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2013年 08月 30日
相手の名前、ちゃんと呼んでますか?
和歌山での原発勉強会合宿中、小出先生から何度も、
「かさこさん」と呼びかけていただいたのが、とても印象に残っている。
小出先生と会うのは私はまだ二度目に過ぎないのに。

合宿中、ずっと小出先生のそばに張り付いて取材をしていたわけではなく、
数十人いる中の一人として接してもらっただけなのに、
何度も名前を呼んでもらった印象が強い。

その時、ふと思った。
自分は相手と会話をする時に、ちゃんと名前で呼んでいるだろうかと。
複数人いれば誰に話しかけるかを明確にするため、名前を呼ぶかもしれないが、
一対一の場合、わざわざ名前を呼びかけることなく、話すことが多い気がする。

家族間でもそう。職場なんかでもそう。
名前でなくて、「おい」とか「ねえ」とか、
場合によっては相手の都合お構いなく、
いきなり話しかけるとかいうことはないだろうか。

相手との人間関係がどうも最近うまくいっていないと感じた時、
毎回、必ず名前を呼んでみたらどうだろう。
きっと相手との距離が近づき、理解できる糸口になったりするんじゃないか。

取材なんかしているとよく思う。
記者の個人名なんて取材先にとってはどうでもいいこと。
個人名より何に掲載されるかの媒体名の方が相手にとっては大事だから、
媒体名で呼ばれたりすることもある。
もしくは「カメラマンさん」とか「ライターさん」という、役割で呼ばれることも多い。
だいたい取材で会うのはほとんどが一度きり。
その場で名刺交換しても、名前はたいした意味を持たない。
取材する側にとっては取材先の名前は大事だけど。

でも取材先ですぐさまライターである私に対して、
「かさこさん」と名前を呼んでくれる方が時々いる。
たったその一言で取材先に親しみがわき、質問しやすくなったりもする。

そういえば私が大学生の時にテニスサークルの会長をした時のこと。
潰れそうだったらテニスサークルだったのに、
私が会長の時になぜかこれまでの3倍以上の新入生が入ってきた。
なぜだろうかと自分ではまったくわからなかったのだが、
「かさこさんが私のことをいろいろとよく覚えてくれたから」
という新入生が多かったことが理由だった。

数度しか会っていないのに、名前はもちろん、
出身や学部学科や住所や趣味やバイト先のことなどを、
素早くインプットして、話をしてくれるのがうれしかったらしい。
会う回数の頻度が少ない段階で、名前ほか自分に興味を持ってくれて、
自分のことを知ってくれる人に、相手は心を開くんだなということを知った。

ついつい面倒になって名前を呼ばずに会話してしまいがちだけど、
毎回、名前を呼ぶようにしたら、もしかしたらうんと関係性がよくなるかもしれない。

ぜひみなさんも自分の生活を振り返ってみて、
意識的に会話の際に相手の名前を呼ぶくせをつけてみてはどうだろうか。

・映画『シロウオ~原発立地を断念させた町』2013年11月末頃上映予定
http://kasakoblog.exblog.jp/20988901/

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by kasakoblog | 2013-08-30 22:48 | 生き方
2013年 08月 30日
原発事故があっても放射能漏れは起きません!だって5重の壁があるからby関西電力~誰がウソつきだったのか
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原発事故が起きて放射能が漏れる?!
バカいうな。漏れるわけがないじゃないか!
5重の壁で保護してるんだから。
放射能漏れの事故なんて起きるわけがない。

上の図は過去ではなく今も関西電力のホームページに掲載されているもの。
http://www1.kepco.co.jp/bestmix/contents/16.html
福島原発事故が起きたにもかかわらず、5重の壁があるから放射能漏れは起きない。
安全だから再稼働しても大丈夫という意志表示なのだろうか。
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この図は今日、京都大学原子炉実験所元助教授の川野眞治氏の勉強会で知った。
かつて原発計画を葬り去った和歌山県日高町にある民宿「波満の家」に、
原発に反対している京都大学原子炉実験所の先生らが8/28、8/29に集まり、
一般市民を交えて、勉強会を行った。
そこで川野氏が紹介したものだった。
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もうみなさんご存知のように、5重の壁があるから、
原発事故が起きても放射能漏れは起きないという、
国家的詐欺話を信じる人は、たとえ原発推進派でもいないだろう。
事故が起きてから2年たった今でも、5重の壁など関係なく、
海に汚染水が流れ、土壌を汚染し、大気も汚している。

福島原発事故やチェルノブイリ事故が起きるはるか昔。
和歌山県日高町には、1967年に原発計画が持ち上がり、
1975年には別の場所で再び原発計画が持ち上がった。
その当時、原発予定地から800mの距離にある民宿「波満の家」の濱一己氏は、
京都大学原子炉実験所の小出先生や今中先生などから、
原発の危険性を知らされ、原発反対運動を行った。

しかしその当時はまだ福島でもチェルノブイリでも事故が起きていない。
先生らを呼び、原発勉強会を開き、
「原発事故が起きたら大変なことになる」
「暴走した原発事故は人間の手には負えず、人が住めなくなる恐れもある」
という話を聞いても、電力会社、国、推進派に鼻で笑われた。
「バカなこというな!多重防護で安全なんだから、
そんな事故が日本で起きるわけがない!
非現実的な不安を煽って住民を惑わすな!」と非難されたという。

しかし、なんという皮肉だろうか。
かつて原発計画が持ち上がった時代に、
この民宿で行われていた原発勉強会で話された過酷事故の危険が、
今や現実のものとなり、しかも現在進行形で進んでいる。
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そして今、この民宿で行われている原発勉強会は、
「いつか起こるかもしれない原発の危険性について」ではなく、
「現在、福島で起きている原発事故について」になった。
「起きるはずがない」「5重の壁で安全」「放射能漏れは絶対に起きない」
という電力会社や国の言い分はウソつきだったことがわかったのだ。

そういえば8/28に、東電の柏崎刈羽原発がある新潟県の泉田知事は、
東電は「うそをつく企業」と非難したという。
電力会社は福島原発事故が起きても、
平然と「5重の壁があるから安全だ」などというウソをホームページに掲載している。

1万歩譲って、仮に原発がどうしても必要だったとしても、
今のウソつき電力会社に管理・運営をしてほしくない。
ところが電力会社のウソつきが放置されたまま、
原発再稼働や廃炉作業が行われている。こんな恐ろしいことはない。

30年以上の前に原発に反対した人たちは、ウソつき呼ばわりされたことだろう。
なぜなら原発事故が起きていないのに、
起きたら放射能漏れが起きるとか暴走して止められなくなるとか、
人が住めなくなるとか、あり得ないことを口にしていたのだから。
しかし今、誰がウソつきかが明確になった。
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和歌山県日高町で原発計画の是非が争われていた1990年に、
原発反対を掲げて町長に当選した志賀政憲元町長に今日取材した。
いろんな話をしてくれたが、2011年以降、
こんな電話が何件もかかってくるという。

