好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2012年 01月 31日

サッカーを通じた共生的自立社会

大学のサッカー部に入部を断られて、
3年間、やる気をなくしていたのに、
ブラジルに行って修行したおかげで、
Jリーガーになった林一章さんを先日のブログで紹介した。
http://kasakoblog.exblog.jp/17291702/

しかし彼はJリーガーになれたものの、
活躍できずに引退を余儀なくされた。
彼はその後、社会の先生として高校に3年間勤めていた。
その中で、彼はなぜJリーグで成功できなかったのか気づいた。

「得られた知識をもとに、
自分で考え、判断し、瞬時に行動できなかったからだ」
と彼は分析する。

「プロに入って、コーチや先輩などから、
いろんなことを教わった。
それを私は自分なりに解釈することなく、
なんでもそのまま真に受けてしまった。
教えられた知識を、自分で考え、判断することをしなかった。
だから活躍できなかったのだと思う」

なぜそのことに気づいたのか。
それは社会科を子供たちに教えている時に、
感じたことがあったからだ。

「受験のためにただ年号や地名を覚えるだけでは、
受験に合格できても、社会で生き抜いていく力は身につかない。
暗記した知識をもとに、それをどう今の社会や自分と結びつけて、
自分なりに考え、行動できるかが重要。
そのことを子供たちに教えたいと思った時に、
私がなぜJリーグで活躍できなかったかがわかったのです。
ただコーチや先輩のいうまま、知識だけを暗記して、
それを実戦に活かす知恵に変えられなかったのだと」

知識だけを詰め込まれて、
自分の頭で考える力がなければ、
行動に移す力がなければ、
社会に出て自分と同じように失敗してしまう。

子供たちにそのことを教えたいと思った彼は、
「社会科よりサッカーを通じた方が教えやすい」と考え、
高校教師をやめ、元日本代表選手のサッカー教室のスタッフとして参加。
今は学校でサッカーの顧問などをする傍ら、
JFA(日本サッカー協会)こころのプロジェクト「夢先生」として、
自分の成功・失敗経験をもとに子供に伝えながら、
サッカーを通じた社会力養成に力を入れている。

それを彼はこう呼ぶ。
「共生的自立」と。

「サッカーは団体スポーツ。
仲間と協力してプレイをしなければならず、共生が必要。
でもチームの一人ひとりが個性や能力を持った自立も必要となる。
この共生的自立は、サッカーだけでなく社会に出てもそのまま役立つ。
他人を尊重しながら、集団の中で自分の個を発揮していく。
そういう力をサッカーは養えるスポーツなんです」

共生的自立。
これは私も理想とする個人の有り様だ。
昨日のブログ「脱・個人が犠牲になり組織が優先される社会」で書いたように、
個人を犠牲にして成り立つ組織ではなく、
個人の力を活かす組織社会にならなくてはならない。
まさにその力が必要とされているのがサッカーだ。

またサッカーは、彼が社会に出て必要と感じている、
「自分で考え、判断し、瞬時に行動する」力も養えるという。

「自分がサッカーボールを持った時、
選手にはいろいろな選択肢がある。
誰にパスするのか、ドリブルするのか、
シュートするのか、といったように。
しかもそれを瞬時に判断しなければならない。
サッカーは社会を生きていく上で必要なことが学べる、
最高の場だと思う」

林さんがサッカーを通じてたどり着いた答えである、
「共生的自立」と「自分で考え、判断し、瞬時に行動する力」は、
まさに私もブログで毎日のように訴えていること。

今の日本社会は、共生的自立ならぬ依存的共生があまりに多い。
寄らば大樹の陰で、大企業志向。
自分はやらないけど誰かがやってくれる。
大きな組織にいさえすれば安心・安全だというとんでもない錯覚。
そんな他人依存な人ばかりが集まった組織が、
衰退するのは自明のことだ。
日本も日本企業も。

ネットによる情報社会になり、
今までより個人が情報が取れるようになったにもかかわらず、
逆に情報量が多すぎて、
ある特定の意見に流される人があまりに多い。
自分で情報を咀嚼していない。
ただ受け売りのように知識をひけらかすだけで、
それが知恵になっていない。
だから頭はいいけど行動ができない。
知識はあるのに自分の意見がない、
といったおかしな状況が現出している。

他人依存で情報受け売りな人たちばかりになってしまっているから、
日本がおかしくなっているのではないか。

不安定・不透明な社会で生き抜いていくには、
大きな組織に頼るのではなく、まず自分が自立すること。
自立した個が結集し、自立した個を活かした組織をつくること。
そうなってはじめて社会全体が強くなり活性化する。

林さんはサッカーを通して、私は文章を通して、
同じことを伝えたいと思っている。
それがどんどん広がっていけば、
資本主義が崩壊し、先進国すべてが破綻し、
大きな自然災害が起き、北朝鮮や中国が攻めてきたとしても、
自分たちで生き延びる力を身につけられるだろう。

激動の時代を生き抜くための人生マガジン「かさこマガジン2」に、
反応してくれた人がいっぱいいて、同じような思いを抱いて、
それぞれの得意分野を活かして、がんばっている。

そういう人たちが増えてくれれば、
この2~3年に起こる、
日本、世界含めた激動の時代を生き抜いていけると思います。

かさこマガジン2、まだあるので、
欲しいけどまだメールしてない方は、
遠慮なくメールいただければと思います。
kasakotaka@hotmail.com

林一章動画
http://www.youtube.com/watch?v=JAccw3oALUk

林一章~「I have a dream」転んだら起きろ それでいい~
http://hidemusic.s1.bindsite.jp/link.html


by kasakoblog | 2012-01-31 19:41 | 生き方
2012年 01月 30日

脱・個人が犠牲になり組織が優先される社会

日本って生きにくくて、
しかも死ににくい社会でしょ。

先日、名古屋でおもしろい方に会った。
かさこマガジン2を見て、
ぜひ会ってみたいと連絡をくれた方だ。
たまたま名古屋取材があり、
取材後にお会いすることになった。

ただ会った直後から“容赦”のない質問をぶつけられた。
彼「最上位概念から見て、あなたの存在は何ですか?」

?????

