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2012年 02月 28日
原発事故対応は菅首相がすべて悪いというマスコミの洗脳報道
「耳を貸さない菅首相」
「菅首相の対応が原発事故対応を混乱させた」
昨日テレビを見ていると多くのチャンネルで、
「原発事故対応は菅首相が悪い」と明らかに意図的に誘導する、
洗脳報道が繰り返し行われていた。
NHKなんか昼、夕方、夜と3回ぐらいやってたんじゃないか。
テレビ朝日もTBSしかりだが。

「福島原発事故独立検証委員会」なるところが、
事故を検証した報告書を発表したからだ。
この報告書をもとに、「菅首相がすべて悪い」といった、
作為的な誘導報道が繰り返されている。
なかには怒鳴り声で菅首相の物まねナレーションを入れ、
いかに菅首相が独善的に事故対応をしたかと、
印象づける情報操作が見事に行われていた。
情報リテラシーの低い人が、この繰り返し報道を見れば、
まるで原発事故がすべて菅首相1人のせいと思い込むだろう。

前首相をスケープゴード(生け贄)にするのはなぜか。
すべて丸く収まるからだ。
前首相だから現政権とは関係ない。
官僚の怠慢も問われない。
東電の怠慢も問われない。
そしてマスコミの怠慢も。

確かに菅首相は震災翌日に自らヘリで、
原発視察に赴くというとんでもない失態をした。
この1点においては確かにひどかったと思う。

しかしテレビで報道している菅首相の対応批判はまるで筋違い。
事故対応で悪かったのは首相ではない。
東電であり官僚だ。
そのことを絶対に忘れてはならない。

この報告書でも明らかになったように、
原発素人の菅首相が、
原発の専門家で原発事故の任にあたるべき、
班目春樹原子力安全委員長に、
原発の水素爆発の心配をしているのに、
班目氏は「水素爆発はない」と答えたすぐその後に、
福島原発1号機の水素爆発が起きた。
班目氏は「あー」とだけ言って頭を抱えたという。

これを見れば誰が悪いのか明らかだ。
ところがメディアが強調するのは、
菅首相が斑目氏にヘリ内で「俺の質問にだけ答えろ」と命じた、
“強権”ぶりばかりが強調される。

当たり前の話だが政治家は原発の専門家ではない。
これだけの原発事故にまともに対応できる政治家など、
誰が首相だろうが誰もいないだろう。
そのためにこそ官僚がいたり専門家がいるわけだ。
その専門家がまったくの甘い見通しで、
水素爆発が起きないとかいい、
爆発が起きても頭抱えているだけという、
とんでもない職務怠慢、国民反逆行為をしているわけだ。

その行為を「菅首相は誰にも逆らえなかったから言えなかった」
とかいう報道に誘導するのはまったくもっておかしい。
専門家が強い信念と責任感を持って事故対応しなくて、何が菅首相が悪いだ。
おまえのせいだろうと。

頼りにすべき原発の専門家がまるであてにならない。
だからこそ余計に政治家は迷走せざるを得なかった。
ろくに知識もないのに専門家が役に立たない。
ただ役に立たないということだけ早期に見抜いたことだけでも、
菅首相はマシな方だと思う。

そしてSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)。
原発事故が起きて大量の放射性物質が放出された時、
国民を安全に避難させるべきこのシステムが、
まったく公表されなかった。

これを今回の報道では、
「政権内でSPEEDIの存在を知っている人はいなかった」と、
政治家がすべて悪いという印象報道を繰り返した。

では何のために官僚はいるのか?
政治家をサポートするためだろう。
専門的知識を持って。
政治家は選挙でコロコロ変わるわけで、
原子力の専門家ばかりが政治家になるわけではない。
ならば事故が起きた時に、
政治家に対して正しい情報や方策を伝えるのが、
税金で養われている官僚の責務だろう。

それを民主党政権がSPEEDIの存在を知らないことをいいことに、
官僚の誰もその存在を告げなかった。
結果、原発事故後、多くの国民を被ばくさせた。
これははっきりいって官僚の殺人未遂罪である。
牢にぶち込まれて重罪に処せられるべき、
公務員としての責任放棄の怠慢行為だ。

これを「いや菅首相がこわそうだったから」言わなかったと、
マスコミを使ってとんでもない方向に持っていこうとしている。
しかも米軍にはこっそり教えていたにもかかわらず。

原発事故でわかったこと。
それは政党や政治家をどれだけ変えても、
自分たちの省益や責任逃れや立場しか考えてない、
現状の官僚がはびこっている限り、
国民や企業や政治家がどれだけ国のためにがんばったとしても、
全部、官僚のところで趣旨をすげかえられて、
結果、国民を犠牲にし、国家のためにならないことが、
平然と行われてしまうということだ。

いかに官僚がこの国の諸悪の根源であることが、
原発事故で明らかになったにもかかわらず、
いまだにマスコミは官僚に操られているのか、
政治家1人の責任に押し付け、
本来の癌から目をそらすことばかりにやっきになっている。

はっきりいって官僚のやっていることは犯罪行為。
SPEEDIを公表しないとか、
事故対応の専門家が専門家としての役割を果たさないとか、
どう考えてもあり得ない。

官僚1人1人はいくら優秀で懸命にやっていて、
中には志が高い人がいても、
システムが国民のため・国家のためではなく、
省益のためになる行動しかしないせいで、
おかしなことになっているかは、
例えば、辞職を迫られた改革派官僚、
古賀茂明著の「官僚の責任」(PHP新書)とかを見ればよくわかる。

いい加減、時の首相や政権や政治家にすべての責任を負わせ、
すべての害悪のもとになっている官僚システムにメスをいれないと、
本当にこの国は沈没してしまう。

今のところ唯一の期待は橋下新党が政権をとることしかない。
官僚の害悪には民主党やみんなの党も気づいていたが、
官僚のあまりの力のすさまじさに、
結局、権力闘争に負けてしまった。
だからこそ鳩山首相が葬られ、菅首相も厄介払いされ、
官僚のいいなりと化した自民党と変わらぬ、
野田政権が誕生したのだろう。
橋下氏の政策や資質にはあやうい面もかなりあるが、
それでも官僚の害悪を取り除くには、
あのぐらい強権的・強烈な個性を持った人でないと無理だと思う。

