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2002年 05月 31日
サッカーワールドカップ・エトセトラ
たかだかボールの蹴り合いごときに大騒ぎしているが、
この世界的一大イベントが日本で開催される意味と、その見所を紹介しよう。

〇フーリガンよりテロが恐い。
バカ騒ぎを狙って全世界の注目を集めるには格好の的だ。
幸い、世界で今最も狙われている国アメリカは、韓国だし、
強硬外交で何かと問題の多い中国も韓国だから、最悪の事態を日本は免れるかもしれないが、
やっぱり恐いよな。
第一、世界の破滅を予感させた、世界貿易センタービルのテロ首謀者とされる、
ビンラディン氏もまだ捕まっていないわけで、ほんと予断を許さない状況下にある。

〇日本の予選突破は先発メンバーのFWの数で決まる。
マスコミであちこち日本の勝敗予測をしているが、
どれも確固たる根拠がなく、漠然と予想をしているだけである。
そこで僕は、極めてわかりやすい勝敗予想をしよう。
1.スタメンがワントップの場合ー負け
2.スタメンが2トップの場合ー引き分け
3.スタメンが3トップ(1.5列目に1人)の場合ー勝ち

どうだ、わかりやすいだろう。
前回スウェーデン戦のように、FW1人、その下に森島・中田を配置する、
ワントップでいった場合には、絶対に負ける。
日本は先制点を取ると過去の勝率は90%近いらしいが、
先制点を取られるとほとんど負けるらしい。
決定力のない日本が攻撃陣を少なくしてどうして勝てようか?

2トップの布陣が一般的だが、これでも得点は取れないだろうな。
まあよくて引き分け。
FW2人、その下に森島、そしてその下に中田・小野。
この布陣が最もべストなんだな。
このぐらい攻撃的に行かなければ、決定力のない日本は点が取れない。

どうもトルシエはサッカーというゲームがなんたるかを知らないようだ。
サッカーとは点取りゲームである。
守ったところで引き分けに持ち込むので精一杯。
全員が攻撃するぐらいの気持ちで望まない限り、日本は絶対に勝てはしないだろう。

〇代表メンバーに外れたなんだと騒いでいるが、交代はわずか3人である。
俊輔が外れただとか名波が外れただとか騒いでいるが、
本番の試合は交代できるのはわずか3人である。
いくら代表に選ばれても、ずっとベンチに座って終わるという選手が何人もでる。
だから外れたからといって騒ぐことはない。

〇また「4年後に」の勘違い。
どうも日本は自分のサッカーチームが強いと勘違いしているようだ。
また「4年後に」などと外れた選手がほざいたり、今回のワールドカップで負けたら騒ぎ出すのだろうが、
日本は4年後、ワールドカップに出れない可能性は50%ぐらいある。

今回は開催国だからアジア予選がなかったから出場できただけだ。
くせものの多いアジア予選を日本が4年後に突破できる可能性は低い。
日本サッカーに「4年後のワールドカップに」という言葉はないに等しいと考える。

〇ワールドカップ閉幕後に何が残るか?
ある外国人ジャーナリストがワールドカップの注目すべき点は、
「開催した国に、この大会が終わった後、何が残るのかをみてみたい」といっていたのは至言。
ワールドカップのために作った全国の無意味な馬鹿でかいスタジアムは?
キャンプ誘致のために金を使った自治体は?
それともテロで廃墟まみれのビルの残骸だけか?
それとも大分のなんとか村のように、カメルーンとの友好か・・・。

祭りのあと、ゴミで散らかされ、なんだか虚しい通りを思い出す。
不況に追い討ちをかける前のお祭り騒ぎで終わってしまうことを大いに懸念する次第である。


by kasakoblog | 2002-05-31 00:19
2002年 05月 28日
雑誌を斬る(2)
レタスクラブ 5・25号
かさこ評価:★★★★★

定価200円という安さのわりに、内容はなかなか充実している。
しかもそれぞれの特集タイトルがわかりやすく、好感が持てる。

今回のメイン特集は「もやしのおかず30」。
前に紹介した「シュシュ」のように節約術がメインなのに、
ばか高いデバ地下デザートを先に紹介するといったバカなことはしておらず、しっかり特集している。
もやしという非常に安い食材を使って、いろんなメニューを作ろうという、
今の不景気時代にあった、的確なテーマと思われる。

