、アメリカの軍事産業である。

<事件の構造1>
敵がいなければ軍事産業は成り立たない。
このテロ事件には裏取引がなされていたのではないか。
ラディン氏とアメリカ軍事産業の間では、
テロ支援のため、ラディン氏への資金援助および報復攻撃に際しての命の保証がなされたのだろう。

湾岸戦争でもあれだけの大規模攻撃を仕掛けたにもかかわらず、
殺したのは罪のない一般市民ばかりで、結局フセインは殺せなかった。
いや、あれはアメリカが殺さなかったのだ。
殺してしまえば、戦う相手がいなくなってしまう。
相手がいなければ、未だに国内でも大きな影響力を持っている軍事産業は大打撃を受ける。

その証拠に、今回もイラクが報復攻撃の対象となっている。
もし湾岸戦争でフセインを殺してしまっていたら、今回はイラクを攻撃する必要がなかったかもしれない。
そうしたら軍事行動が縮小されてしまう。

戦争がなくなって軍縮されて困るのは、軍事産業とそこに税金をまわす政治家と官僚だ。
アメリカの軍事産業は、日本の政・官・財との癒着関係と同じ構図を持つ。
国民からの税金を、不景気になると景気対策というスローガンのもとに、
大規模な必要のない公共事業を作り上げ、金をばらまき、族議員・関連官僚が賄賂を受け取る。

それと全く同じように、不景気になると、正義の戦いと称して、
どこかで戦争をでっちあげ、軍事産業に大規模な税金をまわす。
それによって関連した政治家・官僚、そして戦争でっちあげに協力してくれた敵に賄賂が渡るのだ。

<事件の構造2>
冷戦の崩壊で、世界的軍縮が進む中で、未だに軍事産業の縮小をできないのはアメリカだけだ。
それは冷酷なリストラを意味し、失業者が大量に出てしまうからだ。
つまりは日本の特殊法人廃止の論理と同じである。
特殊法人を民営化すれば、大規模なリストラが実施されることは不可避。
そうなれば公務員の大量失業が出てしまう。

日本もアメリカも過去の遺産を精算することは強烈な反発を招き、
それを断行した政治家は、次の選挙で当選できるかどうかもわからず、下手したら命を狙われるかもしれない。
だからいつまでたっても改革が進まず、人類は形を変え、品を変え、歴史の過ちを繰り返すのである。

このテロ事件の裏には絶対にアメリカの軍事産業が絡んでいる。
不景気で経済的に窮地に立たされていた産業・政治家が、
戦争が起きることによって一挙に回復するからである。

今回のアメリカ・テロ事件は、アメリカがすべて仕組んだハリウッド映画に過ぎない。


by kasakoblog | 2001-09-22 18:15 | 一般
2001年 09月 21日

お粗末自衛隊

アメリカの報復攻撃に向け、日本がいかなる支援を行うべきかがあちこちで論議されている。
その焦点となっているのが自衛隊だ。
自衛隊をいかなる形で支援させるか。
憲法の範囲内で行うべきなのか、憲法そのものを改正しべきなのか、
はたまた緊急事態だとして特別法で逃げるのか。
しかしそんなことより、根本的に日本の自衛隊は役に立つのだろうかという疑問が大いにある。

日本での訓練中での度重なる誤射事件。
さらにはテロ事件の起きた2日後には、
なんと海上自衛隊の飛行機が天候悪化のため行方不明になるという事件が起きた。
こんな情けない失態を犯している日本の自衛隊に、戦場に行って何ができるというのだろうか?

奇しくもお隣の国、韓国がテロ対策のための軍事訓練を見事に披露したにもかかわらず、
日本はテロ事件中に練習機のミスである。
この海上自衛隊機の行方不明事故は、テロ事件に圧倒的に紙面をさかれた関係で、
新聞でもほんのちょっとしか載せられていなかったが、
もしテロ事件がなければ一面トップを飾る大騒ぎになる事件だ。
こんなことをやっている日本の自衛隊のレベルの低さ、規律のなさから、
徹底して訓練しなおさない限り、アメリカ支援に対する自衛隊派遣の論議などできたもんじゃない。

金食い虫で何の役にも立たない自衛隊。
これを機に自衛隊のあらゆる面を根本的に見直す必要があるのではないか。

笑っちゃうよな。
テロを行った犯人はハイジャックして見事に標的に命中させているのに、
それに対抗しようという自衛隊が、天候悪化で行方不明になったなんて。
こんなんじゃ恥ずかしくて外になんか出せないよ。


by kasakoblog | 2001-09-21 18:16 | 政治
2001年 09月 20日

チャンネル・ルーレット

西暦2001年9月19日午後8時15分、
全世界を巻き込んだ第3次世界大戦のはじまる5日前の日本での出来事だった。

日本の小泉首相が、アメリカへの支援策に関する緊急記者会見を行っていた。
歯切れの良い小泉首相も、問題が重大であるだけに、非常に慎重な受け答えをしていたのは、
ある意味当然だったかもしれないが、ちょっと残念だった。(NHK)