もちろん官僚ににらまれると、
法律やマスコミを使って叩き潰されるから、
橋下氏が政権をとり、反官僚政策をとれば、
何をされるかわからないが。

それにしてもマスコミの低脳ぶりはあまりにひどい。
ここまで露骨に誘導報道するなんて、
北朝鮮と対して変わりないじゃないか。

もちろん菅首相が素晴らしい対応をしたとは思わない。
しかし東電の撤退を食い止めたことと、
浜岡原発を停止しただけでも高い評価をされてしかるべきだ。
そもそもあの事態において誰が首相だろうが、
専門知識を持たない政治家がまともな対応などできるはずがない。
だからこそ国民の税金でその道のプロ=官僚の存在意義があるのに、
菅首相がすべて悪いと誘導し、
事故原因や事故対応の本質を隠す、
意図的・作為的な隠ぺいマスコミ報道には十分気を付けてほしい。

そしてもちろん忘れてはならないのは、
官僚やマスコミを抱きかかえて、
自由化を阻んで利益を独占的にむさぼり、安全を軽視し、
その責任を政治家や国民におっかぶせ、
値上げは権利だとかほざいている、
東京電力こそが一義的にはすべて悪い。

ドイツZDF フクシマのうそ
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news


by kasakoblog | 2012-02-28 23:57 | マスコミ
2012年 02月 28日
地震が多い茨城県
2月だけでも地震が61回も起きている茨城県。
茨城県沖の震源地震:31回
茨城県北部の震源地震:22回
茨城県南部の震源地震:8回

しかも震度3以上の地震が13回も!

2012年2月5日9時02分/茨城県沖/M4.3/震度3
2012年2月6日7時10分/茨城県沖/M5/震度3
2012年2月8日6時45分/茨城県沖/M4.1/震度4
2012年2月8日20時39分/茨城県沖/M3.9/震度3
2012年2月11日10時31分/茨城県南部/M4.7/震度3
2012年2月14日12時38分/茨城県沖/M5.5/震度3
2012年2月14日15時27分/茨城県沖/M6.2/震度3
2012年2月16日2時36分/茨城県沖/M4.4/震度3
2012年2月18日23時29分/茨城県沖/M4.8/震度3
2012年2月19日15時05分/茨城県北部/M5.1/震度5弱
2012年2月20日13時31分/茨城県北部/M3.4/震度3
2012年2月24日13時21分/茨城県南部/M4.3/震度3
2012年2月28日14時24分/茨城県沖/M5.1/震度4

茨城県は2011年の1年間で3000回以上も地震が起きている、
福島に次いで2番目に多い地震多発県。
茨城に限らず、今日は宮城で震度3、沖縄で震度3の地震も。

引き続き、地震に対する備えをしておきましょう。

2011年地震が多い県
http://kasakoblog.exblog.jp/17313852/

近いうちに必ず大地震がやってくる~大地震に備えてますか?
http://kasakoblog.exblog.jp/15296828/


by kasakoblog | 2012-02-28 14:54 | 東日本大震災・原発
2012年 02月 28日
企業年金が消えるのは当然~投資の教科書はウソだった
年金制度の不安・不満は頂点に達しているが、
報道されるのは公的年金ばかり。
しかし先日、企業から資金を預かったAIJ投資顧問会社が、
2000億円もの年金資金を消失させてしまったと大問題になった。

実は公的年金だけでなく企業年金も自分年金も欠陥的・致命的問題がある。
公的年金だけでは不安だからと、
企業や個人が投資に手を出したところ、
本来なら長期間、投資すれば、
預金金利よりも高い利回りで運用できるはずが、
今まで「投資の教科書」に書かれていたことが、
まるで通用しなくなってしまったからだ。

預金金利が超低金利でお金を預けていても増えません。
だから投資をすれば金利が高くついて、老後の生活も安心です。
これが投資のレトリックだ。

では何で稼ぐのか。
株式と債券だ。
株式は企業が紙切れを発行し、返さなくてもいいお金。
その代わり業績が上がったり、人気が出たりすると、
紙切れの値段が上がるから、上がった時に売れば儲かるのと、
業績がいいと配当が出るので、配当収入が見込めるというもの。

一方、債券は紙切れだか借用証書のため、
必ず利子をつけてお金は返さなくてはならない。
このため株式ほど儲かる可能性は低いが、
そこそこの利子を期待できる。
もちろんギリシャとか倒産企業の債券を買ってしまうと、
元本が確保できるかわからないので、
預金とは違ってリスクはある。

年金資金を確保するために、
企業年金はだいたい株式に50%、
債券に50%の割合で投資している。
債券が仮に安全だとしても、
株式が半分も占めていると、
株式の変動で大事な資金が増えるどころか、
大きく減ってしまう可能性がある。

例えば1000万円運用していて
債券500万円が10年間で650万円に増えたとしても、
株式500万円が10年間で300万円になってしまえば、
トータルで950万円。
50万円のマイナスである。
超低金利だろうが預金に預けておけば、
1000万円は確保されるわけで、
手間隙かけて手数料もとられて、
50万円マイナスなんて、なんてバカらしいことだと思うだろう。

でもなぜこんな愚かなことが行われてきたのか。
それは株価は一時的に上がったり下がったりしても、
最終的には右肩上がりになると信じられていたからだ。
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図をご覧いただきたい。
これが投資・運用の前提となっている大原則。
株式は上がったり下がったりする。
時には買った時の半値以下になってしまうことも
あるかもしれない。
でも長期的に見れば世界の経済は絶対に成長するから、
一時的に株価が下がったとしても、
20年、30年持っていれば必ず上がるという神話に基づき、
株式投資が行われてきたわけだ。
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じゃあそれは本当なのだろうか。
日本株(TOPIX)の推移をご覧いただきたい。
1985年~2012年の約27年間の変遷だが、
見ての通り、27年前の株価指数の値より、今の値の方が低い。
20~30年持ってもマイナスの可能性が多いにあるということだ。

ちなみに2012年1月末時点で、
TOPIXに推移していたらどうなるか、
というわかりやすいサイトがあるが、
それによると、
5年:100万円→48万円
10年:100万円→90万円
15年:100万円→66万円
20年:100万円→58万円
30年:100万円→181万円
となる。
http://myindex.jp/data_i.php?q=TS1047JPY

なんだ、かさこさん、30年預ければ、
81万円もプラスになるじゃないかと思うかもしれないが、
株式という非常にリスクが高い資産に預けて、
30年も預けたのに2倍にすらならないのでは、
はっきりいってお話にならない。

しかも今から30年前なら、
まだ日本が成長した時期も含まれる。
しかしこれから30年後に、
日本が成長すると思うだろうか?
そう考えた時、今までと同じように、
株式は右肩上がりだから持っていれば大丈夫なんて、
果たして思えるだろうかという話だ。
e0171573_9204930.jpg

今後、株式はどう動いていくのか。
簡単に言ったら右肩下がりのトレンドになっていくだろう。
もちろん市場なので下がるだけでなく上がる時もある。
しかし基本的には前よりもどんどん下がっていく。
つまり長期に持てば持つほど、
今までの常識とは違い、大損する可能性が高いわけだ。

