好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2013年 02月 27日

年金不安どころか10年後の未来が見えない時代に楽しく生きるために~38歳。毎日更新14年目!

2月28日で38歳になる。
ただ、誕生日だということより、
ホームページ上で毎日更新日記を始めたのが、
2月28日であることの方が、
今の人生にとって大きな意義を持つ。
もし今から13年前の2000年のこの日に、
毎日更新日記をスタートしていなければ、
今の自分はなかったと思う。

ここ数年、強く感じるのは、
20年後、30年後の年金不安ではなく、5年後、10年後の不安だ。
昔はよかった。
のん気に老後の不安をしていればよかった。
若い世代は年金がもらえないかもしれない。
だからなんとか自分年金を作らなくちゃなんて、
非常にのんびりしたことを言っていた。

でももうそんな時代じゃない。
年金不安、老後不安なんて贅沢な悩みを持つ前に、
老後になるうんと前、5年後、10年後に働いてお金を稼ぐことが、
難しい状況になってしまうリスクに、
どう対処するかを考えなくてはならなくなった。

確定申告をする際、税理士さんから、
個人事業主の退職金制度ともいうべき、
小規模企業共済という制度があり、
このお金は経費になるので節税にも役立ちますと、
アドバイスを受けた。

それはいい!と思ったのだが、
万が一、急にお金が必要になり、
ここに積み立てたお金を途中で解約する場合、
7年以下だと掛け金の8割しか戻ってこないらしい。
途中解約の場合は、積み立て20年以上にならないと、
元本が戻ってこないというので、
あまりにリスクが大きいと思い、ためらってしまった。

今、個人事業主で退職金がなくて老後が不安だから、
20年以上という遠い未来のために、
今の貴重なお金を犠牲にして備えるというのはバカらしい。

だって20年先っていったら、
日本という国家が破綻し、
円の価値がなくなってるかもしれないし、
中国と戦争して国土が荒廃し、そんな制度なんか、
吹っ飛んでしまうかもしれないし、
首都直下地震が起きて、多大な損害を受けて、
お金が緊急に必要になってしまうかもしれない。
何が起きるかもわからない時代に、
何十年も資金を固定してしまうなんて、
絶対にあり得ない金の使い方だ。

上記に挙げたような、
とんでもないイベントが起こらないにしても、
どうなるかもわからない遠い未来に、
せっせとお金を積み立てるより、
今の自分に投資するなり、
今の生活を楽しむためにお金を使ったりする方が、
はるかに有効なお金の使い方だと思う。

今、勤めている会社なら、
終身雇用で働けると自信を持って言える人が、
どのぐらいいるだろうか?
ほとんどいないのではないか。
50歳以上だったら逃げ得も可能かもしれないが、
50歳未満の人たちはかなり厳しい。

ましてや今の10年というのは、
技術革新や社会構造の変化で、
これまで通用したビジネススキルやビジネスモデルが、
通用しなくなってしまうリスクも高まっている。

10年前といえば、スマホもなかったわけで、
ケータイだって、通話が主体で、
メールとかネットを見るなんて、まだまだだったはずで、
ネットの世界だって今ほど便利なサービスはなかったはずだ。
それがこの10年で劇的に変わったわけです。
こうした激しい時代の変化の中で、
業界や企業や個人が今あるビジネススキルで生き残れるかはかなり微妙。
変化に対応できなければ淘汰されてしまう可能性もある。

老後不安よりも10年後の先が見えない時代を反映してか、
今や「10年後」本が目白押しだ。

「10年後に食える仕事、食えない仕事」
「「10年後の自分」を考える技術」
「2022―これから10年、活躍できる人の条件」
「10年後生き残る人、消えてしまう人」

こうした本に限らず「ワークシフト」なんかでもそうだけど、
根本的に社会構造や仕事、働き方が、
大きく変わる過渡期にあるという認識が広がってきている。
だから今、考えるべきことは、
来るか来ないかもわからない老後不安ではなく、
10年後に生き残れる人材であるために、
何をすべきかということだろう。

その答えは出ている。
ネットを使ったセルフブランディングを行うことだ。
今、私がフリーで働けているのは、
13年前にホームページを立ち上げ
13年間、ネットで日記を毎日更新し続けているからだ。
これがなければフリーで食っていけなかっただろう。

これからの10年は、今まで以上に、
ネットでのセルフブランディングが重要になる。
私が13年前に日記を毎日更新していた頃は、
接続はダイヤルアップだし、ブログなんてなかったし、
SNSなんてものももちろんなかったし、
今みたいにモバイルからも、
簡単にネットにアクセスなんかできなかったり、
まだまだネットが始まったばかりだったが、
今や実名で全世界とつながれるフェイスブックみたいなものや、
ツイッターなどネットで気軽にコミュニケーションできるツールが、
格段に増えているわけで、
私が13年前に始めた時よりも、
ネットはより身近で欠かせないインフラになり、
むしろネットはリアルのポータルにすらなりつつある。

だからネットで自分自身の存在をアピールすることが重要になる。
これは言い過ぎかもしれないが、
今やネットに存在しないものは、
この世に存在していないのに等しいとすらいえる。
会社で今時ホームページがなかったら、あやしいじゃないですか。
何か探し物や調べ物をする時、まずネットを使うじゃないですか。
そこで自分の存在が引っかからなければ、
今後、世の中を生きていくのは非常に厳しくなる。