さすがにもやしで30メニューとなると、あまり変わり栄えしないものも多いし、ちょっと強引感もあるが、
まあそれは不景気時代の主婦に味方として必死になったということでよしとしよう。
中ページに入っているサイズ違いの紀行ものも、単調な生活テーマだけでなく、ほっと一息つけるものでよい。

安さ・テーマ・ページ構成において、数ある主婦向け雑誌の中ではよくできているので、
厳しいかさこ氏にしては破格の五つ星評価とした。

ただ、200円でやってけるのかな?


by kasakoblog | 2002-05-28 00:21 | 書評・映画評
2002年 05月 28日
ラーメン探訪&かさこラーメン
<1>
最近ラーメン探訪がないじゃないか!という読者のために、
久々に訪れたまあまあの店をご紹介しよう。
(最近ラーメン探訪が少ないのは、なんとそば探訪をしているからだとか・・・)

浜町ラーメン
味:★★★
価格:★★★★
量:★★★★★
店内雰囲気:★★★
水:★
総合評価:★★

日本橋浜町、大通りが交差する角にでかでかと構えるラーメン屋は、いかにもうまそう。
平日昼間に行くと、カウンターが30人近くあるものの並んでいた。
メニューをみてうれしいのは、最高値段でも味噌チャーシューの800円であること。
800円以上からしかないふざけたラーメン屋とはわけが違い好印象。
厨房丸見えもなかなかよい。

頼んだのは味噌ラーメン650円。とにかく野菜がどっさり。
麺は太めで量はかなり多い。これで650円だから良心的だ。
まあ味は普通。
辛目の味噌スープと炒めたキャベツの甘味がミックスし、絶妙な味に。
ほんとこれだけ野菜をのせるラーメン屋が少ないが、キャベツは味噌らーめんには特に合うのだ。

野菜不足のサラリーマンにはラーメンと一緒に流し込めるのでいいかもしれないが、
まあわざわざラーメン好きの人が訪れる店ではないな。

<2>
かさこ作ラーメン
ラーメン評価に厳しい僕だが、こうみえても自分でラーメンを作る。
この自家製味噌ラーメンと比べると、どこも評価は低くなってしまう。

「作る」といってもたいしたことはない。
日清のみそらーめんという麺とスープの入ったものを買ってきて、これに野菜をのせる。
もやし1袋にキャベツ1玉(これがポイントだな)。
まあこの2つさえあればいいわけで、あとはねぎやにんじんがあればベター。
にんにくもあればいいが、どうしても必須というわけではない。

これで野菜炒めをぐちゅぐちゅになるまで炒める。
野菜の汁がフライパンにあふれる。
この汁ごとラーメンにいれるのがこれまたポイントだな。
この汁こそが甘いのだ。
甘さと味噌の辛さがマッチして絶妙な味わいになる。

これをよく高校3年の時、受験勉強のために家で勉強するために、
学校をさぼっていた昼間によく作って食べた。
ようは浜町ラーメンはこれに似てるんだな。
僕が作ったラーメンとそっくりだから評価を高くするのか、
それとも市販のインスタントラーメンで、料理素人の僕が作れてしまうラーメンと、
たいして変らないという意味では、まあたいした評価ではないのかもしれないな。


by kasakoblog | 2002-05-28 00:20 | グルメ・ラーメン
2002年 05月 27日
マンショントリック
狭くて古い社宅。
そこからの脱出が夢であり、
「何号棟の誰々ちゃん家は今度、一戸建て買って引っ越すみたいよ」
というのを子供心に羨望のまなざしを向けていたのである。

あれは僕が小学校3年生のときだったか。
1号棟に住む親しい人が、今度マンションを買うことになり、引っ越すことになったという。
親は「マンション買ったなんてすごいよな」と言っていた。
聞けば3500万円もするというのだ。