こういう時代の変化が起きたにもかかわらず、
長期投資していれば株価は上がるなんて、
とんでもない幻想にしがみついて、
企業年金の多くが運用されている。
するとどうなるか。
思ったほど収益を上げられず、年金不足になるとこういうわけだ。

もし株式で収益を上げるとするなら方法は3つ。
1つは長期投資ではなく短期投資。
右肩下がりのトレンドとはいえ、
株価には波があり、下がったり上がったりする。
だからちょっと上がったら長期で持たずに売る、
ということを繰り返す。

しかし当たり前の話だが、
どこが波の天井でどこが波の底かなんて誰にもわからない。
基本的には右肩下がりの傾向にあるわけだから、
間違って高値でつかんでしまうと大損する可能性もある。
そんな危険な資産に年金資金を預けますかという話。

もう1つは売りから入る。
売りからとは単純にいうと、
「株価が下がる方にかける」ということだ。
しかしこれもそう単純にはいかない。
下がると思ったら上がってしまうこともあるからだ。

3つ目は集中投資。
株式市場全体で見れば右肩下がりだが、
数少ない企業は右肩上がりで株価が上がっているところもある。
そういう企業を探してそこに集中投資する。

しかしそんなことが果たしてできるだろうか?
例えば安定しているといわれていた電力株は、
原発事故で瞬く間にボロ株へと早代わりした。
どこか成長するか企業を見極めるのは、
言ってみれば宝くじを買うようなもの。
そこに集中投資してもしどこか1社でも、
何か不祥事かがあって業績悪化、もしくは破綻してしまえば、
大事な資金はおじゃんである。

今まではアホのごとく、
ただ株式に投資して長年持っていれば上がると思われていたが、
もはやそういう時代ではなくなった。
そう気づいている人も多いが、
運用方法を変えたところで、
確実に儲ける方法などない。
だからこそAIJのように、
高利回りをうたいながら、実際には大損してしまい、
それを虚偽の報告をして誤魔化したというような、
とんでもない事件が起きるのだ。

株式投資は楽しいがもはやギャンブル。
ギャンブルで老後の生活費を稼ぎますか?という話。
もはやこれまでの投資の常識で、
大事な年金の運用なんかできない。

お金を増やすことが無理なら、
お金支給という年金制度ではない、
老後の生活を保証する仕組みを作るしかない。

例えば住宅無償、食品無償などだ。
人口が減って空き家が増えているのだから、
住宅無料で住んでもらえば、
お金がなくてもとりあえず雨風はしのげる。
食べ物も買うお金がないなら、
大量に出ている食品廃棄物とかを、
無償で回す仕組みを作ればいい。
もしくは放射能汚染された食品を、
無料で老人限定で支給すればいい。

これまでの常識が180度変わった今、
これまでの制度の延長線上のような、
小手先の改革では無理やり延命したところで、
抜本的治療には絶対にならない。

投資の常識が180度変わった。
なのにまだ過去の常識にしがみついて、
年金が運用されている。
もしくは小手先のテクニックで、誤魔化そうとしている。
だからAIJのような事件が起きる。

もはや株式で年金を運用する時代は終わったのかもしれない。
宝くじやパチンコで年金を運用しないのと同じように。


by kasakoblog | 2012-02-28 00:56 | 金融・経済・投資
2012年 02月 27日
グローバル化を阻む国家主義~失業対策と就労ビザ~
ネットの登場により世界は近くなり、
もはやビジネスもボータレスになり、
「いずれ国家はなくなるかも」という話を以前に書いた。

しかし未だに人々のアイデンティティは、
国家がベースとなっており、
無意味とも思える規制がはびこっている。

「地元の人が就職できなくなるから、
外国人には就労ビザをあげない」

昨日、パリでたこ焼き店を開店した、
日本人の話をテレビで放送していた。
開店したオーナーは日本人女性だけど、
旦那さんがフランス人だから問題はないのだが、
店の日本人スタッフはみなワーキングホリデーのため、
その期間が過ぎると日本に帰らなくてはならない。
店の中核となっている日本人スタッフ1人を、
就労ビザに切り替えようとするのだが、
失業率が高く、外国人にはなかなかビザが降りないらしく、
100万円あまりお金を注ぎ込み、
なんとか就労ビザをとったといった話をしていた。

先日、元Jリーガー林一章さんが、
小学校で講演をするのでその取材に行った。
その際、林さんが言っていたのもビザの問題。
ブラジルにサッカー留学し、その実力を認められ、
ブラジルのプロチームからスカウトされたのだが、
やはり失業率が高い国で外国人を雇うとは何事だみたいな、
そんな風潮があるため、結局ビザは難しく、
ブラジルを去らざるを得ないという話をしていた。

日本でも外国人労働者に対する風当たりは強い。
中国人、韓国人ほか、アジア人が、
日本に来て安い賃金でしかも、
ガッツあふれる働きぶりをされてしまうと、
日本人の就職口が減ってしまう。
「治安が悪くなる」といったもっともらしい理由をつけて、
外国人の就労ビザというのは日本も厳しいのだと思う。

そんなの当たり前でしょ、と思うかもしれない。
でもどうだろう?
これを県に置き換えたらとっても変な話になる。

例えば東京国があったとして、
東京では景気がよくなく、失業率が高いので、
地元の人を最優先して雇いたいので、
地方から働きに来る県外の人には厳しい審査を課し、
県外の人が東京で働くのは困難だという話を聞いたらどうだろう?
あまりにも滑稽ではないか。

でもおかしいなと思うのは、
県だと滑稽な話になるのに、
国だとみな急に閉鎖的になること。
なんだかんだいって、どんな国でも、
きれい事をぬかしたところで、
れっきとした人種差別があり、
違う人種は受け入れがたいというのが、
意識の根底にあるのだろう。
同じ人間なのに。

でもどうだろう?
失業対策で外国人を追い出して、
その国の景気が回復するのか。
まあしないだろう。

それは先進国を見れば明らかだ。
そうやって労働市場の競争原理が抑えられることで、
自国の小さなパイを同じ国同士で奪い合っている、
いわば縮小均衡、低レベルの争い、
そして外国人労働者と競争せずに済む、
安穏とした気持ちでいるから、
大企業志向の寄らば大樹の若者ばかり、
一度就職してしまえばその席を頑として譲らない老害ばかりで、
結果、国は衰退し、余計に失業率が悪化するという悪循環になっている。

あらゆる意味でグローバル化が進行している今、
外国人に対して就労ビザを厳しくすることが失業対策なんて、
後向きな政策はどの国でもやめたらいいのにと思う。

フランスで働きたい日本人がいるなら、
フランスで働かせればいいじゃないか。
ブラジルで働きたい日本人がいるなら、
ブラジルで働かせればいいじゃないか。
日本で働きたい中国人がいれば、
日本で働かせればいいじゃないか。

