<   2011年 05月 ( 37 )   > この月の画像一覧


2011年 05月 31日

意味なし!サマータイムごっこ

震災が起きる前のイカサマエコごっこはひどかったが、
震災が起きて原発のずさん管理が明らかになり、
節電を余儀なくされた日本企業は、
エコごっこではなくマジエコを始めなくてはならないのに、
未だにエコにも節電にもならない、
対外的なパフォーマンスや一過性のブームなだけの、
エコごっこをしようとしている企業が多いことに驚く。
その代表例がサマータイム導入だ。

サマータイムとは夏の間、
始業時間と終業時間を早めること。
しかしこれで本当にエコになるのか、
節電になるのか大いに疑問がある。

問題1:サマータイムでもピークにかぶっている
節電が最も必要なのは、
平日の昼間の暑い最中だろう。
CO2うんぬん以前に、首都圏では近年、
海からの風を遮る湾岸高層マンションや、
湾岸高層ビルを建ててしまったがために、
年々異様に暑くなっている。
特に夏12時~15時ぐらいはめちゃくちゃ暑い。

このくそ暑いピークの時間帯に、
企業が一斉にクーラーを使うから、
原発なき今、電力不足の懸念が騒がれている。

それでサマータイムですか?
始業を8時にしても終業は16時。
始業を7時にしたところで終業は15時。
電力を最も使うピークにかぶっているじゃないか。
これでは電力不足対策にはならないのではないか。

つまりピーク時間をずらす真の節電対策とは、
工場が夜間に操業するとか、
電力を多く使う平日を休みにして、
土日に営業するとか、それが真の対策のはず。
8時~16時のサマータイムなんてはっきりいってまるで意味なし。
それだったら、15時~24時のナイトタイム制の方が、
まだ効果があるのではないか。
サマータイムを導入してもピーク時間の電力問題解決にはならない。

問題2:朝も暑いしオフィスは暗い
とはいえサマータイムには、
ピーク時間うんぬんではなく、
無駄な電気を使わないという効果があるではないか!
という人も多いだろう。

しかしサマータイムによって節電効果が生まれるには、
2つの条件が必要だ。

1:朝早いと暑くない
2:朝早いと明るいから電気をつけなくて済む

さて日本ではどうだろう?
はっきりいって早朝から首都圏はうんざりするほど暑い。
1時間早めたところでクーラーは使わざるを得ないだろう。
だからクーラー使う時間が1時間早まっただけで、
劇的な節電効果があるかはかなり微妙だ。

もう1つの照明。
確かに外は明るい。
でも多くのオフィスでは、
外が明るかろうが日中も夜も変わりなく、
ずっと照明ついているんじゃないか?

朝早く起きて明るいからオフィスの照明を消して仕事をするなら、
節電効果はあるだろうが、
今も多くの企業は昼間明るかろうが、
照明はついているのではないか。
つまり朝早くしても節電にならない可能性が高い。

問題3:残業時間が1時間増えるだけ
さらに日本の場合やっかいなのは、
サマータイムで終業を1時間早めたにもかかわらず、
今までと同じ時間まで残業する可能性が高いことだ。

今だって終業時間ジャストに帰る人は、
日本では少ないのではないか。
いや、仮に仕事が終わっていたとしても、
17時ぴったりにさっさと帰れる雰囲気じゃないから、
なんとなく人の様子見ながら、
だらだらだらだら残っている。
まして趣味もなく家庭も省みない、
仕事しか趣味のない人間が上司になって、
いつまでも会社に居残っていると、
部下は余計に帰りずらくなる。

この負の連鎖がサマータイムによって1時間長くなり、
結果、サマータイムを導入したせいで、
導入前より1時間電力消費量が増えました、
なんてアホなオチになりかねない。

それだったらサマータイム導入しない方が、
電力消費量少なくて済んだんじゃないって話だ。

・・・・・
サマータイムの前にやるべきマジエコ、マジ節電

あまり意味のないサマータイムを、
ブームだからとか他の企業がやっているからだとか、
そんなことで始めても意味がない。
では本当に節電するなら何をすべきなのか。

対策1:軽装義務
まずやるべきは軽装義務化だろう。
これをやらずして何が節電かって話。
毎年夏になると問題になるのが、
男女間のクーラー戦争だ。

女性は軽装で涼しい格好しているのに、
男性がジャケット着てネクタイつけてるせいで、
その暑さに合わせてクーラーの温度が設定されるから、
女性はかえって寒く、
むしろ春秋より夏の方が厚着しなきゃいけないみたいな、
おかしなことがもうここ何十年も続いている。
服装問題に手を出さずして、
何がサマータイムか、何がエコか、何が節電かって話。
まずは軽装義務から始めるべき。