しばらく沈黙。
さて、何と答えるべきか。

「社会の変革者になる」と答えた。

彼「社会の変革者とは?」

う~ん、しばらく沈黙。
いやでも初回の質問よりは早く答えられた。

かさこ「社会を良くしたい」

彼「社会が良いって今は何が悪いんですか?」

だんだん唐突だけど本質的な質問攻めにも慣れてきた。

かさこ「生きにくい社会を生きやすくしたい」

彼「何が今の社会は生きにくいんでしょうか?」

かさこ「組織や国家が個人より優先されてしまっていること」

予想外の会話からスタートしたものの、
でも彼の質問は本質を突いていた。
かさこさん、それで一体あんたは何をしたいんだ?
何をめざしているんだ?
何を求めているんだ?ということを問うていたのだろう。

でもこんな風にして質問されて、
あらためて私の活動の原理みたいなものが確認できた。

私が文章を書いているのは、
今の社会が生きにくいと思っているから。
あまりにも非効率・非合理的なことがまかり通っている。
それを打破し、生きやすい社会にしたい。
そのために毎日12年間もブログで文章を書いている。
ネットをする前、サラ金勤め時代には、
今、ブログに書いているようなことを、
ノートに書き綴っていた。

今の社会はおかしい。
もっとよくできるはずだ。
そうなれば自分が生きやすくなり、
他の人も生きやすくなる。
そうなれば今より社会全体が幸せになるはずだ。

別に私は自分を犠牲にして、
他人や社会の幸福のために尽くしたいなんて思ってはいない。
だってそうでしょう。
自分が楽しくなければ、自分が幸せじゃなければ、
他人を楽しませたり、幸せになんかできないでしょう。
私は自分が今の日本社会は生きにくいと感じており、
それを改善したい。
そのために文章や写真という“武器”を使っているに過ぎない。

質問攻めした彼は私の意見と同じく、
「生きにくいだけじゃなく、
日本は死ねない社会、死ににくい社会ですよね」
といわれて確かにそう思った。
自分の最期すら選べず、
自殺はするなとか、痛みを伴う無駄な延命させられるとか。

生きにくい社会の根幹をなしているのは、
彼の質問によって引き出された通り、
企業などの組織や国家が、
個人を犠牲にして成り立っている面があまりに強いこと。

本来、企業も国家も、個人の幸せのために個人が集まり、
社会をよりよくするサービスや商品や仕組みを提供するはず。
ところが今は目的と手段が逆転してしまっている。
借金たれの国家を犠牲にするために個人が犠牲になる。
社員は儲からないのに、経営陣も大変なのに、
とにかく企業という空疎な実態のために、
個人が犠牲になって利益を積み上げることばかり考えている。

でもそれって一体、何のために働いているのか?
なぜサービスや商品を提供しているのか?
何のために国があるのか?
まるっきり本末転倒でしょう。


日本でいちばん大切にしたい会社」の著者、
坂本光司氏の講演を聞いた時のこと。
坂本氏はこう断言した。

「企業は社員のためにある。
客のためでも株主のためでもない。
社員が幸せにならなければ、
絶対にいいサービスやいい商品は提供できず、
結果、客のためにも株主のためにもならないことをする。
だから企業はまず社員を幸せにすることを考えるべきだ。
社員を大事にしている企業は長期的に必ず成長している」と、
抽象的な概念ではなく、具体的な企業名を出して話していたので、
ものすごく説得力があった。

私は個人が犠牲になって組織の利益が追求されるのはおかしいと思う。
組織に属する成員が幸せになってこそ、
はじめて組織も成長し豊かになる。

だから今の日本企業や日本国家はダメなのだ。
組織そのものの短期的利益を優先するあまり、
そこに所属するメンバーに負担を強いすぎる。
これでは日本人が元気をなくし、
結果、企業も国家も破綻する。

このままではいけない。
でもこれを変えるチャンスがやってきた。
SNSを代表とするネットだ。
今やネットツールによって、
個人が組織に対抗できる情報発信能力を得て、
しかも好き勝手につながってしまうことができるようになった。
組織を超えて個が主役になり、
個は1つの組織に隷属することなく、
その時々の活動目的に合わせたゆるやかな集団を、
形成しやすくなってしまった。

今、神田昌典氏の「2022-これから10年、活躍できる人の条件
という本を読み途中だが、そこには会社はなくなると書いてある。
SNSはそれを絵空事ではなく可能にするだろう。
イメージとしては、みんなプロ野球選手とかサッカー選手みたいになるイメージ。
その都度その都度、自分が活躍できる組織に移って、
単年とかで契約する。
しかもそこの組織だけでなく、
複数の組織に属して、さまざまな活動ができる。
そんな時代がまもなくやってくるだろう。
ネットツールが個人を犠牲にして組織が優先される、
生きにくい社会を駆逐しているのだ。

こういう話をすると、
「それでは個人がわがまま放題でまとまらないんじゃないか」
というがそれはどうだろう?
みんな一個人のプロフェッショナルになり、
それぞれがいわばフリーみたいな存在だから、
むしろわがままになるというより、
組織に安住している安心感がないから、
今より真剣に、でも楽しく、
やりがいをもって仕事をするんじゃないか。
でも単に仕事バカになるのではなく、
家庭やプライベートのバランスをとりながら、
クラウドを使って場所や時間に捉われず、
誰かの指示待ちや強制や命令ではなく、
個人が自分の時間割を工夫し、
複数のことを効率よくこなすようになる。

ネットユートピアみたいなことは微塵も思っていないが、
ネットとリアルが融合することで、
個が主役になれる時代がもうまもなく到来する。

でもそんな時代になると困る人間がいる。
組織でごますりしていた人間。
自分の頭では考えられず、
会社や上司の命令だけに忠実な番犬タイプの人間。
個人の実力はないのに組織の看板だけで、
のうのうと生きてきた人間。

だから個が主役になっては困ると、
このような社会にさせまいと、強力な抵抗勢力になる。
しかしネットはもはや組織も国境も越え、
個人同士がつながれてしまう今、
その抵抗は悪あがきに過ぎない。
いつか必ず淘汰されるだろう。

ある意味では厳しい時代でもある。
先生が時間割を立ててくれるわけじゃない。
自分で時間割を組まなければならない。
先生が宿題を出してくれるわけじゃない。
自分で宿題を見つけなければならない。

自立心があり自己管理ができる人にとっては、
これほど生きやすい社会はないが、
依存心が強く自己管理ができない人にとっては、
生きにくい社会になるだろう。

でももう限界だ。
時代は変わった。
社会は変わった。
あなたは変わった?