労働市場の競争化によって、
人々が切磋琢磨しあえば、
経済は活性化するんじゃないか。
そもそも外国人がその国に住んでもらえれば、
その人はそこでお金を使うわけだから、
単純に経済規模の拡大にもなる。
優秀な外国人が商売に成功してビジネスを拡大すれば、
現地の人の雇用だって生まれるかもしれない。

そうやって人は目先の既得権益に縛られ、
自分を守るための規制にがんじがらめになることで、
実は経済も社会も閉塞させ、
結果、長期的には衰退の道を選んでいるという、
最悪の選択肢を選んでいる。

でも最近は日本でも外国人開放の動きもあるようだ。
何年間も使えない英語を教えて、
ろくに英語が話せない日本人なんかより、
英語も話せて母国語も話せて、
日本語も話せて、頭脳も優秀で、
日本人なんかよりはるかにアグレッシブな、
外国人を積極的に採用しようとする企業も増えている。

企業からすればダメな地元の人をとっていたのでは、
いずれその企業は衰退してしまうという危機感があるからこそ、
日本人だろうが外国人だろうが関係なく、
企業の成長にとって必要な人材をとろうという動きは、
今後ますます加速するだろう。
こうして次第に労働市場もボータレスになっていく可能性がある。

逆に日本人だってチャンス。
閉塞感あふれる日本に固執する必要はなく、
いろんな国で働けるチャンスが増えていけば、
この先、もう一度起こるであろう東北大地震によって、
仮に福島原発がまた大変なことになり、
東京圏が立入禁止の区域に指定されるような事態になったとしても、
選択肢が海外まで広げられれば、
財政破綻必至、年金払い損の日本にいる必要はない。

でもそのためには真の実力をつけなくてはいけない。
海外で働くというのは単に言語面だけでなく、
文化面などで多大な苦労がある。

ただ国民の選択肢が日本以外にも増えれば、
万が一、日本がおかしくなった時に、
自分の身を守ることができる。
ここ数十年で真のグローバル時代がやってくると思う。

そんな私もそうした時代に備えて、
昨年、英語ブログをはじめて、
海外で写真を売る布石を作ろうと思っていたのだが、
震災が起きて英語ブログなんてやっているより、
まず何より被災地取材だと思って、
英語ブログはまったく放置されたままだけど、
ちょっと復活させないといけないなと思っている。

今はすぐビジネスにつながらなくても、
10年先、20年先を見据えた種まきもしておかなくてはならない。


by kasakoblog | 2012-02-27 00:54 | 働き方
2012年 02月 26日
異業種交流会が苦手な私がオフ会をする理由~第3回かさこオフ会終了!
私は異業種交流会みたいなものが大の苦手。
基本、人見知りするので、
知らない人が大勢のところに行くのは好きではないし、
せっかくお金と時間を使ったのに、
名刺はやたら交換したけど、
結局たいして何も残らなかったみたいな、
ありがちなオチが見えているので、
そういう会はあまり参加しない。

そんな私が第3回目となるかさこオフ会を開催。
参加26人中15人が初対面で、
24人はネット経由で知り合った人で、
まだ数回しか会ったことがない人。
リアルで知り合ったのはわずか2人だけ。

でもほんと素晴らしい会でした!
開催者がいうのもなんですが、
参加者の多くの方がすごい喜んでくれたみたいで、
みんなとうまく交流してくれて、
そして私もいろんな人と知り合う機会ができ、
開催者自らいうのもなんですが、
とってもいい会だったなと。

18時から2時間半、1次会をした後、
会の雰囲気がよかったので、
急きょ、二次会をすることになり22人の方に、
参加していただきました!

参加者の多くは、参加メールをいただいた時点で、
「オフ会みたいなものに参加したことないのですが・・・」
「1人参加ですけど大丈夫でしょうか・・・」
と心配する方も多かったのですが、
逆にそう考える人が多く、
今回の参加者はすべて1人参加で、
基本、参加者に知り合いがいない人がほとんどだったせいか、
そのせいかみんながとってもいい感じで、
つながりあって、いい会になったのかなと思います。

職業もライター、イラストレーター、漫画家さんなど、
クリエイター系がやや多いとはいえ、
消防士さんや税理士さん、主婦の方、無職の方、
普通の会社員の方、派遣社員の方など、
職業もわりとバラバラ。
年代は大学生から60歳代まで幅広くいて、
地方から来ていただいた方も4~5人いるなど、
地域もバラバラ。

でもなんかすごくまとまりがあって、
みんな初対面なのに仲良くなるのが早い感じがして、
オフ会参加を不安がっていた人が、
すごく楽しかったと何人もの方に言われてよかったなと。

きっとそれは私が一般的な異業種交流会みたいなのが苦手なので、
そういう会の雰囲気にはならないようにしたいな、
と思っているのがいい結果を生んでいるのかなという気がします。

かさこオフ会でははじめに全員に自己紹介をしていただき、
会の半分近い時間をそこに割きます。
あとは全員が「かさこ読者」であるという共通項ぐらい。
職業も地域もバラバラの方が、
その1点だけの共通項をもとに、
わりと長い時間をとる自己紹介を糸口に、
交流しやすくなっているのかなという気がします。

私にとっては今週会社を辞めてはじめての週末。
こんなにも応援してくれている人がいて、
共感してくれる人がいることが、とても励みになりました。

自分オフ会の自慢話みたいな感じで恐縮ではありますが、
本当にオフ会の雰囲気や来ていただいた方々がよくて、
素晴らしい会だったので、
今後も一般的な異業種交流会みたいなものとは違う、
かさこならではのオフ会を頻繁に開催していきたいと思いますので、
今までオフ会参加に躊躇されている方や、
都合でオフ会参加できなかった方に、
ぜひ参加していただきたいなと思います。

これまで1年に1回ぐらいのつもりでいたけど、
またやってほしいという声を結構いただいたので、
今回、間隔をあまりあけず、第3回をしましたが、
また今後もオフ会、もしくは工場夜景ツアー&オフ会、
もしくは今回参加者から要望が多かった、かさこ写真教室撮影会、
もしくは出版記念パーティー&被災地での出来事講演を、
行いたいと思っています。

ちなみに今回開催したオフ会1次会の店は、
「みんなのお店 FUN 〜Happy Dining Bar〜」(横浜)。

店長さんほかスタッフがとっても気さくでいい人ばかりで、
料理もおしいくアットホームなお店で、
貸切パーティーはもちろん、
数人でいってもいい店だと思うので、
横浜に行ってみたらぜひ立ち寄ってみてください!