大リーグに人気を奪われたとはいえ、こうして毎日健気にも巨人戦は放送されていることに驚いた。
すぐにチャンネルを変えようと思ったが、よ~く見てみると対戦しているのは阪神ではないか。
ユニホームいつのまに変わってしまったんだ?
投げているピッチャーは一体誰なんだ?
井川?!知らねえな。何、彼が防御率で2位だって?
いつのまにか日本のプロ野球は選手が変わっちまったんだな。(日本テレビ)

集中治療室に運び込まれ、もう生き返る見込みのない夫が、
心の中で死の世界へと足を踏み入れようとした時のことだった。
お父さん!
かけつけた妻の声に、黄泉の国へと渡ろうとしていた夫は奇跡的に意識を回復した。
医者がいくら呼びかけてもだめだったのに、妻が一声かけただけで、
手が動き、そして言葉に反応してうなずく素振りを見せたという。
科学や医学では解き明かすことができない精神力というものが、
大きな影響を及ぼしているんだな。
この世も捨てたもんじゃない。(TBS)

ゴスペラ-ズの影響なのか、アカペラ大流行。
そこでアカペラの全国大会が開催された。
全く楽器を使うことなく人の声だけでいろいろな音を出して、
一つの歌を作り上げていくハーモニーの美しさ。
世の中にはいろんなジャンルの音楽があるもんだと思いつつ、
たいしてうまくもないしおもしろくもないのに、
物珍しさなのか見入ってしまった。(フジテレビ)

夫を事故死でなくしたのち、残った妻に30年もの間に起こる事故や病気などの災難。
不気味な声を聞いた時、何かの霊だと思ったのか、
除霊師におはらいをしてもらう。
突然、妻に憑依するきつねの霊や大蛇の霊。
所詮テレビのやらせじゃないかと思いながらも、なぜか見入ってしまう。
科学が進歩すればするほど、人は非科学を信じたくなるのかもしれない。
論理では説明できない、不可思議な出来事に魅せられていく。(テレビ朝日)

地球は回っている。
世界は動いている。
そしてチャンネルも回っている。

最近あまりテレビを見ないせいか、すっかり世界は変わっちまったぜ。


by kasakoblog | 2001-09-20 18:17 | マスコミ
2001年 09月 19日

ニュータイプ~ガンダムより

「ニュータイプ」という言葉は、機動戦士ガンダムに出てくる。
ガンダムのストーリーが進むにつれ、このキーワードが重要になってくる。
「ニュータイプ」とは、直感力・認識力に優れた人をいう。
地球連邦軍であればガンダムを操るアムロであり、ジオン公国でいえば赤い彗星のシャアである。
宇宙戦争で人類が敵も味方もすさんだ状況にあって、
若くして才能あふれるニュータイプの人たちが、新しい時代を切り開いていくのだ。

彼らが戦うモチベーションは、「国家のため」とか「軍のため」という観念はない。
自分のために能力を磨いていくことが彼らの最大のモチベーションになっている。
「自分のため」といっても決して一人よがりなのではなく、
自分のためになることが、結果的にはチームのため、国家のため、組織のためになるという思考を持っている。
決してチームのために自分を犠牲にしたりはしないし、自分のためにチームを犠牲にしたりはしない。
自分とチームとが互いの目的のために非常にドライな関係で結ばれている。

今の時代、ニュータイプの代表といえば、
サッカーの中田英寿であり、野球のイチローであり、音楽界では宇多田ヒカルであろう。
厳しい時代に自分が生き残るために、今自分が持っている才能を最大限に生かす。
自分が他に活躍できる場があれば、何もその仕事にこだわらないというドライな精神も持っている。

圧倒的実力と人気を誇りながら、非常にクールで冷静。冷静沈着で頭脳明晰。
根性だとか忍耐だとかそういった非論理的・非科学的な旧時代の美徳を拝し、
持って生まれた才能を最大限に生かすために、論理的科学的方法を探っていく。
自分を非常によく客観視できているというのも特徴。
しかし冷徹かと思えば意外にも情に厚いところもある。
落ち着いていると思うと、意外に子供っぽいところがあったりする。
そんな二面性から勘違いされることも多いが、それが彼らのスタンダードとなっているのだ。

「個」としての確立が非常に確固たるものとなっている。
そういった個が集まって構成するチームが、社会の理想となる。
互いの個が互いの個性を認め合い、生かしあって、
そのときその場の最善の選択の中で自分のできることをする。
誰もが自分のためになり、それが結果的にチームのためになる。

これからの時代、旧時代の膿を出しきり、新しい時代を作りにあたって、旧体制・旧世代の頑強な反発が予想される。
争いの大きなポイントの一つは世代間戦争になるだろう。

ニュータイプたる人材は、今あちこちに芽を出している。
時代の大きな変革期・過渡期における、この荒波を乗り越えるのは、
「ニュータイプ」の人たちであろう。


by kasakoblog | 2001-09-19 18:18 | 生き方