好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2002年 01月 30日

厳罰に処せ!

<1>
ホームレスが中学生によって殺された。 その事件を聞いたとき、僕には一つの構図が浮かんだ。
これまでもホームレスに対する暴行が各地であったように、強い者(学校、政治家、官僚、親)に対して、
受験受験で押さえつけられた中学生が、そのはけ口に、弱いものいじめをしてそのうっぷんをはらす。
強い者、権威ある者に対しては「いい子ちゃん」を演出し、影でそのストレスを一挙に解消する。
そんな事件かと思った。

もしそんな事件なら、確かに社会は病だが、そんなことは以前からも起きていることであって、事件に新しさはない。
しかしこの原因を聞いて驚いた。
図書館で注意をしたから彼を狙い殺したのだ。
つまりホームレス目当てだったわけではなく、たまたまつけていったらホームレスだったということだけなのだ。

これはまたえらいことになったと思った。
大人が子供に注意ができない時代。若者のマナーの悪さを指摘したら逆ギレされて殺される。
世も末だなと思う。ほんとどうしようもない社会になってしまったなと思う。
成人式での沖縄の暴動などが取り沙汰されていたが、一部とはいえ若者の目に余る行動には飽きれかえってしまう。

もちろん中坊だろうが未成年だろうが、厳罰に処すべきである。ホームレスを殺した中学生は全員殺人罪だ。
「まさか死ぬとは思わなかった」と許してくださいと泣いている場合じゃない。
殺したからには場合によっては死刑にしても構わないと思う。

それはさておき、大切なことはこのような行動をなぜ起こしてしまうか? という根本原因を探らねばならない。
一つ言えることは、相当若者にフラストレーションがたまっているということだ。
もちろん思春期にはどの時代の若者も多かれ少なかれストレスをためているのだろうが、今の時代は深刻だと思う。

彼らは未来に大いなる不安を抱いている。
政治家・官僚の一向になくならない腐敗、虚言、汚職、雪印に代表される日本企業の信じられないほどの倫理観のなさ、
度重なる増税(近いうちに消費税アップの話が出るに違いない)、
にもかかわらず、自分たちには年金ももらえなければ、職もまともにありつけない。
挙句の果てにしょうもないウルトラクイズ的超暗記入試のためのくだらん勉強ばかりで、少しも身になる勉強はない。

そういった大人社会への不満のはけ口が若者にはない。
フラストレーションをためた若者が、唯一大人社会にその不満をアピールできる場が、成人式だったのだろう。
でも事態は深刻だ。 逆ギレして注意した人間を殺してしまう。
しかも塾帰り。 大人は一体何を子供に教えてんだ?
塾に行かせる暇があったら、人間として基本的なことをまず教えるべきではないか?

うんざりするのはこの手のニュースが発生すると、
事件を起こした校長が全責任を追っているかのように、マスコミの前で謝罪すること。
はっきりいって校長なんてあんまり関係ない。校長なんて生徒ともっともかかわりのうすい存在だ。
担任であるとか、親であるとか、 もちろん捕まった本人であるとか、そういった人間に向けて責任を問うべきであって、
校長に指導が悪かったと責めたところでたいした解決にはならない。

子供は大人の鏡、子供は社会の鏡
腐敗した社会には腐敗した子供が育つのは当たり前のこと。

<2>
日本を代表する企業が、外国産を国産にすりかえていたり、一政治家が外務省に圧力をかけて気に食わないNGOの出席を辞めさせる。
そんなバカらしいことしている大人社会に育った子供たちだからこそ、あんな事件を起こしてしまうのだ。
どうすればいいか?
厳罰に処せ!
罪を犯した人間は中学生だろうが大企業だろうが政治家だろうが。

なぜあんなひどいことをやっていた雪印が営業自粛なんだ?
雪印は狂牛病対策のための全費用負担し、違った商品を買わせた消費者に、関係者の給与からお詫び金を出させ、
その上で、雪印は食料品の販売許可を取り消すとかしないとだめだろう。

圧力をかけた鈴木宗男とその決定を下した外務省。
裸一貫で放りだして、アフガニスタンの地雷除去をやらせたらいい。

中学生だろうが人殺しは死刑に処せ!
その代わり、中学生にも選挙権を持たせろ!
厳罰に処する代わりに、自らが政治を行う参政権も認めろ。それが責任というものだろう。
未成年という盾に守られず厳罰に処せられるのだから、選挙権を持って当然だろう。

そして何より教育改革。
今、文部省がやっている小手先の改革ではなく、根本的に教えるということを考え直さなくてはならない。
一番簡単なのは大学入試をなくすこと。 誰もが好きな大学に入れる。
その代わり、勉強しなければ即刻退学になる。そうすれば誰も好き好んで大学なぞに行かなくなるだろう。
有名大学ほど卒業や単位を取るのが難しければ、 ちょうどいいんじゃないか?


by kasakoblog | 2002-01-30 00:34 | 一般
2002年 01月 28日

ラーメン探訪・新宿有名店

ラーメン店が数え切れないほどある新宿店。
その中でも必ずどの雑誌や本にも載っている有名店を訪れたが、結果はあまり芳しくなかった。
まあその中でもましな2軒「はな火屋」と「武蔵」を紹介。

その他、ここでは掲載しませんが、まずくて二度と行きたくない、
「桂花」「肥後のれん」「桜吹雪が風に舞う」「らーめん風来居」は、ラーメン探訪・新宿篇をご覧ください。
ラーメンランキングは70店になりました!

