好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2012年 04月 30日

インドの結婚式?!に出くわす!~インド4日目

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インド、マジおもしろすぎです!
ジョードプルの喧騒を離れて、
山に囲まれた湖の聖地、
プシュカルという場所に着き、
今日は湖をの周りを散歩。
沐浴風景を撮影しようと思ったら、
沐浴は撮影禁止とあちこちに書かれている。
うそ~、バラナシとかそんなことなかったのに、
と思って仕方なく湖畔にあるさびれた寺院へ。

寺院を撮影していると寺の人とおぼしき人が、
「この花を湖に放ちお祈りしなさい」
と抵抗する間もなく手に花を持たされ、
寺院からガートへと案内され湖へ。
いやな予感はしたが、寺院の人だからまさかと思い、
とりあえず言う通りに。

湖そばに座れといわれ、
インドの神様の名前を何度も復唱させられ、
「ハッピーライフ、ハッピーライフ」としめくくる。
そして案の定というべきか、
終わったら「ドネーション」寄付をよこせというので、
仕方がなく10ルピーを渡そうとすると、
「300ルピー寄こせ!」と頑として聞かない。

ああ、やっぱりここはインド。
きゃつらの言いなりになった私がバカだった、
花を渡され金をぼったくられるなんて、
典型的なパターンじゃないかと思いつつ、
「300ルピーも払うか、ボケ!」
とちょっと優しめに言ったら、
あんまりしつこくなくあきらめたのでほっとしつつも、
「何が湖の聖地だ、ばかやろー」なんて思ったりもして、
ここも1泊で十分かななんて考えたりもする。
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湖を1周して10時。
さあもうプシュカルで見るところはない。
沐浴風景もダメ、寺院もまた、
ああいう輩に出くわさないとも限らない。
さてどうしたもんかとレストランでチャイでも一杯飲んで、
とりあえず休憩しようと思ったら、
遠くから大音量の楽しげな音楽が聞こえるじゃありませんか!
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言ってみると民族衣装を着た女性数十人と、
楽団が町を練り歩いている!
「祭り?」と聞くと「結婚のお祝いだ」という。
これはおもしろいと撮影していると、
家らしき場所に入っていくではありませんか。
私もすっかり紛れ込んでそこまでずけずけと入っていく。

でも一眼レフを持ち、もう一方でビデオカメラを持ち、
カメラマンジャケットを着て、
とても素人とは思えない動きで撮影していたことに、
「こいつはプロだ」と思ったのか、
主催者らしき人がネームカードを渡してくれて、
「あとで写真を送ってくれ。撮影頼んだぞ!」
といった感じでこの場にいることを認められたみたい。
他にもインド人のプロらしき、
動画撮影している人と写真撮影している人がいて、
彼らも私の動きに、
単なるツーリストが紛れ込んだのではなく、
プロだなこいつと感じたのか、
にこっと私に微笑みかけてくれて、
この場にいることを許してくれた。
同志の笑顔だ。

なんか知らないけどインドに来てから、
やたら「おまえはジャーナリストか?」
「おまえはフォトグラファーか?」
と何度もそう声を掛けられる。
カメラマンジャケットを着ているからかもしれないが、
1999年にインドを旅した時も、
ほとんど同じ格好していたけれど、
そんな風に声を掛けてくれる人は誰もいなかった。
すっかりカメラマンが板についたのか、
こんな時はとっても便利である。
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家の中に入っても音楽は続き、
次々と女性たちが踊りだす!
インドの人たちって楽しい!と思いながら、
こんな場面に出くわせた幸運を思う。

しかし暑い。
来場者やスタッフにピンク色のラッシーらしき、
おいしそうな飲み物がふるまわれ始めた。
「あれ、欲しい!でもさすがに私にはくれないかな・・・」
と思っていたら、主催者らしき人が、
ジュースを運んでいる人に、
「彼にも飲み物をやってくれ!」といってくれて、
キンキンに冷えたドリンクで生き返ったのであった。

1時間、町を練り歩き、
1時間、家の中庭で踊り狂い、
この騒ぎは終わったようだ。

午後はプシュカルからバスで30分行った、
イスラム教の聖地アジメールへ。
こちらでもなぜか町を練り歩く人にでくわし、
またしても撮影することに!

今日はとってもラッキーだなと思って、
プシュカルに戻ってきて、
湖が見える屋上レストランで、
食事をしながらメールチェックとかしていると、
またしても昼に聞いたあの音楽が聞こえてくるではありませんか!

急いで会計を済ませて外に出ると、
やはり昼間にあった集団。
昼間は新郎新婦が見当たらなかったが、
夜は白馬に乗った王子様のごとく、
新郎らしき人がいた。
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そしてまた20時過ぎぐらいから22時過ぎぐらいまで、
町を大音量で練り歩き踊り歩く。
インド人カメラマンや主催者とも、
「おっ、昼間の日本人カメラマン、
よくきたな!って感じで再会の握手」
そんなわけで再び撮影し、
ホテルに戻ってきました。
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インドって楽しすぎ!
カメラマンでよかった!
そんな日々を過ごしています。

<動画>
・昼間に町を練り歩く動画
http://www.youtube.com/watch?v=v9vi-16invg

・家の中庭で踊り狂う動画
http://www.youtube.com/watch?v=pbcpJjvccJE

・夜、再び踊り狂う動画
http://www.youtube.com/watch?v=RaaqWnXNXfk

・アジメールでの踊り
http://www.youtube.com/watch?v=pTj3CwLprR4


by kasakoblog | 2012-04-30 03:42 | 旅行記
2012年 04月 29日

ジョードプル脱出!プシュカルにいます

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昨日はインド人に疲れたジョードプル。
今日は人を避け(笑)、
街並みを見渡す岩山にそびえたつ、メヘラーンガル砦へ。
1459年に建設したという豪華な王宮だ。
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外から見る限り単なる砦、城壁だけど、
中は豪勢な宮殿や部屋もある。
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砦から眺める街並みの風景も圧巻!
まさにブルーシティー、王様気分だ。
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砦の後は白亜の墓廟ジャスワント・タダも見学した。

ただとにかく暑い。
最高気温予想は39度。
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しかも坂道が多い。
さてこの暑さで午後も観光するのはしんどいし、
屋上レストランで写真の整理でもするか、
などと考えていた時、ふと思いついてしまったのだ。

ジョードプルに今日泊まるのやめて、
次の目的地に行っちゃえばいいんじゃない?
宿には2泊といってある。
次の町までの交通手段はまだ調べていない。
まだジョードプルで観光してない宮殿もある。

でも思いついてしまった!
なんせ砦からの帰り道も、
昨日さんざん写真を撮った子供たちと何人も会い、
その度に「1フォトプリーズ!1フォトプリーズ!」攻撃にあい、
さらには慣れてきたのか、
私が写真を撮ってやるからカメラをよこせとか、
かなりたんだん面倒になってきたこともあり、
この狭い旧市街をまた半日うろうろするのは「危険」だ(笑)。

かといって部屋に閉じこもっていてももったいない。
泊まったホテルが高い割にはホットシャワーが出ないこととか、
泊まったホテルのレストランが、
昼食も夕食も朝食もすべてあまりうまくなかったこともあり、
ジョードプル撤収案はいいアイデアのように思えた。

砦見学を終え、レストランで食事をし、
ホテルに帰ってきたのが12時40分。
「アジメール行きのバスはあるか?」と問い合わせたところ、
13時半と19時半あるという。
「じゃあ13時半で!」「急げ、時間がないぞ!」

2泊するつもりだったので、
ちらけた部屋をあわてて片付けて、
オーナーが突然2泊から1泊に変えたことを、
不思議がっている様子をよそに、
急いでチェックインしてアジメール行きのバスに乗ったのであった。

出発時刻13時半。到着時刻18時。
4時間半の間、休憩一切なし。
オンボロバス。クーラーも扇風機ももちろんない。
炎天下。窓をあけると、
インドの街並みのトイレくさい臭いが漂ってくるとの、
ものすごいほこり。
音楽を聴こうにも乗客がスピーカーオンにして、
あちこちでインド音楽をかけているのと、
とにかく走っている間は、
けたたましいクラクションが鳴り止まないので、音楽は断念。

ああ、これがインド!
もともとジョードプルの次の目的地は、
ジャイプールにしていたが、
バスも電車もかなり長時間乗るので、
これは危険と判断し、途中の町に立ち寄ることにした。
それでもまるで苦行の4時間半。

しかしバスの車窓から様々なインドの町を見て思う。
インドが経済成長するなんて30年先の話、
いや一生、成長しないんじゃないか?
確かに一部の大都市は発展しているけど、
たとえば中国なんかと比べたら10~20年ぐらい遅れている。
というかインドには資本主義とか経済成長うんぬんの前に、
町をきれいにするとか生活を楽に便利にしたいとか、
そういう感情がないのではないかと、
街並みのすさまじさを見て思うのだ。

そんなことを思いながら、
ほこりまみれになりやっとアジメールに到着。
この町もあたまおかしいくらい、
オンボロ家やオンボロ店に人人人だらけ。
この人だらけの町はちょっとしんどいので、
アジメールからオートリキシャに乗って、
山を越えること約40分。
湖に囲まれたヒンズー教の聖地プシュカルに19時に到着。
湖で沐浴するガートが見える湖畔のよさげなホテルを探し当て、
ここで泊まることになりました。