日本は変わった。
世界は変わる。
あなたは変わった?

私も変わらなければならない。
自立心を持った人が集まる、
個人が主役の社会をつくるために、
私が1つのモデルとなり、
また社会全体を変えていく変革者にならなくてはならない。

だから将来政治家に転身し、
総理大臣になると言っているわけだけど、
今はとにかく私が持っている力、
文章、写真という手段を使って、
社会を少しずつ変えていく活動をしていきたいと思う。

今、安住の組織にすがりつき、
個人の力を磨いておかないと、
火山噴火と大地震をきっかけに、
ハイパーインフレと財政破綻が起きる日本の混乱と、
世界の先進国が同時破綻し、
金融資本主義、借金資本主義が破綻し、
新たな経済体制ができるまでの世界の混乱の中を、
とてもじゃないけど生きてはいけないと思う。

でもその混乱の後に“ユートピア”はある。
今までの社会の腐った歪みや膿が一掃され、
今の時代にあった新しい社会ができるだろう。

国境も国家も会社もなくなるかもしれない。
そんな激動期に私たちは生きている。
それはピンチではなくチャンスだ。
楽しく幸せに生きる絶好の機会だと私は思っている。


by kasakoblog | 2012-01-30 23:43 | 生き方
2012年 01月 29日

サッカー部に入れなかったのにJリーガーに!~元Jリーガー林一章インタビュー

大学に入学したがスポーツ推薦ではなかったので、
サッカー部の入部を拒否された。
大きな挫折を味わい、はじめは遊び歩いていた。
しかし遊んでも遊んでも楽しくない。
ただ虚しさがつのるだけ。
なぜならやりたいサッカーができないから。

心を入れかえ、サッカーをしようと、
友人と河原でボールを蹴ったりしていたが、
そんなことではJリーガーになんかなれるわけはない。
そこで林一章さんは思い切った決断をした。
単身ブラジルに渡ろうと。

どうやってサッカー留学したらよいかもわからず、
とりあえずブラジル大使館を突撃訪問。
そこでサッカーができるところを紹介してもらい、
大学3年生の時に休学し、
1年半、ブラジルでサッカー三昧の毎日を送った。

「言葉もわからない異国の地で、
朝から晩までサッカー漬け。
その話をすると、つらかったのではないか?
と言われるが、好きなサッカーができることが何より幸せだった。
東京で遊び歩いている時よりよほど楽しい。
なぜならサッカー選手になりたいという、
目標に向かって進んでいるから」
と林さんは言う。

サッカーがほとんどできなかった、
大学3年間のブランクを埋めるように、
サッカーに打ち込んだ甲斐あり、
ブラジルでの活躍が認められ、
帰国後、Jリーグのチームに入れることに決まったのだ。

大学のサッカー部に入部できない人でもJリーガーになれる。
なんと素晴らしい人生のお手本だろう。
「夢なんか叶うわけがない」とあきらめている人は、
林さんのような人がいることを覚えておきたい。
こんな逆境に追い込まれても、
あきらめず夢への道を追い求めれば、
奇跡の逆転勝利も可能なのだと。

いや、むしろ思う。
彼がJリーガーになれたのは、
大学のサッカー部の入学を断られたからではないか。

もし彼が何の苦労もなく入部していたら、
サッカーができない悔しさもなく、
なんとなくサッカーをやって、
それで終わっていたかもしれない。
サッカーができない悔しさを知ったからこそ、
そのエネルギーが蓄積し、
何が何でもJリーガーになってやる、
というプラスのモチベーションに変わったのではないか。

夢を叶えた人たちの多くは、
運がいいというよりむしろ運が悪いというか、
かなりのピンチに追い込まれていることが多い。
しかしそのピンチをどう捉えるかで、
人生を好転させる絶好のチャンスになることもあるのだ。
前にブログで紹介した、
イヤな上司のおかげで人生好転した33歳の女性Tさんなどのように。
http://kasakoblog.exblog.jp/16078184/

何かイヤなことがあったり、
急激に売上が減少したりとか、
人生の大きなピンチは、
これからの飛躍につながる、
チャンスにつがなる可能性が高い。

目標をしっかり持ち、
どんなに困難だとしても、
目標を実現する手段を必死に探せば、
必ずや道が開けるはず。

林さんのように、逆境に追い込まれても、
それをはねかえす起死回生の一手を打てば、
Jリーガーになれるわけがないという人でもなれる。

好きなことから逃げず、自分で夢をあきらめず、
夢を実現するための手段を考え、
行動していきたい。

※Jリーガーになった後の林一章さんの人生については、
近日中にブログにアップします。


by kasakoblog | 2012-01-29 21:10 | 生き方
2012年 01月 28日

脈々と受け継がれるもの

土曜に鎌倉に写真展を見に来ていただいた方ありがとうございます!
直接話ができてうれしかったです。
また物産展および写真展の手伝いに来ていただいた方もありがとうございます。
とても助かりました。

今後も鎌倉で展示する予定ですが、私が会場に行ける日は告知させていただきます。

今日は写真展の後、大学時代のテニスサークルが30周年記念ということで新宿に。
私は第13代会長だったのですが、上の代は来ておらず、私がその場で最年長に。
現役の大学生が多く、いろんな人と話したところ、私がいた時と変わっていないことがあった。
それは新入生勧誘のビラに、無理やりお酒を飲ますようなことはしません、と書いていることだ。

この文言は私が入れた。
その時、ビラの文章効果で新入生が急増した。
潰れそうだったサークルをよみがえらせるきっかけとなった。

新入生は不安に思っているわけです。
テニスサークルは飲まされるんじゃないかと。
それを口先だけで言うのではなく、文章にしたことで安心感が生まれた。

それが今も受け継がれている。
私がいた頃より人数も増え、活気もあるようだった。
はじめて会う人ばかりなのに、どこかみな雰囲気が似ていて居心地がいい。
そういった雰囲気も脈々と受け継がれているのだなとなんだかうれしくなった。