「ずいぶん昔のことだけど、原発止めてくれてありがとう!
おまえさんのおかげで移住することなく安心して住める」

これも皮肉な話だ。
福島で原発事故が起きた今になって、やっと感謝の電話がかかってくる。

さて今、原発再稼働が大きな焦点になっているわけだが、
原発計画をことごとく住民運動の反対で潰し、
1基たりとも原発を作らせなかった和歌山と、
原発マネーにすがり、6基も原発を建設した挙句、
さらに金欲しさに7号機8号機まで建設計画があった福島とで、
大きな明暗がわかれたように、
原発再稼働を許してしまう自治体と、
再稼働を断固として反対した自治体とでは、
20~30年後に大きな明暗がわかれるだろう。

ただ福島はかつて原発事故が起きていなかったのだから、
電力会社の詐欺話に騙されたことは責められない。
でも今の国民が違う。
推進派だろうが反対派だろうが、
電力会社がウソつきだったことはわかったわけだ。
その上でどのような態度をとるのか。

目先の金欲しさから次の死の町はどこになるのだろうか。
福島事故から学び、死の町を逃れるのはどこになるのだろうか。

・原発20キロ圏内レポート~あなたの家や町が立入禁止になる恐怖
http://kasakoblog.exblog.jp/17660549/

・映画『シロウオ~原発立地を断念させた町』2013年11月末頃上映予定
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by kasakoblog | 2013-08-30 00:57
2013年 08月 28日
かつての原発予定地そばの海で小出裕章先生が泳いでる!
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福島原発事故による汚染水の海への垂れ流しが明らかになっているが、
原発の危険性を訴え続けている、
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生が、
毎年夏になると泳ぎにくる海とは、なんとかつての原発予定地!
今年も泳ぎに来るというので、その姿を写そうと、
今日は和歌山県日高町まで取材に来た。
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「小出先生は泳ぐのが好きで、かなり沖まで泳いでいくんですよ。
そう、ちょうど日高原発予定地だった場所ぐらいまで」と教えてくれたのは、
和歌山日高原発予定地からわずか800mの場所に住む、漁師で民宿経営の濱一己さん。
濱さんは日高原発計画が持ち上がった際、
反対運動の中心的人物となり、原発を町から追い出した立役者的存在だ。

今年、映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」の撮影のため、
1月、3月、6月に濱さんに取材したのだが、毎年8月になると濱さんの民宿に、
小出先生をはじめ、京都大学原子炉実験所の先生方が、
夏休みと勉強会を兼ねてやってくるという。

これはぜひ撮影したい。
だってここに原発があったら絶対に泳げない場所。
原発を阻止したからこそ、この海で毎年泳げるのだ。
しかも原発反対の小出先生が泳ぐなんて。

小出先生には3月に京都大学原子炉実験所で取材した。
ちなみに実験所は京都にあるのではなく、関西空港のすぐそばにある。
小出先生は和歌山日高原発の反対運動にも加わった。
「私の職場から最も近い原発予定地だった」というように、
実験所から日高原発予定地まで約40㎞ほどの距離だ。
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今日は濱さんの民宿では、京都大学原子炉実験所助教の今中哲二先生の話があった。
今中先生がこんな話をしていたのが印象的だった。
「私はチェルノブイリ事故が起きて以来、調査を続け、
日本でもいつか必ず同様の事故が起きる危険があると訴え続けてきた。
それが2011年に福島で本当に起きてしまった。
危険を訴えてきたのに、日本で事故が起きてしまって非常に無念だ。
でも福島原発事故が起きて、チェルノブイリは所詮他人事だったのではないかと感じた」

日本でも原発事故が起きると警告していた専門家ですら、
外国での事故は日本とは関係ないし、
日本でまさかここまで深刻な事故が起きるとはという想いもあったのではないか。

そのまさかが今起きていて、2年たっても汚染水すらまともに管理できないずさんさだ。
そしてこんな状況にもかかわらず、イカサマ電力会社の体質が温存されたまま、
次々と原発が再稼働されようとしている。

福島原発事故が起きるはるか昔に、
自然の豊かさこそ何よりの宝と感じた住民がいたおかげで、
和歌山に原発は一基もできずに済んだ。
原発反対の象徴的存在ともいえる小出先生が、
反対を勝ち得たこの場所で、毎年、泳ぎを楽しんでいる。

きっと多くの日本人は未だに、
福島の事故はチェルノブイリの事故と同じぐらい、
「どこか遠くで起こったかわいそうな出来事」ぐらいにしか思っておらず、
「福島はかわいそうだけど、うちらには関係ない」と他人事だと思っているのではないか。

しかし放射能には県境も国境も関係ない。
海も空気も大地も、人間の線引きなど関係なく、
どこまでもどこまでも汚染を続けていく。

原発なしで猛暑になると電力不足になると脅されたが、
それもデタラメだったことがわかった今、改めて原発再稼働を考え直したい。

原発の危険なんて福島の事故が起きたから明らかになった話ではない。
もう30年以上も前に事故が起きることを予想し、
何が何でも反対していた人たちがいっぱいいたことを忘れてはならない。

※1/25の横浜鶴見で映画上映会!
http://atnd.org/event/E0021290
上記のネット決済の申込みでなくても、
私宛にメールをいただければ、前売券予約で、当日現金決済できるようにしました。
ネットでの申し込みが難しいという方は、
kasakotaka@hotmail.com
宛てに、件名に「映画シロウオ前売券希望」と記入の上、
予約する枚数分のお名前フルネームをご連絡ください。
当日、前売券1000円でチケットを販売させていただきます。

・自立できない人間や町が原発に賛成する~小出裕章氏インタビュー(2013年3月24日)
http://kasakoblog.exblog.jp/19993956/

・30年以上も前に原発の危険を感じ、原発計画を中止させた場所が34もあった
http://kasakoblog.exblog.jp/20988901/

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by kasakoblog | 2013-08-28 22:55
2013年 08月 28日
30年以上も前に原発の危険を感じ、原発計画を中止させた場所が34もあった
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東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、
広く国民に原発の危険性が知れ渡ることとなったが、今から30年以上も前に、
「いつか必ず原発事故が起きる。地元に危険な原発は建てさせない」と住民が反対運動を行い、
原発計画を断念させた場所が全国に34ヵ所ある。
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中でも紀伊水道をはさんで、双方の住民たちが協力し合い、
原発計画を断念させたのが、徳島県阿南市椿町の蒲生田原発と、和歌山県日高町の日高原発だ。
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南海トラフ三連動超巨大地震が心配される中、
全国各地の原発再稼働が争点となっているが、
なぜ彼らはチェルノブイリ原発事故や福島原発事故が起きる前に、
危険性に気づき、反対運動を行ったのか。
当時、反対運動に関わった住民など11人にインタビューを行い、
彼らの証言を中心にドキュメンタリー映画、
『シロウオ~原発立地を断念させた町』として約100分にまとめ、
2013年11月末頃に上映を予定している。
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・映画製作への想い
福島原発事故が起きるはるか以前、原発立地を断念させた町が全国にいくつもあることを、
『奔流』第7号で知り、衝撃を受けました。
原子力が輝かしい未来のエネルギーとして喧伝されていた時代に、
しかも海外で大事故が起きる前にもかかわらず、
金銭的なインセンティブを断ってまで、なぜ原発を拒否したのだろうかと。