私の旅はいつもこんな感じ。
ひとところでどうもゆっくりできないたちで、
時間があれば1つでも多くの町を、
見て回りたいと思ってしまう。
だからどんどん当初立てた予定が変わり、
ガイドブックをはじからはじまで眺めながら、
もし時間ができたらここにもいこうと、
いっぱい目星をつけてある。
私の場合は、1つの町に執着せず、
また新しい町、また新しい町に出会える、
その新鮮味がわりと好きで旅をしています。

そんなわけで当初の予定より1日早まり、プシュカル到着。
ここは山奥で静かな湖がある街並みだけに、
インドの大きな町のような喧騒があまりなく、
バラナシをもうちょっと静かな感じにしたような町で、
また違ったインドの街並みが楽しめそうです。
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この後も大まかな予定はたてているものの、
自分の体調やその時の気分などに応じて、
どんどん予定を変えてきます。
場合によってはインドじゃない場所に行く可能性も。

旅で危険なのは行きたいところに行っているはずが、
途中から義務感に変わってしまうこと。
あそこは有名な観光地だから見なきゃいけないとか、
ここは世界遺産だから外せないだとか。

自分の行きたいところに行けばいい。
世間的な評価なんて関係ないし、
義務で立ち寄らなきゃいけないところなんて、
仕事じゃないんだからどこもない。

旅も人生も同じ。
いつしか自分のやっていることが、
「義務感」や「世間一般の評価」を考えた行動になっていたら、
「それって本当に自分のやりたいことだった?」
って考えてみよう。

次の目的地を決めるのはあなた自身。
どこに行ったっていい。
自分の行きたいところに行けばいい。

そんな軽やかな旅を続けます。


by kasakoblog | 2012-04-29 01:50 | 旅行記
2012年 04月 28日

インド2日目にして完全ノックアウト負け!

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デリーから約500㎞離れた砂漠地帯、
ラジャスターン地方のジョードプルにいます!
デリーから飛行機で1時間。
13時過ぎに到着すると35度を超える猛暑。
4月、5月はインドは酷暑の季節なんです。
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しかしデリーから離れると町の様相が変わっていて、旅に来たって感じ!
ブルーシティーと呼ばれる町で、青色の建物が多いのが特徴。
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ホテルは「booking com」にジョードプルがなく、
「地球の歩き方インド」に載っていた、
よさそうなところをチョイス。
窓際にスペースがあるのと、屋上レストランからの展望が最高。
1泊1500ルピー(約2500円)とそこそこの値段ですが、
ロケーションも旧市街中心部に近く、
部屋も素敵なのでここに泊まることに。
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今日は残り半日なので宮殿や砦見学はせず、
街並みをぶらぶらするだけ。
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しかしとにかくすごい人、人、人!
クーラーもなく、埃まみれで、
牛が行き交い、そこら中、糞だらけ、
ハエもいっぱい、大地がごみ箱、
そんな環境の中、炎天下の中、
路上にあらゆるものが売っているマーケットが広がる。
インド人のエネルギーすさまじい。
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そしてこの人、人、人が“襲って”くるんです。
町を2~3時間歩いただけで、
何人の人から呼び止められて、
「写真を撮ってくれ!」とせがまれたことだろう!
はじめは楽しいんだけど、
毎回のごとく声をかけられると、
だんだんと人疲れしてくる(笑)。
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一度ホテルの屋上レストランで、
チャイ(ミルクティー)を飲んで休憩した後、
バザールのある方ではなく、
住宅街の路地をぶらぶら歩いていると、
こちらは元気ながきんちょがすごかった!
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何枚も撮ってくれ撮ってくれとせがまれ、
次から次へと友達を呼んで来たり、
もうそれはもう大変なことに(笑)。
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いや、とっても楽しいんです。
でもインド人のしつこさといったら半端ない(笑)。
「もうこれで写真は終わり!」
とホテルに帰ろうとするとまた新手の子供集団が(笑)。
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とにかくインドはすごい。
インドのすごさを私はすっかり忘れていた。
それは人疲れだった。

好奇心旺盛、人見知りしない。
自分の意見をどこまでも通す。遠慮はしない。
人との距離が近い。話好き。空気は読まない。
とにかくもう大変、もみくちゃ、
もう参りました!と降参して、ホテルに帰ってきた。
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それにしても思う。
この人たちはクーラーもないのに、
炎天下で不衛生な中、生活しているのに、
このバイタリティとエネルギーのすさまじさ。
それは子供も大人も同じ。
そう、このバイタリティが日本にはまったくない。
型にはまってお行儀よく、空気を読んで、
でしゃばりすぎないようにして、
出る杭がいたらみんなで徹底的に無言で陰で叩き潰す。
そういうのとはインドは対極的というか、
とにかく人が多いから、みんな必死でアピールして生きている。
このうざったいぐらいのエネルギーに、
私は完全に完敗し、そしてうらやましいとも思ったりもして、
このぐらいのエネルギーをもたなくちゃっと思う。

そういえば福島原発20キロ圏内に何度も入っている人が、
「すごいんですよ!牛が道路を歩いてるんですよ!」
といっていたが、その時、私はふと、
「インドではそれが普通で、牛だけじゃなく野良犬も野猿も、
ありとあらゆる動物が道路を歩いている」なんて思ったりもした。

インドはすごい人です。
インドはすさまじい環境です。
苛烈なインドにいると、
日本人としての自分の甘ったるさを痛感させられる。
そんなわけで2日目にして早くもインド人に、
完全に押され気味ですが、
でも私が望んだ旅ができていてとっても楽しいです。
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この記事もホテルの屋上レストランで、チャイを飲みながら、
岩山にそびえたつライトアップされた砦を見ながら書いてます。
こんな旅がずっとしたかった。

2日目にして早くも、
インド人にお腹一杯という感じではありますが(笑)、
まだまだ旅行は10日以上あり、
このジョードプル以外、この先どこにいくか、
はっきりと予定は決めていないのですが、
インドをたっぷり満喫していきたいと思います。

おかげでネット環境は良好なので、
インド人のすさまじさの一端を、
写真と文章から感じていただければうれしいです。


by kasakoblog | 2012-04-28 01:24 | 旅行記
2012年 04月 27日

インドのデリーにいます!

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日本から9時間、インドの首都デリーに、
現地時間で19時頃に無事到着しました。
インドは3年ぶり3回目。

私はこれまで40回以上、海外旅行してますが、
今回は最高に快適な空の旅でした!
それもそのはず、GW前の普通の平日。
飛行機ががらがらなんです。
みんな1人で3席の列を使いたい放題!

会社勤めの休みだとどうしたって、
ピーク時に行かざるを得ない。
9時間ものフライトをぎゅうぎゅうのエコノミーで、
トイレに行くのも気が引けるみたいな感じで、
「快適な空の旅を」なんて無理だよ!と思っていたわけですが、
日にちを少しずらせればこんな快適とは!
航空券もマイルでためたものを使ったので、
燃料サーチャージの約4万円のみで航空券は無料。
これもピーク前だから簡単に取れた。

なんだか不思議に思う。
会社を辞めて今のところ収入は半減だけど、
旅行にかかる飛行機代は半減以上、
空の旅も快適、はてどっちがいいのかと思ったりもして。

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そしてインドに着いて驚いたことが。
むちゃくちゃ空港がきれい!
2010年に新設されたらしい。
入国審査抜けたら免税店があるとか、
そんな粋な計らいがなされていて、
インドっぽくなくってとまどう。
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今日は空港から車で10分ほどの、
エアポートホテル街に一泊。
明日、国内線に乗ってデリーから地方に行くので。
一泊目のホテルは日本からネットで予約。
ヨーロッパ旅行の時にも大活躍した、
世界のホテルサイト「booking.com」で。

このホテルの予約サイトはとっても使い勝手がいい。
ネットが使える宿とか検索性に優れていて、
かつ口コミ情報が載っているので判断がしやすい。
http://www.booking.com/

一泊目なのであまりけちらず、
2000ルピー(約3400円)の中級ホテル。
とっても快適です。
お湯が出るかどうかはこれからですが。

インドの国内線も直接インドの航空会社のサイトで予約。
www.airindia.com
デリーから飛行機の1時間の都市まで、
4500ルピー(約7700円)で取れた。

いやもうほんとネットのおかげで、
どれだけ海外旅行がしやすくなったことか。
ネットで手配ができる分、
現地で自由に動ける時間が増えるわけです。
とっても便利。

そして今回こうしてネットが使えているのは、
海外データサービスの「グローバルデータ」に申し込んだから。
http://www.globaldata.jp/

USBメモリ型でなんと1日480円!という安さにひかれて申し込んだ。
ただ実際には罠があって、保険にはいらないと1日480円だけど、
このちっちゃなUSBメモリをなくしたり壊したりしたら、
最大8万円弁償しろとかいうとんでもない条項があって、
それを回避するために1日に367.5円の保険料をプラスせねばならず、
実質1日847.5円。
まあそれでも高くはないので借りてみたけど、
デリーのホテルではとってもネットは快適です。