組織のいいところは人が変わっても永続ができること。
ただいい雰囲気を残していくのはなかなか難しい。
でもビラの一文言のように文章として存在すると、
それが組織の方向性を規定する重要な力になる。

文書化することで個人や組織の方向性を一定づける力をうまく活用するといいと思う。

by kasakoblog | 2012-01-28 23:22 | お知らせ
2012年 01月 28日

忘れてほしくないという被災地の思い

e0171573_2371559.jpg
被災地が恐れていることは、被災地以外の人たちに、
自分たちのことが忘れられてしまうこと。

今日(28日)から半年間、
鎌倉で毎週第二、第四土曜日に、
被災地写真に言葉をつけたパネル展示をする。
私は写真展ってコストと手間がかかるわりに、
やる方にも見てもらう方にも、
それだけの労力をかける意義がないものが多いと感じていて、
普通の写真展はやる意味がないんじゃないかと思い、
これまであまりやってこなかった。
写真展やるために10万円かけるなら、
そのお金でかさこマガジンのようなミニ写真集作って、
無料で配った方がいいんじゃないかと。

でも今回の写真展をやる意義はあるんじゃないかと思っている。
写真展単発だけではなく、東北物産展とのコラボであることや、
人通りの多い屋外でやるので目に付きやすいということがその理由。

また、すでにかなり風化してしまった東日本大震災。
被災地のことに思いをはせる人も随分と減ってきた。
先々週、写真展をする東北物産展の手伝いをして感じたことは、
来ているお客さんの多くが、
被災地支援になると思って買っているわけではなく、
どこの地域だかわからないけど、なんか普段は目にしないような、
変わった物産があるから買ってみようという感じで来ていた。

それはそれでいい。
結果として被災地支援になるのだから。
ただ、せっかく被災地支援のために、
やっている物産展をのぞいたのだから、少しでもいいから、
被災地のことを考えるきっかけになってくれないかと思う。

でも写真だけでは、もう見飽きたと感じている人も多いのではないか。
そこで被災地写真に言葉をつけることで、
目をひき、何かを考えるきっかけになってくれればいい。
しかもその言葉は、被災地以外の人が聞きさわりのよいように、
仕向けられた、美談化された言葉ではなく、
被災者が苦しい状況に置かれたなかで、
屈折した感情からの心の叫びの一端を感じられるような、
言葉となっている。

とはいっても屋外の即席パネル展示で、
展示枚数は8枚だけなので、
どれだけの人にその思いが伝わるかはわからない。
ただ物産だけ買って終わりという人に、
もう一歩、被災地を考えるきっかけになってくれればなと思っています。

そんなわけで初日の今日(28日)は、
10時~14時頃まで鎌倉にいますので、
よかったら見に来てください。
気軽にお声がけください。
かさこマガジンを欲しい方はそこで手渡しします。

場所は鎌倉駅東口から徒歩2分。
鎌倉郵便局となりの鎌倉生涯学習センターでやってます。

またぜひ物産展の方ものぞいてみてください!
http://kasakoblog.exblog.jp/17222512/


by kasakoblog | 2012-01-28 02:33 | 東日本大震災・原発
2012年 01月 26日

経費意識のないサラリーマンが会社を滅ぼす

サラリーマンってすごい。
事務所の賃料や通信費や備品代を自腹で払う必要なく、
売上にかかわらず毎月決まった額の金をもらえるなんて。

私は個人で仕事もしているが、会社に勤めてもいる。
病院に行かなきゃならなくて、
会社休んだ時とか、ふと思うわけです。
サラリーマンってすごいなと。
個人じゃなく組織で仕事しているから、
会社休んでも仕事は回るし、給料ももらえる。
事務所の賃料を自腹で払うわけでもないし、
売上が増えようが減ろうが、毎月一定の現金が支給される。
こんな安定的な待遇ってリーマン以外にはない。

ずっと会社に勤めている人とかは、
この当たり前のすごいありがたみがわからない。
私も若かりし頃、わからなかった。
むしろ「売上全国トップでなんでこんな給料低いんだ」
ぐらいにしか思っていなかった。
でも一時期フリーになったり、個人でも仕事をしていると、
サラリーマンがいかに安定的でいいかが、
骨身にしみてよくわかる。

でもやっぱり人って、自分で経験しなきゃ、
そのありがたみをわからない人もいる。

「サラリーマンってすごい。
事務所の賃料や通信費や備品代を自腹で払う必要なく、
売上にかかわらず毎月決まった額の金をもらえるなんて」
とツイッターでつぶやいたら、こんなメッセージが届いた。

「一生懸命に毎日外歩いて売上作っても
社長や上司からクドクド言われてもそれなりのお給料で
毎日頑張ってるサラリーマンもいます。
時々本当に気分の悪い発言されてますよね。
そーゆう発言も見たくないのでマイミクから削除させて頂きます」

やっぱりいた!
自分ががんばってるのに上司から文句を言われ、
それなりの給料しかもらっていないと、
不満たらたらで毎日働いているリーマンが!

でもほんとこの手のくそまじめで、
機転がきかない要領が悪いタイプってかわいそうだと思う。
マイミクがあなたしかいなけりゃ、
あなたに向かって言っているのかもしれないけど、
私はマイミク1000人いるし、
ツイッターのフォロワーは9500人いる。
別にあなたに向かって言っているわけではないんだから、
スルーすればいいのだ。
イヤなら律儀に「マイミク削除させていただきます」
なんてメッセージ送ってくる必要なく、
勝手に削除すればいいだけの話。
そもそもリアルで知り合いのわけでもないし、
互いにどこぞの誰かも知らないのだから。

ただこういうのがスルーできない。
だから「自分は仕事がんばってるのに、
会社から評価されず給料が少ない」
みたいに思ってしまうのだろう。

そういう機転のきかないくそまじめさは、
私もそういう面があるので同情はするけど、
ただ「それなりの給料しかもらっていない」
と思わず言ってしまうのは、ほんと甘ちゃんだなと思う。
多分リーマンしかやったことないんだろう。
自分に与えられた営業成績はそこそこあげられるのかもしれないが、
部全体とか会社全体で何をすべきかとか、
そういう視野がまったくないんだろうなと。

「それなりの給料しかもらっていない」
ほんとだろうか?
自分の給料に不満を持っているサラリーマンに聞く。

・あなたが働いている会社の事務所の家賃はいくら?
・事務所の月の光熱費はいくら?
・紙代、コピー代、電話代は?
・あなたが売っている商品(サービス)を開発するのに、
どれだけの期間とコストがかかった?
・商品の原価はいくら?
・あなたが使っているパソコンなどの備品の総費用はいくら?
・あなたが売り上げた客は毎回きちんと期日に支払いをしている?
・売れ残った商品で処分したものはいくらあるのか?
・為替相場の急変や原油価格の変動で、
あなたの会社にどのぐらいの利益変動があったのか?