原発を拒否した町の人たちは、数十年も前に
なぜ原発事故を想定内のリスクと考えることができたのか。
賛成派との激しい攻防はどんな風であったのか。
今、原発を断念させた町はどうなっているのか、取材をしたいと思いました。

原発立地を断念させた場所は全国に34カ所あるといいます。
2013年1月、『奔流』編集人の矢間秀次郎氏とともに、
原発立地を断念させた三重県紀北町・大紀町の芦浜原発、
和歌山県日高町の日高原発、徳島県阿南市の蒲生田原発の3カ所を訪問。
反対の立役者となった北村博司氏(芦浜)、
濱一己氏(日高)、椋本貞憲氏(蒲生田)らを取材しました。

彼らに共通していたのは、自らの生活を守り、
子孫に土地や海を引き継いでいくため、
自然を守ることの重要性を強く認識していたことです。
原発は他の発電方法とは違う破滅的なリスクを抱えていることを学者などから学び、
断固として反対運動を行い、原発を阻止したのでした。

私は東日本大震災発生後、福島を中心に何度も被災地に足を運び、
被災地や被災者を取材してきました。
中でも2012年3月に福島原発20キロ圏内に入り、
高放射線量で「死の町」と化した無人の町を見た時の恐ろしさは今でも忘れられません。
我が家に帰れなくなった人の話を聞いた時、
これは福島の人だけの問題ではなく、
遠くない未来に誰もが起こりうる、他人事ではない話だとの思いを強くしました。

東日本大震災から2年。3・11の記憶は急速に風化しています。
今後の日本社会のあり方を考える上で、過去に原発立地を断念し、
豊かな自然と共生して暮らす人々の姿を映像に残したいと思い、
シナリオのもととなった『奔流』編集人・矢間氏とともに、
本映画の製作を進めていきたいと思います。

・映画『シロウオ』 ~原発立地を断念させた町:公式ホームページ
http://www.kasako.com/eiga1.html

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by kasakoblog | 2013-08-28 00:30
2013年 08月 27日
ネットのおバカ投稿が続くのは店にスマホが持ち込めるずさんな管理
コンビニ、ファーストフード店などで、不適切、不衛生とも思える行為を、
若いアルバイトなどがネットに投稿し、発見されて炎上となり、
店や企業が謝罪し、その騒動よって閉店に追い込まれた店では、
ネット投稿したアルバイトに損害賠償を訴えるといった話まで、
大々的にニュースに取り上げられているのに、未だおバカな投稿が続いている。

このおバカ行為についていろんなことが論じられているが、
私がもっとも不思議なのは、店にアルバイトがケータイやスマホを持ち込めることだ。
ケータイやスマホには写真、動画、録音機能があり、
しかもそれを瞬時にネットに投稿したり、
メール添付したりして情報を送ることができる。
おバカ投稿ならまだしも、企業秘密的な情報や顧客情報、売上情報など、
簡単に盗み出せるということだ。

なぜアルバイトや従業員が店で働く際に、
ケータイやスマホを持ち込ませてしまうのだろう。
そもそもそこに最大の問題があり、
店として企業として従業員に対する管理・教育が、
まったくなされていない証拠ではないのか。
バイト中にケータイやスマホはいらないわけで、
持ち込ませる必要はないわけだし。

店にケータイやスマホを持ち込ませなければ、
社員を騙して持ち込まない限り、おバカ投稿はできない。
それで済む話ではないのか。

ただコスト削減のため社員無人時間帯が長時間あり、
アルバイトだけに店を任せるやりたい放題タイムがあれば、
バイトが勝手な行為をして暴走してしまう可能性があるわけだが、
安い賃金で、頭の悪い、仕事もろくにできない、
幼稚な若者を使っているわけだから、
バイトだけに任せればどうなるかぐらい想定内のリスクではないのか。
ならばリスクに備えて、社員の見張りをつけるとか、
変なことをするバイトを注意できるベテランのバイトを張りつかせるとか、
そういうことはしていないのだろうかと疑問に思う。

損害賠償されるという事態にまでなるかもしれないというのに、
おバカ投稿が続けられてしまう背景には、
根本的にアルバイトにきちんとした教育もなく、
アルバイト管理をきちんとしない、
ずさんな管理自体に問題があるのではないか。

おバカ投稿が今もなおニュースになってしまう状況をみると、
アホな行為をする若者がバカだというより、
バカなことをするとわかっている若いアルバイトを、
きちんと未だに管理・教育できない、
店舗や企業のレベルの低さを感じざるを得ない。

バカは治らない。
そんなバカを雇うのであれば、
それなりの覚悟と対処を考え雇って教育・管理しなければ、
いくらでもネットでのおバカ投稿が続くのではないか。

例えば店舗にケータイやスマホを持ち込ませないことを徹底させるなど、
不適切行為をさせない環境づくりをしないと、
いくらでもきゃつらは投稿を続ける。
それがバイトが冷蔵庫に入ったぐらいの騒ぎならまだしも、
顧客情報とか企業秘密とか売上情報とかが投稿によって漏れたら大変なこと。
バカな投稿をされるのは、店や企業がバカだからではないか。

アルバイトを甘く見てはいけない。何をしてがすかわからない。
重要な仕事を任せるわけだから、
この投稿騒動をきっかけにバイトのずさん管理を見直してみてはどうだろうか。

また歩きながらスマホしたり、歩きながらタバコ吸うバカと同様、
バカは自分に痛みがなければ、いくら注意してもわからない。
歩きながらスマホしたり、歩きながらタバコしたり、
勤務中にケータイ、スマホを持ち込んだりしたら、
罰金100万円とかにすれば、まずやらないのではないかと思う。

・バイトやりたい放題だったマクドナルドの思い出~バイト炎上事件を思う
http://kasakoblog.exblog.jp/20906976/

・おバカ行為の投稿より企業の不祥事暴露をどんどん投稿すべし
http://kasakoblog.exblog.jp/20961886/

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by kasakoblog | 2013-08-27 00:25 | ネット
2013年 08月 26日
未来世代の不良債権リニア新幹線ゴリ押しでJR東海がJAL・東電の二の舞になる危険~すべては国民のツケに
リニア新幹線計画って、こんなに狂気な計画だとは思いもしなかった……。