対策2:労働時間コントロール
日本の悪しき慣習はだらだら長く働くこと。
会社以外に趣味のない人間が多いせいもあるだろう。
無駄に残業時間も長い。
節電だのエコだのいうなら、
労働時間が長い企業には環境負荷をかけているということで、
環境税を徴収するとか罰金をとるとかぐらいして、
無駄な残業時間を削減する努力が必要だ。
残業時間が減れば、オフィスでの電力消費は減る。

対策3:有給休暇100%取得義務&長期休暇
労働時間が長いだけでなく、
有給休暇すら消化できない奴隷労働日本。
休みをちゃんと取らせば今までより総労働時間は減るだろう。

そしてヨーロッパを真似てサマータイム導入するなら、
長期夏期休暇=バカンス制度も導入すべきだ。
暑い夏は節電のため社員を1カ月ぐらい交代で休ませる。
夏の間は休んでいる社員を増やして、
4フロアで照明やクーラーを使っているのを、
3フロアで済ませるとかすれば、
劇的な節電効果がある。

日本は消費税増税の時だけヨーロッパを真似るくせに、
他の制度は真似しない。
長期休暇制度も導入すればよい。

対策4:在宅勤務の推進
今やオフィスでの働き方が劇的に変わった。
事務系社員はほとんどパソコンとメール。
営業系社員はケータイまたはスマートフォン。
それでだいだいの仕事が事足りてしまう。
そういう形態で仕事をしている企業が、
在宅勤務を推進すれば、
オフィスでの大量電力消費に歯止めがかかり、
家庭での少量電力消費で済むはず。

100%在宅勤務が無理だとしても、
水曜日は在宅勤務の日とか、
少しでもいいから在宅勤務を増やせば、
かなりの節電が期待できるのではないか。

ところが日本では技術的には可能なのに、在宅勤務が進まない。
それは仕事をしに会社に来ているのではなく、
会社に来ることが仕事という感覚の人が多いからだ。
だから会社に来ないで仕事をすることに、
対応できない社員が多い。
だからいろいろもっともらしい言い訳して、
在宅勤務を闇に葬り去ってしまう。

でも震災で明らかになったように、
計画停電で電車の本数が激減するとか、
災害が発生した場合には、
会社に来たくても来れなくなる可能性が高い。
今後も大地震の可能性もあり、
大量放射能放出の可能性もあり、
さらには新型インフルエンザといった、
疫病の流行といったことも起こり得る今、
会社に来ないと仕事ができない企業は、
災害が起きたら潰れてしまう可能性が高くなる。

今こうしたBCP(事業継続計画)的観点から、
IT技術を使ってどこでも働ける体制にしようと、
真剣に取り組む企業も増えている。

節電という観点だけでなく、
災害が起きて外に出れない、
電車が動かないといった場合などにも備えて、
在宅だろうがカフェだろうが、
仕事をできるような体制を導入することが大切だ。

こうしたさまざまな取り組みをした上で、
やっとさらに付け加えてサマータイム、
導入しましょうか?って話ではないか。
サマータイムと空騒ぎして、
上記のような対策を怠っている企業は、
エコごっこ、節電ごっこをしているに過ぎないと思う。

震災と原発事故は、日本の働き方を見直し、
生活、人生を見直す絶好のチャンス。
上っ面の制度だけ導入しても、
意識が変わらず今まで通りの働き方をしていれば、
そりゃ電力は足りなくなり、
原発がないとダメだという、
またしても同じ最悪の過ちの繰り返しにしかならないだろう。

あれだけの大事故が起きた今こそ、
企業はエコごっこ、節電ごっこではなく、
マジエコ、マジ節電を。


by kasakoblog | 2011-05-31 21:23 | 働き方
2011年 05月 31日

日帰りで標高2034m

e0171573_2112406.jpg
e0171573_21125467.jpg
e0171573_2113030.jpg

今日は仕事で日帰りで長野の美ヶ原高原まで行ってきました。
帰りは前々から行きたかった松本城へ。
松本城ってほんと素晴らしいです!
今週も来週もあちこちかけずりまわる予定です。


by kasakoblog | 2011-05-31 21:13 | 旅行記
2011年 05月 31日

工場写真集

e0171573_1333991.jpg

工場写真がド迫力で見れる写真ギャラリーページ新設しました!
ぜひお楽しみください!
http://www.kasako.com/1105kougal.files/01.html