最低でもこのぐらいは知った上で、
「私は一生懸命売上作っても、
社長や上司に文句を言われながら、
それなりの給料しかもらっていない」
と言っているのだろうか?
まさか答えられないでそんなこと言ってる?!

経費という意識が欠如している。
自分で商売したことないからだろう。
会社内で自分が与えられた仕事さえしていればいい、
という意識でいるからだろう。
リーマンがいかにありがたい存在か。
会社が売上を上げるためにかけているコストを計算してみればいい。
それを知った上で「それなりの給料」といえるのか。

いや、もちろんなかには、利益を適正に社員に還元せず、
暴利をむさぼっている企業はある。
でもそうと断言できるかどうかは、
まず会社の経費を知っている人間が言うことだ。
経費を知りもしないのに「それなりの給料しかもらっていない」
なんてあり得ない発言だ。

会社の経費を調べて、えらい儲かっているのに、
社員の給料が著しく低いと思うのなら、
社長や上司に文句を言われっぱなしではなく、
社長や上司に対して文句を言うべきだ。
それすらせず、誰も聞きたくもない愚痴を、
友人にしゃべってストレス発散したり、
私のように言い当てられてしまった発言に反発し文句を言う。
そんな暇あったら、会社に言えって話。

それで会社が待遇を改善してくれたら、
あなたは幸せになれる。
それを聞いてくれないなら、
そんなイヤな会社、すぐに辞めればいいじゃないか。

だいたいこういうと「待遇のいい会社なんて世の中にない」
とか言い訳したりするのだろう。
本当だろうか?
世間を知らないだけだ。
世の中には信じられないブラック企業も多いが、
信じられない「いい会社」もいっぱいある。

書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司著)
とかを参考にしてみたらいい。
マジでこんな会社あるの?というぐらい、
素晴らしい会社はいっぱいある。
今の会社に不満があるなら転職すればいいのだ。

なぜ辞めれないのか。
自分の仕事力に自信と実力がないからだ。
だから文句を言いつつ、会社にしがみつく。
仕事の実力や自信があれば、
とっとと会社を辞めて転職するなり、
独立・起業すればいいだけの話だ。

そして独立・起業してはじめて、
私がここで書いていたことに気づく。
サラリーマンってこんなにいい職種だとは思いもしなかった。
リーマン時代、しょうもないことで、
ぶつぶつ文句を言っていた私が恥ずかしいと。

当たり前の話だが、
どれだけ売上があってもそこには経費がかかり、
経費をひいた分が利益になる。
その利益の中からあなたの給料が支払われている。
これは個人だけでなく、
売上至上主義のアホな企業にも言えることだが、
どれだけ売上があっても利益が少なければ、
給料は上がるわけがない。

そしてこれも当たり前の話だが、
組織で働いている時は、
総務、経理、人事、法務などは全部誰かがやってくれる。
自分は自分の仕事だけしていればいい。
でも個人で仕事をすれば、
そうしたことも全部自分でしなければならない。
その点を理解していないリーマンが多い。

もちろん個人で仕事をする方が、
リーマンで働くよりいい点もいっぱいあるので、
リーマンが個人よりいいと言っているわけではない。
しかしリーマンしか経験したことない人は、
リーマンのメリットを存分に享受しながら、
そのありがたみにまったく気づかず、
デメリットばかりを見つけて、
会社に文句ばかり言っている可能性が高い。

そうやって不平不満を持ちながら、
イヤイヤ毎日働いていれば、
生産性も落ちるだろうし、ミスもしやすくなるだろうし、
そもそもそんなイヤイヤ働いている社員から
金を払って商品やサービスの提供を受けている、
客に対して失礼だ。

会社にイヤなことがあるなら選択肢は2つ。
1:イヤな点を改善できるよう会社に働きかける。
2:会社を辞める。

この2つができないのなら、文句言わず働けって話。
個人で一度仕事をしてみれば、
リーマンのありがたみがわかるだろう。

※これも当たり前の話ですが、
サラリーマンすべてが経費意識がないといっているわけではなく、
そういう人もいると言っていることを、
ご理解いただければと思います。

・会社と上司に文句があるなら会社を辞めればいい
http://kasakoblog.exblog.jp/16993878/

・サラリーマンは自営の気持ちがわからない
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・かさこツイッター
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by kasakoblog | 2012-01-26 23:55 | 働き方
2012年 01月 25日

東電・原発利権のとんでもない実態

普通の人ならとっくにお気づきかと思うが、
東電および原発利権のあまりにもおぞましい実態が、
次々と報道で明らかになっている。
こんなふざけた会社に電力を独占させるべきではないし、
これほどずさんな管理では原発は即刻全廃すべきだろう。
しかも原発がなくても電力は不足しないことも判明した。
ここ最近のとんでもないニュースを紹介する。

・福島原発は非常用電源が未接続のまま放置

福島第1原発は原発の運転データを監視する、
緊急時対策支援システム(ERSS)にデータを送る機器の非常用電源が、
東日本大震災の4カ月前から未接続のまま放置されていたことが今年1月に判明。
東電が送信装置を誤った場所に設置したのが原因。
安院の原子力保安検査官が設置工事に立ち会っていたが、
未接続に気付かなかった。