リニア新幹線についてどう思うか?と聞かれて、
「何が何でも絶対に反対だ!」という人は少ないのではないか。
だって税金を使うわけではなくJR東海が全額負担するわけだし、
夢の超特急ができるなら一度くらいは乗ってみたいぐらいの感覚ではないか。
私もそうだった。

このため、
「来年から建設着工予定のリニア新幹線計画をなんとして止めたい。
しかし国民の関心はあまりに薄い。
ブログを拝見し、この問題についてぜひブログで書いてほしい。
現地を案内しますので」と、建設予定地の南アルプスそば、
長野県大鹿村に住む浮島仁子さんからメールをいただいた時、正直ぴんとは来なかった。
だから「取材はしますが、リニア反対という記事を書くとは限りませんよ」
と返信したのだが、それでもいいというので行ってきた。

ちなみにリニア新幹線建設にかかる費用は約9兆円。
来年から建設をはじめ、今から14年後の2027年に品川ー名古屋間開通。
今から32年後の2045年に品川ー大阪間が開通予定という計画だ。
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新宿から高速バスで諏訪湖を通り、駒ケ根を通り、飯田の手間。
松川インターで降りてそこから車で約1時間。
四方を山に囲まれた自然豊かなTHEニッポンの田舎といった大鹿村に到着。
春になると様々な花々が咲き乱れ、現代の桃源郷とも呼ばれる美しい村になるという。
人口は1100人あまり。
南アルプスの登山口があることから、登山客が多い。

浮島さんはトンネル建設予定地になると思わしき周辺を案内してくれた。
現場を見せることで反対理由が理解できるのではないかという狙いだろう。

「かさこさん、こんな狭い山道に、これから約10年、膨大なトンネル工事のために、
狭い山道である村民の生活道路にダンプが行きかうことになるんですよ。
怖くてこんなところに住めなくなってしまう。実質上、村人は住めなくなってしまう」
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「この村は中央構造線が南北に縦断しており、
周囲の山は脆弱な地質のため、大崩壊地や地すべりが起きている。
こんな危険な場所にトンネルを作ったら、さらに危険な場所になりかねない」
と、村を貫く小渋川沿いの山々を見て回り、
崩落、地滑りが起きている様子を度々、写真に撮ってほしいと言われた。

「リニア反対を訴えるには言葉だけでなく写真が重要。
私が撮影した写真では、こんなところにリニアを建設するのはおかしいということが伝わらない。
かさこさんが撮影してくれれば、多くの方に建設計画の無謀さを訴えられるのではないか」
との狙いもあって、私に依頼したという。

確かに地元住民にとっては死活問題だ。
桃源郷の村にダンプが行きかい、地滑りが起きている山で、
トンネル工事を10年もはじめるなんてとんでもないことだと。

でも、と思う。
日本社会全体の利益を考えた時に、
もし東京と大阪を短時間で結ぶ交通インフラが何が何でも必要ならば、
多少、小さな村が潰れてしまうことは致し方がない。
小さな村を潰さないことを最優先にしたら、
日本全国、どこにも道路や鉄道は作れなくなってしまう。
もちろん、先に住んでいた人を追い出すわけだから、
きちんとした補償をするなり、その事業の必要性を丁寧に説明することは欠かせない。

また地滑りが起きている山だからといって、
地下に掘るトンネルが危ないのかは、正直、私にはよくわからない。
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そもそも見せられた大崩落地の一つは、
1961年(昭和36年)に起きた集中豪雨によるものだ。50年以上も前の話だ。

確かにトンネルを掘るのは大環境破壊かもしれない。
でも私は環境保全至上主義者ではない。
そんなに環境が大事なら人間が死ぬしかない。
人間は多かれ少なかれ環境を壊して暮らしている。
すべてにおいて環境を最優先したら、人間は生活できなくなり、何も作れなくなってしまう。
リニアのトンネルが環境破壊なら、
道路のトンネルだって鉄道のトンネルだって環境破壊でやめるべきだろう。

重要なことは、人間に悪影響を与えない環境破壊をしないこと。
生態系が根本的に変わって人間が暮らせなくなってしまうような、
環境破壊をしないことではないか。
だから環境に取り返しのつかない破壊的な被害を与える原発は何が何でも反対だが、
CO2を多少出そうが火力発電所にまで反対はしない。
原発反対派の中には「火力発電所も環境破壊だ」というが、
だったら電気使わず生活しろよと言いたくなる。
多少の環境破壊になったとしても、致命的な環境破壊にはならず、
人間社会が便利になるなら、それに反対する理由はない。

だから私は地元の村人がかわいそうだから、
リニアはやめるべきだとはまったく思わない。
逆に村人の中にはリニア建設であぶく銭を稼げて喜んでいる人もいる。
二束三文の田畑が建設予定地の資材置き場になると高値で売れるとか、
工事関係者がこの先何年も宿泊して安泰だとか、
地元の建設業に大きな仕事が入ってくる可能性もあるだろう。
地元には「反対なんかして金儲けのジャマをするな!」という意見もあるだろう。

また環境破壊だからやめるべきだとも思わない。
例えば東海道新幹線だって、トンネルいっぱい作って環境破壊しているわけだが、
環境破壊しているから電車を止めろという人はいないだろう。
日本社会には欠かせないインフラだからだ。
もしリニアもそうであるなら、重大な環境破壊を起こさない限り、
何が何でも反対する必要はない。

でも浮島さんからリニア計画についていろんな話を聞き、
また橋山禮次郎著の「必要か、リニア新幹線」という本を読んだりすると、
今までたいした関心もなかったリニア建設だったが、
これは何が何でも反対しないとまずい代物ではないかと思えてきた。

その理由はズバリ、どうやっても必要性が見い出せず、
明らかにJR東海の収益悪化をもたらし、それが最終的には国民の負担になる不良事業だからだ。

はっきりいってリニア建設計画は狂っている。
例えるならJR東海が9兆円の借金をして、
万馬券の馬に全額賭けますといっているような話だ。
あまりにバカげていて建設する意味がわからない。

ただこのリニア計画がミソなのは、
税金ではなくJR東海が全額負担して事業を行うことだ。
国民の血税を使うわけじゃない。JR東海がやるんだからいいだろうと。

でも果たしてそうだろうか?
リニア計画がどっかのベンチャー企業がやるならともかく、
国民にとってなくてはならない生活の足を、
ほぼ独占的に保有している極めて公共性の高い鉄道会社がやるわけだ。
9兆円もかけてリニア作ったのに、
まったく採算が合わずに赤字になってしまえば、
その負担は通常のJR東海の運賃に上乗せされる形になる。
失敗が目に見えている大バクチをしたせいで、
そのツケは結局は国民に降りかかってくるのだ。