こちらはヨーロッパ宮殿写真集ギャラリー
http://www.kasako.com/1104eugal.files/01.html


by kasakoblog | 2011-05-31 01:34 | 【写真】工場
2011年 05月 29日

想像力なき「善意」は人を殺す

善意で他人を助けてあげるって素晴らしいことだ。
しかし善意で人に何か“してあげる”ことほど難しいものはない。
それが本当に相手のためになっているのかも微妙なところだ。
しかも何かをしてあげた方は、
自分が「善意でやってあげている」という、
まったく罪悪感なき、悪意なき意識でいるから、
余計にタチが悪い。

被災地支援のフェーズが大きく変わってきたと、
最近、感じるようになった。
それは小出しに発表される政府の恐ろしい発表。
NHK教育テレビの「ネットワークで作る放射能地図」で明らかになった、
震災直後から福島はもちろん関東にいたるまで、
広範囲にわたって放射性物質の放出されている事実。

今までは、地震・津波によって家をなくした人を、
緊急避難的に避難所に集めて、
そこで仮設住宅のめどがつくまで、
食事や物資を中心に支援をするというのが中心だった。
しかし放射能汚染が深刻になっている今、
通常の地震・津波被害の支援の仕方ではない、
支援の仕方が必要なのではと思うようになった。

反原発のコメントをしたためにドラマを降板させられ、
事務所もやめた俳優・山本太郎氏は、
高濃度汚染区域にもかかわらず、原発から30キロ圏外なために、
学校が開校してしまった郡山市や福島市など、
避難勧告の出ていない汚染区域のコドモタチを疎開させるプロジェクト、
「オペレーション・コドモタチ」に力を入れているという。
「オペレーション・コドモタチ」は、
“大人たちのエゴで子どもたちを無理心中させてはいけない”と訴え、
「勇気を出して疎開してみませんか」と呼び掛け、
北海道で4000戸受付があるといった避難先情報の発信などを行っている。

この活動がいいのかどうかは私にはまだわからない。
ただ私が思うのは、30km圏内だけでなく、
それ以外にも高濃度汚染されている地域の農産物を、
“風評被害だからかわいそう”と称して買ってあげたりとか、
そこで炊き出しや泥かきなんかの支援をすることは、
支援じゃなくて、地元の人たちの寿命を縮める行為に、
加担していることになるのではないかということだ。

30km圏外で困っている被災地があるから助けてあげよう!と、
高濃度汚染地域にもかかわらず、
その地域が元の生活ができるよう復旧支援してしまうことで、
そこにいる人たちがその場を避難する必要がなくなり、
結果、5年後、10年後にガンになって体調を悪化させてしまう。

もちろん福島原発周辺が危ないからといって、
日本中に原発があるわけで、
しかも日本中で地震が起きており、
日本で絶対に安全な避難場所はないが、
だからといって明らかに今、
危険な場所に居続けるというのは自殺行為だと思う。

いや、もう別のところでなんか暮らせない。
早死にしようがここを離れたくないという高齢者はそれでいい。
でもそうした大人たちのエゴのせいで、
子どもたちが犠牲になるのはどうなのかと。
チェルノブイリでは事故から5年後ぐらいから、
子どもの甲状腺ガンが急増したという。

政府の放射線量は地上18mというあり得ない地点で計り、
しかもあちこちで計っているわけではなく、
放射能パニックが起きないよう、
わざと低い値に見せかけているように思う。

しかし放射線量の恐ろしさは、
場所によってぜんぜん異なるということだ。
距離が近いから危なくて、
距離が遠いから安全ということはまったくない。
同じ福島市でも高いところと低いところがある。
同じ公園でも、地上1m地点が低くても、
木のベンチや砂場、草むらなどは異様に高いところもある。
こうした重大な汚染事実をスルーして、
今は何もないし、地元を離れるのは面倒だから、
そこにいたいという大人たちのために、
5年後になってわが子を死なせかねない事態になっている。

そしてボランティアたちは被災地に入り、
地元の大人たちのそうした声に耳を傾け、
「そうですよね、地元で暮らしたいですよね。
じゃあ暮らせるようにボランティアで泥かきしましょう」
といってそこで暮らせるようにしてしまう。
結果、大気だけでなく土壌や海水汚染、
さらには食物連鎖によって凝縮された高濃度汚染により、
じわじわ地元の人の首を絞めることに加担してしまう。
支援という名のもとに。