非常用電源が接続されていれば、
本震から余震で国の通信網がダウンする
3月11日午後4時43分ごろまでの約2時間、
本震直後のデータを生かすことができた可能性が高い。
ERSSのデータを基に放射性物質の拡散を予測するシステム
「SPEEDI」にも活用できなかった。
東電は、放置していた理由を、
「電源ケーブルを手配しなければいけないという認識はあったが、
3月11日までにつなげなかった」

ERSSとは、チェルノブイリ原発事故などを受け、
原子力事故が起きた際の国の対応を迅速化する目的で導入されたシステム。
全原発55基の原子炉の圧力や周辺の放射線量などの状況を一元的に把握し、
事故状況を予測することなどができる。
これまでに国が155億円以上を投じ開発・運用してきた。

→東電の怠慢ともいえる初歩的ミスのせいで、
被ばく被害を拡大させたとんでもない重罪。

・放射能物質の拡散予測データ、国民には知らせず、
文部科学省が外務省を通じて米軍に提供

SPEEDIを運用する原子力安全委員会が、
拡散の試算結果を公表したのは3月23日。
公表の遅れによって住民避難に生かせず、
無用な被ばくを招いたと批判されているが、
事故後の早い段階で米軍や米政府には試算内容が伝わっていた。

→万が一原発で事故が起きた時のための、
放射能物質の拡散予測システム「SPEEDI」は、
国民のために使われず、それどころか、
アメリカだけに提供されていたという国民反逆的事実が判明。

・避難判断にSPEEDI使わず…原子力安全委員会が改定案
原子力防災指針の改定を検討している、
内閣府原子力安全委員会の作業部会は1月18日、
原発事故で住民の避難判断をする際、
放射性物質拡散予測システム「SPEEDI」は信頼性が低いため使わず、
実測した放射線量などをもとに判断するという見直し案をまとめた。

「スピーディの予測は不確実性が大きく、緊急時の活用は困難」というのが見解。
「予測情報が提供されていれば、より適切な避難経路などを選ぶことができた」
とする政府の東京電力福島第一原子力発電所事故調査・検証委員会の
中間報告書(昨年12月)の指摘と対立するもので、議論を呼びそうだ。

→事故が起きた時のためのシステムを今さら使えないって何?
そもそも使えないんじゃなく、
東電が非常用電源を接続しないまま放置していたからだし、
使えないといいつつ米軍に提供しているのはなぜ?
しかもこれまでSPEEDIの開発に100億円以上かけている。

・東電管内の電力需要、1月20日に厳寒のため震災後最大に
→原発がなければ電力不足になるといっていたが、
厳寒ででもろくに節電もせず、
福島原発が全滅している状況で、
東電は計画停電もなければ節電のよびかけもなく、電力供給は余裕。
つまり原発なくたって電力は供給できたことが明白になった。

・電力需給:政府今夏試算「6%余裕」伏せる
今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した、
昨夏の政府試算について「供給不足にはならない」という、
別の未公表のシナリオが政府内に存在したことが、分かった。

公表した試算は、再生可能エネルギーをほとんど計上しないなど、
実態を無視した部分が目立つ。
電力会社が調達できる再生可能エネルギー容量は、
759万キロワット(原発約7基分)あったのに、、
公表された試算は供給ゼロだった。
また、一部火力発電所で定期検査による稼働停止時期を、
猛暑の8月に設定したり、
大口契約者への格安電気料金と引き換えに、
需給逼迫時の利用削減を義務づける、
「需給調整契約」による削減見込みもゼロとしていた。
夜間の余剰電力を昼間に利用する、
「揚水発電」の供給力も低めに設定されていた。

再生可能エネルギーによる電力供給などを盛り込むシナリオで計算し直すと、
電力使用制限令を発動しなくても最大6.0%の余裕があった。

→原発がないと電力が不足すると国民を脅したのはデタラメだった。
何が何でも原発を再稼動させたいために、
イカサマの試算を出したことが明らかになった。

・東電やめたら電気代3割節約。立川競輪場、契約先変更で
東京都立川市が運営する立川競輪場が2010年度、
電気の購入先を東京電力から特定規模電気事業者(PPS)に替えたところ、
電気料金を前年度の3割近く節約できたことがわかった。
予想以上の「効果」に、市は見直しの対象を拡大。
今年度は、小・中学校など53施設が東電以外と契約した。

ここには書ききれないほど、東電および原発利権官僚の、
ずさんかつおぞましい実態が次々と明らかになっている。

原発そのものが安全か否かとか、
そんな問題ではない。
イカサマ東電とイカサマ原発利権官僚の、
管理体制があまりにずさんだから危険なのだ。
しかも彼らは自分たちで利益を独占するため、
国民生活の重要なライフラインである電気を自由化せず、
ずさんな管理で事故を起こしたにもかかわらず、
社員のボーナスなどろくに削減もしないで、
「電気料金の値上げは権利だ」などとほざいて、
企業や家庭に値上げしようとしている。

ところが一部しか電力が自由化されていない状況で、
立川競輪場のように、東電以外と契約したら、
3割も安くなったことからもわかるように、
東電がいかに暴利をむさぼっているかがわかるだろう。

ちなみに日本の電気代は他の国より極めて高い。
電力会社が電気を独り占めし、
ずさんな管理で暴利をむさぼっているからだ。

そこで今やるべきことは2つ。

・ずさんな管理やデータ改ざん、隠蔽をしていた、
東電および官僚に罪を償わせること。
(金銭および終身無償労働など)

・電力を自由化すること。

普通の人だったらニュースを見ていればわかっているとは思うけど、
国民の安全をないがしろにする東電や官僚に、
原発や電気は任せられないし、
原発が必要だとか電気料金の値上げは必要だなんて論理は、
まったくのデタラメであることを、
上記ニュースから再認識していただきたい。

※原発関連のイカサマニュースがあったら、
今後もツイッターで随時つぶやきいていきます。
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by kasakoblog | 2012-01-25 23:59 | 東日本大震災・原発
2012年 01月 25日

インプットしたらアウトプットを

セミナー、講演、朝会、自己啓発本好きの人っている。
とにかくインプットを増やそうってことに必死になっている人。
インプットは大事だが、それにも増して、
インプットしたことはちゃんと自分で消化し、
アウトプットしないと身にならない。