リニアが失敗してその会社が倒産するなら、国民には何の被害もない。
融資したアホな銀行が不良債権を抱え込むだけだ。
しかしそうではない。そのツケは国民の生活の足に上乗せされるのだ。

JALの破綻や東京電力の“破綻”と同じことだ。
ずさんな経営で、かけるべきところにお金をかけず、いい加減なところに金をかけ、
経営が悪化したら、そのツケは国民が背負わされる。
赤字経営になろうが破綻しようが、JALや東電は潰せない。
なぜなら代替手段がほとんどないからだ。
JR東海もそれと同じ。自社負担だからいいではないかでは済まされなくなる。

9兆円もかけてJR東海がリニアで建設費を回収できるとは思えない大きな理由は2つ。

1:そんなに速くない。
リニアは東京ー大阪間を67分で結ぶという。
東海道新幹線は138分。
2時間が1時間になると考えれば早いかもしれないが、
東海道新幹線のように在来線の乗り換えが便利な、地上にホームがあるわけではない。
地下奥深くにホームがある。
在来線からの乗り換えで、東京、大阪ともに、
地下ホームの移動までに10分ずつかかったとしたら、
乗っている時間が1時間でもそれにプラス20分もかかることになる。

まして所要時間が短かったとしても、
現在の東海道新幹線並みの本数の多さがあるのかどうか。
例えば30分に1本しかないなら、所要時間が短くても待ち時間がかかってしまい、
トータルで見たら本数の多い東海道新幹線とたいして変わりないなんて話になりかねない。

リニアは時速500キロだが、2010年に中国の新幹線がテスト走行で時速486kmを記録した。
もちろん実際に486kmで走るわけにはいかないにしても、
リニアが開通するまでに約30年間もあるわけで、
その間に東海道新幹線の技術が進歩し、リニア並みの67分とまでいかないまでも、
現状から相当短縮されている可能性もある。

リニアが地上駅で大阪まで30分で行きます!
というなら、それはすごいことかもしれないが、
東海道新幹線の時間も短縮されることが予想される中、
とても「夢の超特急」というイメージからはかけ離れた代物になる可能性が高い。
※ちなみに上海でリニアに乗ったことはあるが、
乗ってしまうと新幹線とあまり変わりはないという印象で、
リニアに乗って何か特別な感動を抱いたことはなかった。

だいたい速さを訴えるのなら、中間駅など一切いらないはずだが、
ああだこうだいわれて結局作るハメになった。
名古屋と大阪を最短時間で結ぶための交通手段なのであって、
過疎地域の通過地点に駅など必要ないのに、
自治体との関係で妥協せざるを得なくなり、
中間駅を作るために余計なコストがかかるだけでなく、
中間駅に停車するダイヤも組み込めば、
ノンストップで行く本数が少なくなってしまう。
本末転倒な話だ。

2:需要がない。採算が合わない。
そして何よりも9兆円もかけて作っても、
到底需要があるとは思えないことだ。

第一に、最も競合するのは東海道新幹線。
自社の収益源から客を奪うだけでは、
当然、莫大な借金をしてコストをかけた金は回収できない。

そもそも大阪開業する2045年には、
現在の人口から約2600万人減ると予想されている。
(約1億2800万人→約1億200万人)
さらにその後は1億人を割り、2060年には約8700万人になると予想されている。
今ならまだしも、30年後、人口が今より激減した時代に、
やっと完成するような代物に9兆円もかけて代金回収できるのか。
例えば、富士山が見える絶景路線で、
外国人観光客がいっぱいになるとかいうならともかく、
ほとんどが地下で、車窓の楽しみはまったくない。暗黒車窓列車だ。

また30年後の社会を考えると、
通信技術の発達で今よりさらに出張需要が減っている可能性が高い。
わざわざビジネスマンが大阪や東京を往復しなくても、
30年後はネットや情報機器の発達により、
たいがいのことが移動せずに済んでしまう可能性もある。

需要激減が予想されるのに、なぜ9兆円も大借金して、
驚くほど速くはないリニアを作らなければならないのか、
まったく理解ができない。

一応、名目上は、東海道新幹線が老朽化しているから、
改修するためにバイパス路線としてリニアを作るという。
しかし改修が必要なら大阪開業が30年後では手遅れだろうし、
わざわざ途中駅で下車の需要もない、コストのかかるリニアを作る意味がわからない。
9兆円も借金できるなら、今から早急に改修工事すればいいじゃないか。
30年後にリニアができてからでは遅すぎる。

しかもリニア新幹線を動かすには、在来新幹線より3倍の電力が必要だという。
新技術で在来新幹線より電力が1/3で済むというメリットがあり、
311以降の日本のエネルギー事情を考えても必要なものです、
というならともかく、完全に時代に逆行している。
311が起きた今、わざわざ3倍もの電力を浪費する交通手段を、
なぜバカ高いコストをかけて作らなければならないのか。

また東海大地震が起きた時のための代替手段という目的もあるらしいが、
現状の東海道新幹線の地下にリニアを作って、
地震や津波被害があっても、東海地方の被災地に行くこともでき、
東京と大阪を結ぶ路線を確保するというならともかく、
山間部の迂回ルートを作っても被災地救援には行けない。
東海道新幹線が被災しても大阪に行けるかもしれないが、
別にリニアである必要はなく、飛行機だっていいわけだ。
ましてや電力を3倍も食うリニアが、
東海大地震が起きて、東海地方の発電所が被災した時に動かせるのかは疑問だ。
そもそも活断層を走るリニアだって被災しかねない。

・・・・・
ちなみにこの狂った計画に反対しているのは、
環境保全至上主義団体や、かわいそうな地元住民だけではない。
JR東海の労働組合では、ホームページに『NO!リニア』というコーナーを作り、
2009年10月から毎週のように、リニア反対の意見を発信し、
2013年8月23日までに67個の意見がPDFでネットにアップしている。

働く人にとってはとんでもない計画だろう。
会社が大借金して万馬券を買うと言っているのだから、
経営が悪化すれば自分たちの給与や立場があやうくなる。
危機感を覚えるのは当然だろう。

環境がどうのとか村がなくなるとかいう以前に、
極めて国民の生活に密着した公共性の高い事業を行っている企業が、
必然性のない事業に兆円単位で投資をしようとしている。
それが失敗すれば、最終的には国民の負担になる。
借金大国、増税大国ニッポンに、大手ゼネコンのためなのか知らないが、
また1つ負の遺産を未来世代に嫌がらせのように押しつけようという話だ。

これに加えて電磁波が危ないとか、
トンネル工事で出る膨大な残土をどうするかもよく決めていないとか、
トラブルがあった時に地下深部から乗客はどうやって脱出するのかとか、
活断層を横断して大丈夫なのかとか、ありとあらゆる問題がある。

問題があっても必要性があればやればいいが、必要性があるとは到底思えない。
どんなものでもリスクはある。
リスクがあるからやるなといっているのではなく、
リニア計画に付随する様々なリスクを負ってまで建設するリターンがあるとは言い難い。
そのリスクを一民間企業だけが全責任を負い、
失敗しても国民に迷惑をかけないのならいいが、
JALや東電と同じくどれだけずさんな経営をしたとしても、
他に重要なインフラを担っているから、潰すことはできず、
最終的にはリニアの失敗は、国民に価格が転嫁されるか、
税金で救済されるかのいずれかになる。

リニア計画はあまりにも狂気の沙汰だ。
にもかかわらず何が何でも建設せねばとゴリ押ししているJR東海は、
採算が合わないにもかかわらず、リニア計画を猛進させるのは、
政治的な圧力があるからなのか建設業との裏取引でもあるのだろうか?