でももちろんボランティアした人にはそんな意識はない。
地元の人たちの意見を聞いて、
助けたいと思ったから助けただけだと。
こういう悪意なき善意、知識なき善意、
想像力なき善意ほど、恐ろしいものはない。
他人に何かをしてあげるのであれば、
その責任はきちんと持つべきだ。
言われたからやってあげました。
後は知りませんではどうしようもない。
それだったらはじめから何もしない方がまだマシだ。
なぜなら首を絞める行為に加担しないのだから。

想像力なき善意で被災地を苦しめたのは自粛だろう。
惨事が起きてのんきに旅行したり、
酒なんか飲んでいる場合じゃないという行動が、
被災地を余計に苦しめた。
でもやっている本人たちは善意だ。
想像力なき善意は人を“殺す”のだ。

もう読んだのは10年以上も前になるが、
写真家・作家、藤原新也氏の著作「印度動物記」に出てくる話が、
私には今もなお衝撃的に印象に残っている。

藤原新也氏がインドを旅している時に、
あきらかに栄養失調の子どもが、
何か食べるものは欲しいという仕草をした。
そこで、これで何か食べなさい、
という意味合いで財布から10パイサ硬貨を渡した。
すると子どもはニッケル硬貨をかじりだしてしまった、
というのだ。

また津波の危険性のある低地に、
高い堤防も作らず、住めるように支援するとか、
放射能汚染が深刻にもかかわらず、
復旧できるようにしてしまうとか、
それって飢えた子どもにニッケル硬貨を食べさせ、
殺してしまう行為になりかねないということ。

でも人は善意=ボランティアに酔いしれる。
自分はいいことしてる。
困っている人を助けてる。
何もしないやつよりはるかにいいことしてる。
でも何かをすることは、いい影響であれ悪い影響であれ、
相手の人生にかかわることだ。
かかわる以上、それなりの知識や責任が必要だ。
単に自己満足のためにいいことしたいのでは、
自分がしたいことを相手に押し付けるだけで、
もしくは単に相手のいいなりになって、
それをしてあげるだけで、
本当に相手のためになっているかはわからない。

2週間前、福島の原発30km圏外ぎりぎりの、
久ノ浜の町を訪れ、地元の人と話をした時、
泥かきの人数が足りないと話していた。

ならば私がネットでボランティアを募集し、
一緒に組織だって車なりバスなりでかけつければ、
被災地支援になるのではないかと思ったが、
すぐその考えは消え去った。

この場所を再び住めるようにすることが、
本当にこの人たちのためになるのだろうかと。
今は北西の風が多いから南にあるこの街は、
低い放射線量かもしれないが、
風向きが変われば30kmぐらいの距離だけに、
高濃度汚染になる可能性も十分あるんじゃないかと。

震災から2ヵ月以上が過ぎたが、
依然として原発の状況は予断を許さない。
許さないどころか、隠蔽されていたのか、
把握できないほど管理能力がなかったのか、
メルトダウンしたとか高濃度汚染されていたとか、
その当時に発表していたら、
間違いなくみんな逃げ出していたであろう、
とんでもない事実が小出しにされている。

そうした事実がわかった今、
今後の被災地支援、特に福島については、
今後さらなる放射能汚染が進む可能性があると考えた上で、
支援するなら何をすべきかを考えないと、
飢えた子どもに硬貨をあげて、
その人たちを殺すことになりかねないのではないかと思う。

しかし放射能はやっかいだ。
私がこうして危険性を書いたところで空騒ぎのような感じもする。
だってすぐに被害があるわけじゃないから。
結果がわかるのは5年後。
5年後になってあの時こうしておけばよかった、
あの時、余計な支援があったばかりに、
避難することができず地元にとどまったせいで、
わが子が死んでしまったなんてことになりかねない。

しかし警告している人たちがいっぱいいるし、
すでに避難した方がいいと行動を起している人もいる。
それを「何をおおげさな」とみるかどうか。
「想定外だった」という言い訳はもはや通用しない。

台風の前に緊急に政府がしなければいけないこと(武田邦彦氏のブログ)
http://takedanet.com/2011/05/post_ec82.html


by kasakoblog | 2011-05-29 21:09 | 東日本大震災・原発
2011年 05月 28日

進む勇気だけでなく退く勇気

前に進むのはそう難しいことではない。
難しいのは退く勇気だ。

人生を歩んでいく上で、
自分に言い訳して前にまったく進めない、
行動が伴わない人は論外だが、
だからといってただやみくもに、
楽観的に行動力だけを武器に、
一直線に前に進み、
立ち止まる、もしくは撤退する、他の道を行く、
という選択ができないのは非常に危険なことだ。