ちなみに昼、成田空港で何を間違ったか、
これから毎日カレーだっていうのに、
カツカレーを頼んでしまったのですが、
夜、デリーに着くと近くのホテルのレストランで、
早速インドカレーを!
わりと高級そうな感じのレストランですが、
エッグカレー140ルピー、ナン60ルピー、水30ルピーに、
プラス10%のサービス料が加わり、約430円!
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本場のインドカレーはうまい!
といいたいところですが、うまいはうまいですが、
日本にあるインドカレー店と大きく味が変わるわけではなく、
また今日行ったところのナンは、
チャパティの間違いじゃないかっいうぐらい薄くって、
日本のインド料理店だとすごくふっくら、
ボリューミーなナンが出てきたりすることが多いので、
それと比べるとどうかなとは思うけど、
でもインドカレーはうまいです。

そんなわけで無事デリーに到着し、
明日は地方都市に移動して、
そこから本格的なインド旅行を始めたいと思います。


by kasakoblog | 2012-04-27 01:10 | 旅行記
2012年 04月 25日

自己の再構築と価値観の破壊と創造~インドに行ってきます

4/26より約2週間、インドに行ってきます。
「なんでインドに行ってくるんですか?」
「何を撮影してくるんですか?」と多くの人から聞かれ、
「自己の再構築と価値観の破壊と創造、サバイバル精神の修養」
と答えたい。

先日、かさこ読者の33歳の女性から、
日本社会の閉塞感、特に地方での閉鎖性、
そして建て前ばかりで無意味な行事が多いことについて、
悩みのメールをいただいた際、
この方は長期海外での滞在経験が、

「常識の破壊」と「自己の再構築」の繰り返しと、
「自分と全く異なる人々」に直面できたことは最大のギフト

と評していて、「おっ、まさしく、これだ!」と思った。

なぜ海外に旅行をするのか。
なぜインドに行くのか。
その理由を見事に言い表している言葉だと思う。
こんな「ギフト」をもらえるからこそ、
わざわざ海外に行くんです。
それが日本に帰ってきて、
社会で生き抜いていく上でとっても役に立つ。

別にインドに修行しにいくわけじゃない。
普通の旅行者と同じように、
撮影し、観光し、各地を見て回るだけ。

でも、インドという場所はそれだけにとどまらない。
ここはとんでもない場所だ。
私はこれまで30カ国、40回以上の海外旅行をしているが、
インドは他の国とはまったく違う。
どれほど違うかというと、
行ってみればインドだけは「別の星」に行くという感覚だ。

冷戦終結以後、世界が資本主義で塗り固められ、
急速にグローバル化が進み、
どこにいっても「そんなに日本と変わらない」
という感覚を覚えてしまう。

しかしインドだけは違う。
ここはまったくの異星人だらけの星だ。
グローバルスタンダードの常識がまったく通じない。
価値観なんてくそくらえ。
人間なんて一人一人虫けら同然。
人間も動物も自然もあらゆるものがごった煮のカオス。
ここにぽんと放り込まれると、
あらゆるものが“襲い”かかってきて、
日本の常識だとか建て前だとかがあっさりと崩壊する。
自分のプライドだとか尊厳だとかが肩書きだとかが、
あっさりと叩き潰される。

つまり日本で必死になって守っているものが、
インドではいとも簡単に踏みにじられ、
いかに日本が、自分がしょうもないものにすがりつき、
悩んでいることのバカらしさを、
まるで喜劇のように教えてくれるのだ。

私は今年で37歳。
これまで15年間、社会人をしてきて、
サラ金1社、編プロ3社勤め、
今年でフリーになり、
写真集も12冊出版し、その他の本も6冊出版し、
ネットでの影響力もそれなりにあり、
何かイベントをすればありがたいことに、
多くの人が集まってくれるところまで登り詰めてきた。

でも、それは山の中腹なんです。
山の中腹でも相当、眺めはいいんです。
今まで登ってきた経験を切り売りすれば、
それなりに楽しい人生を過ごせるだろう。

でももっと私は登りたい。
もっと素晴らしい景色を見たい。
頂上まで登り詰めて、
もっとより多くの楽しいことや、
影響力のあることをしていきたい。
そのためにこの山の中腹に安穏として、
日々を過ごして満足していてはいけない。
一発どっかで今までの自己を“叩き潰して”、
もう一度、自分を見つめ直し、
改めてこれからの山を登っていくための、
自己の再構築を行わなくてはならない。
それでインドに行こうとそう思ったわけです。

今年2月頃だったか、
かさこマガジン2に広告を出してくれている臼井氏が、
元Jリーガー氏にこんなことを言っていた言葉が、
私の心にとても突き刺さった。

「逆境からJリーガーになって夢をかなえて、
今はそれなりのポジションにあるかもしれんけど、
もう1回、もうひと花咲かせて、
もう一回り、大きくならんとあかんな~」

それはまさに私のことだと思った。
今は「カメライター」としていろんな夢がかなった。
でもここで一丁上がりになって、
小さくまとまってはいけないと。
私もここからもう一回り大きくならないといけないと思っていた。

そのきっかけとしてのインド。
インドには昨年の今頃に行こうと思っていた。
これから日本も世界も大変な時代になる。
今のぬるま湯の環境にどっぷり浸っているのではなく、
一度、苛烈な環境のインドに放り込まれて、
きゃつらの生命力に負けないよう、
多様な価値観とサバイバル精神を身に付けてなくてはならないと。

そんな矢先に東日本大震災が起きた。
日本というぬるま湯環境は、
私の予想よりもはるかに早く、
天変地異という形で恐ろしいまでもの、
大変な時代の始まりを告げてしまった。

日本が大変なことになった。
だからこそインドに行くべきではないかと思ったが、
私はインド行きをやめ、被災地に行くことにした。
そこに大変な時代の崩壊のすべてがあったから。
被災地の状況は日本の今の縮図でもあり、
また日本の未来予想図でもあった。
ここを見ずして日本は語れない。
というか日本がインドになってしまった。
もはや既存の常識やこれまでの価値観が通用しなくなり、
本当のサバイバル精神を求められるようになった。
だからインドではなく被災地に行った。

そしてあの東日本大震災から1年。
とりあえず今は小康状態のような状況だが、
日本は世界に先駆けて大変なことになりそうだ。
しかしあの震災をきっかけに、
様々なことが変わるチャンスだと思っていたのに、
未だに過去の価値観や既存の常識に捉われて、
しかもそれを必死に守ろうとしている人がいかに多いことか。

「東日本大震災がトリガーになった」人は私の周りにはいっぱいいる。
会社を辞めて独立する人もいっぱいいる。
これまでの生き方や働き方を見直す人がいる。
しかしそうではない人も多く、
あの震災で日本の危機感に気づいた人とそうでない人、
あの震災で何か少しでも行動できた人とできない人、
その温度差が1年であっという間に大きく開いた。

だから私は会社を辞めた。
あれだけの震災が起きたのに、
まだ売上2倍とか1時間早めに出勤とか、
建て前ばかりで既存の価値観に捉われ、
意味のないことを繰り返す、
いやむしろ退行していることに腹が立った。

今すべきことはそんなことじゃないだろう?
言ってもわからない老害はどうしようもない。
変わらないなら私が出て、社会を変えてみせる。
そう思って独立した。

とはいえ独立してから私が何を主軸に据え、
どんな活動を行っていくか、
まだ正直、暗中模索の段階だ。
勢いで飛び出したところもあるので、
何の計画があったわけでもない。
もちろん会社という枠組みがもたないことは、
数年前からわかっていたことだから、
だからこそ「かさこマガジン2」を自腹で大金だして制作して、
いろんな人に配りまくっている。
組織ではなく個人が主役の時代。
個人ブランドがいかに作れるかの時代になるから。

そんな自分にとって転機となるタイミングで、
昨年行けなかったインドに行こうと思った。
本当は会社を辞めてすぐにでも行こうと思ったんだけど、
いろんなことがあって行くタイミングを逸していた。

でも一度このタイミングで行かなければならない。
それでGWにかけあわせるような形で、行ってくることにした。

とまあこんな壮大なことを書いていても、
所詮は2週間程度のインド旅行に過ぎないわけで、
それで何か自分が劇的に変わるはずもなく、
またそれで変わったら大変なことだし、
帰ってきても、また日常の延長線上に戻って、
またいつもの「かさこ活動」を続けていくだろう。

でもインドに2週間というのは、
40回以上海外に行っている私でもかなりびびっている(笑)。
多分、とことん打ちのめされ、叩き潰され、
ぐちゃぐちゃにされ、負けに負けてくるだろう。
でもきっとそれでいい。

震災が起きても未だに腐っている日本社会に染まっていると、
自分もいつしかそれに染まりきってしまう。
一度、異星に行って価値観をリセットし、
外から日本を見る必要がある。
そしてその感覚を「自分は変わる」、
「日本は変わる」活動に転化していく。

先日「かさこさんはまだ日本から脱出しないんですか?」
とある人から聞かれた。
その方は脱出準備をしているような。
このあまりに腐りきった日本社会では未来を見い出せないから。

私はまだあきらめない。
だからたまに外に行って、
日本社会を客観的に見れるような、
視点を持たなくてはならない。
そのためのインド旅行でもある。

~Worlds end of the day~

誰が指図するでもなく 僕らはどこへでも行ける
そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って・・・
(ミスターチルドレン「Worlds end」)

日本は日本人は「常識」という鎖にしがみつき過ぎている。
だから衰退の一途をたどっていて、
原発事故で決定打を叩き込まれた。

本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ
もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る
あと少しそう信じて
(ミスターチルドレン「End of the day」)

でもそんなに悲観しすぎる必要はない。
実はかなりのところまで登り詰めている。
あとほんの少し手を伸ばせば、
もっと大きな夢に手が届くはず。

あちこち種は蒔いている。
それがわっと咲き誇るタイミングを待っているだけ。
きっとすごいことになる。
だから今、私はインドに行って虫けらとなって、
きゃつらと“戦い”、今をリセットしてきたいと思います。

今のところですが日本で海外データ通信機器を借りる予定で、
ノートパソコンも持参するので、
よほど辺鄙なところでなければ、
インドからリアルタイムでブログを更新していきたいと思いますが、
なんせインドなので何が起こるかわからないので、
更新できないこともあるかもしれませんが、
インドからの臨場感みたいなものを、
ネットを通じて伝えていきたいなと思っています。

・かさこワールド旅行コンテンツ
http://www.kasako.com/traveltop.html


by kasakoblog | 2012-04-25 23:53 | 生き方
2012年 04月 25日

京都暴走車犯人がひどい?歩きながらケータイやってるバカどもは?