ただインプットするだけで頭には入るけど、
聞いただけでメモもしない、どんな話かまとめてもみない、
言われたことを実践に移して行動しないのでは、
どれだけインプットしてもあまり意味はない。

私は2000年2月からほぼ毎日のようにブログを更新している。
よくある質問は「毎日なんてネタがつきないんですか」ということ。
はじめの頃はネタがつきて、
でも毎日更新しなきゃと苦肉の日記も多かった。

最近はまったくそういうことはない。
むしろ取材や情報収集、撮影したインプットを、
アウトプットできないままになっているものが多い。

特に昨年は被災地取材という、
これまでにないフィールドワークが加わったこともあり、
インプットしたものをブログにすべてアウトプットできずにいて、
自分の中で消化不良に陥っている。
ちゃんとすべてをアウトプットしなきゃと思っている。
インプットって単なる素材に過ぎないわけで、
アウトプットをしようと思うと、
その素材に対して自分なりの味付けとか調理法とかを探し、
そこではじめてインプットしたことが、
自分の骨となり肉となるのかなと。
Webにアップしておけば、自分の備忘録にもなるし。

「備忘録」というと消極的に聞こえるかもしれないが、
セミナーいったり本読んだりしても、
その場で「ふ~ん」と思っても、
ちゃんと「記録」に残さないと記憶は風化してしまう。
自分で書いたのを読み直せば「なるほど!」と思い返せる。

私の中で昨年、取材や撮影したにもかかわらず、
まだWebにアップしきれていないのは、
旅行系のものが多いが、被災地関連のものも多い。

被災地に行くともう1日2日で膨大な濃い情報量が押し寄せてくる。
帰ってきてすぐにその取材をもとに、
記事を起こしているが、すべてがおっつかず、
時期を逃してしまうと、今、アップするのも変だよな、
とか思って、お蔵入りのままになってしまったり。

でも日本中、どこにいても大地震が起きる可能性があり、
かつ今も原発被害が続いている今、
アウトプットしきれていない情報も、
逆に時が経てば貴重な記録になることもある。
過去の記録は未来を生き抜くヒントにもなる。
だからこそアウトプットすることが必要だ。

当初、福島いわき市の避難所に焦点を絞って、
書籍にしようという話もあって、
そのためにそこにいた被災者約10世帯に、
インタビューしたりもしていたが、
被災地ではない読者がこの本を買うとしたら、
あまりにも個別の特定の避難所に限定され過ぎていて、
いつかくる災害対応には役立ちにくいかなとも思ったりもした。

また発表する時期も大事で、
Webのようなリアルタイム性、速報性がある方が、
多くの読者のためになるということもあり、
書籍はやめてWebに集中した。

ただあの震災から1年が過ぎようとしていて、
いわきの避難所に限定せず、膨大に取材した内容を、
アップし切れていない部分も含め、
改めて整理して、できれば本にしようかと考えている。

Webで読んだ記事が主体となるので、
Webで読んでいる人にとっては一度読んだ内容かもしれないが、
もう一度全体を見渡し、整理しなおすことで、
また違って見えてくるものもあるかなと。

それが私の職業として、
何度も被災地に行ったことに対する、
責務というか支援というか意義なんだとも思うし。

できれば311に合わせて本が出せればいい。
ただマスコミ業界では、
被災地ネタはもう興味がない人が多く、
視聴率がとれないとか売れないとの話もあるので、
どうなるかわからないが、
記録として残しておくことで、
少しでも現状の震災対応や未来の災害対応に、
役立てるようになればと思います。

そんなわけでしばしインプットより、
昨年インプットしなおしたものを、
整理することに時間を多めに割きたいと考えています。
もし出版ともなればお知らせします。


by kasakoblog | 2012-01-25 00:55 | 働き方
2012年 01月 23日

自分を守ることが他人を守ること

M7級の首都直下地震が4年内に70%で起きるとの、
東大地震研の報告があった矢先に福島で震度5。

毎日のように地震情報をチェックしていると、
地震が多い時期と少ない時期があって、
なんとなく傾向がわかる時もある。
11月ぐらいはかなり減ったが、
元旦の大きな地震を機に、
1月に入って、千葉~茨城~福島~宮城~岩手で、
地震が頻発していた。

<最近の太平洋沖の地震>※震度3以上のみ
1/12:福島震度3、宮城震度3、福島震度4、茨城震度3
1/13:茨城震度3
1/14:岩手震度3
1/15:宮城震度3
1/17:茨城震度3
1/18:福島震度3、宮城震度3、福島震度3
1/19:千葉震度3
1/22:茨城震度3
1/23:福島震度5、宮城震度3

東日本大震災以降のあまりの地震の多さに、
慣れてしまって感覚マヒしているかもしれないが、
毎日のように震度3が起きるなんて、
数年前に毎日のように地震情報をチェックしていた時と比べると、
あり得ない異常事態だ。

もうすっかり311を忘れてしまい、
危機意識なく、日常生活を送っている人もいるかもしれないが、
いつ大地震が起きてもおかしくはない、
「臨戦態勢」のつもりで毎日をのぞんだ方がいい。
311からもう1年近く過ぎようというのに、
こんなに連日地震が起きるのは、
相当、地震活動が活発になっている証拠だと思われる。

そこでぜひやっていただきたいのが「自分を守る」ことだ。
災害が起きてボランティア精神に目覚めた人も多いかもしれないが、
他人を助けるためにも自分をしっかり守ることが大事だ。
というか自分を守れない人間に他人は守れない。

自分を守るとはどういうことか。
地震活発の異常時期なのだから、

1:普段からなるべく歩きやすい靴や服装を心掛けること。
ヒールの高い靴とかヒモ靴はできれば避けたい。

いざ地震が起きた時に歩きにくい格好をしていれば、
ケガをする可能性がある。
はっきりいって災害被害を拡大させる「人災」だ。
ケガをしやすい格好をして、
ケガ人が増えれば、災害直後の救出活動が大変になる。
ようは足手まといにならないよう、
自分を守ることは、災害被害を拡大させないマナーといえる。