今からでも遅くない。
会社や業界がどうなろうと、国家がどうなろうと、
不安なく生きていくためには、
この先の10年を見据えて、ネットで存在感をアピールすることが重要だ。

私は13年間、毎日更新を続けてきたおかげで、
いろんな楽しい仕事が入ってくるようになった。
特に最近は昔と違って、
ネットからコンタクトをとるのに躊躇しなくなった人が増え、
ネットからの問い合わせが非常に増えている。

38歳。13年間、毎日日記を更新し続けてきた。
私の唯一の失敗点といえば、
ホームページの毎日更新日記を、ブログに置き換えるのが遅かったこと。
2009年からブログに変えたのだが、正直これはダメ。
遅すぎた。
もっと早くからホームページの更新日記を、
ブログにしておけばよかったのにという反省点はあるが、
それでも2009年にブログ化した効果は、想像以上に大きい。
ただブログ化して効果がすぐに出たのも、
これまで何年もネットで更新を続けてきた、
実績があるからだと思う。

38歳になり、毎日更新日記14年目を迎え、
私自身もさらなる飛躍を遂げるために、
今まで以上にネットを使ったセルフブランディングをしている。
さらにネットでの活動をより効果的に高めていくための、
リアルのセルフブランディング戦略も、
これまでよりもさらに強固に進めていきたい。

老後不安より10年後の自分のために何をするか。
そんなことを考える上でヒントになることを、
このブログを中心に据えながら、
ツイッターやフェイスブック、
講演や出版、かさこマガジンなどを通じて、
発信していきたいと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

・今日書いた話を踏まえて、
10年後を生き抜くためのヒントとなる、
「正社員全滅時代に備えたセルフブランディング術」
の講演&懇親会を行います。
ご参加お待ちしております。
※予約はこちらから。
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by kasakoblog | 2013-02-27 22:36 | 生き方
2013年 02月 27日

イミテーションの木

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桜井さん。
ほんとにイミテーションの木でいいんですか?

・負け組の気持ちがわかるからミスチルが今も受ける
~イミテーションの木~アルバムレビュー
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・ミスチルライブレポート@2013/2/17新潟朱鷺メッセ
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・ミスチルライブレポート@2012.12.28さいたまアリーナ
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・ミスチル20周年ヒストリー
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by kasakoblog | 2013-02-27 18:16 | ミスチル
2013年 02月 26日

家族にイライラをぶつけない

ついついやってしまうことは、
仕事や外でのストレスやイライラから、
家族や恋人にあたってしまうこと。

愚痴をこぼせる場がどこにもないより、
どこかに吐き出せる場があった方がいいのかもしれないが、
愚痴をこぼすというより、
仕事や外でうまくいかなかったことを、
家であたりちらすというのは気をつけなければならないことだ。

先日、1年前にテレビで共演した女性の方と久々にお会いしたのだが、
イライラをパートナーにぶつけないよう気をつけたところ、
パートナーとの関係性が劇的によくなったという。

「夫婦は鏡。夫のイライラや妻のイライラは相手にうつり、
互いにイヤな気分になり、さらにイライラが募る」

ああ!思い当たる節がある!
ほんとそうだなと思う。

イライラするとどんどん悪循環にはまり、
さらに状況は悪化し、自分の精神状態も悪くなる。
どこかでその連鎖を断ち切らなければならないのだが、
家族にあたる形で解消するという安易な方法は、
自ら安らげる場所を1つ減らしているようなものだ。

そこでおすすめしたいのが、精神状態がいい時に、
イライラした時の対処法を考えておき、
どこかにメモを書いておく。
ケータイやスマホ内にメモを書いておいてもいい。
そしてイライラしたら、それを見て実行してみて、
イライラを落ち着かせる。

なんでもいいんです。
好きなものを食べるとか、早めに風呂に入るとか、
ジョギングするとか、水曜どうでしょうを見るとか、
ゲームをやるとか、カラオケに行くとか、ミスチルを聴くとか、
大そうじをはじめるとか。
好きなこと、リラックスできること、
単純なことで集中できるようなことで気分転換し、
一度、心を落ち着ける。
するとイライラする状況が改善される可能性がある。

家族に限った話ではなく、
例えば会社なんかでも八つ当たりする上司とか多い。
八つ当たりの連鎖ともいうべき悪循環で、
部長が課長をどなり、課長が係長をどなり、
係長や平社員をどなるみたいな。

みんなどなられて気分が悪い。
会社の雰囲気は悪くなる。
それで業績回復するのかって話。いい仕事ができるのかって話。
必要性があって怒ることは重要だけど、
関係もないのに部下に八つ当たりするのは要注意だ。
「君は普段から~~で~~みたいな傾向があるからダメなんだ!」みたいな。
関係ないじゃん、それ。

自分のイライラを人に当たれば、
自分に倍になってはねかえってくる。
自分がイライラしたら、
そのイライラの連鎖を自分で食い止めるんだぐらいの気持ちでいたい。

暗示をかけるのもいい。
「私は心の広い神様です。ちょっとのことなら大目に見ましょう」
と考えてみるのもいい。

忙しいとイライラしがちだが、
そんな風にして自分の気持ちをうまくコントロールしたい。
それでいい環境ができれば、イライラすることも少なくなるはず。

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by kasakoblog | 2013-02-26 23:58 | 生き方
2013年 02月 26日

太陽のトマト麺

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「常識をくつがえるフレッシュなラーメン」とのことで、
東京を中心にチェーン展開する太陽のトマト麺。
見ての通り、確かにラーメンの常識をくつがえしとる!