http://r.gnavi.co.jp/e627800/


by kasakoblog | 2012-02-26 01:31 | ネット
2012年 02月 25日
単調な生活に変化をつけるなら部屋の模様替えを
金曜の夜19時ぐらいから、思い立ってしまって、
土曜日は朝から夕方まで鎌倉で写真展会場に張り付き、
夜はかさこオフ会だというのに、
禁断の模様替えを始めてしまいました。

昨年からことあるごとにやっている断捨離で、
1つ収納ケースが要らなくなったので、
そこの空きスペースをどうしようかとか、
フリーになって自宅が仕事場になるので、
机をもう1台入れて作業スペースを確保したい、
ということもあり、
部屋のカーペットの劣化が激しいので、
新しいのと入れ替えたいとのことで、
全部、部屋から荷物を出し、
古いカーペットを敷き直し、パソコン機器など再配置する。
そんなことしていたら、あっという間に4~5時間。

・模様替え前
e0171573_135560.jpg

・模様替え中
e0171573_1352410.jpg

・模様替え後
e0171573_1353643.jpg


フリーになったからということもあるけど、
でもそうじゃなくても、
ちょっと最近いろいろ荷物が増えてきたり、
スキャナーを使う機会が増えたりとかもあり、
模様替えはしたいなと思っていたのですが、
やっぱりやると気分が一新されて、
なんとなくやる気が出ていい感じになった。

単調な毎日の生活を変えることは、
なかなか難しいかもしれないけれど、
部屋のレイアウトをちょっと変えるだけで、
すごく気分は一新できるはず。

特にあまり引っ越ししないで、
ずっと同じ家に住んでいる人は、
ぜひ模様替えをしてみるといいと思う。
いらないものがいっぱい出てきて、
整理するきっかけにもなるし、
物を見直すきっかけにもなるし、
そして何より、何が変わったわけでもないのに、
レイアウトを変えると新生活が始まった気分に!

人間、変化を取り入れていかないと、
生活も心も澱んでいく。
旅とかで日常をリセットできるといいんだけど、
なかなか旅に出る暇がないという方は、
手っ取り早い気分転換として、
部屋の模様替えをおすすめします。

ちなみにツイッターで何度かつぶやいてますが、
フリーを機にauからドコモに変えました。
自宅の仕事部屋でなぜかauだけ電波が入らず、
今まではそんなに使わなかったので、
放っておいたのですが、
自宅で仕事するとなるとケータイがつながらない、
ではお話にならないので、速攻ドコモへ。

ケータイ変えるのはえらい面倒なので、
auに電話して電波状況改善のために、
部屋に業者に来てもらったものの、
マンションの中側で電波が届きにくいからと、
簡易アンテナみたいなものをくれたんだけど、
アンテナはワイヤレスではなく、
ケータイと線でつなげなくちゃいけないし、
アンテナつないでも電波状況が悪いので、
auに見てもらった翌日、すぐにドコモに変えました。
だってauの業者さんがドコモのケータイも持っていて、
「ドコモなら電波は入っているんですか?」
と聞いたら苦笑いして「はい、ドコモは問題ないです・・・」
というもんだから。
ちなみにソフトバンクも大丈夫みたい。

ケータイ変えるの面倒くさいと思ったけど、
ヨドバシカメラに行ったら、
1時間半ぐらいで、キャリア変更ができた。

模様替えとはちょっと話は違うけど、
毎日使うもので不便を来たしていて、
でも面倒だなって思って後回しにしているものこそ、
思い切って変えてみると、
模様替えの気分一新に近い効果が得られると思います。

今まで部屋でぜんぜん電波入らなくて困っていたのに、
今はものすごく快適。
※auのケータイアドレスは使えなくなってます。
キャリアに関係なくケータイ番号から、
どこでもショートメール使えるので、
もし何か緊急の要件があればそれで送っていただければ。
通常はPCメールを使っており、
ケータイメールはほとんど使ってはいませんが。

そんなわけで土曜日は鎌倉駅そば、
鎌倉生涯学習センターで、
10~16時ぐらいまで基本的に写真展会場に張り付いてますので、
よかったら会いにきていただければ!

また詳しく告知いたしますが、
3月11日の日曜日は鎌倉プリンスホテルにて、
拡大写真展&被災地支援のパネルディスカッションに出演する予定です。
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by kasakoblog | 2012-02-25 01:36 | 生き方
2012年 02月 23日
フリーマガジンはなぜ無料なのか~かさこマガジン無料でもらうのは申し訳ないという方へ
「私はかさこさんのビジネスの役に立てそうもないのに、
マガジンを無料でもらってしまっていいんでしょうか・・・」

32ページのフルカラーミニ写真集「かさこマガジン2」を、
無料で配ってますが、
「無料でもらってしまうのは申し訳ない」と、
遠慮している方も結構いて、
「私がもらっていいんでしょうか」
というメールをちょくちょくもらうので、
遠慮していただく必要がないことを、
ブログで紹介したいなと思います。

1:より多くの人に「かさこ」を広めてほしい
無料でもらって申し訳ない、
せめて郵送料だけでも、という方には、
いつもこのように返信しています。

知人・友人・職場の同僚・家族など、
多くの人に「かさこマガジン」や、
ホームページ、ブログ、ツイッターなど、
「かさこ」を紹介して宣伝してください!

「かさこマガジン」は私の宣伝ツールでもあります。
直接何かの仕事につながらなくても、
一人でも多くの読者がいるということは、
私にとって貴重な「財産」となります。
1000人読んでくれるより1万人読んでくれたらうれしいし、
1万人より10万人読んでくれたらうれしい。
単純に多くの人に読んでもらえるのは、
書き手にとって撮り手にとって、最大の喜びなので、
ぜひいろんな人に宣伝してほしいんです。

ですのでブログやツイッターやフェイスブックなどで、
かさこマガジンやかさこブログやかさこツイッターを、
紹介してくれるのはとってもうれしいんです。
別に褒めるだけの感想だけじゃなく、
ここは意見は違うなと思ったけどここはよかったとか、
そういうのでもぜんぜんいいんです。

そうやっていろんな方が紹介してくれることで、
より多くの人に見てもらえるようになり、
ブロガーとしての注目度が高まれば、
メディアから執筆とか撮影依頼が、
今まで以上に入ってきやすくなるので、
ぜひいろんな方に勧めてくれたらなと思って、
それで私の文章や写真や活動がよくわかる、
かさこマガジンを無料でどなたにも配ってます。
だから遠慮することないので、
欲しい方はどうぞメールください。
kasakotaka@hotmail.com
(郵便番号、住所、お名前、欲しい部数をメールにて)

そして無料で申し訳ないなと思ったら、
ぜひともいろんな人に紹介していただければ!