京都で無免許・居眠りで妊婦と小2の女児を殺したほか、
10人をはねた犯人に対して、
「ひどい!」「死刑にすべきだ!」「名前をさらせ!」
などという意見を言う人が多いが、
まさか、そんなこといって、
歩きながらケータイやったりしてないよね?
まさか音楽聴きながら歩いていたりしてないよね?
車や自転車乗りながらケータイいじってないよね?
自転車で歩道を走ってないよね?

京都暴走車犯人などの極悪人は、
死刑なんかでは済まされず、
殺したところで何の罪も償えないわけで、
それなら私が前々から提唱しているように、
終身奴隷刑を設定し、
せめて生きている間は社会の役に立ってもらえるよう、
原発危険作業一生させるとか、
新しい治療法の人体実験に使うとか、
そのぐらいの処罰をして、
多少なりとも罪を償えるのではないかとも思うが、
無免許居眠りの犯人と同じぐらい危険なのが、
歩きながらケータイやっている人たちだ。

未だに多い。
どこでも見かける。
その行為がいかに危険か、
周囲に迷惑かけているか、わからないのだろうか?

そういうバカな国民が多いから、
バカな政治しか行われなかったり、
京都暴走車のようなひどい人間が、
この社会に生まれるわけだ。

無免許居眠りの犯人の行為がひどいと思うのなら、
歩きながらケータイするのを金輪際やめていただきたい。
危険だから。
一番危険なのは自分自身ですよ。
でも歩きながらケータイやっている人間が、
ひかれて死んだり、突き飛ばされて死ぬのは自業自得だが、
でもそれでもそんな事故が起きれば、
社会的には大迷惑なわけです。

実際に31歳の男性が歩きながらケータイしていたために、
駅のホームから誤って転落し、
電車にひかれて死亡した事故が2009年8月に起きている。
歩きながらケータイは死に至る可能性もある。
まして通勤時間帯に死亡事故が起き、
とんだ社会の大迷惑行為だ。

特にすれ違いが危ない。
歩きながらケータイに夢中になっているから、
まったく前方を注意していない。
ふらふら歩いている。
道路の端に寄っていない。
ほんと直前になるまで人が来ているのに気付かないし、
バカな輩はぶつかったりもする。
そのぐらい歩きながらケータイしているのは危険なんです。

道路を歩きながらとか、
あとは駅の階段歩きながらとか、ほんと危ない。
よくもまあそんな愚かな危険行為を平然とできると思う。
無免許居眠り運転の犯罪者と同じ、
頭おかしいんじゃないか?
危機意識がマヒしているんじゃないか?
自分がよければそれでいい、
そんなに迷惑にもなっていないとか、
勝手に思って平然と危険行為を繰り返す。

どうしても外出中にケータイしたいなら、
ベンチに座ってやるとか、
道路の端によけて立ち止まってやるとかすればいいんです。
なぜたったそれだけのことができない?
なぜ他者への配慮が働かない?
なぜ自分のやっている行為が危険かどうかがわからない?

歩きながらケータイやっているバカどもは、
無免許運転で人を殺した犯人と同じ。

でもどんなに悲惨な事故が起きても、
世の中にバカはいなくならない。
だから道路交通法にでも、
歩きながらケータイ禁止、
やったら罰金100万円とかして、
実際に警察が取り締まればいいんです。
そうでもしないとバカは危険な行為を繰り返す。
「そんなに危険じゃない」と甘い考えで。
それはまるで無免許運転やっていた犯人のように。

歩きながらケータイやっているバカどもに告ぐ。
危ないからただちにやめなさい。

そういうところから変えていかないと、
京都の暴走車の犯人だけをバッシングしたところで、
また悲惨な事故が繰り返されるだろう。


by kasakoblog | 2012-04-25 00:32 | 一般
2012年 04月 23日

ミスチルライブレポート「POPSAURUS 2012」2012.4.21西武ドーム

Mr.Childrenデビュー20周年を記念した、
「POPSAURUS 2012」ツアーに行ってきましたが、すさまじいライブでした!
ミスチルライブは1995年のスタジアムツアー「空[ku:]」から、
ほぼ毎回行っていますが、
ここまで出し惜しみなくあらゆる曲を目一杯やったライブはなく、
今までのミスチルライブの中で文句なしの最高のライブでした!

※下記よりネタバレ・ライブレポート。

<セットリスト>
1 エソラ
2 箒星
3 youthful days
4 LOVE
5 GIFT
6 Everything(it's you)
7 デルモ
8 End of the Day
9 終わりなき旅

10 Dance Dance Dance
11 ニシエヒガシエ
12 フェイク
13 365日
14 しるし
15 くるみ
16 Sign
17 1999年、夏、沖縄

18 ロックンロールは生きている
19 Round About ~孤独の肖像~
20 Worlds end
21 fanfare
22 innocent world

・アンコール
23 ラララ
24 彩り
25 光の射す方へ
26 蘇生
27 祈り~涙の軌道

アンコールが5曲とかあり得ないし、
ミスチルライブで必ずある“狂夜”モードが2回あるなんていうのもはじめてで、
18時に始まって終わったのが21時半。
ミスチルでは珍しい3時間半ものライブ!
これでもかっていうぐらいに、たっぷり名曲やりました!

<1:怒涛のオープニング3連発>
20周年記念ライブの一発目に何を持ってくるのか。
10年前に行われた「POPSAURUS 2001」から連想するに、
きっと「優しい歌」ではないかと思っていた。
(ネットでもそのような予想が多かったらしい)

10周年時はミスチル初のベストアルバムが2枚発売され、
引退危機説みたいなものも噂された中、
ベストアルバム後に出されたシングルが「優しい歌」で、
「POPSAURUS 2001」の最後の曲も「優しい歌」で、
「引退なんかせず、これからも新しい曲をやっていくぞ!」
というメッセージのように感じ、感動したのを覚えている。

だから10周年前からのつづきで、
「優しい歌」から始まる10年とか思ったのだけれど、
1曲目は度肝を抜く選曲だった。
なんと「エソラ」!

暗いニュースが多い中で、
ミスチルが奏でる音楽も、
時代に呼応するかのように、
決して明るいものが少ない中、
この「エソラ」がかかると、
一瞬で世界がカラフルに満ちたものに様変わりするほど、
希望と楽しさと明るさに満ち溢れた曲。

20周年ということを考えれば、
近年の代表曲ともいえる「エソラ」はやるとは思っていたけれど、
アンコール前の終盤、盛り上がりのところではなく、まさかの1曲目とは!

鳥肌立った!
そしてなんかこう「エソラ」を1曲目にやることで、
今日は目一杯、楽しんでいいよって、
心を解き放ってくれたかのよう。

2011年に行われた「SENSE -in the field-」みたいに、
「かぞえうた」から始まったりすると、
それはそれでいいとはいえ、
なんかこう震災のことは忘れてはいけないみたいな、
ライブを楽しむのにひっかかりができてしまうんだけど、
「エソラ」から始まるこのライブは、
彩りに満ち溢れた楽しい世界!
ということを宣言してくれたみたいで、
とってもうれしかった。

明るい勢いそのまま2曲目は「箒星」!
文句なしのノリのいい曲で、
ライブではとっても盛り上がれる曲!
2009年の「SUPERMARKET FANTASY」ツアーの時に、
終盤の最高潮に盛り上がるところで、
「fanfare」→「箒星」→「名もなき詩」→「エソラ」と、
怒涛の4連発の中の一角を占めていて、
他の3曲に比べれば「箒星」って、
それほど聴いてはいないと思うんだけど、
このライブで「箒星」聴いた時に、
「この曲、なんかすげえ!」と思ったんだけど、
その感動再びというか、ライブでやると威力抜群、盛り上がれます!

この勢いのまま疾走感ある「youthful days」!
「箒星」と曲調が似ている感じもあり、
2007年の「HOME」ツアーでは、
「youthful days」→「箒星」という順序で、ライブ序盤で歌われた。
「youthful days」ってミスチルらしい曲で、
盛り上がれると同時に、
ミスチルのライブにいるって再認識させてくれる、
安心感みたいなものも感じられる曲。

<2:聴かせる3曲!>
怒涛のオープニング3連発終わって、
ちょっと一息MCはさんで、
桜井さんがアコギを持って登場したので、
何の曲だと期待したところ、なんとなんと「LOVE」!