でも食べてみると、ちゃんとおいしい。意外にいける。

ただ、ふと思う。
「ラーメンじゃなくて、パスタの麺にして、
トマトスープパスタでいいんじゃない・・・」

いやいや、そんなことを言ってはいけないのだろう。
イタリア料理店なんていくらでもある。
ラーメン店なんていくらでもある。
この激戦分野での競争を勝ち抜くには、
トマトスープパスタではなく、
トマトスープラーメンにしなくてはならない、
ビジネスとしての必然性があるに違いない!

女性なんかにはいいかもしれない。
おいしいことはおいしい。
ただ太陽のラーメン730円を頼んでも、
お腹いっぱいにはならなかったので、
がっつり食べたい男性には向いてないかも。

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by kasakoblog | 2013-02-26 22:34 | グルメ・ラーメン
2013年 02月 26日

地震が起きても驚かない。驚くべきことは地震大国で原発再稼働することだ~原発阻止した町は34カ所もある

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日本人ってバカなんですか?
地震大国なんですよね?
福島原発事故起こしましたよね?
今は原発なくても電気足りてるんですよね?
で、国民は原発再稼働を容認って、
日本人はよっぽどバカなんですか?

栃木でわずか8時間の間に地震が35回。
M6.2というとてつもないでかい震度5強だけでなく、
震度4が2回、震度3が6回も起きている。
ちなみに2010年の1年間、栃木県北部の震源地震があったのは、
たったの4回だ。
わずか1日で35回も起きているのが、
いかに異常かがわかるだろう。

2011年3月11日の東日本大震災によって、
今まで地震多発地域でなかった場所も、
311による「誘発」により地震が多発することもある。

にもかかわらず、未だに原発を巡っては、
活断層という「神学論争」をしている。
いやこれは活断層ではない、
いや実は原発付近で新たに活断層が発見されただとか。

活断層うんぬんなんて問題じゃない。
日本にいる限り、どこでも地震は起きる。
地震大国日本に原発なんか作ってはいけないのだ。
そのことが2007年の中越沖地震による柏崎刈羽原発事故でも、
2011年の東日本大震災による福島原発事故でも明らかになった。

それまで電力会社や政府や学者や官僚は何と言っていたのか。
日本の原発は多重防護システムだから絶対に安全だと。
ところが今や福島原発20キロ圏内は、
人が立ち入れない死の町と化した。
この原発事故のせいで、莫大な賠償金や無駄な除染費用、
膨大な廃炉収束作業のために、兆円単位のお金が、
国民の税金や電気代から支払われていて、
原発が安いだなんて論理も破綻している。

栃木で震度5の地震が起きた。
でも栃木だけじゃない。
日本にいる限り、この先、何度も大地震が起きるだろう。
それは驚くべきことでも何でもない。
想定内の、当然起こりうるべき出来事だ。

地震が起きたことより驚くべきことは、311で原発事故が起き、
日本のあらゆる場所で地震が頻発しているにもかかわらず、
原発再稼働を容認するという国民が多いことだ。
先の選挙の驚くべき結果がご存知の通りだ。

日本人はバカなのだろうか?
中国の大気汚染でバカ騒ぎし、
北朝鮮の核実験でバカ騒ぎしているが、
自ら大切な国土を汚すべく、
危ないのに原発再稼働を容認してしまうなんて、
信じがたいことだ。

いやたとえば、今原発が動いていないせいで、
冬場は暖房一切つけられない、
夏場はクーラー一切つけられない、
そんな状況ならそれは動かさなくてはならない、
という人が多いのは当然だろう。
しかしそれもまったくのデタラメだったわけだ。

いやでも海外から高いコストでLNGガスを輸入し、
火力発電所を動かしているからまかなえているというが、
日本だけ原油価格と連動する変な契約を結んでしまい、
バカ高いコストを支払っているだけの話だ。
しかも今やシェール革命で世界はわいており、
天然ガス価格は低下傾向にある。

だいたいエネルギーを輸入に頼っている状況を考えれば、
円高こそ国益であり、輸出依存度の低い日本が、
ほんの一部の輸出企業の利益のために、
円安に誘導するなんてもってのほかのはずなのに、
円安誘導しちゃったもんだから、
余計、エネルギーコストがかさむ結果になり、
圧倒的に多くの内需企業や、
景気回復に欠かせない消費者のマインドを、
悪化させることをやっているのである。
だから余計に電気代が高くなっているだけで、
それは明らかな政策の誤りだ。

かつて日本に原発ができてしまったのは仕方がない部分もある。
石油危機でエネルギー供給が不安視され、
高度成長でエネルギー使用量も増えていて、
原子力が夢のような技術として宣伝されており、
1979年のスリーマイル島の原発事故も、
1986年のチェルノブイリの原発事故も、
2011年の福島原発事故も起きていない状況で、
原発を誘致し、建ててしまったのは仕方がない。