そして自分が歩きやすい格好していて、
ケガをしなければ、ケガ人を助けたり、
子供やお年寄りの手助けできたりするわけだ。
だからこそ、自分を守ることが他人を守ることにつながる。

2:自宅や企業で食料などを備蓄する。
災害時には食料や水ほか様々な物資が手に入れられにくくなる。
そんななか、ろくに備蓄もしていないがために、
店に殺到して売り切れ続出させる。
これぞ被害拡大、本当に困った人にモノが回らない、人災行為だ。

これだけの地震多発異常事態、
首都直下型が4年以内に70%なんていわれなくても、
みんなが自分を守るために、自宅や企業できちんと備蓄する。
すると万が一、地震が起きたとしても、
自分の食べ物は確保できているわけだから、
自分を守ることができるし、
他人を助ける余力が生まれるだろうし、
少ない物資を困った人に優先的に回すことができるようになる。
備蓄がきちんとあれば、
消防、警察、自治体の人などにも面倒な手間を省くことができる。
きちんと普段から備蓄をしておくことは、
自分を守るだけでなく、災害被害を最小限に抑える工夫でもある。

・・・・・・・

当たり前のことなんだけど、
この当たり前のことをわかっていない人もいる。
自分を守れないのに他人を助けようとする人たちだ。

東日本大震災病といってもいいかもしれない。
津波被害の凄惨な映像を見て、
あまりにショックが大きかっただけでなく、
自分が安穏と暮らしていて、
何もボランティアしないのは罪悪だみたいに思ってしまい、
ろくに自分を守れる状況にないのに、
後先考えず、ボランティアに没頭してしまう。

それで自分の少ない収入を犠牲にし、
仕事に支障をきたし、家族を犠牲にする。
これでは何の支援だかわからない。

実際に私の知人でそんな人がいた。
独身女性で身よりもなく、
斜陽産業に勤めていていつリストラされるかもわからない身。
しかも検査入院で体の異常も見つかるという始末。

そんな状況にもかかわらず、
ボランティア活動から足を洗えない。

悪いけどバカじゃないかと思う。
自分の立場を考えたら、他人を助けるより、
災害時や病気になった時に、自分の身をしっかり守れるよう、
きちんと貯金なり備蓄なりをし、
リストラされても転職できるよう勉強したりして、
自立できることが、自分を守ることであり、
他人を助けられる立場になることであり、
社会に迷惑をかけない立場になることだ。

先日、お会いしたある方はこんなことを言っていた。
「悪いけど私はボランティアには行かない。
小学校の子供がいるのに、その子供をほったらかしにして、
その子を一人にしてボランティアに行くなんて、
そもそも無理だしおかしい」

その通りだと思う。
自分を守ること、自分の家族を守ること。
それが第一だ。
それも十分、他人を守ることにつながる。
自分とその家族が他人の迷惑にならないように、
自立しているのだから。
子供をほったらかしにして支援に行くことは支援じゃない。

自分や自分の家族を犠牲にして他人のために何かしなくちゃというのは、
バランス感覚を失った、心の病の持ち主といってもいい。
災害というショックで、自分の置かれた立場や、
客観的な状況を見失い、
とにかく他人のためになっていることをしていないと、
いてもたってもいられないという焦燥感は「病気」だと思う。

他人を助けることが社会貢献じゃない。
自分が他人の世話にならないよう自立することも、
立派な社会貢献だ。
そこを履き違えている人もいる。

当たり前の話だけど自分を守ることが第一。
それが災害被害や人災を拡大させない第一歩。
きちんと自分が守れるようになってから、
余裕ができたら他人を助ければいい。

そういう自立ができる人が増えれば、
助けなきゃいけない人も減るわけだし、
社会の歪みもひどくならないわけだし。

日本に住む限り大地震は絶対に起きる。

2000年からだけでも震度6以上の地震が、
こんなにも頻発している。

2000年7月1日:新島・神津島 震度6
2000年7月15日:新島・神津島 震度6
2000年7月30日:三宅島 震度6
2000年10月6日:鳥取 震度6

2001年3月24日:安芸灘 震度6

2003年5月26日:宮城県沖 震度6
2003年7月26日:宮城 震度6
2003年9月26日:十勝沖 震度6

2004年10月23日:新潟中越 震度7

2005年3月20日:福岡西方沖 震度6
2005年8月16日:宮城県沖 震度6

2007年3月25日:能登 震度6
2007年7月16日:新潟中越 震度6

2008年6月14日:岩手・宮城内陸 震度6

2009年8月11日:駿河湾 震度6

2011年3月11日:三陸沖 震度7
2011年3月12日:長野 震度6
2011年3月15日:静岡 震度6
2011年4月7日:宮城県沖 震度6
2011年4月11日:福島 震度6
2011年4月12日:福島 震度6

大地震は生きているうちに3~4回は来るだろう。
その時のためにきちんと備えて、
まずは自分を守ることを心掛けたい。

ちなみに首都直下で気をつけるのは、
火災とビルからの落下物。
東北での地震とはまた違った危険があるので注意したい。

・地震備えのチェックリスト
http://kasakoblog.exblog.jp/15296828/

・毎日1回はチェックしたい地震情報
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/


by kasakoblog | 2012-01-23 23:31 | 東日本大震災・原発
2012年 01月 23日

「女子高生」写真

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女子高生に見間違うほどのかわいい女の子、
モデルとなっていた和久井彩世さんの写真をアップしました!
http://www.kasako.com/1201wakuifoto.html

2010年11月にJOY SOUNDの着うたフルダウンロードサイトで、
『For your way』でデビューしている歌手の方!
2012年にも新曲を配信の予定です。

最近は独特のキャラとトークを活かして、
熊谷ヤバイラジオにて、一人つぶやきラジオ[おさよですよ]という番組を毎月配信中!
http://k881.jp/chanel.html

笑顔をふりまく彩世さんの今後の活躍に期待。
ブログやツイッターもあります。

和久井彩世さんのブログ
http://ameblo.jp/poponzuznopop/

和久井彩世さんのツイッター
https://twitter.com/#!/wakuisayo

東京少女写真目次
http://www.kasako.com/modelfoto.html


by kasakoblog | 2012-01-23 22:01