僕はその時「マンションを買った」という言葉を、
まるまる1棟マンションを買ったのだと勘違いしていた。
なぜそんな勘違いをしたかといえば、僕はまだマンションというシステムがよくわかっていなかった。
まあちょっと豪華な社宅ぐらいのイメージでいたわけで、
一戸建てと比べたらはるかに格下とみていたわけである。

だって土地もないし、だた何室もある部屋の1室だけなら、なんら社宅と変らない。
だから僕は3500万円もの大金を出してマンションを買ったというのは、
1室ではなくまるまる1棟買ったと勘違いしたのだ。
でも実際にその人が買った新築マンションに行ってみると、やっぱり1室だけのようだ。
別にマンションのオーナーになったわけでもなし、土地もない。
なぜそれなのにそんな大金かかるのだろうと不思議でならなかった。

今、僕はマンションに住んでいる。
不動産担保金融をやってきたこともあり、やはりマンションより土地付一戸建ての方が価値があると思う。
でもいろんなこと考えると、マンションって便利だよな。

この物騒な時代、一戸建てって言ってみれば外界からすぐに浸入されてしまうわけで、
そういう意味では、マンションの方がセキュリティはいいのかな。
単なる一戸建ての隣近所ではなく、同じマンションに住んでいることから隣に住んでいる人との連帯感もあるし。
また一階二階と階段のぼって部屋が別れているより、同じフロア-に何部屋もあったほうが便利なのかなと。

まあマンションの場合、時が経つにつれ価値は急激に落ちていってしまうわけだが、
現代の都市型社会に住み良いのは、一戸建てよりマンションなのかもな。
(これが地方なら話は別だが)
まあそんなわけで、今、結構マンションブームらしい。


by kasakoblog | 2002-05-27 00:22
2002年 05月 26日
社宅の盛衰
横浜の鶴見に住んでいる。(川崎と横浜の間)
かさこファンにはすでにピンときたかもしれないが、
僕は小学校5年生まで鶴見の社宅に住んでいた。
15年ぶりに帰ってきたわけだが、ほんとこの町は社宅が多い。

しかし、誰も住んでいない、もう何年もほっぽりぱなしの社宅が目立つ。
世の中、不景気である。
社会の変革期に伴って、企業はかつての高度成長時代の終身雇用・社員おかかえ福祉型からの脱却を迫られている。
社員は一生企業に忠誠を誓うかわりに、社宅や保養所、企業優待といった様々な恩恵を受けていたわけだが、
もうそんな時代ではなくなってしまった。

不景気で企業が真っ先に「リストラ」したのは、本業と結びつかない金にならない資産売却である。
社員だけのための保養所、企業広告塔だったスポーツクラブ、そして社宅や社員寮・・・
きっとそんな時代の流れを受けて、鶴見の社宅は今、売り手もつかぬまま廃墟となっている場所が多いのだろう。

今、僕が住んでいるマンションも、かつては大企業の社宅だった。
不景気で手放し、その跡地にマンションが建ったというわけだ。
僕の住んでいるすぐそばには東芝の社宅もあるが、そこも閉鎖されるという。
東芝の社宅前には「東芝バレーボール部合宿所」なる施設があるが、
そこもすでに使われず廃墟となっている。

そういった土地をバブルに踊らず、慎重な経営をした不動産会社が、
企業の足元をみて買い叩き、マンションを建てて売り出すという、
新たな「マンションラッシュ」みたいなものが起ころうとしている。
まあ鶴見とはそんな町だ。

企業におんぶにだっこしてもらった、まあある種、絶対潰れない安定した大企業というのは、
もはや日本には存在しなくなったということである。
今、就職活動をしている人も多いかと思うが、
ネームバリューのある「安定した大企業にとりあえず」なんて思っていると、
もしかしたら痛い目にあうかもしれない。

企業もそして国民も、馴れ合いではなく自立する時代が来たんだろうな。


by kasakoblog | 2002-05-26 00:22 | 働き方
2002年 05月 25日
スピードこそすべて
「スピード意識改革」という中谷彰宏の本を読んだ。
仕事における「スピード」に対する意識をここまで徹底したのには感心させられた。
「仕事を頼まれたらすぐにやる」
それがいろんな仕事を抱えている多忙な人間のコツなのである。