結局、リニアも原発やダムと同じく、
必要があるかではなく、国民のためになるかではなく、
失敗した時のコストや事故というリスクをすべて国民に押し付けて、
計画したら絶対に見直しやストップはせず、
政治的な理由から推し進めてしまえというまがい物としか思えない。

一体、日本の狂気な行動は何が原動力になっているのだろうか。
そりゃいくら増税し続けても、借金が増える一方に決まっている。
誰か何のためにこのリニアをゴリ押ししているのだろうか。

いい加減な需要予測で特定の人間だけが儲かる目的のために、
採算性のない事業に突っ込み、最終的にすべてのツケは国民が負わされるという、
詐欺投資話みたいな事業をゴリ押しする日本の慣習はもういい加減やめるべき。
やるならハンをついた人間に失敗した時のツケをすべて負わせる仕組みに改めるべきだと思う。

・JR東海労働組合『NO!リニア』
http://www.geocities.jp/jrtoukairou/rinia.html

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by kasakoblog | 2013-08-26 01:35 | 政治
2013年 08月 25日
ブログがきっかけで長野県大鹿村にいます~リニア新幹線建設予定地
e0171573_2513291.jpg
今日は南アルプスに近い山間の村、
長野県下伊那郡大鹿村というところに来ています。
日本各地、世界各地いろんなところに行っているけど、
まったく知らなかった場所。

なぜこんな場所に来ることになったのか。

「近い将来、住むに住めない村になってしまう。
ぜひこの問題についてブログで取り上げてほしい……」
という一通のメールが送られてきたから。
e0171573_2515898.jpg

お題は、リニア中央新幹線建設計画。
リニアができると家の目の前で何年も工事が続き、
とてもじゃないがこの村に事実上住めなくなってしまう、
と、村で民宿「洸風荘」を営む浮島仁子さんからメールをいただいた。
リニアについて国民の関心は非常に低いが、
こんなものを造らせたら大変なことになる。
様々な問題を抱えているリニアの建設はやめるべきとの内容だった。

正直、私はリニア新幹線について、
ネガティブな印象はほとんど持っていなかった。
税金で作るなら話は別だが、JR東海が全額負担するというんだし、
鉄道オタクではないが、小学校の頃、
子供向けの鉄道本で、21世紀の夢の技術としてリニアが取り上げられ、
その時の記憶が未だに残っており、憧れみたいな刷り込みもある。

ただ何年か前に上海でリニアに乗ったことがあり、
「別に新幹線と変わらないじゃん」と感じたし、
そもそも私が子供の頃に夢の技術と称されたリニアも、
この30年、まったく実用化できず、
それどころか新幹線の高速化によって、
東京ー大阪間の時間が短縮されたこともあり、
ましてやネットの登場で、今後ますます、
わざわざ出張しなくてもいいよねっていうシーンが増える中、
これから工事をして何十年も先にできるリニアに、
どれだけの意味があるのかははなはだ疑問ではあるが、
造りたいなら勝手に造ればと思っていたが、
話をいろいろ聞くと、どうもいろいろときなくさい。

そんなわけで現地に来て、
トンネル建設予定地と思わしき場所を見たり、
いろいろと取材をしてます。

ほとんどの人が多分「作るんなら作れば」というスタンスだと思いますが、
本当に作っちゃっていいのか、考え直した方がいい案件のようです。

詳しいことは帰宅次第、まとめて報告しますが、
日本の交通インフラの重要問題なので、
みなさんもスルーではなく、
少しだけでも興味・関心を持ってリニア建設計画を、
見ていったらいいと思います。
中間駅をどこにするかなんてくだらない議論ではなく。

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by kasakoblog | 2013-08-25 02:52 | 一般
2013年 08月 23日
現実にあった恐ろしい話~虚偽の既成事実の作り方~10回ウソを言えば真実になる
一体、誰が本当のことを言っていて、誰がウソをついているのか?
正義だと思った人が実は悪で、
悪だと思っていた人が実は無実だったとか、
味方だと思っていた人が実は敵だったとか、
そんな不思議なことが世の中にはあふれている。

なぜウソが真になってしまうのか。
私が経験した恐ろしい事例を紹介したい。
(事例は誰かが特定されないよう、話の中身は仮の話に置き換えている)

ある冊子をAさんと私で作っていた。
Aさんは、ある有名人のインタビューを載せたいと思っていた。
編集長である私は、この有名人のインタビューを、
この冊子に無理して載せる必要はないと思っていた。
いやむしろ必要ない。
そもそもそんな予算もない。

ところがAさんは関係者方々に、
「かさこ編集長がね、この有名人のインタビューを、
どうしても載せたいって言っているんですよ。
私もそう思うんですよね。なんとか予算をねん出して載せたいですね」と話を拡散していた。

聞いた関係者は「あれ?」と思った。
誰もがみなこの冊子にこの有名人のインタビューは、
どちらかというといらないと思っているし、
私がその人のインタビューを載せたいという人ではないことを、
理解していたからだ。

しかしAさんはことあるごとに関係者に会うと、その話をした。
あまりにも何度も話すので、その関係者の一人から、私のところに話が来た。

「かさこさん、あの有名人のインタビュー載せたいってホントですか?
この冊子に必要ないと思うんですが・・・」
「えっ、私も載せる必要はないと思ってますよ!」
「でもかさこさんがどうしても載せたいって聞いたので」

Aさんが繰り返し吹聴していたことで、
私に対する不信感が生まれていたのだ。
私はあわてて関係者一同に話をし、
Aさんに勝手なことを話しては困ると釘を刺した。
でもAさんはたちが悪いことに悪意があってやっているわけではない。
自分が載せたいという思いを実現するために、
私の名前を「ちょろっと借りた」ぐらいのつもりでいるのだ。

でも関係者に真実を話したら、みなすぐ納得してくれた。
「かさこさんがそんな変なこという人じゃないと思っていたのでよかったです」
「確かにAさんはあることないこと、話をもる人ですよね」