・はな火屋
新宿駅西口から徒歩3分。
かの有名なラーメン店「麺屋 武蔵」が1時間の行列を作っている中、
一本入った道でひっそりした界隈にありながら、なかなか繁盛していた。

味噌らーめんが600円と安いおかげで、 ねぎ味噌らーめんにしても800円以下の750円となった。
出てきたらーめんは実にうまそうならーめん。
これは期待できると食べると、やっぱりうまかった。

香りはあまりしないのに、しっかりと味のついたスープは、
香ばしい味噌と酒とにんにくをブレンドした、しっかりした味わい。
麺にもその味がきちんとしみこみ、するすると食がすすむ。

麺が実に特徴的。 きしめんのような細いが平麺で、柔らかさがある感触がなんともいえない。
細いきしめんをうま~くらーめんに仕立てたこの感触は忘れられない。
ねぎがたっぷりもられて、具と麺とスープの調和は素晴らしかった。
1枚入っていたチャーシューもとろけるほどの旨味にみちたものでよかった。
これなら今度来たときはチャーシュー麺を頼んでもいいかなと思った。

敢えていうなら、具の種類が少ないことと、麺がもうちょっとあればなということ。
あと、スープが結構濃い目で最後になるとちょっと重いかなという感じもしたが、 全体的にはグッドならーめんだった。
久しぶりにもう一度行ってみたいと思えるラーメン屋に出会えた。

武蔵でばかみたいに並んで、確かにうまいが1時間並ぶほどの味ではないので、
ぜひ武蔵から歩いて1分のはな火屋へ行こう。


・武蔵
前に一度、土曜日に行ったことがあるが、17時頃で「今日は終了しました」と言われた。
ここは東京都内でもえっらい並ぶ店として有名らしい。なんとかして行きたいと隙をうかがっていた。
そして平日の夜7時に再び並んだ。平日だけあって40分並んで入れた。
店先からいいニオイがぷんぷん漂っていた。

頼んだのはあじ玉らー麺800円のこってり。かつおだしがしっかりと効いたしょうゆラーメンで、
味付けたまごと大きいチャーシュー1枚にメンマとネギにちょっと太めの麺。

まずはこれだけ並ばせたのだからお手並み拝見とスープを飲んでみる。
むっむっむ!これは・・・
そばのスープだ!!!
うまい。確かにうまい。
かつおだしがぷんぷんにおうスープはうまい。しかしこれはラーメンのスープではない。そばのスープだ。

しかしこれが以外にも麺や具とマッチしていて我を忘れて無我夢中でらーめんをすする。
何も考えずに、どこかで引っかからずに、するする食べれる。
これがうまいらーめんの条件の一つだ。

チャーシューは1枚だがでかくてやわらかだし、メンマやネギもうまい。
なんといってもちょっと太めの麺が腹にたまっていく感覚は心地よい。
しかしこれはそばのスープである。だから次第に飽きてくるのだ。
しかも「あっさり」か「こってり」で「こってり」を選んでしまったのが運の尽き。
「こってり」というより味が濃いだけなので、余計に飽きてくる。

そこで秘密技がある。武蔵特性辛味噌を入れるのである。
これを入れるとうまいけど単調なしょうゆ味にアクセントが加わり、またおいしく食べられるのである。

<総評>
確かにうまい。しかしこれのラーメンはひょっとするとどこのそば屋でも実現可能かもしれない。
そばのスープを使えばこのようなラーメンができる可能性は高い。
1時間近く並んで800円で食べるなら何度もいきたくはない。
全く同じ条件の青葉なら1時間近く並んで800円でも、
何度も行きたいと思うのは、味に深みと奥行きがあるからだろう。

<おまけ>
家に帰る途中、駅のそばを通ったら、武蔵と同じニオイがした。何かと思ってみたら、立ち食いそば屋であった


by kasakoblog | 2002-01-28 00:35 | グルメ・ラーメン
2002年 01月 27日

サラ金! 第3話・第4話

3:金融業は性悪説や
「八木君、ちょっと来て」
朝礼が終わると、今度は柳田店長から応接室に呼びだされた。
店長から事務的な手続きのことやら、この店のこと、そして社会人としての心構えの話があった。
さっきの岡田先輩の話に比べると、幾分常識的な話にほっと安心した。

そんな話の最中に電話が鳴った。何回鳴っても誰も取ろうとはしない。店長は業を煮やして、自分で電話を取った。
電話を取ると、みるみる店長の形相が変わっていった。
「八木君!女性から電話!」
店長は恐ろしい顔をして、店全体に響き渡るように叫んで、僕に電話を取り次いだ。
口をとんがらかし、あごをしゃくりあげ、目をひんむいてにらみつけた。
後から先輩社員に聞いた話だが、その表情から、店長のあだなは「ひょっとこ」と呼ばれているらしい。
その形相はすさまじいものがあった。