1993年発売の2ndアルバム収録の曲をやるとは思ってもみなかった。
5月に発売されるベストアルバムは、
2001年~2010年までの曲だから、
2001年以前の曲はあまりやらないのかなと思ったら、
昔の曲もやってくれるんだという驚きとうれしさ。

そして「LOVE」を聴いてしみじみ思うのは、
昔のミスチルの曲って最近のミスチルの曲より、
むちゃくちゃ何度も聴いていて、
すごく体に沁みこんでいるんだなということ。
最近「Versus」とか、
初期ミスチルのアルバム聴くことはまずないけれど、
ライブで演奏が始まった途端、
聴いたあの頃の自分に一挙に戻れる心地よさみたいなものが、
すっと湧き上がってくる。

また、今になって「LOVE」みたいなミスチル初期の曲を聴くと、
むしろ初期の頃の歌の方が新曲みたいで新鮮だなと。

桜井さんが「新曲なんか出さなくても、
過去の曲だけでも十分ライブはできるし、
それで十分楽しめるし」といっている意味がすごくよくわかる。

驚きの「LOVE」が4曲目にきたことで、
ひょっとして「POPSAURUS 2001」の時みたいに、
ミスチルの歴史をなぞるように、
古い曲から新しい曲やるのかなと思ったら、
今度は最近の代表曲「GIFT」!

この曲も名曲。
はじめ聴いた時、「今ミスチルが奏でる“終わりなき旅”」
だと思ったけれど、
「終わりなき旅」ほど悲壮感なく、
だからといって甘っちょろい理想論を歌っているわけでもなく、
リスナーのための応援歌というか、
迷い悩める自分をそっと背中から押してくれるような、
優しいけどでも力強い曲。

そしてまたこの曲は、
「君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう」というように、
このライブのMCで桜井さんが、
「ファンとともに作ってきた20年だった」と言ったように、
励ましているはずのミスチルが、
ファンによって励まされているみたいな、
そんなお互いにとっての贈り物のような曲で、
とっても素敵でライブで聴くと心に沁みわたります。

次はまたしても驚きの古くて素晴らしい名曲、
「Everything(it's you) 」!
大好きな曲だけど、最近ライブでやっていない。
2004年「シフクノオト」ツアー以来?!
DVD「Split The Difference」で、
久々にやっているのを見て、
あらためてその名曲ぶりを堪能したがライブで聴けるとは!

この曲もそうだけど、
ミスチルの歌詞がたまらなく心に響くんです。
常に過去や現実に捉われ、もがき苦しんでいる中、
新しい希望の扉を探しているみたいな、
そんな心情がたまらなくいいんです。
迷い悩んで生きている多くの人に寄り添って、
それを楽観することもなく悲観することもなく、
でも希望は捨てないみたいな歌詞が、
心を揺り動かされると思うんです。
6曲終わってミスチル、マジ最高!としみじみ思う。

<3:ばらけた3曲>
怒涛の6連発を終えて、もうこの時点でも、
かなりの満足感だったセットリストを終えてMCに。
「次の曲はライブでほとんどやっていない、
なんかのイベントで間違って一回やったかもしれない」
という前ふりから、
「フラジャイル」とか「さよなら2001年」とか、
シングルB面で隠れた名曲やってくれたらなと思いつつ、
演奏されたのは「デルモ」!

あ~「デルモ」か~。
ここまで6曲、まったく息ができないぐらいほどの、
どれも素晴らしすぎて凝縮された時間だったので、
ちょっと一息ほっと休憩。
映像も曲の歌詞に合わせた感じで、
いいといえばいいんだけど、
何も「デルモ」じゃなくても、久々の昔の曲とか、
意外な隠れた名曲のシングルB面とか、
やってほしかったなと思いつつ、
でもかなりここで休憩できたのでよかったかなという感じ。

さて「デルモ」からどう展開するのかと思ったら、
なんとここで最新シングルの「End of the Day」!
一番、聴いてみたかった曲!
もうこんな序盤で!
しかも「デルモ」の後の唐突感!
さらに照明も白とか青の、
曲調に合した明るい感じじゃなく、
結構、赤とか紫の暗い感じが多かったような気がして、
う~ん、もったいない使い方!
と思いながらも、「デルモ」でずっこけたテンションが、
一挙に最高潮に!

もうほんとこの「End of the Day」が最高なんです。
歌詞も曲もかっこいい。
「fanfare」後とかで終盤にぐっと盛り上げるとか、
そんな使い方したらめっちゃかっこよかっただろうにな。
毎日のように何十回となく「End of the Day」リピートしてます。
私の周囲の知人何人かに聴いても、
最新ミスチルシングル3曲の中で一番いい曲。
歌詞も素晴らしい。
ライブでも盛り上がる。
今後のライブでも期待の曲です。

「End of the Day」で一挙にまた序盤のラッシュのように、
盛り上がり曲連発か?と思いきや、
ここで一転して「終わりなき旅」!
出し惜しみしないな~と思いつつ、
また桜井さんの気合い入れたギターの弾き方がかっこよく、
申し分ないミスチル代表曲なんだけど、
みんなで歌ってと合唱部分が多くって、
私個人的にはせっかくの名曲は、
桜井さんの歌声聴きたい、
みんなの合唱はいらないかなという気がする。
最近、ライブで合唱パターンが多いんだけど、
「この名曲こそ桜井さんが歌ってよ!」
っていうのが多いなと。

<4:キタ!狂夜モード第一弾!>
序盤6連発から一転して3曲ばらけてきてしまって、
さあさあどうするんだと思ったら、
会場の照明が暗くなり、あやしげなデジタル音が鳴り響き、
きましたきました、待ってましたのミスチルライブ狂夜モード!

私が勝手に狂夜モードと呼んでますが、
ミスチルライブには必ず後半戦に、
「ニシエヒガシエ」を筆頭に、
激しいロック調の曲を立て続けにやる場面があるんです。

久々の「Dance Dance Dance」!
そしてきました、花火がどん!と上がる!!!
この演出も鉄板!

最近はやや少なくなったものの、
ミスチルライブといえばもう絶対に欠かせない、
といっていいぐらい、
「Dance Dance Dance」「ラヴ コネクション」
「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック」
「ニシエヒガシエ」の組み合わせがくるんです。

しかしあらためて「Dance Dance Dance」って、
最高潮に盛り上がれて曲も歌詞も素晴らしい名曲だなと感じながら、
最新アルバム「SENSE」の1曲1曲よりも、
ミスチル全盛期のこの頃の曲って、
濃密で凝縮されていてほんとすごい曲だなと思う。
いや、ほんと最高です、「Dance Dance Dance」!

そしてお次は鉄板の流れ、
ミスチルライブで多分もっとも頻出度の高い「ニシエヒガシエ」!
新曲として出された当初は、
「ミスチルは一体この先どんな方向性に行ってしまうんだろう?」
と心配して、CDでそんなに聴いてもぐっとこないんだけど、
ライブで聴いたら化ける化ける、
今ではすっかりミスチルライブに欠かせない代表曲で、
ライブで最高潮に盛り上がれる曲です。

この流れでくれば当然次は「フェイク」!
この曲ができたおかげで、
ミスチルライブの狂夜モードにバリエーションができて、
「Dance Dance Dance」「ラヴ コネクション」の頻出度が減って、
「ニシエヒガシエ」「フェイク」の流れが増えた。
この曲もまたライブでは盛り上がる曲。
さあみんなでハイジャンプしよう!!

このままのすさまじい流れで、
「Worlds end」「fanfare」なんて、
流れが素敵じゃないかと思ったら、
クールダウンして「365日」。
いやこの曲、今によみがえった「抱きしめたい」みたいな感じで、
とってもとってもいいラブソングなんだけど、
この狂夜モードをぶち切ってしまう形と、
正直完全ネタバレの映像からはじまるパターンは、
ここ最近のライブ4連続続きで、
ちょっと新鮮味がないかなという感じ。

さすがにライブ4連続なので、
曲前の映像は原発とか沖縄とかが増えていて、
最近に合わせたものにはなっていたけど、
ちょっと連続して同じ演出で、
やり過ぎかなというのはぬぐえないかな。
名曲だけにもったいない。

クールダウンしたまま「しるし」。
「しるし」も悪くはぜんぜんないんだけど、
この曲調のものが最近多いかなと。
ライブ終わった後に、後ろの観客の人が、
「しるし」と「くるみ」と「Sign」がごっちゃになってた、
って言っていてまさに!って感じはあって、
せっかくいろんな曲あるのだから、
もっとバリエーションつけたセットリストの方が、
メリハリあっていいなと思いつつ、
でも「しるし」の「ダリーンダーリン」の繰り返しは、
すごく耳に残っているフレーズで、
ずるいな!と思いつつやっぱり名曲です。

<5:ステージ前で3曲演奏>
ここで舞台前に伸びた花道の最先端部にメンバーが来て、
観客席のすぐ近くで演奏を。
そうそう、今回もキーボードは小林武史さん。
もうすっかり最近のライブは、
キーボードは「サポート」ではなく、
ミスチル第五のメンバーとなった小林武史さん自らが演奏。
ほんとこの人、すごい。
いつ時間作ってるんだろうとか思う。

前ステージの1曲目は「くるみ」。
この曲もすごい名曲なんだけど、
西武ドームは4月にもかかわらず、真冬並みの寒さで、
狂夜モードの時には寒さが吹き飛んでいたけど、
しっとり系の曲が続くと寒さが急に感じられてくる。
ステージはもっと寒いようで、
桜井さんが手がかじかんでギターが弾きにくいっていうぐらい、
ほんと西武ドームは寒かった。

次は「Sign」。
これもまた名曲ではあるんだけど、
意外とフックがなくって、
ミスチルの中ではそんなに聴かないんだよな。
きれいすぎるというか。
「しるし」「くるみ」「Sign」の似たようなしっとり系3連発で、
西武ドームの寒さも半端なくなってきて、
すっかり体が冷えてしまって、
早くどっかでモード切り替わらないかなと切に願っていた。

ステージ前の最後の曲は、
「昔からのファンには人気があるけど、
最近ファンになった人は知らないかも」という前ふりで「1999年、夏、沖縄」。
これは「デルモ」と違って、
意外性がある選曲だけどライブ映えするとってもいい曲!