自分に過剰な自信があり、かつ行動力、「正義感」があるが、
視野が狭い人にこのような危険性が多い。

企業でも新事業を立ち上げるのはそう難しいことではない。
しかし難しいのは、事業をやめること。
事業を始めてみたものの、
予想よりもうまく行かず、
赤字垂れ流しで勇気ある撤退をすべきところ、
「いや、もうちょっとがんばれば先が見えるかも」
「せっかく今まで多大な投資をしてきたのだから、
ここで撤退するのはもったいない」として、
結果、傷口を広げてしまう。
前に進むことしか考えていないのだ。

なぜ人は退くことが下手なのか。

道を進んできたものの、
この先、進むのはやばいんじゃない?と思っても、
「せっかくここまで来たんだから」
というもったいない根性がよぎってしまうから。
今まで苦労してきたことが無駄になってしまうと考え、
本来、もうやめるべきなのにやめられない。
まさに原発やダムなどがその最たる例だろう。

あとは性格上の問題で視野が狭い。
「これは絶対にいいアイディアだ!」と思うと、
わき目もふらずに一直線に突進してしまう。
前にただ歩くだけならラク。
だから進んでしまったが最後。
あとはもう誰にも止めることができず、
ただただ勢いのまま前に進んで危険に遭遇しクラッシュしてしまう。

あとは途中で退くことが「かっこわるい」
「臆病だと思われたくない」という心理だろう。
せっかくゴール目指して前に突き進んでいるのに、
危険だから途中でやめて帰ってきましたというと、
周囲から「勇気ねえな」「臆病だな」と見られる恐れがある。
それを気にするあまり、
「この先、このまま進んだら危険だよね・・・」
と思いながらも、勇気ある撤退ができず、
突き進んで危険に遭遇してしまうのだ。

海外旅行や登山をしていたりすればわかると思う。
この先に進めばおもしろいことがありそうだ。
でもこれ以上、進むのは危険な可能性がある。
ここで撤退すべきか、それとも突き進むべきか・・・。
旅行や登山をしていると、常にそのような判断を迫られる。

今、日本は癒着しきった政官財が敷いたレールとゴールに、
今もなおこだわり続け、
大震災が起き、原発事故が起き、
180度路線転換をしなければならないのにもかかわらず、
「ここまで進んできたのに今さら戻るなんて」
「今まで作ったものが無駄になるからなんとかこのまま続けよう」
としている。
撤退する勇気がない。ただ惰性で前に進むことしか考えていない。

それは国民一人一人も同じ。
未だに過去の価値観やこれまでの常識、
今までの生活に囚われ、
今までと同じレールを進み、
同じゴールを目指そうとしている。

でも今、目の前のレールには瓦礫の山が積みあがり、
ゴールには放射能の嵐が吹き荒れている。

それでも今まで通りのレールを前に進み、
かつゴールに突っ込んでいくんですか?
それは破滅への道ではないのですか?

前に歩くだけなら簡単。
でも時には勇気ある撤退をすることも必要。
この場から逃げ出すことはかっこわるいことじゃない。
ゴールをあきらめることは臆病なんかじゃない。

自分が突き進んでいる道が果たして「正しい」のかどうか。
震災が起きた今、立ち止まって考えるべき時に来ている。

前に進むことだけを考えるな。
時には退く勇気も持て。
それが幸せな人生を送る秘訣。


by kasakoblog | 2011-05-28 23:29 | 生き方
2011年 05月 28日

ライブ写真&レポートアップ

e0171573_2335895.jpg
e0171573_234439.jpg
e0171573_2341146.jpg
e0171573_2341819.jpg

重大発表から半年ぶりのライブ!
メジャーデビューしていながら、事務所をやめて、
自ら会社を設立し、音楽の無料配信サイトを立ち上げ、
そこを中心に活動をしていくという、
大きな進路転換を図ったバンド、メリディアンローグ。

重大発表後の初のライブが3月に行われる予定だったが、
震災の影響で中止に。
そして昨年11月依頼となるライブが4月27日に行われました!
その際のライブ写真&レポートです!

※音楽無料配信ソフト「フリクル」は5月にオープンし、
画期的なビジネルモデルであることから、
ベンチャー企業を集めたイベント「Innovation Weekend」にて、
NTTcom賞を受賞するなど社会からも注目されています!

<2011/4/27 六本木morph tokyo>
1.ブランニュー・スタート
2.フラッシュバック
3.遺伝子の箱舟たち
4.クローンユニット
5.アンバランス

半年ぶりのライブ。
しかも新生メリディアンローグになってからの初ライブ。
とにかくメンバーたちは、
ライブがしたくてうずうずしているって感じで、
しかも自分たちで自由にライブができるという開放感から、
エネルギーみなぎる力強いライブでした!