たとえば原稿を書いている。
そこで全然関係のない仕事(雑用)が入ってくる。
こういうものを「今、原稿を書いているから」と後回しにしていると、あとでとんでもないことになる。
遅くなればなるほど大変になる。火はボヤのうちに消せ!
それが仕事をこなすコツなのだ。

「雑用こそ早くやるべきだ」ということは、きっとほんとに多忙な人間にしかわからない。
暇な人間、できない人間ほど「私、忙しいから」と雑用を後回しにしてあとで大変なことになる。
仕事のスピードが早い人はまず間違いなくデキル。
仕事の遅い人間でデキル人間は見たことがない。

スピードに対する意識を常日頃から感じていた。
今はどんな職種につこうがどんな仕事をしようが、「スピードの時代」なのだ。
意識を持てば早くなる。
「私は遅いから・・・」
それは言い訳に過ぎない。
誰だって質はともかく早くやることはデキルのだ。
それを「できない」のではなく「やろうとしない」だけなのだ。

今、仕事を一緒にやっているフリーのデザイナーがいるがこの人がほんとスピードが早い。
本業のデザインで忙しいはずなのに、雑用を頼むとまたたくまに対応してくれる。
「ほんとデキル人だな」

スピードに対する意識をぜひみんなに持って欲しい。
「質」だの「能力」だの「忙しい」だのなんだの、
言い訳する前に「早くやろう!」という意識さえ持てば、いろんなことが見えてくるはず。

スピードにこだわるのはさっさと仕事を片付け、ゆっくり遊びたいからだ。
スピードに対する意識のない人間はだらだらだらだらしている。
こういう人に限って、やるべき時にやらずにさぼり、
やらなくていい休日とかに中途半端に仕事して「デキル」気取りでいる。
スピードをつければ必然的に集中力がつく。
集中していればいいものができる。
さてさてあなたは常に「スピードの意識」を持って仕事に取り組んでいるかな?


by kasakoblog | 2002-05-25 00:23 | 働き方
2002年 05月 24日
カップ焼そば「塩ダレ」
カップラーメンではないが、カップ焼そばもカップラーメン探訪で紹介。
今回はエースコックの「塩ダレ」。
他の焼きそばとは違ったこの「塩ダレ」というのに惹かれて買った。
なにせカップ焼そばは、ソースが濃すぎることが多く、いつも量を減らしていれたりしている。
さっぱりしてるけど、しっかり味のついた焼きそばとして、まさしくこの「塩ダレ」に大いに期待した。

しかし一口食べてびっくり!
しょっぱい!!!!!!!
僕のかき混ぜ方が悪かったのかと思ったが、どうもそうではないらしい。
いくらなんでもこのしょっぱさは犯罪だろう。

せっかくおいしいのに、これはないだろう。
塩半分でも十分。
多分味付けを薄くするとカップメンのまずさが際立ってしまうという強迫観念から、
こんな濃くしているのだろうが、塩だけでなく油っぽいタレもあるのだから、
そんなにしょっぱくしなくても大丈夫。

直火焼ねぎは、生の焼ねぎを食べているような超うまだったし、
全体的にカップ焼きそばとしてはおいしかったので、この犯罪的しょっぱさが残念でならない。

ということでエースコックさん、
カップ焼きそばも商品の盛衰が早い厳しい業界だろうから、まあ僕のつぶやきを参考にしてくれたまえ。


by kasakoblog | 2002-05-24 00:24 | グルメ・ラーメン
2002年 05月 23日
ある一人の退職
<1>
僕が腰が痛くて立ちあがれず、会社を休んで2週間を過ぎようとしていた頃だった。
もうこれ以上、会社を休むわけにはいかない。
いや、そんなことより、自分一人で食事や買い物ができるように歩けるようにならなければならない。
なんとかして、この腰痛状況下でも動きたい。
そこでひらめいたのが松葉杖だった。

松葉杖を思いついたのは、職場で松葉杖をついていた人がいたからだ。
彼はスキー場で接触事故に巻き込まれ、長期休養を余儀なくされた。
そんな彼が病院から退院し、とりあえず顔みせに会社に来た時の姿が、松葉杖だったのだ。