2:読者が増えると広告が入ってペイできる可能性
そしてもう1つ。
読者が増えれば増えるほど「かさこマガジン」の、
メディアとしての価値が高まります。
するとどうなるか。
広告を出したいという方が増えて、
その広告費用で制作費や配送費をまかなえる可能性があるからです。

現にかさこマガジン増刷時には、
2社から広告費用をいただき、
広告を掲載することでその費用を、
制作費にあてることができました。

次に「かさこマガジン3」を出す時には、
出す前に広告営業をするつもりです。
広告を出したいな思うのはまず読者数です。
多くの読者数がいて、
しかもお店に置いてあるフリーマガジンのように、
ひやかして読んでくれるかもわからないけど、
とりあえずもらっておこうという読者ではなく、
かさこマガジンの場合、そのほとんどが、
欲しいという方に自宅に郵送して配っているので、
店置きフリーマガジンと違って、
しっかり読んでもらえる可能性が高い。

すると広告を出す方としても、
「かさこマガジンに載せれば見てくれるかも」と思うわけです。

これは私が金融のフリーマガジンの制作をしていた経験もあり、
フリーマガジンのビジネスモデルを知っているので、
そういう方法でかさこマガジンを続けていけたらなと思ってます。

ですのでより多くの方に読者になっていただきたいので、
遠慮なく無料でどうぞというわけです。
※いただいた個人情報を、
私のマガジン配布目的以外には使いませんので。

3:もしかしたら今後の有料化の布石に
とはいえ制作費(デザインは外注のデザイナー)、
印刷費、配送費はバカになりません。
1通80円のメール便で送っても1000通送れば、それだけで8万円!
広告費が入っても制作費などをとんとんにできるかは微妙なところです。

そこでこれは多分しないと思うのですが、
どこかの時点で有料に切り替えること。
でも有料にしたらじゃあいらないって人もいるかもしれない。
でも今、かさこマガジン2をもらっている人からすると、
「このクオリティなら有料でいいかも」と思ってくれる人がいるかもしれない。

そういう意味で今の「かさこマガジン2」はパイロット版として、
無料配布でそのクオリティを確認してもらい、
例えば今後はページ数をもっと増やして、
60ページぐらいとかにする代わりに、
有料にしますといった時に、
「あのクオリティでページが増えるなら有料でもいいか」
と思ってくれるかもしれないとか考えたりもしてます。

ただ今のところマガジン単体での有料化は、
かなり可能性は低いと思ってください。
というのも有料にして読者が減ってしまったら、
私が「1」で書いたように、
書き手としての最大の喜びである、
「多くの人に見て欲しい」という一番の目的から逸脱してしまうから。
現実路線としては「2」の広告営業に力を入れることを考えています。

4:寄付について
寄付を募ったらどうかという話もアドバイスされます。
なかには「寄付したい」という方もいます。
でも私的には、何の対価もサービスもせず、
ただお金をもらってしまうというのは、
申し訳ないなという思いがあります。

被災地記事の自立支援でも書きましたが、
被災者だからといってお金や物を恵んでもらうことに、
申し訳ない気持ちを感じている人も多く、
またもらい慣れしてしまうことで、
自分で苦境を乗り切り稼ごうという自立ではなく、
堕落してしまう可能性があるからです。

そんなわけで寄付という形は、
今のところ考えていませんが、
でも逆に「かさこマガジンを無料でもらっているのに、
何の対価も払っていないことが、
私にとっては申し訳ないので、何かさせてください」
という方もいると思うので、
何かそういう気持ちを持っていただいている方に、
お金をもらう代わりに私も何か変わりのお礼をするとか、
(例えば写真プリントをプレゼントするとか)
お互いが引け目を感じず、いい形でやりとりができればなと考えてます。

・・・・・・
そんなわけで今はとにかく多くの人に、
かさこを知ってほしいというのが主眼です。
そして知名度が今よりあがり、
誰もが知っている有名なブロガーになれば、
それで食べていけるようになるかもしれません。

まだまだかさこは発展途上の“無名”ブロガーです。
読者のみなさんの協力で、
どんどん「かさこ」を広めていただき、
数年後にテレビのコメンテーターとして、
頻繁に出るようになったり、
誰もが知っている有名作家になった時に、
「オレは『かさこマガジン2』の時代から、
かさこさんに注目していたんだぜ」
って自慢していただけたらうれしく思います。

そしてまだ私の知名度が低いうちの、
初期のマガジンが希少価値を帯びて、
ヤフオクで売ったら1万円で売れた!
とかそんな価値がついたらいいなと。

そんなわけで、かさこマガジン2欲しい方は遠慮なくどうぞ。
そして「無料でもらって申し訳ない」と思っている方は、
どしどしいろんな知人の方に「かさこ」を広めていただけたら、
とってもうれしく思います。

・ホームページ
http://www.kasako.com/

・ブログ
http://kasakoblog.exblog.jp/

・ツイッター
https://twitter.com/#!/kasakoworld

・フェイスブック
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by kasakoblog | 2012-02-23 23:37 | お知らせ
2012年 02月 22日
アメリカに支配された方が国民は安全だった?~原発事故議事録公開
アメリカ原子力規制委員会の福島原発事故について、
事故発生直後の議事録が公開されたが、
議事録もつくっていない、
ろくに避難もさせない、
メルトダウンは否定する、
放射能漏れもないという、
放射線量もろくに測らない、
日本の犯罪的対応とはまったく別次元の、
危機管理がなされたことが明白になった。

はっきりいってがく然とする。
アメリカは事故当事国ではないにもかかわらず、
いち早く事故の最悪事態を想定し、
独自ルートで情報を入手し、
危機を回避するための対応がなされている。

この議事録公開でなおはっきりしたこと、
それは日本の政治家も官僚も原子力村の人間たちも電力会社も、
幼稚園児並みの知能しかなく、
自分たちでは操ることができない原子力というおもちゃを手に入れ、
事故が起きても国民の安全を考えるどころか、
自分たちの利権を守るために、
国民を犠牲にしても構わないという姿勢でいたということだ。

事故当初、日本ではメルトダウンなんか起きていないと言い張り、
海外メディアがいち早くチェルノブイリ並みの大事故が起きた、
と報道していることを「過剰だ」と笑い飛ばしていた。

しかしアメリカでは事故当初から、
3機の原発で外部電源を失っており、
メルトダウンする可能性があることを想定し、
日本政府が20キロ圏内は避難、
20~30キロは屋内退避という状況時に、
アメリカなら80キロ圏内に避難勧告を出すと、
議事録で明らかになっている。

日本は国民の安全を無視し、被ばくさせたが、
アメリカなら安全を考え、80キロまで避難勧告を出すという、
国民安全に配慮した危機管理の徹底ぶりの違いが明白になった。

さらに原発から放射性物質が大量に漏れているにもかかわらず、
日本では事故当初、どのぐらいの線量なのか、
報道は皆無に等しかったが、
アメリカでは原発から185キロ離れた空母が、
3/13には通常の30倍の放射線が検出されていることを把握している。
なんたる日本とアメリカの違い!