でも、そりゃそうだ。はじめて職場に来たその日に、新入社員の分際で、
個人宛ての電話がしかも女性から掛かってきたら、誰でも怒るだろう。
遠くで岡田先輩が心配そうに僕を見つめていた。この出来事に他の先輩社員もニヤニヤしながら事の顛末を見守っている。
しかし僕には身に覚えがなかった。ここの職場の電話番号を教えたのは父親しかいないのだから。
女性から掛かってくるはずはない。一体誰からなのだろうか?僕は緊張しながら電話を取った。

「八木さんでしょうか?」
「ハイ」
「日本クレジットと申します。この度はクレジットカードをお作りいただきありがとうございました。
在籍の確認を取らさせていただきました。それでは失礼します」
なんだ。クレジットカードを作った確認の電話だったのだ。
社会人になったから、クレジットカードの1枚ぐらいは持たないといけないかななどと思って、つい先日カードを作ったのだ。
その時、申込書に職場の電話番号を書いたのだ。

柳田店長はそれを察したからか、何も言わずに応接室から出ていった。
まったく、まいったな。ついてない。会社生活初日だっていうのに。しかもよりによって店長が電話を取ってしまうなんて。
「八木君、どこから電話やったんや?」
岡田先輩が心配そうに声を掛けてくれた。柳田店長こと、ひょっとこ店長の目をひんむいた態度が気になったのだろう。
なんといってもこのサラ金業界の離職率は異常に高い。
せっかく新卒社員がこの部署に来たのに、すぐ辞めてしまったら会社にとっても社員にとっても不幸でしかない。
そんなことを心配してか、教育担当に任命されているだけあって、責任感の強い岡田先輩は、兄貴のように僕を気遣ってくれた。

「もう、びっくりしましたよ。クレジットカード会社からだったんです。この前、社会人になるからと作ったカードだったんです。
その時にここの電話番号を書いたんです。女性からって店長が言うから、ほんとびっくりしましたよ。
ここの電話番号知ってるの、親しかいないはずですから」
「なんや、そうやったんか。よかった。よかった。それにしても笑い話やな。
初出勤の日に在籍確認されるとは、金融業のお株を奪われたな。はっはっは」
「笑いことじゃないっすよ。もうほんと迷惑な話ですよ。
会社名も名乗らず、若い女性から掛けてきたら、そりゃ、店長だって怒りますよ」

「なんでカード会社が会社名を名乗らず掛けてきたかわかるか?」
「いやがらせですか?」
「違う、違う。これからうちらの仕事でもあるんや。『在籍確認』いうてな、
その人がちゃんとその会社の勤め人であるかどうかを、金融会社が確かめるんや。
なぜ個人名で掛けてくるかいうと、プライバシーの保護のためやな。
あの人、あそこのクレジットカード持ってるんだとか、
あの人あそこのサラ金から金借りてんだと職場にばれてしまったら、困るやろ。
そやから必ず個人名で職場に電話を掛ける。これをしないで会社を名乗った場合は、
第三者への情報開示にあたり法律に違反することになるんや。これこそ、まさにうちらの仕事なんやで。
お客から申し込み受けて勤務先書いてもろうたら、個人名で職場に電話掛けて在籍確認するんや」
「そうだったんですか・・・」

サラ金勤務初日に、女性の個人名で電話が掛かってきて店長の信頼を失うという、まったく情けないスタートとなったのである。
それにしても、社会っていうのはいろんなことするんだなと思った。

「いいか、八木君な。この話のついでに金融業の鉄則教えてやるわ」
「鉄則?」
「そうや。八木君は、人間のことどう思う?」
「人間のこと?」
金融業の鉄則に哲学まで必要なのだろうか。「人間のこと」と突然聞かれて、僕は何と答えたらいいのか見当もつかなかった。

「つまりな、性善説か性悪説かってことや。ようは、人を信じるか、信じないかってことや」
性善説に性悪説?岡田先輩、僕の一つ年上でしかないのに、やけに難しい話をする。
なんでそんなギリシア哲学みたいな話がサラ金に関係があるんだろうか。
「いいか、八木君な。金融業の鉄則はな、性悪説や。人を疑うことからはじめる。
客を疑うことからはじめるんや。それが金貸しの商売哲学の基本中の基本なんや」
「あー、はい」
「客は金借りるためには平気で嘘つきおるんや。
たとえば勤務先にしても、名刺や給与明細書いくらでも偽造して騙したりするんや。
この人いいとこの勤めだと思うたら全然違うなんてことになったら、えらいことや。
だからな、わざわざ在籍確認いうて電話掛けて確認するんや。
そうやって客の言ったことがほんとかどうか、この目で確かめ、書類で裏付け、確かめる。
そうやって客の言ったこと一つ一つ疑ってかかっていくんやで。これを忘れたらあかんで」