新生という意味では今回からベースのサポートメンバーが、
Takutoさんから北村雄太さんに!
Takutoさんとはまた違った持ち味を持つ雄太さんの加入で、
さらに音楽の幅が広がった新生メリディアンローグ。
そのライブが幕を開けた。
v 1曲目は、これまでの音楽業界では考えられない、
新曲を無料配信する記念すべき1曲目となった、
「ブランニュー・スタート」。
今まで何かどこかでいろんなことに"縛られれいた"、
その不自由さを吹き飛ばすかのような、
新生スタートにふさわしい明るく力強い曲!

勢いそのまま、ライブで盛り上がるために作られた、
とってもライブ向きな「フラッシュバック」!
心に抱えた閉塞感や息詰まった感じを吹き飛ばしてくれるような、
ノリのいい曲がとっても心地よい。

半年ぶりのライブといううれしさもあってか、
この2曲だけでも圧倒されるほどのパワーが!
ここで一息ついてMC。

5曲すべて激しい曲で圧倒するのかと思いきや、
3曲目にスローなテンポな「遺伝子の箱舟たち」を入れることで、
逆にこの曲がすごくライブの中では際立っていて、
心に染み込んでくるようだった。

4曲目は4月に無料配信された新曲「クローンユニット」。
この曲がむちゃくちゃかっこいい!
ライブで聴くとまたむちゃくちゃいい!
閉塞感を吹き飛ばすエネルギッシュな疾走感があって心地よく、
曲の雰囲気が近未来的でかっこいいみたいな。
ギターソロもかっこよすぎてマジやばいです!
今もヘビーローテーションでこの曲聴いてます。

最後は「アンバランス」!
メリログライブですっかり定番となった、ライブで盛り上がる曲!
何も考えず自然と体が動いてしまうノリのよさが、
ライブで聴いているとほんと気持ちいいんです。

あっという間の5曲でしたが、
でも久々ということもあって、
ライブでメリログの音楽が聴けるという、
充実感・満足感・幸福感を覚えるライブでした!

今後は6/7、7/15にもライブが予定されているメリディアンローグ。
ぜひ多くの方々に音楽無料配信サイト「フリクル」で、
無料登録して毎月タダでメリログの新曲をもらって、
聴いてほしいと思います!

・ライブ写真
http://www.kasako.com/1104merifoto.html

・新曲がタダでもらえるフリクル
http://frekul.com/artists/profile/mr

・メリディアンローグの今後のライブ予定
http://meridianrogue.com/pc/schedule.html

・メリログ応援サイトトップ
http://www.kasako.com/meritop.html


by kasakoblog | 2011-05-28 23:05 | 音楽
2011年 05月 28日

写真ギャラリーページ新設!

e0171573_2535925.jpg
e0171573_2541334.jpg
e0171573_2542793.jpg
e0171573_2543940.jpg

ホームページに写真ギャラリーページを新設しました!
これまでアップしていた写真の約2倍の大きさ、
横900ピクセルで写真を掲載していますので、
かなりの迫力でWebでも写真を楽しんでいただけるのではないかと思います。

第一弾はヨーロッパの宮殿・教会・邸宅写真30枚!
700以上もの写真を掲載した、
4月に発売した写真集「ヨーロッパの邸宅・宮殿・教会」は大変好評で、
アマゾンのグラフィックデザイン部門で発売以来ほぼずっと、
トップ10内に入っております!

Webの写真ギャラリーを見て写真を気に入った方は、
写真集の方も書店などでご覧いただき、
気に入っていただければ購入していただければうれしいです!

写真ギャラリーページ第一弾
ヨーロッパの宮殿・教会・邸宅写真
http://www.kasako.com/1104eugal.files/01.html


by kasakoblog | 2011-05-28 02:55 | 【写真】海外
2011年 05月 26日

もう原発の話題はうんざりという人へ~ぜひ見て欲しい動画、本、ブログ

e0171573_23183840.jpg

もう原発の話題はうんざり。
地震の話題ももういい。
被災地の現実もできれば見たくない。
ましてや放射能の話なんてやめてほしい。
もう、いいじゃないか。
今、こうして平和に暮らせているのだから・・・。

不都合な真実。
人間は自分にとって都合の悪い事実から、
目をそらす傾向がある。
どこかでわかっていながら、その事実を認めたくない。
だから見て見ないふりしてやり過ごす。
入口で受け付けないようシャットアウトしてしまう。
そして自分の信じたいものだけを、
自分の見たいものだけを、
「事実」として受け止めようとする。