でも今は違う。
大きな事故がスリーマイルやチェルノブイリで起き、
しかも絶対安全だと言っていた日本でも起きた。
さらに原発事故を起こした犯罪企業は、
国会事故調査委員会に平気でウソをつき、
調査をさせないよう妨害している。
そんな国賊企業が運営していることにまったくメスが入れられず、
311後、地震が頻発しているのに、
原発再稼働容認って驚くべき事実だ。

ところが、日本には今の福島原発事故のようなことが、
いつか必ず起きると思い、
スリーマイルやチェルノブイリ事故以前から、
断固として反対し、原発誘致を阻止した町もある。
原発をつくらせない人びと~祝島から未来へ」(山秋真著)によると、
原発誘致を阻止したのは34ヶ所にのぼる。
(北海道、新潟、石川、福井、京都、兵庫、鳥取、岡山、
山口、宮崎、愛媛、高知、徳島、和歌山、三重、岩手)

私はその事実に驚いた。
今ならともかく何十年も前に、
大金つまれたにもかかわらず、
原発の危険性や胡散臭さにいち早く察しし、
断固として反対した住民がいて、それが34カ所にも及ぶことを。

それで1月に、原発誘致を阻止した、
三重の芦浜、和歌山の日高、徳島の阿南の3カ所を回り、
当時反対した人に取材をしてきた。
ちなみに原発誘致における電力会社のいかさまぶりは、
原発を拒み続けた和歌山の記録」を読むと興味深い。

今は数十年前とは違う。
今、原発再稼働を容認するなんてアホ以外の何物でもない。
しかしアホだ、バカだといっても、バカにはわからない。

そこで原発を止めた町をテーマに映画を作ろうかとも思っている。
今は福島原発をテーマにした映画がいっぱいできているが、
所詮、みんな福島は他人事だと思っている。
ああ、福島はかわいそうだね、で終わってしまう。
福島原発事故が起きるはるか前に、
まだ原発が魔法の玉手箱として洗脳力があった時代に、
原発を阻止した人たちは、一体何を思い、何を守るために、
反対運動を行ったのか。

映画なんてどうなるかわからないし、映画ができる前に、
バカな自民党が原発再稼働し、
今回の栃木地震のように思わぬところで、
1日に30回以上も地震が起き、
思わぬ原発事故が起きてしまうかもしれないが、
なんとかそうならない前に、
原発カルト教団に洗脳された国民の目を覚まさせないと、
これだけ地震頻発しているのでマジやばいと思う。

映画については詳細決まり次第、また随時報告します。

・海はつながっている~原発を止めた漁師たち
http://kasakoblog.exblog.jp/19585208/

・金には代えられない。海を子供に引き継ぐ~原発を止めた漁師たち2
http://kasakoblog.exblog.jp/19652366

・原発20キロ圏内レポート~あなたの家や町が立入禁止になる恐怖
http://kasakoblog.exblog.jp/17660549/

・「原発を拒み続けた和歌山の記録

・映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」
http://www.kasako.com/eiga1.html

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by kasakoblog | 2013-02-26 00:05 | 東日本大震災・原発
2013年 02月 24日

教師だけが悪いのか?教師バッシングで凶暴化する生徒・親

教師の体罰問題が大きく取り上げられ、
何もかもが教師が悪いという風潮があるが、
ぜひ広く学校、教育現場の問題を考える上で、読んでほしいのが、
現役教師が昨年夏に出版した「高校事件ファイル」和田慎市著だ。

非行生徒の厳しい教育指導ではなく、
勝利至上主義のための、大人の自己満足のための体罰が横行し、
かつそれを隠蔽しようとする学校が多いことから、
今、教師体罰問題が大きな問題になっている。

また体罰問題だけでなく、
生徒によるいじめ自殺が問題になり、
これまた責任逃れ、隠蔽体質の学校のあり方が問題になっている。

それはそれとして大いに問題だが、
すべて教師が悪いという風潮から、教師が指導に萎縮し、
結果として、凶悪犯罪を行う生徒が増えても、
「犯罪捜査」や「教育的指導」ができず、
被害者生徒を泣き寝入りさせる他ない状況に追い込んだり、
また教師が悪いわけではなく、むしろ生徒が悪いのに、
言いがかりともいえるモンスターペアレントが、
「マスコミに訴える!」「体罰だ!」と騒ぎたて、
余計に教師がろくな指導もできず、
学校の荒廃が進んでいる実態もある。

そんな状況がよく描かれているのが、
この「高校事件ファイル」和田慎市著だ。

まあすさまじい事件の数々。
大人顔負けの犯罪のオンパレードだ。
この筆者=先生が書いている話のほとんどが教育困難校ゆえ、
一般の高校もこうだとはもちろん言えないにしても、
生徒や親の横暴さはすさまじいものがある。

学校で事件が起きれば、
いや学校外でも生徒が事件を起こせば、
その生徒指導のすべての責任を教師に押しつける雰囲気がある。
生徒が悪い、親が悪い、注意しない地域が悪い、
なんてことよりもまず何より、
教師が悪いということになる。
こうすることで四方八方が丸く収まるからだろう。
「教師は聖職だ!」なんていって叩きやすい存在だからだ。