この仕事何年も続けていたら人間不信になってしまいそうだ。
僕はとんでもない職業についてしまったのだろうか・・・。



4:中堅会社の秘策
僕が勤めることになったナルシンファイナンスは、消費者金融業界の中で中堅だった。
ばんばんテレビコマーシャルをやっている大手会社より規模も融資残高も劣っていたが、
業界全体の追い風を受けている中でもひときわ成長著しい会社だった。
大手消費者金融は3000人規模の大会社になっていた。いくらポスト不足とはいえもう飽和状態だ。
これだけの規模になると大企業病も出てくるだろう。
それならまだ500人しかいない中堅の消費者金融会社で、これから急激に伸びるであろうこのナルシンにしたのだ。
このまま成長を続ければ10年後には、ポストも給料も大手に勤めるよりはるかに跳ね上がっているだろうと踏んだのだった。

全国に100店舗、無担保ローンの店があり、その他に無人機の「ナルシスくん」のみの店が30店。
そして僕の配属された不動産担保ローン専門店が6店あった。
中堅会社として大手に追いつけ追い越せを掛け声に、全社的にすさまじい成長を遂げていた。
その中で大手企業に追いつく秘策として考えられたのが「不動産担保ローン」である。

無担保ローンで地道に営業活動を続けて融資残高を増やしていっても、到底大手会社にはかなわない。
そこで一挙に融資残高を伸ばす大口融資商品として不動産担保ローンを開発したのだ。
無担保ローンは通常50万円までだが、不動産担保ローンは最低100万円から上限は3億円までという大きな融資だ。
2年前まで東京と大阪の2店舗しかなかった不動産担保ローンの店を、昨年になって札幌・仙台・名古屋・福岡と4店舗増やした。
そこで人手が大幅に不足しているので、中途採用で銀行出身者などを続々と入れた。
そして今年、はじめてこの不動産担保ローンの店に、今後も力を入れて行くために、
はじめて新卒の社員を配属することとなったのである。それが僕だった。


by kasakoblog | 2002-01-27 00:38 | 金融・経済・投資
2002年 01月 27日

手書きDMの効能

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一人暮らしとはどこかで寂しさがあるわけで、
今でこそ、他者との連絡手段は、携帯電話とメールに変ったわけだが、
前は設置の留守電に何かメッセージが入っていないだろうかとか、
ポストに誰かから手紙が来ていないだろうかというのを楽しみにしていたりした。

未だにポストに何か入っていないだろうかというくせがぬけずに、
夜帰ってくると、何も入っているはずもないのに、
妙に期待して、ポストを開けるわけだが、
当然そこに入っているのは、しょうもないDM群か、
公共料金の請求書ぐらいなものである。

よくもまあ、こんな無意味無駄なDMを送ってくるなあ、
結構これだって金かかるやろと思いながらも、そのままゴミ箱にポイ捨てしようとした時、
ふと一通の手紙らしきものを発見した。
この一通だけ、手書きで書かれていたからだ。

「何だろう?誰からだろう?」
よくよく見たら新聞のDMだった。
いかにも手書きの手紙が来たっぽくみせた、単なる印刷物に過ぎなかった。
しかもしょうもないことに、手書きの最後に名前で「小雪」と書かれている。
どこか男性の心をうずかせるような、よくあるDMのみせすいた手段でありながら、
やはり他のDMと違って、捨てる前に目が行ってしまうから不思議である。

時代がどんどんデジタル化されればされるほど、僕はアナログ的なものの価値はどんどん上がっていくと思う。
大量生産で安くて品質が均一な安心食品や安心雑貨より、
高くて品質もばらばらだけど、人間の心を感じるような手作り製品であるとか、
年賀状にしても、単にパソコンできれいに印刷されているだけよりも、
そこに一言、汚くても読みにくくても、自分の手書きの文字が入っていた方が、
やはり目を引くわけで、心に訴えかけてくるものがある。

デジタル社会が加速化すれるほど、パラレルにアナログ的価値が進行するという、
パラドクッスを現代社会は内包しているわけである。
そういった現代人の心の隙をついて、手書きDMを送って、だまくらかしてぼろ儲けする。
そんな商売に気をつけたい。


by kasakoblog | 2002-01-27 00:36 | 一般
2002年 01月 26日

サラ金! 第1話・第2話

第一章:サラ金見習い修業
1:うちの仕事はなあ、たばこみたいなもんや

「八木君、ちょっといいかー」

社会人として初出社の日。教育担当と紹介された岡田先輩が僕を応接室に呼び出した。
僕は何を思ったか、俗に言う「サラ金」会社に勤めることになった。
バブル崩壊後、銀行や生保、証券会社が続々と倒産したり不祥事が報道される中、
不景気にもかかわらず金融業で驚くべき成長を遂げていた消費者金融業界。
給料も高く、新卒の採用にも積極的で、毎年右肩上がりの成長で、全国に出店ラッシュのために昇進も早い。
特にやりたい仕事がなかった僕にとっては、
給料が高く昇進も早そうな、しかも今まさに成長途上の「サラ金」こそ、うってつけの就職先だった。