さらにアメリカが原子炉建屋に壁がなく、
燃料プールがむき出しの状態になっていることを、
画像解析で事故翌日には認識し、
燃料プールの冷却の必要性を感じていたが、
東電が把握したのは3月15日になってから。
しかもアメリカに冷却方法のアドバイスをこい、
アメリカが水だとアドバイスしてから、
5日たってやっと注水を行ったというあまりの遅さ。

しかもこのあまりに違う両国の対応の違いと、
日本の信じられないひどい対応が、
日本では議事録がないためわからず、
アメリカの議事録のおかげで、
そのことがわかったという、
二重、三重の意味でいかに日本が危機管理能力がないか、
国民の安全を軽視していたかが、明白になった。

どれだけ日本の対応が幼稚であったか。
国民なんかどうでもいいと思っていたか。
そのことが浮き彫りになってしまった。
ある程度まで予想はしていたが、
正直ここまでひどいとは思わなかった。

はっきりいってここまでひどいと、
もしかしたら日本は米国に編入された方が、
国民の安全は守られたんじゃないかとすら思ってしまう。
もし日本がアメリカ統治だったら、
すぐさま危機を察知し、
80キロ圏内の国民にはすぐさま避難勧告を出しただろう。

しかし日本はアメリカではない。
だからアメリカは事故の状況を把握し、
危機対応を考えていても、
アドバイスするだけで、
それを実行するかどうかは日本に委ねられてしまう。
結果、国民はさんざんな目にあった。

ここまで腐った国家をどうしたら変えられるのだろうか?
それこそこれまで利権に群がった“原子力ムラ”の人々を、
国民反逆罪として、
一生、原発そばで廃炉作業をやらせるとか、
そのぐらいの罰と責任をとらせないと、
今後も再び事故が起きても、
国民の安全を無視する対応がとられるのではないか。

いや、これはほんとブラックユーモアだけど、
日本はアメリカの属国になった方が、
もしかしたら「幸せ」なのかもしれない。
円高・円安を気にする必要はなくなるし、
TPP問題なんて一挙に片付くし、
基地問題だって片付く。
そして公用語が英語になれば、
世界に通用する強い日本経済、国民に生まれ変わるだろう。

私はアメリカの属国になることなんて、
当たり前の話だけど望んでいないけど、
今の状況を見ると、もしかしたらよっぽどもその方が、
国民の安全に配慮した事故対応、事後対応が、
なされていたかもしれない。
そこまで今の日本というのは腐っている。

・議事録が語る原発事故の10日間
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/0222.html

・アメリカ原子力規制委員会の議事録英語原文
http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML120520264.html


by kasakoblog | 2012-02-22 23:09 | 東日本大震災・原発
2012年 02月 22日
仕事は自分のためにする
今日は会社を辞めて1日目。
「朝寝坊できていいですね!」「ゆっくり朝、眠れますね!」
なんてそんな声をかけてくれた人が多いんだけど、
普通に8時に起きて9時から16時ぐらいまでずっと仕事してました。
会社の仕事と個人の仕事を。

会社の仕事は誰にも引き継げなかったもの。
ライター兼カメラマンを頼まれた取材案件だったので、
それを1人でこなせる人は誰もいない。
会社辞めた後もしばらくやりとりが必要になり、
でもその部分だけ引き継ぐわけにもいかない。

「えっ、辞めても会社の仕事してるの?」って不思議がられたけど、
結局、私のようなクリエイター職というか技術職の場合、
会社のために仕事しているわけじゃなく、
自分のために仕事している。
たとえ辞めた後、そのギャラが会社にいったとしても。

仕事をもらっている取引先が、
私のことを信頼して仕事をふってくれている。
それを会社辞めたから後はどうなっても知らん、
誰かに任せた!ってことはいえない。
それに会社を辞めたとしても、
その取引先とは今後も個人でつきあいがあるかもしれないし。

会社の社長と衝突した時、私はこう言った。

社長のために仕事してるんじゃない。
会社のために仕事してるんじゃない。
客のために仕事してるんだ。

社長が求めているもの、社内的に求めているものと、
客から求められているものが違う時、社員はどうするか?
私は客を優先する。
なぜならお金をもらっているのは、
会社ではなくお客さんだから。
それが結局は会社のためにもなる。

お客さんは会社に仕事を頼んでいるわけだけど、
ライターやカメラマンの仕事って、
会社というよりその担当者に頼んでいる意味合いが強い。
私を信頼してくれている客を社内の論理で曲げるのはおかしい。

だから今日も引き継げなかった会社の仕事をしていた。
お客さんが自分を評価してくれて仕事をふっているのに、
それを裏切るようないい加減なことはできない。

そのまま個人で仕事を請け負っちゃえばいいという話もあるが、
それは後々のことで今はとにかく、
進行している仕事をとめるわけにはいかない。
それで個人にギャラが入らなくても別にいい。
きっちり仕事はこなしたい。
会社のためではなく、お客さんのために。
そしてひいては自分の信頼や評価のために。

どうしても会社で与えられた仕事って、
社員はいやいやになるじゃないですか。
でもきちんと仕事をするかしないかは、
最終的にはその人そのものの評価につながるわけで、
会社の仕事だからいやいやしていたら、
それは自分のためにもならないし客のためにもならない。

フリーで働くとか会社で働くとかを問わず、
仕事ってそういうものだと思うんです。
最終的には自分の評価にふりかかってくる。
ならばちゃんと最後までしっかりこなしたい。
お客さんの意向を最大限に聞いて。

それが結果、自分の仕事力になり、
今後、会社がどうなろうが、業界がどうなろうが、
景気がどうなろうが、時代を生き抜く力になる。
そういう意識で自分事として仕事に取り組まないと、
生きてはいけない時代になる。
というかそういう意識で取り組まなきゃ、
仕事、楽しくないし、やりがいないじゃないですか。

ただそこを勘違いして社長や上司のイエスマンになって、
「それっておかしいんじゃない?」
「それって客のためにならないんじゃない?」
ってことを社内評価を上げるために、
おかしいと思っても言わないと、
その会社も社員もダメになる。
社内論理がまかりとおり、
客が求めていることからかけ離れたことをするようになる。