ところがこの本でも書かれているように、
いざ教師が事件の捜査や指導をしようとすると困難を伴う。
教師バッシングの風潮から、教師の権威も権限もまるでない。
ましてや犯罪行為を行う生徒やその親が、
まともに話を聞くわけがない。

さらにこの本で紹介されている事例にいくつかあるように、
被害の訴え自体が狂言の可能性もあり、
それが本当に起きたことなのか、
加害生徒、被害生徒、周辺生徒への聞き込みの困難さが伺える。

ただ当たり前の話だが教師は犯罪捜査のプロ=警察ではない。
だからできることにも限界がある。
少しでも厳しい指導をしようものなら、
体罰だと訴えられる可能性もあり、
だからといって手加減すれば、
生徒や親は教師をなめきり、犯罪行為を認めない。

この本にも随所に見受けられるように、
犯罪行為がはっきりしたとしても、厳しい指導をすれば、
加害生徒や親が騒ぎ、マスコミが教師バッシングをおもしろがり、
事実関係はともなく、大きな問題として取り上げられる恐怖感は、
教師には相当根強いようだ。

するとどうなるか。
教師は被害生徒をなだめすかし、大ごとにさせないようにする。
加害生徒に厳しい教育的指導はしない。
というかできれば事件には突っ込みたくない。
うやむやにする。
こうしてますます犯罪生徒やモンスターペアレントが勢いをまし、
学校の荒廃が進んでいくのだろう。

この著者はこうした問題を真正面に受け止め、
なんとか解決しようと、奮闘している様子が本書から読み取れるが、
こうした「熱血指導」が報われず、
むしろ生徒や親から訴えられる恐れを感じ、
苦悩している様子がよくわかる。
実際に訴えられたこともあるようだ。

マスコミと世間が生み出す、
すべては教師のせいという風潮により、教師はますます萎縮する。
当たり前の話だ。
先生は聖人君子でも神様でもない。
学校に勤務して給料をもらい家族を養う、
「サラリーマン」に過ぎないのだから、
自分の首をかけてまで熱血指導や問題解決なんかしたくない。

凶悪犯罪を行う生徒たち。
それをすべて教師のせいにするのは無理がある。
著者が指摘しているように、
問題を起こす生徒の多くは、家庭環境があまりに悪すぎる。
親がまともな大人でない。
まともでない親から育った生徒を、
権威も権限もなく、厳しい指導をすれば体罰と訴えられ、
職を失いかねない教師が指導できるわけがない。
どうせ3年。いなくなるのを待つ方が懸命だ。

学校で起きる問題をすべて教師の力量不足のせいにするのはおかしい。
著者が書いているように、
大人の拝金主義、過度な個人主義、規範意識の低下、
学校はもちろん、家庭や地域社会の教育力の低下といった、
社会環境の変化が、子供の規範意識の低下につながり、
凶悪な犯罪や陰湿ないじめにつながっている。
そしてそれをすべて学校・教師のせいにしようとするから、
余計に学校は隠蔽しようとする悪循環になっているのではないか。

「テレビドラマのようにワルがすぐに心を入れ替えて更生するケースは、
残念ながら実際の現場ではさほど多くはない」(本書より)

私たちは自分たちの教育責任は放棄し、
自分たちの規範意識のない行動は棚にあげ、
熱血教師ドラマのイメージにとらわれているのか、
教師を万能な指導者と勘違いし、
それができないと問題が起きたことは、
すべて教師に押しつけるという態度に偏りすぎていないか。

無論、今、問題になっているような、
非行生徒の指導でもなく、
自分の地位や学校の地位を維持するために、
悪いことをしたわけでもない生徒に、
暴力ふるって勝利至上主義を強要するような、
体罰教師や体罰容認学校は問題外だとしても、
でも結局はそういうのを容認している親も多く、
教師だけバッシングしても、学校の悲劇はなくならない。

子供社会は大人社会の鏡。
大人社会が歪んでいる。大人が親が歪んでいる。
だから子供が歪む。
それを指導しないのは教師や学校だけのせいではない。
大人社会全体の問題だと思う。

教師バッシングという責任逃れを盾に、
思考停止に陥ってしまえば、
いじめ、体罰、非行、少年犯罪などはなくならない。

教師が悪いという前に、
教師側から見た学校現場がどうなっているのか、
本書を読んでみるといいと思う。

・「実録高校生事件ファイル」和田慎市著

・現役教師の嘆き~体罰と増加する生徒の校内暴力
http://kasakoblog.exblog.jp/19501286

※ちなみにこの本を出している出版社は、たまたま奇遇にも、
私が出した「検証・新ボランティア元年―被災地のリアルとボランティアの功罪」と一緒の出版社。

この出版社は実体験に基づく社会問題の内容の、
企画・持ち込みについて歓迎してくれる傾向にあり、
過去に著書がなくても、内容がよければ出版してくれる可能性の高い良識ある出版社です。
http://kyoeishobo.net/

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by kasakoblog | 2013-02-24 23:45 | 書評・映画評
2013年 02月 24日

東京ステーションホテル

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東京ステーションホテル2階にある「バー&カフェ・カメリア」のランチ、
東京ステーションホテル特製ビーフカリー2000円+サービス税+消費税=2860円。
スープ、サラダに加えてコーヒーまたは紅茶付!
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東京駅リリューアルしたのはご存知だと思いますが、
中はホテルだから宿泊客以外入れないのかと思いきや、
そんなことはなくって、1階にはカフェがあり、
地下1階と2階にはカフェやレストランがあります!