「これから八木君の教育担当となる岡田です。よろしくなー」
関西の人らしい。職場の中では一番年が近いだけに親近感がもてる。
まじめそうで、頼り甲斐のあるお兄さんといった感じだった。
「ところで八木君、この仕事のこと、どう思う?」
うーん、この仕事のこと?サラ金という仕事について深く考えたことは正直なかった。
ただ世間で言われているような、一般的なサラ金批判説は受け入れがたかった。
やっぱり借りたものは返す。これが当たり前のことだと思う。でも僕にとって仕事の中身など何でも良かった。
実力があれば、年功序列ではなくすぐに昇進できる。給料がいい。金融会社だから基本的に土日は休み。
自分が働く環境としてしか仕事を考えていなかった。仕事の中身は余程いやなものでなければ何でもよかったのだから。

僕が返答に困っていると、岡田先輩は自ら口を開いた。
「八木君な、これから仕事していくうちにいろんな経験するんと思うけどな、
うちの仕事はな、このたばこみたいなもんやー」
岡田先輩は吸っているたばこを頭上にかざして、ぷはーと煙を吐いた。
「たばこの吸い過ぎはよくないから何度も禁煙しようとするんやけど、どうしてもできんのや。
しばらく禁煙してもまた吸ってしまう。そのうちだんだん吸う量が増えていくんや」

サラ金の仕事とこのたばこの話が、はたしてどう結びつくのだろうかと、僕は黙って岡田先輩の話を聞いていた。
「いいか、八木君。この仕事、サラ金はな、このたばこといっしょや。
少しだけうまく使って借りるのはいいんや。でもな、そのうちやめられんようになって、どんどんエスカレートしていくんや。
自分でちゃんとコントロールしないとな、大変なことになる。たばこと同じや。
適度に吸う分にはいい。でもな吸い過ぎたらあかんのや。金借りるのもいっしょや。
借りすぎたら体に悪くなるばかりか人生おかしくなるんやで」

僕がこれから仕事をするお客さんというのは、そんなにひどい人たちばかりなのだろうか。
今の時代にお金を借りるのなんて、生活費のためではなく、ちょっと遊び金が欲しいから借りる程度のことだと思っていたが、
先輩の話を聞くとなんだかすごそうだ。

「世間ではサラ金サラ金いうてうちみたいな会社を悪くいうけどな、たばこといっしょでサラ金は必要悪なんやで。
そのことをこれから八木君はよう覚えておかんとあかん。ほんとは悪いもんだけど、必要なものなんや。
必要としている人がどこかにいてる。だから商売としてなりたつんや。
いいか、金貸しはな、必要悪なんや。八木君な、しばらく仕事を続けていくと、
『俺の仕事って社会の役にたってんだろうか』と思うかもしれん。だけどな、金貸しは『必要悪』なんや。
本当にあくどい商売やったらサラ金の仕事なんか社会からなくなってるし、こんなに右肩あがりで成長せんはずや。
たとえ『悪』でも必要とされている限り、社会からはなくならない必要とされている仕事なんやで、金貸しは」

『必要悪』・・・。
別にわかっていたことだったが、やっぱりサラ金の仕事って辛いのかなとちょっとショックを受けた。
自分の給料さえよければ何でも仕事はいいと思って就職したものの、
社会で長く仕事を続けていくには、やはりそれだけの動機ではだめなのかもしれない。
『必要悪』の『金貸し』を仕事として僕はこれから働いていく。
一体この先何年この仕事を続けられるだろうか、不安になった。

僕より1つしか違わない岡田先輩のわずか10分足らずの話だったが、
現場の第一線で仕事をしている人の言う言葉は違う。すっごくリアルだなと思った。
こうして僕の社会人生活、サラ金勤め生活が始まったのだ。



2:毎年最下位東京店
岡田先輩からの金融業としての洗礼を受けると、朝9時の始業時間となり、朝礼が始まった。
全員が起立しての朝礼。30~40才の男ばかりが10人ほど立ち並んでいた。
「おはようございます!」
「おはようございます」
気合の入った挨拶から始まる・・・と言いたいところだが、今日、朝礼担当の岡田先輩の挨拶だけが元気よく、
あとはどこか投げやりな挨拶だった。

「なんだ、その挨拶は?岡田君、悪いけどもう一回挨拶からはじめて!」
柳田店長が朝から怒りをあらわにして全員を怒鳴った。挨拶のやりなおしなんて、なんか小学校みたいだ。
やり直して変わったとも思えない覇気のない挨拶が終わると、岡田先輩は先月の営業成績を読み上げた。
「3月トータル契約件数14件、融資総額1億6550万円、融資残高伸びが7820万円・・・」

僕は営業なんだ。毎日営業成績と闘うサラリーマンとなったのだということを、この場にいるとひしひしと感じた。
ひょっとして僕は大変な仕事を選んでしまったのだはないかと、今更ながら不安がよぎる。
店の中にはでかいいホワイトボードに営業成績の個人別グラフが描かれていた。
こんなもの、ドラマの世界だけで、今時の会社ではないと思っていたが、
やはり営業の部署ではこういった最も原始的な方法で、社員を喚起させているのが実態なのだ。

(それにしても、これは見世物だな)
グラフにして成績を図示されると、できない人とできる人の差が驚くほど明確になる。
僕はぼーとそのグラフに見入っていた。このグラフにこれから僕の名前も加わるのだ。
「では、柳田店長、よろしくお願いします!」
岡田先輩が営業成績の発表を終えると、店長の話が始まるらしかった。