ただその後もAさんのホラ吹きというか、
自分の思いを実現するために勝手に解釈して突っ走る、
という行為は度々起こった。
Aさんと私とのやりとりの中で、
あるおかしな既成事実が作り上げられていった事例はこんな感じだ。

冊子の目玉である特集記事は私が担当することになっていた。
ところがどうしてもAさんが加わりたいというので、
「じゃあ特集取材の一件だけ、私が指示したものを手伝ってください。
でもあくまでAさんの原稿をそのまま使うかは私の判断で決めるが、
そういう条件でもいいだろうか?」というとそれでもいいという。

ところがAさんと別件の話をしていると、
「そういえば特集記事はこの会社とあの会社を取材しようと思っているんですよ。
いや~きっといい記事になりますよ!私がんばりますから!」
と約束したのとは違う話をしている。
「いや、Aさんには私から頼んだ一社だけ取材してもらえばいいから」というと、
「ああ、そういう話でしたっけ?!」
として納得した風になっているのだが、また次に話す機会があると、
「そういえば特集記事はこの会社とあの会社を取材しようと思っているんですよ。
私がんばりますから、かさこさん、楽しみにしててください!」
と同じことを繰り返し言ってくる。

いや、だからそうじゃないって前に言っただろうと思い、
こいつはわざとからかうつもりでホラを吹いているのかと、
いちいち否定するのも面倒になり聞き流していたのだが、
必ず話す度に、この話を最後につけ加えていた。

そのせいか、当初の予定通り、
一件だけ取材を頼もうとしたら、
「かさこさん、話が違うじゃないですか!
この会社とあの会社を私に取材させてくださいよ。
そういう約束だったじゃないですか!」と逆切れした。

ああ、またこいつ・・・。
毎回、ありもしない自分の願望を口にすることで、
勝手に既成事実化しやがった!
「いや、だからはじめから言ってるでしょ。
あなたには一社だけ取材をお願いするって」
「じゃあ一社取材したら載せてもらえるんですよね?!」
「だからこれもはじめに言ったけど、
あくまで特集記事は私中心にやっているから、
頼んだ取材の記事の原稿をそのまま使うかどうかは、
私が全体を見て決めるって言ったでしょう」

「ええ~~~、そうでしたか?
そんな約束じゃなかったはずなんですけど。
ひどいじゃないですか、かさこさん」

お、おまえ・・・。

こんなことになるなら、話し合いの会話を録音しておくか、
依頼内容をメールで証拠として残しておけばよかったとほとほと後悔した。

Aさんに悪気がないのはわかっている。
単に自分の欲望が抑えきれず、
こちらからいったことを都合よく解釈し、都合よく忘れて、
自分のしたいことを繰り返し言語化することで、
自分で勝手に舞い上がってその気になってしまい、
既成事実化することで自分に有利な状況にしてしまえという習慣が、
無意識に身についているのだ。
自己暗示で事実関係がわからなくなってしまうのだろう。

Aさんとのやりとりで、言語化されるって恐ろしいことだなと思った。
バカなこと言っているなと聞き流すんじゃなく、毎回完全否定し、
言った言わないにならないよう、
はじめの指示をメールなり録音データなりで残しておかないといけないなと。
言葉が持つ力の恐ろしさを思い知った。

ここまでひどくなくても、
職場でもプライベートでも似たようなことって結構あるんじゃないか。
勝手に自分の噂を周囲に流す人。
もしくは自分の責任にならないよう、都合のいい情報をわざと流す人。
自分の欲望を実現させるために、ありもしないことをでっちあげて、
既成事実化してしまう人。

半沢直樹ではないけれど、
人との話、特に仕事関係の話は、
あとで言った言わないでもめかねないので、
録音とる癖をつけるか、
メールなり文書なりで記録として証拠を残しておかないと、
思わぬところで足元をすくわれかねない。

ぜひみなさんもこうしたおかしな人がいたら注意し、
早めに周囲の火消を行い、
要注意人物には記録や証拠を残すなど、自衛手段を講じておきたい。
知らぬ間に四面楚歌になっているなんてことになりかねない。

あと人が話す他人の話はあまり信じないように。
都合よく改変されている恐れがある。
変だなと思ったら、当人に直接確認した方がいい。

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by kasakoblog | 2013-08-23 23:09 | 働き方
2013年 08月 22日
出版社残酷物語小説「半沢直子」~プレゼント不正疑惑の罠
「私がプレゼントを盗んだから解雇?!」
アイタ出版の雑誌編集部に勤める半沢直子は、
思いもよらぬ会社の解雇通知に言葉を失った。
なぜ、私が?
もしかして、消費者庁にプレゼント水増しを告発した腹いせなのか。
これまで会社に尽くしてきたのは何だのか。
よりいい雑誌を作ろうと、連日連夜、徹夜したあの苦労は一体……。
濡れ衣を着せられた怒りより、
この出版社の組織の腐り具合に愕然とし、涙がこぼれてきた。

半沢直子は就職氷河期の難関を乗り越え、
人気出版社に内定をゲットした。
狭き門でその年、採用された新人はわずか5人。
採用に応募した学生は1000人以上いた。
私は1000人の中のたった5人に選ばれたのだ。
人気出版社の就職に家族も友人もみな喜んでくれた。

半沢直子は学生の頃から、
この出版社の人気ファッション雑誌の愛読者だった。
いつかこの雑誌づくりに携わりたいと思ったのが、
この出版社を志望した理由だ。

入社してすぐに花形人気雑誌の編集部に配属されることはなく、
広告営業部に回され、雑誌の広告取りにまい進した。
その甲斐あって、入社4年目に、
念願の人気ファッション雑誌の編集部に異動となったのだ。

しかしそこで驚きのイカサマを知ってしまう。
雑誌の目玉ともいえるプレゼントコーナーで、
読者プレゼントの水増しが行われていたのだ。

半沢直子が編集部に異動してはじめて命じられた仕事が、
プレゼントコーナーの担当だ。
10名当選するはずのDVDプレーヤーに100人の応募があったが、
副編集長から手渡されたのは、DVDプレーヤー1台のみだった。

「副編集長、10名当選のはずですが・・・」
「何、言ってるんだ。この通り1台しかないから1名当選を選んでくれ」
「でも10名当選って雑誌に書いてあるじゃないですか」
「おまえ、広告営業部で3年勤めてたんだからわかるだろう。
最近、雑誌の広告が激減してるし、プレゼント提供してくれる企業も少なくなっている。
まともに10名なんかにDVDプレーヤーあげたら赤字になるに決まってるだろ!
1名だけ当選者を選ぶんだ。わかったな」

そ、そんな。それってイカサマではないか。
読者を騙す詐欺ではないか。
不服そうな顔をしている半沢直子に向かって、
副編集長はどなりつけた。

「上司の命令だ!いいからとっととやれ!
文句があるなら会社を辞めろ!」

ただ問題があった。
雑誌ではこうしたイカサマが行われていないのを証明するため、
毎号、当選者の氏名を載せていた。
あと9名、当選者の名前はどうするのだろうか?