それは生きていく上での防御手法でもある。
すべてのことを真に受けていたら、
まともになんか生きてはいけない。
特に自分にとって不都合なことであればなおのこと、
目をそらさないと心がもたず、
日常生活をまもとに送れなくなってしまう可能性もある。
嫌なことをすぐに忘れる忘却力や、
うっとうしいことを受け流すスルー力は確かに必要だ。

しかし目をそらしてはならない事実もある。
というよりその事実から目をそらしたら、
何の問題も解決できず、
結局、その人自身やその国家自身に未来はなくなってしまう。

にもかかわらずそうした事実を見たくないと思うのは、
いわば原発を誘致した自治体や、
麻薬にすがる常習者や、借金を重ねる多重債務者と同じ。

ただ今が気持ちよければそれでいいという、
目先の快楽を追い求めるために、
長期的に見れば破滅に至る道を、
わかっていながら選んでいることになる。

5月になって福島原発で起きていたとんでもない事実が、
次第に明らかになってきた。
しかし国民はバカげているほど冷静だ。
それは2ヵ月経った今、聞かされたからであろう。
もし2ヵ月前、余震も多く、
次々と原発で事故が起きるオンタイムのなかで、
メルトダウンしたとか大量の放射性物質が放出されたとか聞いたら、
間違いなく、日本は大パニックに陥っていただろう。

最近、原発や地震、被災地の話題を日記で取り上げることに、
読者との温度差を感じることが多い。
「もういいよ、かさこさん。どうしようもないんだし。
だいたい今は平和なんだし、何の問題も起きていないんだから、
もう原発、原発ってうんざりだ」

上記のような感想を直接的に言われたわけではないが、
10年も毎日更新ブログをしていると、
なんとなく読者が感じている空気感がわかるようになる。
今日の話題はタイミングとしてよくなかったかなとか、
見事にタイムリーな話題で読者も読みたかった内容だったかなとか。

人間は2つのことに弱い。
1つは見えないものに弱い。
例えば戦争のような危機の場合には、
敵として形をなしているものがあるから、
それに対して脅威を感じたり、
対策を練ったりはできる。

しかし残念ながら放射能とか電気とか、
目に見えないものはピンとこない。
どこに脅威があるのかもわからない。
危険だと騒げば騒ぐほど、空騒ぎのような気がする。
だからこそガイガーカウンターといったような、
放射線測定器で数値化することが必要なのだ。
数字に表れれば人はなんとなく危機感がわかる。

そしてもう1つ、人間が弱いのは、
すぐに結果がわからない長期的なもの。
例えば新型インフルエンザにかかると3日で死にますとか、
放射能を浴びると10時間で死にますとか、
そういう短期的な脅威に対しては危険を感じることができるが、
5年後か10年後にガンになる確率が高いかもしれないなんていう、
そんな先の話になってしまうと、
めっきり人は危険を感じなくなってしまうのだ。

今、日本人は大きな危機に直面し、
今後、幸せで豊かな社会の基盤をもう一度作り直せるのかどうかの、
大きな岐路に立たされていると思う。

しかしながらあまりに311のショックが大きかったせいか、
あの時、騒ぎすぎたせいか、
2ヵ月もするとすっかり「どうでもよく」なってしまい、
「もうその話題はうんざりだ」といったような、
自分に都合の悪い事実から目をそらす意識と、
目に見えないものの危険を騒がれてもという意識と、
今は大丈夫なんだからこの先のことを言われてもわからない意識。
この3つの逃げの意識から、
危険をスルーしてしまっているようにも見える。
ある種の思考停止状態だ。

いや、私は別に日本人が滅んだって、
自業自得だから仕方がないとも思うし、
どこかに逃げるより日本で早死にする方が幸せだと、
考えるのはそれはそれで仕方がないと思う。

自分は最悪の危険性を承知した上で、
でも自己責任の上でそうした生き方を選びました、
という人はそれでいい。
ただ今の多くの日本人は、
想定外を連発した政治家や官僚や東電のように、
危険性があることを考えたくないから、
不都合な真実から目を背けて行動しているのではないか。

それで3年後か5年後かに、
自分はともかく子供や孫や愛する人が、
ガンや白血病で死んでしまってもいいのかを、
今、考えなくてはいけないと思う。

ぜひ下記の動画と本を見てほしい。
その上で自分の今後の人生を考えてほしい。
ここに紹介していることが、
すべて「事実」なのかはわからないが、
まず知っておくことが大事だと思う。