建前とか前例とか慣習とかに縛られて、
仕事の本質を見誤るといつしか仕事はなくなっていく。
仕事にプライドを持ち、客のため、
社会のためになることをしているんだって自覚がないと、
社員のモチベーションも続かない。

だから儲かればいいとかじゃなく、
その仕事は社会のためになるのか、
客のためになるのかってことを考えなくちゃいけない。
当たり前の話だけど日本では企業の論理がまかり通りすぎて、
客がなおざりされていることがあまりに多い。

でも311で変わった。
社会のためになる仕事じゃないと、
この先、持続可能性も成長性もないんだってことに、
気づいた人が多くいたと思う。
だから私の周囲でも転職したり独立したりする人が多い。

企業の論理で仕事をしていても、
いつか見放されて、結果、自分も見放されることになる。

仕事を自分事として捉えて、
客のため、社会のためになることをしていきたい。


by kasakoblog | 2012-02-22 00:44 | 働き方
2012年 02月 20日
人生に近道はない~ホームページ立ち上げ12周年
2月21日。会社を辞めた独立記念日ではありますが、
奇しくも2000年にホームページを立ち上げた記念日でもある。

昨年はこの日「夢を追いかけて11年」という日記を書いた。
http://kasakoblog.exblog.jp/14277872/
そしてまさか今年、会社を辞めて、
独立することになるとは思わなかったけど、
でも満を持してというべきか、
もしかしたら遅いぐらいなのかもしれない。

私はハチャメチャなようでいて、
実は極めて堅実に着々と、
亀のごとく一歩一歩、道を歩んでいる気がする。

最近人に会うと、「かさこさんほどの実績と知名度があれば、
なんだってできますよ」みたいなことを言ってくれる人もいて、
思えば私がかなり慎重になって歩を進めているのかもな、
なんて思ったりもする。

今はネットでもテレビとか出版でもそうだけど、
ブレイクというのは突然やってきて、
急激にものすごいブームになることがある。
例えば最近でいえば戦場カメラマンの渡部陽一さんのように、
今までほとんど注目されていなかったのに、
何かをきっかけに突然メディアの引っ張りだこになるという、
そんなブレイクが起きることがある。

誰もがそうしたブレイクを期待していると思う。
ミュージシャンなんか特にそうだと思うけど。
でもその時、自分がどれだけの真の実力があるかによって、
一発屋で終わってしまうか、
これをきっかけに様々な仕事を広げられるか、
大きな違いが生まれると思う。

ステマみたいなプロモーション戦略を使って、
仮にそれが成功して一気にブレイクしたとしても、
中身が伴っていなければやがてそれは廃れていくだろう。
もちろん営業やプロモーションは大事なんだけど、
そこに実力が裏打ちされていないと、
いざスポットライトが当たっても、
観客の期待を裏切り、失望に変えてしまうことになりかねない。

そういう意味で私は随分慎重なような気がする。
本当は多少無理をして負荷をかけ、
自分の実力以上のことをするぐらいの、
思い切った戦略によってブレイクする、
ということも必要なのかもしれない。

でもどこかで等身大以上の自分を、
見せないようにしているというか、
現状の自分を見せることにとどめているような気がする。

最近はもしかしたらそれでいいのかも、
と思ったりもする。
焦って急いで何かをしようとしたところで、いい結果は得られない。
ずるしてショートカットしようなんてすると、
かえって遠回りになったりする。

人生に近道はない。
カメのようでいい。
一歩一歩着実に自分の実績を着々と積み上げていけば、
いつのまにか知らないうちに、
高い山に登りきっているだろうと。

で、ホームページ12周年。
毎日の積み重ねで、山の中腹まで来たような気がする。
12年前の私に比べたら、
こんな自分になれるとは想像もしていなかった。
でもきっとそれは1つ1つ積み上げてきたから。
安直なプロモーション戦略で、
見掛け倒しはしてこなかった、
その山のような実績は何かあっても崩れない、
不動の力となっている。

でもまだまだ山の中腹。
これからさらなる高みを目指したい。
個人が生きにくい社会を変え、
個人が生き生きと楽しく暮らせる社会に変えていきたい。
そのために自分が興味を持ったものを取材し、撮影し、
それを形に変えて、社会を変える力にしていきたい。

今月28日で37歳になるのだが、
昨年の誕生日の日記を見て、
我ながら励まされてしまった。

(2011/2/28のブログ記事)
若い時の焦りはない。
やるべきことはわかっている。
自分の好きなこと。
写真を撮り、文章を書く。
それをただひたすら地道に積み重ねていき、
それをネットにきちんとアウトプットし、
しかるべき相手にこちらから営業をかけること。
だから迷いや悩みもほとんどない。

http://kasakoblog.exblog.jp/14330984/

生きていく中で自分の好きな「テーマ」を見つけ、
それを自分の「フィルター」を通した「形」に変えていく。

フットワークの軽さと行動力、
この人なら何でも話したいと思わせる聞き役力、
動物や景色など変な風に切り取らず、
素直にそのものの良さを写し撮るまっすぐな目線。
そうしたものを活かして、
今後も活動を続けていきたいと思います。

本にサインを求められると、
いつもこう書いている。

Everything is かさこワールド

すべてはかさこワールドに。
かさこワールドを世界の扉にしたい。
狭い世界に生きているせいで、
視野が狭くなり今の日常に息詰まっている人たちに、
多角的な視点や思考を持つきっかけとなってほしい。

それが、かさこワールド。
毎日ブログ記事をアップしてますが、
ホームページには文章はもちろん、
写真がいっぱい載っています。

ぜひかさこワールドの方も見ていただければと思います。
http://www.kasako.com/

フリーになって今まで以上に、
精力的に活動をしていきたい。
そしていろんな形でみなさんと接点を持ちたいと考えてます。

ひとまず直近では、
2/25(土)鎌倉駅そばの写真展では、
10~16時まで終日会場にいる予定ですので、
鎌倉観光がてらお越しいただき、
声をかけていただければ。

その日の夜は店のキャパシティ上、
もう締め切ってしまいましたが、
かさこオフ会を開催する予定。

今回来れない方もまた近いうちに、
またオフ会やるつもりでいます。
また講演会などもする予定。
あとは人気の高い工場夜景ツアーも。

でも会社をせっかく辞めたんで、
3月か4月に2週間ぐらい、
インドあたりに行ってきたいなとも思ってます。

そしてまた今より素晴らしい、
かさこマガジン3を出せればなと。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

・ホームページ
http://www.kasako.com/

・ツイッター
https://twitter.com/#!/kasakoworld

・フェイスブック
http://www.facebook.com/kasakotaka


by kasakoblog | 2012-02-20 23:51 | 生き方