一人じゃこんな高いところ、絶対に行かないけれど、
たまたま人に連れられていくことに。
予想通りたいそうな値段はするものの、
コーヒー付で多少の長居ができるならお得かも。
絶賛しておすすめするわけではありませんが、
東京駅ステーションホテルの雰囲気を味わいたい方はどうぞ。

ただ雰囲気の良さでいえば、
1階のロビーラウンジの方がいいですが、
こちらはコーヒー1杯1000円以上します。

・東京ステーションホテル・レストラン一覧
http://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/

・リニューアルした東京駅のライトアップ写真
http://kasakoblog.exblog.jp/18965669/

<イベントのお知らせ>
・3/17(日)18時~サンクチュアリ出版にて、
「正社員全滅時代に備えたセルフブランディング術」の講演&懇親会を行います。
ご参加お待ちしております。
※予約はこちらから。
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by kasakoblog | 2013-02-24 21:10 | グルメ・ラーメン
2013年 02月 23日

これはいい!ネガのデータ化サービス

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昔、フィルムで撮影した写真をきれいにデータ化してくれる、
「55ステーション」のサービス利用しましたが、やってよかった!
これぜひおすすめです。

・今回ネガからデータ化した写真
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メキシコ・テオティワカン(2001年撮影)
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ベトナム(2001年撮影)
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メキシコ・トゥーラ(2001年撮影)
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メキシコ(2001年撮影)
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中国・トルファン(1998年撮影)

今やカメラはデジタルが当たり前になったけど、
10年以上前となるとフィルムで撮影したものがほとんど。
昔の写真ほど記録としては貴重なわけで、
でもネガやプリントで存在しても、
収納の奥の方にしまわれてなかなか陽の目をみない。
アナログで存在していると、管理も大変だし、
Webにアップするのにもデータ化してあった方が便利だ。

私の場合、2003年からデジタルカメラを使っているが、
1995年から2002年まで17回、出かけている海外旅行は、
ネガで撮影している(一部ポジ)。
特に1999年に、会社を辞めて4カ月間のアジア放浪した写真が、
フィルム40本・約1200枚の写真がネガ。
これをきちんとデータ化しておきたいと思いながら、
自分でやるのはあまりに面倒なので、ずっと放置していた。

家にはそこそこのスキャナはある。
ただプリントしたものからスキャンするとデータは悪くなる。
直接ネガからスキャンできるスキャナーなのだが、
ネガをスキャンするのは実に面倒。
しかもフィルム40本となるととてもやる気になれない。

全部スキャンしなくてもいいわけだけど、
でもどれかだけを選んでスキャンするというのも、
結局はかなりの手間になる。

そんな時、発見したのが「55ステーション」のネガスキャンサービス。
昨年末までに頼めば、なんとネガ50本を5000円でスキャンしてくれるという。
(今はそのキャンペーンは終わってしまったが、
3月31日まで7500円でやってくれるキャンペーンをしている。
定価は15000円とのことだから、まだ半額安いということらしい)

これは破格の値段!
これなら頼んでしまった方がいいと思い、
ネガで撮影した海外旅行写真、約150本を依頼した。
頼んだのは10月末。年賀状シーズンで忙しいため、
1月中旬ぐらいになるという話だった。

ところが1月中旬すぎても何の音沙汰もなく、
こっちから電話したら2月末になると言われて、
ちょっとかちんときた。
いや、別に2月末でもいいけど、
遅れるんだったら、そっちから先に電話すべきじゃないかと。
何より貴重なネガを預けているので、
ちゃんとネガが保管されているかそっちの方が心配だった。

そんなちょっとした問題はあったものの、
今日でき上がったのをみたら、想像以上にデータがきれい!
自分でスキャンするよりきれいだと思う。
ただデータがやたら小さなサイズだと困るなと思ったが、
1523ピクセル×1074ピクセルあるので、
Webではまったく問題のないサイズ。
※通常ブログで写真をアップしているのは、
630ピクセル×400ピクセルぐらい。

・今回ネガからデータ化した写真
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ネパール(1999年撮影)
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チベット(1999年撮影)
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韓国(1999年撮影)
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チベット~ネパール国境(1999年撮影)
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ウズベキスタン・サマルカンド(1999年撮影)
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ベトナム(2001年撮影)
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静岡(2001年撮影)

これ、とってもらくちんでいいサービスなので、
ネガがかなりある方はおすすめです。

ただちょっとした問題が1つ。
スキャンしたデータはCDに焼くと別料金がかかるので、
Webにアップしてくれるものにした。
「おもいで玉手箱」というアプリケーションを入れれば、
パソコンからでもスマホからでも見れるので便利。

ただこのアプリがくそなのだ。
むちゃくちゃ使いにくい!わかりにくい!
ホームページ自体が非常に見にくいし、
どこからログインしたり登録したりするのかもわかりにくいし、
ログインしてもアプリが使いにくくて、データを探しにくいし。
もっとシンプルなものでいいのに、
なんでこんな余計なちょっとシャレたものにしてしまったのだろう。
別に普通にフォルダにデータがアップしている感じの、
シンプルなスタイルで十分だと思う。

ただむちゃくちゃ使いにくい、クズなアプリだが、
データはちゃんとWebでも閲覧できるし、
パソコンにデータを保存することもできる。

そんなわけでネガをデータ化したい方、
このサービスは利用価値大です!