「おはようございます!」
眼鏡を掛けた細身の店長だが、その狡猾そうな表情は、
営業店の店長として、常に数字に追われる立場を物語っているかのようだった。
「まず、岡田君から先月の営業成績の発表があったように、先月はみなさん、よくがんばってくれました。
しかし残念ながら、前半の不調がたたって、
札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の全国6店舗の不動産担保ローンの店の中で、
半期トータルの成績では最下位。この成績を持って、今週の土曜日に本社に会議に行きますが、
東京店の営業不振に対しては厳しく部長・課長からもつっこまれると思います。
もう終わったことは何を言っても仕方がないですが、半期の反省を各個人しっかりして、
特に成績の悪かった人は、自分が何が悪かったのか十二分に反省して、
また今日から新しい半期がはじまりますのでがんばってもらいたいと思います」

6店舗中最下位?
この東京店はそんなにへぼいのか。まいったな。こんな店に配属されてしまって。
「ところで、今日からこの東京店に新卒の社員が配属されることになりました。
不動産担保ローンの店に新卒社員が配属されるのは、はじめてのことです。
それだけ社長は不動産担保部門に期待しているのです。
いち早く戦力になってもらって東京店の一員として活躍してもらいたいと思います。では、八木君!」
「ハイ!」
緊張の面持ちで僕は挨拶をした。

「今日からこの店に配属されました八木と申します。早く一人前になって、
仕事ができるようがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします!」
テキト-に就職したとはいえ、いちよはじめての社会人生活である。
入ったからにはがんばろうと、僕は熱血漢には程遠いが、それでもはじめての挨拶だからと自然と気合が入っていた。

「パン、パン、パン」
ぱらけた拍手が、2、3回ならされる。店長と岡田先輩だけが、新入社員を歓迎し盛り上げようと、
拍手を必要以上に大きく叩いてみたが、そんな態度がここでは妙に浮き上がってしまう。
そこに居合わせた他の社員は、自分には何の関係もないっといった態度で、無関心を装っていた。

「では、これで朝礼終わります。今日も一日よろしくお願いします!」
「ねがいしま~す」
なんだ、この腐敗しきったムードは。毎年最下位で、向上心のない中年社員ばかりが集まった店。
僕はこんなところに配属されて、果たしてやっていけるのだろうか。先行きの不安ばかりがよぎった。


by kasakoblog | 2002-01-26 00:40 | 金融・経済・投資
2002年 01月 25日

休日出勤の功罪/信じられないニュース

<休日出勤の功罪>
休日出勤というと、なんとなく暗いイメージがあるが、意外とそうでもない。
平日のざわざわした中、あちこちから電話が掛かってきたり、
他の用事をしながら無理に仕事を進めようとしてもなかなかはかどらない。
ところが休日はいい。
自分の仕事だけに集中できる。
しかも好きな時にきて好きな時に帰れる。 強制力がないので気が楽といっちゃあ楽だ。

そのおかげで一仕事終えることができ、休日出勤もいいもんだなあとほざいていたら、
どうも今週は長い。いつまでたっても先が見えない。どこかたまった疲れが抜けきれない。
なんでだろう・・・ そうだ日曜日出たからだ。
やっと気づいたのだ。

やはり休日はあてにせず、平日に終わらせる努力をすべきだと思いつつも、
休日の自由な集中できる時間も捨てきれずにいる。
ただ日本は10年後には、完全ワークシェアリング導入で、
週休3日時代になっていれば、ばあそんな問題も起こらないのかもしれない。

<信じられないニュース>
狂牛病のおかげで、吉野家はめっきり客が入らなくなり、僕の独壇場だったわけだが、
最近すっかり客が戻ってしまった。
マスコミの力というのは大きなものだ。
マスコミが騒がなくなった途端、大衆からは危機意識が消え去ったのだ。

ところがそんな矢先に信じられないニュース。
雪印の狂牛病を逆手にとった犯罪事件。
売れない国産牛を海外産といって誤魔化すなら理解できるが、
海外産を国産牛と偽ることによって儲けてしまうという信じられないシステム。

僕が驚いたのは雪印が信じられない不正をしたからではない。
(はっきりいって日本の企業は、多かれ少なかれ雪印のようなひどいことをやっている。
こんなのは氷山の一角にしかすぎないので、たいして驚くべきことではない)
僕が驚いたのは、売れ残った牛肉を、酪農家助けのために国が税金で買い取って処理する制度があったことだ。

なんでこんなナンセンスな制度を国は作ったのだろう?
僕がそれが不思議でならなかった。

どんな食品だろうと安全に出すのが当たり前。
たとえばある店で食中毒が出て、客がこなくなってしまい、売れ残った在庫を税金で買い取るというのは、
どう考えてもおかしなことだ。
狂牛病対策と称して、国民の税金を特定の人にだけ融通するというのはそれと全く同じことだ。

この国には「自己責任」という言葉はなく、
いつまでたってもお役所と族議員と経済団体が癒着して、国民の税金を食いもんにしているだけなのだ。
こんな国に、はっきりいって税金を払う必要はないと思う。


by kasakoblog | 2002-01-25 00:41
2002年 01月 24日

サイタマの思い出

<都落ち>
僕は、小学校5年生の時に、横浜から埼玉に引っ越した。
はじめて学校に行って、その自由さ、適当さに驚かされた。
「学校ってこんないい加減でいいんだろうか?」と。