それから1ヵ月後、彼の松葉杖は取れ、僕の松葉杖も取れた。
久しぶりに現れた彼に、僕は松葉杖のヒントを得た感謝の言葉を伝えた。
「これから復帰するんですか?」

しかし彼は退職することに決めたそうだ。
怪我での長期休養明け、やっと治ったと思ったら退職・・・。
僕にはその気持ちが痛いほどよくわかった。

2週間寝こんでいた時、僕は何度となく「退職」を考えた。
人間、忙しさにかまけて日常生活に忙殺されていると、
自分の人生の大局観を忘れて、目の前にぶらさがるものばかりに目がいきがちだ。
しかし病気や怪我による日常生活のストップは、いやがおうにも自分の人生を見つめなおすことになる。

<2>
腰が痛くて立ちあがれないにもかかわらず、
ひっきりなしになる仕事の電話・ファックス・メール、そしてパソコンに向って仕事・仕事・仕事。
「体を壊してまで無理してこんな仕事やっていていいんだろうか?
一番大事なものは、まず自分の体であって、仕事ではないはず」
そう思って退職を考えないことはなかった。

その一方で全く違う理由からも退職を考えた。
「結局は自分の健康管理がなってないがために、突然の腰痛で仕事をしている周囲に迷惑をかけてしまった。
挙句の果てに2週間も立ちあがれず、未だ治る気配がない・・・。
こんなんでのこのこ仕事に復帰できるというのか。これを機会にやめた方がいいんじゃないか」

松葉杖も取れ、それからステッキに移行したがそれも取れ、
今は杖なしで取りあえず歩けるようになり、普通に毎日会社に行っている僕がいて、
そして同時期に怪我で休んでいた彼は、やっと松葉杖が取れて復帰したのかと思ったら、退職という選択をした。

思えば、かつて僕が会社を辞めて旅に出ようと思ったきっかけとなったのは、
インフルエンザで寝こんだことだった。
この時も仕事の無意味さを感じた。

病気や怪我はしたくない。
でも病気や怪我をするのは、神様が、
「おまえ、ちと突っ走りすぎやねん。ちょっと休んで人生ゆっくり考えてみな」
というメッセージではないか。

ぜひみなさんも病気や怪我をしてほしい・・・いやいやそんなオチじゃない。
やっぱりみんなちょっと立ち止まって、自分の人生を振り返る「時間」が必要なんじゃないかってことなんだな。
でも日頃考えろっていっても、無理だと思うけど。
やっぱり「ぜひみなさんも病気や怪我を・・・」ってオチになるのか?


by kasakoblog | 2002-05-23 00:25 | 働き方
2002年 05月 22日
雑誌を斬る!(1)
情報入り乱れる現代社会において、読者の興味を惹く切り口から、
また社会・企業・権力に迎合しない切り口で、存在意義を持つ雑誌。
ところが最近の雑誌というのは、コンビニや本屋の雑誌氾濫状況を見ればわかるように、
どうしようもないものばかりがずらりと並んでいる。
しかも雑誌といいながら、それはほとんど広告で埋め尽くされた企業迎合雑誌で、
悪いものを悪いと言わず、まるで企業の人気取りのような構成が非常に多い。

そこでかさこが立ち上がった。
氾濫する雑誌を一つ一つぶった斬る。
さあ、記念すべき第一回目は「Cho Chou(シュシュ)」角川書店発行を取り上げよう。

手に取ったのはNo11・5/20号。
ともさかりえが表紙で、今回のメイン特集は「食費節約ワザ130」である。
独身時代、松屋マックで食費節約にうるさい僕は、果たして自炊でいかように食費を安くするものか、
興味があって雑誌を開いてみた。

開くとまずはスマップが登場するANAの広告。
女性誌だけあって、いきなり開いたページの広告に、
スマップが登場すると相当効果あるんだろうな。
まあそれはさておき、次は目次。
でかでかと一番上に「みんなの食費、すみからすみまで節約するワザ130」と書かれている。
さあ一体どんなワザなのかとページを開くと、
なんとそこに登場するのは大丸東京店デパ地下のデザート特集だ。