「55ステーション」キャンペーン
http://www.80210.com/hondana/

・カトマン沈遊記「マッサージルームの誘惑」
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<イベントのお知らせ>
・3/17(日)18時~サンクチュアリ出版にて、
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by kasakoblog | 2013-02-23 22:48 | ネット
2013年 02月 23日

日本企業の病理がよくわかる良書「個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年」

非常におもしろい本「個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年」池田信太朗著。
ややローソンの宣伝色が臭く、
賛美しすぎなところが鼻につく部分もあるかもしれないが、
その点を差し引いても、日本企業のあり方、組織のあり方を考える上で、
非常に参考になる良書。

非効率な部分があまりに多く、組織が腐りきっていて、
社員の士気も低く、ダメダメだったローソンに、
2002年、三菱商事からローソンの社長として就任した、
新浪剛史氏がいかに組織を改革していったかが、
詳細に書いてある。

この本を読んで思うのは、どうしようもない会社病理は、
ローソンだけでなく、今の多くの企業にあてはまるのではないかということ。
お客様のために役立つことで利益が上がるのが、
会社の原点にもかかわらず、客のためになることより、
社内の権力闘争や部門のメンツ、上司の顔色ばかりうかがい、
現場をろくに知らずに、会社の論理で作られた、
どうしようもない商品ばかりが開発されたりする。

ローソンでは新浪氏の社長就任のおかげで、
トップダウンで変えていき、うまくいったのだが、
それでも社内の抵抗はすさまじく、
いかに腐った組織を変えていくのが難しいかを思い知らされる。

またローソンの改革で大きな特徴は、
フランチャイズの位置づけだ。
改革の肝はフランチャイズのオーナーにどんどん権限を移譲し、
店自らを考える組織に生まれ変わらせること。
これがうまくいった理由の1つだということがわかる。

ただ普通はフランチャイズに権限移譲なんかしない。
なぜなら本体の存在意義がなくなってしまうからだ。
だから多くの組織では本体が一元的に権限を掌握し、
中央集権的なピラミッド組織を作り上げ、
現場は頭脳のない手足でいいという軍隊的な組織体系になる。

現場の末端が自分で考え、勝手に動かれては困る。
上の言うことに疑問を持たず、ハイハイ聞くイエスマンがいればそれでいい。
もちろんそれは1つの組織戦略として、うまく機能する場合もあるだろうが、
今の時代はむしろそのデメリットの方が大きいのではないか。
現場を知らない上の人たちが机上の空論で戦略を練り、
現場を知らない間接部門が自分たちの予算や権限維持のために、
社内政争に明け暮れた結果、出されたどうしようもない商品や戦略を、
現場に押しつけ、結果売れず、
でもその売れない原因を現場の気合や根性のなさと糾弾し、
少ない利益を役に立たないろくでなしの上の人間や、
間接部門の連中だけが吸い上げ、余計、現場は疲弊し、
客がどんどん離れていくという悪循環を招いているのだ。

この点、ローソン新浪氏の改革は、
社員にしてもフランチャイズにしても、
末端の現場こそが一番の最前線であり、
だからこそそこに権限を与え、
現場の人間が上からの命令を聞くのではなく、
自分の頭で考え、自分でいいと思ったことを、
実行できる環境を整えることに注力している様子がよくわかる。

またこれも日本企業の病理の大きな1つだが、
組織が縦関係のヒエラルキーになっていて、
横同士の連携がないため、
重複する非効率な業務があったりして、
生産性や効率性を著しく下げているわけだが、
そういう非効率的な組織体系にもメスを入れている。
アホみたいに価格競争や賃金カット、
新商品の乱発をする前に、
無駄なコスト削減は民間企業でもいくらでもあるということが、
この本を読むとよくわかる。

業界の常識は世間の非常識であることを、
的確な顧客カードのデータ管理で浮き彫りにしていることも、
非常におもしろい。

現場を知らないお偉い人たちや、
アバウトな感覚でしか客を把握していない現場がそろって、
新商品神話にしがみつく。
コンビニの売上を上げるには、
話題となるような新商品を、
ひっきりなしに発売することが重要だと勘違いしていたのだ。

しかし顧客調査をしっかりしたら、
実はその業界の常識は間違っていた。
客は話題の新商品を求めてコンビニに行くわけではなく、
欲しい商品を求めて買いにくることがわかった。
新商品競争ばかりに目を奪われた結果、
狭い棚には古い商品がどんどんなくなってしまう。