横浜の小学校に比べると、埼玉の学校はやりたい放題だった。
授業はろくに話も聞かずしゃべりたい放題だったし、
休み時間から教室に戻ってくるまで平気で遅刻してくるし、
ファミコンのカセットや雑誌も持ってき放題。
そんなんだから、横浜でオール3に近かった僕の成績は、何もしないでオール4へとアップした。

そのかわりみんなフレンドリーだった。
転校してきた当日、いきなりクラスの7、8人が家に遊びにきて、
なぜか文房具屋に行ってプレゼントだとかいって、
ふでばこだか定規だかを買ってもらったのを覚えている。
横浜では考えられないことだ。

<えこひいき>
小学校の担任は40過ぎのばあさんで、生徒から嫌われていたヒステリック先生だった。
放課後、合唱コンクールの練習だといって延々居残りさせられていた時だった。
もういい加減うんざりし、まじめに歌うのがばからしくなり、僕は頭にきて思いっきり口パクしてやった。

「みんなさん、笠原君を見習いなさい。一人だけですよ。あんなに一生懸命歌っているのは」

何を思ったか、このヒステリックばあさんは口パクの僕を褒め上げたのだ。
これにはほんとまいった。
きっと横浜からきた優等生といったひいきの目で見ているからだろう。

そうじの時間にみんなで遊んでいた時のこと。
先生が来たので、僕はあわててぞうきんがけしているふりをした。

「笠原君はいつもきちんとしてるのに。あなたたち、少しは笠原君を見習いなさい」
「へえ、ずるい。だってこいつも今まで遊んでたんだぜ」
「でも今はやってるでしょ」
そんなわけのないえこひいきをされた。

でもそんな些細な子供時代のことが、
もしかしたらこれまでの人格形成に大きな影響を与えているのかもしれない。
ささやかな、サイタマの思い出。


by kasakoblog | 2002-01-24 00:41
2002年 01月 23日

究極の偽札対策

今、大量に出回っている偽1万円札が問題になっている。
かなり精巧に作られているらしい。
「どこどこの部分のすかしがないから気をつけましょう」
そんな不毛な対策をお上から言われても、はっきりいってそんなの無理だ。
お店で客から出された1万円札をすべてチェックするなんてやっていたら、はっきりいって商売にならない。

偽札や去年の韓国ウォンを使った偽500円玉など、その度に話に出てくるのが、
新しい紙幣をつくるだとか、もっと精巧につくるだとか、デザイン変えのサイクルを早めるといったことだ。
でもそんなことしたって、いつまでたっても偽造問題は解決しない。
人間が作ったものである以上、いつかは真似られるわけだし、
精巧につくったところで、一般的な経済活動の中で、それをいちいちチェックなどしていられない。

ここに一つの究極の偽札対策がある。
世の中から紙幣をなくしてしまえばいいのだ。
それに代わる決済手段としてクレジットカードを使えばいい。
そうしたら二度と偽札問題は起こらない。

日本ではクレジットカードの発行枚数が異常に多いにもかかわらず、使われている頻度は圧倒的に少ない。
海外旅行に行く時か、金をおろし忘れた時ぐらいしか使われないのがオチだ。
死んだカードを大量発行してもクレジットカード会社には何のメリットにもならない。
せっかくのカードは有効活用されていないのだ。

なぜそんなことになるかというと、少額決済にクレジットカードが対応していないからだ。
服や家電など、ある程度価格のはるものは使えるが、
自動販売機、ファーストフード、電車、バス、タクシー、コンビニ、八百屋など、
いわゆる日常生活でお金を使う場面ではほとんどクレジットカードは使えないのが現状だ。
少額決済ではかえって事務の手間がかかって導入できないのかもしれないが、
少額決済こそクレジットカードでの支払いが便利なのだ。

僕は学生時代マックでマネジャーとして働いていたが、大変なのはつり銭用の現金を用意すること。
足りなくなれば銀行で両替しなければならない。
さらに半日の売上をレジごとに数えてチェックし、アルバイトがつり銭ミスを起こしていないかチェックするのも大変だ。
あっていればいいが、1000円足りないだとか、必ずつり銭ミスが起こる。

こういった事務作業を考えれば、クレジットカード会社に多少の手数料を払ってでも、
クレジットカードを使えるようにすべきだ。
それも支払いはクレジットカード以外は受け付けないと一本化しなければならない。
そうすれば非常に仕事は効率化する。

ましてクレジットカードで支払わせれば、そこに顧客情報が残る。
どんな人がどのぐらいうちで買物をしているか。 その情報が貴重なマーケティング資料になるのだ。

偽札対策にも、現金決済のための膨大な無駄な作業対策にも、
クレジットカードを使うことは効果的なのだ。
もちろんカードにはカードなりのデメリットもあるとはいえ、 現状の現金決済主義経済のデメリットを考えれば、
現金決済をなくしてすべてカード決済にする方がよほどいいと思う。


by kasakoblog | 2002-01-23 00:42 | 金融・経済・投資
2002年 01月 22日

クレジットカードは必要か?