動画:ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」
http://www.youtube.com/user/daisuki0721#p/u/6/WhPx6s1800Q

本:「暴走する原発~チェルノブイリから福島へ、
これから起こる本当のこと」広河隆一著
http://amzn.to/lrtEt7

本:「原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる」田中優著
http://amzn.to/jwFZk8

ブログ:武田邦彦氏(中部大学)
http://takedanet.com/


by kasakoblog | 2011-05-26 23:21 | 生き方
2011年 05月 26日

軍艦島の旅行記がマイコミに掲載!

e0171573_17203115.jpg

長崎・軍艦島の旅行記がマイコミジャーナルにアップされました!
(はじめに広告ページでますがskipすると記事が表示されます)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/05/26/gunkanjima/index.html


by kasakoblog | 2011-05-26 17:21 | 旅行記
2011年 05月 26日

趣味が人をつなげる~工場夜景ガイドしてきました!

e0171573_047739.jpg

昨晩はある企業の写真部10名連れて、
工場夜景ツアーのガイドをしてきました!

震災前の3月に、かさこワールドを見て、
工場夜景ツアーをしてくれないかとのメールが。
ちょうど私が3月末に開催する予定の、
工場夜景ツアーのお知らせをしていたので、
もしよかったらそちらに参加しますか?
と返信したところ、日程が合わないのと、
あとは企業の写真部としての活動なので、
写真部のメンバーだけでツアーがしたいとのことで、
喜んで引き受けることに。

ただその後、震災があったため、
この工場夜景ツアーは無期限延期に。
5月になって再びメールがあり、
昨晩、開催することになり、
10名を連れて工場夜景を案内しました!

旅行関係のお仕事をされている方々で、
かつ写真部ということで写真に興味のある方々なので、
夜景ツアー中もしかり、
夜景ツアー後の食事の場でも、
旅行や写真の話で共通項が多く、
とても楽しい時間を過ごしました!

それにしても趣味って大事だなってしみじみ思う。
この方々は同じ会社の人とはいえ、
部署も違えば、年代も違う。
もし写真という共通の趣味がなければ、
社内にいてもそれほど交流はなかっただろうし、
仕事帰りに飲みに行っても、
仕事の愚痴や上司の愚痴を言うだけの仲だったかもしれない。

でも共通の写真という趣味があり、
活動を定期的に行っているので、
「前に富士山に撮影に行った時は寒かったけど、
すごく思い出深かったよね」とか、
「次はどこに撮影しにいこうか?」とか、
楽しいことでの会話が弾む。

昔と違って企業内の部活ってあんまりないだろうけど、
こういうのを見てなんか素敵だなって思った。

どうしても社会人になると、
仕事と家庭の2つしかなくなってしまう。
そして休日は寝るだけみたいな。

話すことも仕事か家庭。
でもそれだけだと息苦しくなってしまうこともある。
仕事のように利害が絡まず、
家庭のように生活が絡まず、
ただ純粋に楽しむための趣味があり、
もちろん1人で楽しむ趣味でもいいんだけど、
こうやってみんなで一緒に楽しめるものって、
人と人とのつながりにもなり、
すごくいいなって思います。

私自身もガイド役という立場といえども、
旅行や写真という共通の趣味を持つ方々、
しかも普段はあまり知り合えない方々と、
話をできるっていうのは楽しいし。

仕事と家庭と趣味の3つがあって、
そのバランスがうまくとれていると、
毎日がきっと充実すると思う。
そういう意味では「仕事が趣味」とか、
言っている人ってかわいそうだなと思う。
それって単に趣味がないから、
仕事以外にすることない、
私はとても視野の狭い人間ですって、
宣言しちゃっているようなものだし。

趣味と言えるかは微妙だし、
最近はあまりないのかもしれないけど、
接待とかではなく好きで、
サラリーマンがゴルフとか麻雀で、
コミュニケーションとっていたのもいいことだと思う。
純粋にみんなで楽しめるものっていい。

社会人になったら何でもいいから、
趣味を持つといいと思います。

※今週はもう1件、別のグループから、
工場夜景ガイドの依頼があります。
私企画の工場夜景ツアーは、
頻繁にする予定はありませんが、
お友達とかグループ単位とかで、
5~6人集めたので工場夜景ツアー開催してくれませんか?
といった依頼は随時受け付けておりますので、
遠慮なくご相談いただければと思います。

また工場に限らず、猫、サルなど、
他のテーマでのツアーもしたいという希望があればガイドします。


by kasakoblog | 2011-05-26 00:47 | 生き方