はじめこの曲をCDで聴いた時には、
吉田拓郎のモノマネか?!と思ったくらいだったけど、
でもライブで聴くと心に刺さるとってもいい曲!

7分以上ある長い曲なんだけど、
だんだん盛り上がってきて聴き入ってしまった。
「最後の曲が終わり~」というフレーズから、
ひょっとしてこの辺で、
アンコール前のステージが終わってしまうのか?
ともちょっと心配した。

<6:二度目の狂夜モード!最高潮の5連発!>
ステージ前の3曲が終わり、
そろそろアンコール前のステージが終わるだろうが、
どんな展開でくるんだろうと思いきや、今日二度目の狂夜モード突入!

一発目はマジかっこよすぎの
「ロックンロールは生きている」!
こういう曲がアルバムに1曲入っているだけで、
「ミスチルはまだ終わってないな」とほっとする、
尖った感じの素晴らしい名曲。

なんでこんなかっこいい曲つくれんだろう、
甘ったるいラブソングだけじゃなく、
こんなふり幅もって曲かけるミスチルって、
やっぱり日本一のバンドなんだなと思ったりもしながら、
最高にノリのいい「ロックンロールは生きている」を堪能しまくり、
西武ドームの寒さがにわかに遠のく。

この勢いでいったら、
「Worlds end」→「fanfare」→「彩り」でしめる!
みたいな感じと予想していたら、
ありがたいことに昔の狂夜モードの、
懐かしい1曲「Round About ~孤独の肖像~」をはさんできた!
いや、ほんと「Atomic Heart」の頃のミスチルって、
すさまじい曲作ってたんだなと思う。
この曲もライブで盛り上がること必至。
「ロックンロール~」の流れからも最高!

そして待ってましたの「Worlds end」!
個人的には毎回やってほしいぐらい狂夜モードに欠かせない曲。
素晴らしい流れの中で登場。
息苦しい現代社会の中で、もがき苦しみながら、
精一杯、自分の翼を広げて自由に生きていくみたいな、
とっても時代にマッチした歌詞と曲調がたまらない。

終末観あるのに未来があるみたいなすごい名曲で、
「Worlds end」をはじめてライブでやった時に、
桜井さんが間奏でばっと両手を水平に手を広げた姿が、
すごく脳裏に焼き付いている。

なぜかミスチルには「旅」が似合う。
「終わりなき旅」にしてもこの「Worlds end」にしても。
実際に世界を旅行するうんぬんではなく、
多分一人一人の人生の旅とシンクロし、
ミスチルの曲がリスナーの内なる衝動みたいなものを、
ばっと燃え上がらせてくれて、
だからライブで聴くとすごい気持ちいいんだろうなと。

この流れできたらもう「fanfare」しかないでしょう!
というところでやっぱりきた 「fanfare」!
もう最近のライブでは文句なしに一番盛り上がります。
よくぞまあこんな“とちくるった”曲を作ったもんだと感心する。

この吹っ切れようが半端ない。
この曲も会場の雰囲気を一変させる、
すさまじい力を持っている。
ほんと最高なんです、この曲、ライブで聴くと!
盛り上がりがすさまじい。

ここで盛り上がってわりと静か目な曲でしめるのかな、
と思いきや今度は「innocent world」!
「Atomic Heart」から3曲もやってる。
言わずと知れた名曲。
みんな間違いなく知っているだろう曲。
「innocent world」でアンコール前の演奏終了。
なんと3時間!

<7:最後もすさまじかったアンコール5曲>
アンコールで桜井さんがギターとハーモニカを持って1人で登場。
ギター弾き語りで一人で何やるんだろう?!
「名もなき詩」とかやったらしびれるだろうなとか、
一夜限りのツアーとなった「wonederful world on DEC 21」のように、
アンコール後にギター弾き語りでやった「虹の彼方」とか、
鳥肌立ちまくって大変なぐらい感動したけどなと、
極度の期待をしてたら「ラララ」。
「ラララ」は悪くないんだけどちょっと期待しすぎたかも。
アンコール前の5連発の後の一休憩といった感じ。

もう残すところあと2曲だとすれば、
最後はまず「さようなら」というフレーズも入っているし、
「祈り~涙の軌道」だとすると、あと1曲はなんだ?
と思ったら、ついにやってくれた「彩り」。

この曲、ほんと素晴らしい。
派手さも激しさもないのに、
日常の心に沁みる、まさに「POPSAURUS=ポップの恐竜」ともいうべき、
ミスチルの中でも名曲中の名曲!
いや、ほんと最後にふさわしい曲!
と思っていたらなんとアンコールは3曲だけでなく5曲。
最後の曲の前になんと2曲も素晴らしい曲を!

1つ目が「光の射す方へ」!
この曲も一時かなりライブで多用されていたぐらい、
ライブには欠かせない曲なんだけど、
最近ちょっと出番が減ったかなと思ったけど、
やっぱりこの曲いいです。
CDで聴いた時はミスチル王道のシングルというよりも、
ちょっと外れた路線かなと思ったりもしたけど、
だんだんと曲が進むにつれて盛り上がっていく感じが、
ライブにはぴったりなんです。
思えばアルバム「DISCOVERY」から4曲も。

通常だとアンコールは3曲で終わってしまうのに、
「光の射す方へ」の盛り上がりのまま終われないじゃないかと思ったら、
なんとここで「overture」が流れるじゃありませんか!
うわー!もう1曲!「蘇生」!!!
素晴らしいしすさまじい!

ミスチル最盛期は時代に合わせたかのように、
また彼らが売れて騒がれる苦悩との戦いみたいな感じで、
皮肉めいた暗い曲調が多かったのに、
「このさえない現実を 夢みたいに塗り替えればいいさ」
という歌詞のごとく、この「蘇生」で、
ぐっと世界を明るく前向きに捉えようっていう曲調が出てきて、
この「蘇生」は何度聴いても励まされます。

そしてこれがほんとの最後。
ファン予想通りの最後の曲はニューシングル「祈り~涙の軌道」。

シングル3曲入っていて、文句なしに2曲目「End of the day」がよくって、
次は3曲目がよくって、「祈り~涙の軌道」は3番目かな、
なんて思ったりしていたけど、
でも「さようなら さようなら さようなら」3連発とか、
すごく耳に残る歌詞で今はすっかりお気に入りの曲に。

この曲をライブで聴くとさらに間違いなく大好きになります。
ミスチルの場合、意外と静かでおとなしい曲の方が、
ライブで聴くとすごくいい曲に聴こえて、
それから何度もCDで聴くようになるということが多いんだけど、
この「祈り~涙の軌道」もその1つ。

ほんといい曲です。
くせになるスルメソング。

終わってみれば3時間半、27曲のすさまじいライブ!
こんなにたっぷり出し惜しみなく、
最新曲から古い曲までやったライブは、
今までにほとんどなく、さすが20周年記念!

好きになったミスチルがもうデビュー20周年。
デビューから聴いていたわけではないけれど、
ミスチルが好きになってから17年ぐらい。
20年の歳月ってすごい。
どれだけ人の心を感動させる名曲の数々を、
ミスチルは紡ぎ出してきたんだろう。
その膨大な曲群のすごさに圧倒された3時間半だった。
まだまだいっぱいやっていない名曲あるし。

ミスチルってすごい。
ミスチルで人生励まされたって人、
何万人、何十万人、いや何百万といるかもしれない。

せっかくミスチルがくれた感動という「GIFT」を、
一人一人がエネルギーに変えて、
このさえない現実を夢みたいな世界に変えられるよう、
今度はリスナー一人一人が、
自分の得意分野を活かして、
感動できる何かを作り出すことが大事なんじゃないか。
私もミスチルのように、
多くの人を感動させるようになりたい、
それがもしかしたら、素晴らしい音楽をつむいできた、
ミスチルへの最大の恩返し=社会への還元ではないかと思い、
まずはその手始めに、私の文章力を持って、
このミスチルライブの感動を、
多くの人に伝えられたらいいなと思っています。

5月に発売されるベスト盤も楽しみ!
Mr.Children 2001-2005
Mr.Children 2005-2010

・ミスチルファンサイト
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by kasakoblog | 2012-04-23 22:10 | ミスチル
2012年 04月 23日