海外旅行で必要なものといって、まず思いつくものの一つがクレジットカードであろう。
国内でカードをほとんど使わない人でも、海外旅行に行くと必ず持っていく。
しかし本当に海外旅行にクレジットカードが必要なのだろうか?

結論からいえば、まあ1枚保険のためにあれば十分で、
カードはあてにしない方が良いということだ。
安全ボケ平和ボケした日本人はスリや置き引きに簡単にあい、
それで「外国は治安が悪い」と騒いでいるわけだが、
現金がなくなった時に、カードを持っていれば案外助かることがある。
(ただし、現金とクレジットカードが一緒に入った財布をすられてしまったら、
せっかくカードを持ってきていても「保険」にもなにもならないので注意したい。
パスポートと一緒に腹巻の中にでも入れておいた方が無難かもしれない)

海外では日本い比べてはるかにカードを使える場面が多いが、
(メキシコでは現金がなくなり、500円程度の買物にもカードを使ったが、
日本で日常の少額の買物で使えるところは少ないし、使うメリットもない)
とはいうものの、やっぱり頼りになるのは現金。
電車に乗ったりバスに乗ったり、食事したりトイレに入ったり(外国はトイレにも金がいる)、
通常の場面ではやはり現金が何よりものをいう。

ちなみに僕の場合、3ヶ月間アジアを旅して、クレジットカードは一度も使わなかった。
カードが役に立ったことといえば、以前イギリスに行った時、
地方空港に深夜到着したために、両替所が閉まっていて、全く現地通貨がなく、
空港から市内に出るバスにも乗れないといった時に、
カードでキャッシングができ、助かったという経験がある。
僕はこれまで19ヶ国旅したが、「カードを持っていて助かった」という経験はこれぐらいだ。

とはいえ、1枚保険のために持っていっても邪魔になるものじゃない。
では一体何のカードを持っていったらいいか。
日本は猫も杓子もカード好きで、様々な提携カードが数えきれないあるが、
実は大きく分けるとVISA、Master、アメックス、JCBの4つしかない。
普通ならまずVISA、Masterにするのが無難。 この2つなら、まず世界中どこでも使えて問題ないはずだ。

時々、JCBは日本でナンバーワンだから使えるだろうと勘違いする輩がいるが、
それは痛い目にあうからやめた方がいい。
日本国内なら使えるかもしれないが、海外ではVISA、Masterとは比較にならないほど使えない。
大リーガーと草野球ぐらいのレベルの違いがある。 海外旅行に行くならまずJCBは避けるべきだろう。

アメックスはある特定地域に強いという特色がある。
アメリカ圏またはアメリカと関係の深い国は結構使えるが、 そうではない国だとほとんど使えないところもある。
地域によって使えるか使えないかの差が激しいので、要注意。


by kasakoblog | 2002-01-22 00:42 | 旅行記
2002年 01月 21日

海外旅行保険は必要か

海外旅行に行く際に必要なものの一つとして思いつくものに、海外旅行保険があるかもしれない。
旅行会社や格安航空券を手配してくれる会社など、実にあくどく、
チケットやツアーだけ申し込んでも、さも海外旅行保険に入らなければならないと勘違いさせるがごとく、
必ずパンフレットと申込書が入っているが、必ずしも入る必要はない。
まして掛け捨て保険ほどバカらしいものはない。
どんなに短い旅行でも5000円程度かかってしまうぐらいなら、
最近ではクレジットカードに海外旅行保険付きのがある。
そこで年会費3000円程度払えば、1年間海外旅行保険がついているから、入るならまだその方がましだ。

ちなみに僕は海外旅行保険は最近全く入らないことにしている。
ほとんど金の無駄に近いからだ。
なんかあったらどうするんだと思うが、今まで何かあったことはない。
海外で病院の世話になったことは何度もあるが、
たとえば英語の全く通じない中国の病院で、その治療費を出してもらうために、
保険がおりる証明書を出してもらうなんて至難の技だ。

第一、それほど大きな病気でなければ、日本の「マツキヨ」の薬代よりはるかに安いわけだし、
治療費のかかる大病にかかったらどうするんだ?ということもあるが、
そんな大病にかかってしまったら、言葉の通じない異国の地で治療するより、
日本に戻って治療した方がはるかにいいだろう。
不祥事まみれの日本の医療界とはいえ、その技術は捨てたもんではないはずだ。

とはいえ交通事故など日本まで戻れず、治療費が高い国にいざるを得ないとなると、
そんなことになったら、それどころの騒ぎではないが、まあ保険に入っておいた方が安心ということもある。
だが残念なことに、僕が知っている海外旅行保険付きクレジットカードは、使いにくいJCBとアメックスなのだ。
(しかもともに年会費3000円程度とわりに安い)
VISAかMasterの付いたクレジットカードで海外旅行保険が付いていて、
年会費が1000円程度のものがあれば、海外旅行に行く「保険」として入る価値はあるかもしれない。


by kasakoblog | 2002-01-21 00:43 | 旅行記