「290円以下!夕食お弁当レシピ」といった食費節約特集の前に現れたページが、
料理系あげぱん230円だとかフルーツサンデー550円、タルト550円が、
ずらりとページに列挙されている。

おいおいいい加減にしてくれよ。
食費節約ならまずはこういうところから節約すべきなんじゃないか?
290円以下で夕食作って節約して、その合間に550円のケーキを食べるって、食費節約なのか?
せめて先に食費節約特集をガンとやって、それから、
「節約したらたまにはご褒美」みたいな形でデザート特集があるならわかるけどなあ。
どうなってんだ、この雑誌。構成ミスかデパ地下広告塔で金でももらってるのか。
まったく雑誌としてのポリシーがないよな。


by kasakoblog | 2002-05-22 00:25 | 書評・映画評
2002年 05月 21日
営業かたり2
「設備の説明です」といって、生ゴミ粉砕機20万円を売りつけようとした営業マンは、
僕らに見込みがないと思ったのか、今のところまた来る気配はない。
(5/8のつぶやきかさこ参照)
ところが2週間後の夜9時半頃、またしても「設備の説明です」というヤカラがインターフォンをならした。
今度は台所ではなく、換気扇だという。

「何かの営業ですか?」
「いや、換気扇のそうじの説明に」
「設備の説明と称して、何か売りつけようという営業なんじゃないですか?」
「いえ、違います。入居した方を順番に換気扇のそうじの仕方を説明しに来ただけです」
「どこの方ですか?」
「近畿設備というものですが」
「営業の話じゃないですよね」
「いえ、ただ入居した方に換気扇のそうじの仕方のご説明にあがっているだけですが・・・」

あやしいな、と思いつつ、しきりに設備の説明だけだと繰りかえるので、
オートロックになっているマンション1階のドアを開けた。
なにせ「新築マンション」で、まだ入居したばかりということもあって、
「設備の説明」といわれると、どこかしら信憑性のある話に聞こえるのだ。

部屋の前に来ると、作業服を来て、しっかり名札を胸に明示している。
家に入れる前にもう一度「営業の方じゃないですよね」と疑いの言葉を向けるが、
悲しい顔をして断固拒否する。
もし本当に設備の説明だったら悪いなと思ったが、前回のことがあるので、
「この前、設備の説明っていって、キッチン用品20万もするもの、
売りつけにきた人がいたけど、そういうんだったら結構ですけど」
というとこれも拒否。ということで仕方がなく入れた。

換気扇のそうじの説明を確かにしてくれた。
しかしそれも2,3分で終わると、分厚いファイルを出してきて、
「すみません、ここからはご案内になるのですが」とやっぱりはじまった。
換気扇の前につけるフィルター1枚3400円。
1ヶ月に1回交換していただければ結構です。
どうですか、取りつけしておきますか?

もううざいったらありゃしない。
まあ先週訪れた20万円よりマシだとしても、
3400円を1年分、その場で買えといわれたら、4万円近い話である。
まったくどいつもこいつもどないなってるんだ?
きっぱり「結構です」というと、意外に粘りを見せた。
「下のお客さまも取りつけさせていただいたんですが」
うそつけ!ボケが。

あれだけ営業じゃないですよねっとこっちが警戒して、
それでも自分の営業トークがあれば落とせると思ってるのかしら?
確かに今回の換気扇のフィルターは前回の生ゴミ粉砕機とは違い、必要なものではある。
しかし、それをわざわざ設備の説明と偽って夜に家に入ってくる業者から買う必要はない。

多分、新築マンションだからできる営業トークなのだろう。
まだ入居者が少ないのに、しかもうちはまだ表札も入ってないのに、
電気ついてるところをみて、訪れているのだろうか。

でもきっと「設備の説明」トークで、簡単に買ってしまう客がいるから、
こんな営業が成り立つのだろうな。
なんだか、人を騙して売るような商売がまかり通る日本の社会の貧しさに寒い思いがした。


by kasakoblog | 2002-05-21 00:40 | 一般