民主党を見限り総理を目指す!30歳の若手現職議員インタビュー

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国民の多くが政治に変化を期待した民主党政権は、
今や自民党政治と同じ、いやそれ以下の、国民背信政治を続けている。
こうした中、民主党執行部の政権運営に疑問を持ち、
2011年6月に民主党議員ながら、
菅内閣不信任決議案に賛成したのが、
横粂勝仁(よこくめかつひと)議員だ。

30歳の新人議員ながら、民主党を飛び出し、
新党「改革の志士」を立ち上げ、
信なき政治を終わらせるため、政権獲得を目指している。
若手議員にもかかわらず、大きな後ろ盾を捨て、
思いきった行動をしている横粂議員とは何者なのか、インタビューした。
(取材日:2012年4月17日)

<1>“権力成金”と化した民主党
民主党大躍進となった2009年8月の選挙。
自民党の小泉純一郎元総理の息子、小泉進次郎氏と激突し、
恋愛バラエティ番組「あいのり」に出演していた人、
といえば覚えているだろうか?
その人が横粂勝仁氏だ。
小選挙区で小泉ジュニアに敗れるも、
比例で復活当選し、民主党の一員となった。
若干27歳の若手新人議員の誕生だ。

「はじめの1年間は政権交代の高揚感があり、
民主党内にも活気がありました」と横粂議員は言う。
しかし次第に民主党政権は淀み始めた。

「一言でいうなら“権力成金”。
今までお金を持っていなかった人が、
急にお金持ちになっておかしくなってしまうように、
野党だった民主党が、急に権力を持ったことにより、
その力に溺れるようになってしまった。
個々の議員には素晴らしい志高い人がたくさんいても、
政党全体としては機能しなくなってしまった。
マニフェストや政治改革がどんどん後退していく。
だんだんおかしいなと思うようになりました」

「若手の1年生議員だろうが、
おかしいことはおかしいと言うべきだ」
横粂議員はそう思ったが、
若手議員の言葉を執行部はまともに取り合ってくれない。
それどころか「1年生議員のくせに生意気いうな。
党の言う通りにして黙っておけばいい」
とたしなめられるばかり。
党にいながら党のおかしな行動を変えられない、
自分の無力さやはがゆさを感じる日々が続いていた。

<2>震災が党を出る決意を決定的に
そして転機となったのは2011年3月11日。
東日本大震災だ。
横粂議員は民主党災害対策本部の福島県対策室の一員となり、
3月末に福島県南相馬市やいわき市に飛んで、災害対策にあたった。

被災地の悲惨な状況を見て党内に対策を進言する。
しかし一向に改善されないことが多い。
「避難所が寒いとか暗いとか、
そんな問題すら上にあげてもろくに進まない。
命にかかわることなのに、なぜこんなに遅いのか。
多くの被災者が苦しんでいるのに……」
現場を見てきただけに、
菅首相の震災対応に苛立ちを募らせていった。

「大災害が起きているにもかかわらず、
菅総理からは国民の命を最優先で守るという、
強い意志や覚悟が感じられなかった。
また、総理や執行部がミスすれば、
自分のメリットになると考え、
足の引っ張り合いをしている民主党内にも失望しました。

与党だけでなく野党も、政治が一丸となって震災対応をすべきなのに、
揚げ足取りばかりしている現状を目の当たりにしました。
政治家になる前から政治家はひどいと思っていましたが、
正直ここまでひどいとは思いませんでした」と横粂議員。

このままでは国民が見殺しにされてしまう。
与党にいても何もできない。
それどころか数合わせで、国民のためにならないことにも、
若手議員という理由で、
無条件で党に賛成しなければならなくなってしまう。
そこで菅首相に不信任決議を突き付け、民主党を離れた。

もちろんこの行動に対して批判の声もある。
「与党にいた方がいいのではないか」
「比例代表で当選したのだから離党するのはおかしい」
しかし「信なき政治」を行う与党に加担することは、
投票してくれた国民を裏切る行為と考え、
自分の信念に従い、決断した。

「おかしいと思っているのに、
執行部の言うことを黙って聞いていたら、国のためにはならない。
若手新人議員だからこそ、きちんと声を上げ、
行動しなければならないと思いました」
こうして横粂議員は与党を飛び出し、
無所属の個人一議員となった。

<3>政治改革を主眼に据えた新党
議員になったからこそわかる日本の政治家のひどさ。
そこを改革しなければ国はよくならない。
「党利党略・自己保身・先送り・リーダー不在の、
既存政治を一刀両断したい」と考え、
新党「改革の志士」を立ち上げ、政策を掲げている。

様々な政策を掲げているが、第一に政治改革を掲げている。

・首相公選制
国民から直接選ばれ、4年間変わらないリーダーを日本に。
長期ビジョンと信頼関係に基づく外交を。

・一院制
衆議院と参議院を統合して国民議会を創設。
激動する国際社会に迅速に対応できる国会に。
議員定数150。

・一府制
全ての省庁を廃止し、内閣府の部局にすることで、
小さくとも機能する政府を。
内閣府の官僚一括採用により、
省益ではなく国益を追求する官僚に。

・道州制
北海道東北州・関東州・中部州・関西州・
中国四国州・九州沖縄州の6州を創設する。
地方のことは地方で決める。
規模のメリットにより、地方行政を効率化。

※全政策ビジョン
http://ameblo.jp/katsuhito-yokokume/entry-11227248200.html

さらに横粂議員は信念を貫くため、
驚くべき選挙区変えを行った。
横須賀から、菅直人前首相のいる、
東京18区に転身したのだ。

選挙区を変えるのは並大抵のことではない。
これまで横須賀で地道な活動を続け、
認知が広がっていくなか、
選挙区を変えたらまたゼロからやり直しだ。
しかも菅首相のいる選挙区。
個人無所属議員が前首相に挑むのは、
自分が当選するための「計算」ということで考えたら、
「無謀」ともいえる行動だ。

しかし横粂議員は、
「私は将来の総理を目指しているのだから、
前総理に勝てるぐらいの実力がなければ意味がない」
と信を貫く姿勢は揺るがない。
「菅前首相の震災対応がおかしいとして党を出たのだから、
筋として菅前首相と選挙で戦い、国民から信を問いたい」という。

横粂議員はこんな話もしてくれた。
「党内には菅氏の悪口や批判をする人もいっぱいいた。
でもすぐに解散されたら自分が当選できないかもしれないから、
不信任決議案には賛成できない。
でもそれは自己保身の何物でもない。
私は胸を借りるつもりで正々堂々と戦いたい」
政治改革を掲げる以上、まがったことはしたくない。
たとえ世間一般から「無謀」と思われようとも。

<4>ネットが政治を変える
横粂議員は若手議員らしく、
ネットもフル活用し、政治活動を行っている。
党を出て無所属議員になってしまい、
金銭面では与党議員時代に比べて大変厳しい。

「政治家の給料は確かに高いかもしれません。
しかし可処分所得で考えれば、
弁護士時代の方が自分の自由になるお金はあった。
政治活動をするための事務所経費など、
政治にはお金がかかります。

だからこそ政治家は企業献金をもらい、
その企業に有利になるような取り計らいをしている結果、
国民のための政治が行われなくなってしまった」
横粂議員はこうした弊害をなくすため、
ホームページでネット献金を募集している。

「政治家なんかに1000円だって払いたくない、
と思う気持ちはよくわかります。
でもだからこそその貴重なお金を寄付してください、
と呼びかけています」

新人議員ゆえ、選挙で当選するための、「地盤、看板、鞄」もない。
しかしネットは国民との双方向性もあり、
真の民主主義を実現する最適なツールだ。
ブログ、ツイッター、ミクシィ、フェイスブックをはじめ、
Youtubeで定例記者会見を行い、政策を訴え続けている。

「ネットが現状の政治を動かすこともある。
単に失言をとらえて政治家をつぶすといったことだけでなく、
政治家の品定めをしたり、
政策への建設的な意見をするなど、
国民もネットをもっとうまく活用すれば、
政治はよくなっていくのではないか」

何の後ろ盾もなくなった30歳の若手議員は、
前首相の選挙区に鞍替えし、
政治改革を行うため、地道な活動を続けている。

こんな現職議員がいるなんて、私はまったく知らなかった。
私は横粂議員のことを、
「あいのりに出ていた人」「小泉ジュニアに負けた人」
としか知らず、民主党を離党したことも、
新党を立ち上げたこともまったく知らなかった。

たまたま知人からその話を聞き、
30歳の現職議員にもかかわらず、
そんなことをしている人がいると聞き、
私が考える政策にも近いところがあるので、
インタビューさせていただいた。

45歳で政治家になり50歳で総理になると、
明言している私自身が、
現状の横粂議員の政治活動の枠組みの中で、
何か政治活動を始めるということは、
今の時点ではまったく考えてはいない。
私は私なりに国をよくするために、
45歳までにジャーナリストとしての知名度を上げて、
そこから首長→新党立ち上げ→国政第一党という、
橋下ルートが最善ではないかと考えてはいるが、
30歳の若手議員にもかかわらず、
現状の政治を憂い、現職議員として、
気骨ある活動をしているので、
今回ブログで紹介させていただきました。

ぜひみなさんもそれぞれの目で、
いろんな政治家の品定め力を養ってください。
その上でどの政治家がよいのかを選んでほしいと思います。
国民が変わること。
国民が政治や政治家に関心を持つことが、
政治を変える第一歩だと思います。