するとその古い商品を買いたいと思っていた客は、
商品がないから、だんだんとそのコンビニに寄りつかなくなる。
目新しいものばかりを求めてコンビニに来るわけではなく、
普段の生活の中で自分がお気に入りのいつもの商品を求めて、
買いに来る客が多いことがわかった時に、
過剰な新商品競争は無駄金使って客を離れさせる、
逆効果な戦略であることがわかる。

これなんかもコンビニ以外でもあてはまると思う。
家電にせよ外食にせよ、
企業の存在意義は新商品の発売にあると思い込み、
次から次へと新商品を出す。
いいと思っても、その新商品はすぐに消えてしまうし、
そもそも商品サイクルがあまりに早いので、
逆に買う気をなくしてしまう。
「どうせまたすぐ新商品出すんでしょ」
「また似たような新商品か」

完全に現場や客の状況をわかっていない、
机上の空論戦略だ。
でも未だにそんなことしている日本企業って、
たくさんあるじゃないですか。
ケータイとか家電とか季節ごとにモデルを出す意味が、
私にはまったくわからない。
iPhoneが春モデル、夏モデルみたいに、
数ヶ月で新しいものを出すか?
そんなくだらない短期間のバージョンアップを繰り返しているから、
iPhoneにシェアを奪われてしまうのだろう。

ローソンの改革を通して見えてくるのは、
今の日本企業にはびこる組織の病理。
なぜ日本企業が衰退しているのか、
その原因がこの本を通してよくわかる。

でも思う。
改革なんて日本で社内ではできないのだ。
ローソンの新浪氏にしても、
日産自動車のゴーン氏にしても、
最近でいえばJALの稲盛氏にしても、
腐った日本の組織を改革できるのは、
圧倒的なリーダーシップ力を持った外様にしかできない。

思えばまだ日本の政治も官僚組織も、
事故を起こした電力会社も、
外様を入れず、病理のツケを増税や電気代値上げでごまかせるがゆえに、
腐った組織のまま延命でき、
結果、サービスを享受する国民に大迷惑をかけ続けている。
純粋な民間企業なら客からそっぽを向かれてしまえば、
自業自得で潰れるだけだからそれでいいが、
政治や行政や電気はそういうわけにはいかない。

外様による改革がないと、
企業も政治も再生できないのかなという皮肉さを、
この本を読んで改めて認識させられた。

おすすめの本です。
ローソンがどうのというより、
自分の働いている企業はどうだろうか?という観点で、
この本を読んでみるとおもしろいと思います。

「個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年」池田信太朗著


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by kasakoblog | 2013-02-23 11:43 | 書評・映画評
2013年 02月 22日

気がつけばSNS依存~SNSは最強の時間泥棒

ついつい見てしまうのがツイッター、フェイスブックなどのSNS。
仕事の合間にちらっと見るつもりが、
投稿したり、レスしたり、人のを読んだりなんかして、
あっという間に時間が過ぎてしまったり、
1日に何度も何度も見てしまったり、
移動中など空き時間があると、
ついついSNSを見て終えてしまう。

ネットやメールが出たての頃は、
ネット中毒(ネット依存症)やメール中毒(メール依存症)の危機が騒がれ、
SNSが登場したての頃はSNS中毒(SNS依存)の注意喚起がなされたが、
今やスマホが登場したことにより、
SNS中毒とかSNS依存なんてことが言われないぐらい、
もはや中毒、依存するのが当たり前になっている。
電車なんかみてもほとんどの人がスマホをいじり、
ネット見てるかメールしてるかSNS見てるかといった状況や、
「異常」でもなんでもなく当たり前の光景になった。

それだけ社会インフラとしてSNSが定着したともいえるし、
今の社会にとってなくてはならない重要なツールだと思うので、
SNSを使いこなすことは重要だと思うのだが、
最強の時間泥棒でもある。
私たちは「時間がない!」「忙しい!」と口ぐせのように言う割に、
細切れ時間をどうでもいいSNSに吸い取られている可能性が高い。

昔、ダイヤルアップ時代に、チャットにはまったこともあったが、
今やツイッターやフェイスブックは、
24時間365日、全世界で開催されているチャットルームのようなもの。
ここをのぞくともうキリがない。

私なんかも家で一人で仕事をしていると、
ついつい仕事の合間にツイッターやフェイスブックが気になってしまう。
そこで見てしまうと、しばらくそこから抜け出せなくなる。
ほんの2~3分ぐらい見るつもりが、
20~30分も見てしまったとか。
もしその時間を仕事や他のことに使えば、
相当、いろんなことができるのではないかと思ったりもする。

だからSNSを見る時間を制限してはどうか。
見る時間を朝と昼と夜の3回にするとか決めれば、
今までSNSに費やしていた時間を相当浮かせることができる。
移動中にSNS見ている暇があったら、本読んだ方がいいと思うし、
ただだらだらSNS見ている時間をなくし、
仕事にあてるなどしたら、仕事がその分、多くできたり、
早く終えられたりすることもできるはず。

そんなわけでSNSに無駄に時間を費やしている人は、
SNSとの付き合い方を見直し、
だらだら見るより目的意識を持ってSNSを活用し、
時間制限や閲覧時間を決めるなどして、
時間を有効活用したい。

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by kasakoblog | 2013-02-22 11:17 | ネット