<プロフィール>
1981年、愛知県出身
2005年、東京大学法学部卒業
2005年、司法試験に合格
2006年、「あいのり」出演
2007年、大手弁護士事務所勤務
2008年、民主党候補に決定し、大手弁護士事務所退職
2009年、衆議院議員当選
2011年、民主党離党(除籍)
2012年、新党「改革の志士」設立

<Q1>いつ頃から政治家を目指したのか?
小学生の頃から。
トラック運転手の父親が政治が好きで、
角福戦争(田中角栄と福田赳夫の権力闘争)の話を、
よく私にしてくれたりして、
興味を持つようになりました。

政治の話はなかなかしにくい。
父は私が政治の絶好の話し相手とみていたようで、
逆に私も政治の話をできるのは父ぐらいで、
政治の話題が父子間のコミュニケーションでした。

<Q2>東大を目指したのはなぜか?
政治家になるといっても、
私には何の人脈もコネもお金もあるわけではありません。
そんな私が何かできることを証明するには、
「努力の物差し」の一つである学歴において、
最高学府に合格すれば、
自分がやり通せる力を示せるのではないかと思ったからです。

<Q3>官僚にはなりたいとは思わなかった?
父はトラック運転手で経済的にも非常に苦労したことから、
公務員、官僚にぜひなってほしいと思っていたようです。
私は政治家になるためにまず官僚になろうかとも、
考えた時期はありましたが、
官僚出身の政治家が私の目指す政治家像なのか、
と考えるとそれは違うので、官僚は目指しませんでした。
自分が目指していたのは、
組織にとらわれない独立した政治家でしたので。

<Q4>なぜ弁護士を目指したのか?
政治家になるにはどうしたらいいかと考えた時に、
弁護士がいいのではと思いました。
法律の専門家なら政治に活かせること。
また弁護士は政治家とは違い、
大勢の人を助けるというより、
依頼者の個別の問題を解決する職業です。
個別の問題を解決する力がつけば、
政治家になって大きな問題を解決する時に、
国民目線を忘れず、政治ができるのではないかと思いました。

<Q5>「あいのり」になぜ出演したのか?
「あいのり」が好きでずっと見ていました。
「あいのり」は恋愛バラエティと捉えられがちですが、
世界各地の文化や歴史や宗教や問題なども見れる、
メッセージ性の強い番組だと思っていました。
番組に出演すれば世界を見ることができるだけでなく、
いろんな人と交流し、恋愛や友情を育むことができる。
私はこれまで人と広く浅く付き合うタイプで、
どこかで他人に対して壁をつくっているところもあり、
そんな自分を変えたいと思い、出演することにしました。
この番組での経験は政治家になった今も、
活かされていると思います。

<Q6>なぜ民主党から立候補したのか?
政治家になるのは弁護士として、
10~20年働いた後だと漠然と思っていました。
しかし弁護士になって今の政治家とも会う機会があり、
今の日本の政治のひどさを目の当たりにし、
1日でも早く政治家になって政治を変えたい、
という思いが高まったこと。
また政治がひどい原因と考えられていた戦後の自民党政治を、
政権交代によって終わらせることができるのではないかと思い、
自民党政治を問うため、民主党から出馬し、
小泉首相に戦いを挑むため、
横須賀で立候補したいと志願しました。

・横粂議員ホームページ
http://yokokume.jp/


by kasakoblog | 2012-04-23 00:51 | 政治
2012年 04月 22日

写真教室、開催しました!

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日曜日に新橋にて写真教室を開催。
スタッフ、モデルさんなどを含め、
31名の方にご参加いただきました!
参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

大人数での開催のため、至らぬ点などありましたら、
何なりとご意見いただければと思います。
また何か感想などありましたら、お送りいただければ幸いです。

今回は初回限定1000円という価格設定のため、
大人数となってしまいましたが、
次回以降の写真教室については、
価格をアップする代わりに人数上限を決めて、
一人一人の指導時間を多めにとれるようにいたします。

また今回、参加者が撮影した写真は、
ブログなどネットで掲載していただいてOKです。
(モデルとなっていただいた4名の女性写真もOKです)
今日の写真教室と合わせてぜひご紹介いただければと思います。

好評につき5月以降も開催する予定ですが、
日程はGW明けにブログで告知します。

どうぞよろしくお願いいたします。


by kasakoblog | 2012-04-22 23:51 | お知らせ
2012年 04月 22日

救助のために川に飛び込む人を英雄視してはならない

大阪で中学生が川で溺れているのを助けようと、
救助に飛び込んだ34歳の男性が死亡するというニュースがあった。
このようなニュースを見る度に思う。
救助に飛び込む人を美談にしてはならないし、
英雄視してはならない。
結果として犠牲者を増やすような行動はむしろ慎むべきではないかと。

今回の大阪の件がどうのという話ではなく、
一般論としてこの手のニュースがあった時に、
川で溺れた子供を助けるために飛び込んだ人って、
死んでしまっても、
「命をかけて子供を助けようとした勇気ある人」
みたいな雰囲気で報道する。
それを見た視聴者は「えらい!」「素晴らしい人!」と褒めたたえ、
もしかしたらその何人かは、
自分がそういう場面に遭遇した時、
テレビの“洗脳報道”を思い出し、
思わず川に飛び込んで、子供を助けることもできず、
自分も溺れ死んでしまうかもしれない。

なんか日本って未だに玉砕崇拝というか、
負けるとわかっていても、
それに突っ込んでいた人を「勇気ある」と、
勘違いして評価する傾向にあると思う。
でも本当に「勇気ある」人は、
たとえ感情的に飛び込みたくなったとしても、
状況を冷静に判断し、
最小限の犠牲で済ませる行動をするのではないか。

子供が溺れている事故で、
救助者が溺れてしまうことも多いという。
テレビドラマの影響なのか、
ニュースで川に飛び込んで助けようとした人を、
英雄視する風潮があるせいか、
思わず川に飛び込んで溺れ死ぬ。
それは救助ではないし、勇気ある行動でもなく、
ただ被害を拡大させ、場合によっては、
社会に大きな迷惑をかけることにもなりかねない。

川で溺れた子供がいたら、かっこよく飛び込む前に、
ペットボトルを川に投げ入れてやればいい。
その方がよっぽども子供も助かるし、
自分の命を危うくしなくて済む。

また自分一人で助けようとせず、
他に助けを求めることも重要だ。
いきなり水に飛び込んで助けるなんて、
正直、最も愚かな方法とすらいえる。

昨年、何度も被災地取材に行ったが、
その時に思ったのは、自分が溺れてしまいそうな人間が、
「助けなきゃ!」という一心で、
ボランティアに執着している様子だった。
困っている人を助けることは素晴らしいことだが、
その自己満足を得るために、
ライフジャケットも身に付けずに川に飛び込むかのように、
自分が泳げないのに助けに飛び込んでしまうかのように、
ボランティアをしている人もいた。

経済的・体力的・精神的余裕もないボランティアが、
お金と時間を使って無償奉仕に精を出せば、
そのボランティアの生活が困窮してしまい、
いわば溺れる人が1人増えてしまい、
今度は誰かが2人溺れている人を助けなくてはならなくなる。
助けにいくならある程度、
自分の安全や経済基盤を確保しなければ、
助けに行くという行為はかっこいいかもしれないが、
結果としては共倒れしてしまう。

また皮肉なことに、
貯金もろくになく、毎日フリーター生活で、
定期的収入がない都会の若者が、
お金と時間を使って被災地で懸命にボランティアしているのに、
一部の被災者は被害にあったとはいえ、
十分な預金もあるし、義援金も入るのに、
ボランティアの助けもせずに、
テレビ見てたり、パチンコ行ったりして、
ボランティア作業を手伝おうともしない。

ある被災者は「ボランティアに来ている人に挨拶もせず、
手伝おうともしない被災者が多すぎる」と憤っていた。

玉砕を英雄視し共倒れを推奨しているといえば、
ガレキの広域処理なんかもそう。
被災地がかわいそうだから痛みをわかちあうべきだと、
被災地以外の放射能汚染を拡大させる可能性があるのに、
ろくに検査もせずに同情論だけで強要する姿勢は、
「溺れている人がいるのだから、あんたも溺れろ」
といっているようなものだ。

みんなが被ばくすることが支援ではないし人助けではない。
でも日本的な風潮でいえば、
溺れている人がいたらあんたが溺れ死ぬ可能性があっても、
川に飛び込むべきみたいな雰囲気がある。

犠牲者が増えれば残された人にも負担がかかる。
大事なことは1人でも多く助けること、
すなわち1人でも犠牲者を出さないこと。
犠牲者を増やすだけの安易な「川への飛び込み」を、
英雄視するのではなく、
冷静な状況判断や行動を促す報道にウエイトを置くべきだと思う。

川に飛び込む前に、ペットボトルを投げ入れる。
それはかっこわるくもないし、
卑怯でもないし、見殺しにしていることでもない。
痛ましい事故を増やさないためにも、
川に飛び込んで助ける人を持ち上げてはならないと私は思う。

・池に溺れた少年をペットボトルで救出 和歌山の主婦機転
http://www.asahi.com/national/update/0603/OSK201106030167.html


by kasakoblog | 2012-04-22 02:41 | マスコミ