「適当な名前を9人分でっちあげろ。
それがおまえがこの編集部に来て、
記念すべきはじめて執筆する原稿だ。
いいか、あやしまれないよう、普通の名前を書いておけ!」

そんなイカサマまでするのか・・・。
私があれほど愛読していた雑誌でこんな不正が行われているなんて。
はじめに担当した号では副編集長の言うことに従わざるを得なかったが、
こんな不正が許されていいわけがない。
ましてやもし世間にばれたらこの雑誌は終わりだ。
出版社だって潰れるかもしれない。

そこで半沢直子は副編集長に言っても無駄だと悟り、
編集長に直談判することにした。

「編集長!プレゼントコーナーでイカサマが行われています!
ちゃんと公正にやるべきです」
半沢直子の訴えに、編集長はさぞ驚いたようだ。

「なんと、そんなことが行われていたのか。
わかった。俺にまかせておけ。
ただし、このことは誰にも言うなよ。
外にもれたら大変な騒ぎになるからな」
そういって編集長は話を引き取った。

しかし次号の制作作業になると、
またしてもプレゼントコーナーのイカサマ指示が。
今度は50名当選!とうたいながら、プレゼントはたったの3人分しかない。
編集長は話を聞いてくれたのではなかったのか。
再び編集長に話を聞きにいくと、こう諭された。

「半沢君、君も知っての通り、広告が思うように入らなくて、
広告収入が激減している。
かといって読者が増えているかといえばそうでもない。むしろ減っている。
そんな事情もあって、副編集長がやむなく編み出した方法なんだ。
半沢君も社会人になってもう4年目なら、
大人の事情というのもわかるだろう。
私も不正なんかしたくないが、雑誌のため、会社のためを思って目をつぶってくれないか」

「編集長、そんなのおかしいです。
50名当選のところ3名なんて……。
企業から支給されるプレゼントが3名分しかないなら、
当選者も3名にすればいいじゃないか」

「半沢君、君は業界のことをわかっていないのか?
プレゼントの水増しなんてどこも行われているはずだ。
それにライバル雑誌を見てみろ。
向こうのプレゼントコーナーだって50名単位だ。
そこをうちが3名ですなんて正直に掲載してみろ。
売り上げはさらに厳しくなるぞ」

しかし半沢直子は編集長の話に納得しなかった。
「編集長、プレゼントコーナーの人数を比べて、
雑誌を買う読者なんてそんなにいないんじゃないですか?
そんなことより特集記事を充実させましょうよ。
正直、私が学生の頃に愛読していたより、特集記事がつまらないです。
昔はファッションに詳しい著名な専門家やライター使ったり、
有名なカメラマン使ったりして、
手間暇かけたおもしろい企画記事がいっぱいあったじゃないですか。

ライターやカメラマンにはこれまでのギャラの半分ぐらいしか払わないから、
腕のいい外注スタッフさんはみんないなくなってしまい。
今はファッションに詳しくなくても、安いギャラの人ばかり使ったり、
最近ではインターンと称して無給で学生に記事書かせたりするから、
記事の質が下がっているんです。

それに今は広告主の新製品を持ち上げるばかりの記事ばかり。
編集ページまで広告ページみたいになってしまっています。
売り上げが減っているのはプレゼントコーナーのせいじゃないと思います。
ちゃんと雑誌の記事の中身で勝負しましょう!」

そう言えば編集長ならわかってくれると思っていたが、
編集長は半沢直子に激怒した。

「おまえに雑誌の何がわかる?これはな、ビジネスなんだよ。
最終目標は企業の収益に貢献することだ。
いいか、もしプレゼントコーナーをバカ正直に、
人数分、毎号プレゼントしたらどうなると思う?
その費用だけで年間300万~400万円はとんでいくぞ。
もしプレゼントコーナーをバカ正直に実施するなら、
編集部の誰か一人を首切りしなければ数字があわない。

ただでさえ少人数でやっているのに、
これ以上、編集部員削られて雑誌が回ると思うのか!
それとも何かね、プレゼントコーナーをちゃんと実施する費用ねん出のためなら、
おまえがリストラされる覚悟はあるのか!」

そこまで言われて半沢直子は反論する術を失った。
しかし半沢直子はプレゼント人数を水増しするなんて、
社会にあるまじき犯罪行為だと思った。
しかもその犯罪行為に自ら加害者として加わっている。
こんなことはおかしい。
副編集長にいっても編集長にいってもダメだ。
ならば仕方がない。
消費者庁に訴えるしかないのではないかと考え、
自社のプレゼントコーナーの不正を、
消費者庁にメールして訴えた。
内部告発だ。

・・・・
一方、編集長と副編集長は半沢直子の不穏な動きに気づいたようだ。
半沢直子が休みの際、編集長と副編集長でメールの履歴を調べ、
消費者庁に訴えるメールを発見した。

「おい、副編集長。これはまずいぞ。
何か手を打たなければ、俺たちの地位が危ない」
「そうだ、編集長、いい考えがあります。
プレゼント不正疑惑はもう隠し通すことはできません。
そこで我々から消費者庁に訴えましょう!」
「副編、気でも狂ったのか。
我々が内部告発するなんて自らの首を絞めるようなもんじゃないか」
「何を言っているんです、編集長。
不正をすべて半沢直子の責任になすりつけましょう。
それで円満解決ですよ」
「ほほう~、半沢直子に不正をなすりつけるとは、それはいい案だ。
この件、おまえに一任するぞ。
もしうまくいったら次期編集長のポストはおまえのものだな」

こうして副編集長は内部告発した半沢直子に責任を押しつけるため、
様々な細工を施した。

まず半沢直子から消費者庁に送ったメールの削除。
自ら消費者庁に不正が行われていることを告発し、
はじめに告発のあった半沢直子のメールをもみけさせた。
もみけしは簡単にできる。
親会社が天下り官僚を受け入れているからだ。

そして半沢直子がプレゼントを盗んだように一芝居うった。
編集長が半沢直子を呼び出した。
「半沢君、君の言うことが正しいと思った。
そこで次号から当選人数を少なくしようと思う」
「さすがは編集長、ありがとうございます!」

次号のプレゼントが終わった後、編集長から、
半沢直子は呼び出された。

「半沢君、君の言う通り、プレゼントの当選人数を減らして、
普段は当選人数10名だったDVDプレイヤーを1名にしたのだが、
誰も応募がなかったのだよ」
「誰も応募がなかった???」
「やはり10名ぐらいなら当たるかもしれないと思って、
みんな応募してくるんだろうが、さすがに1名ともなると、
当たらないと思ってあきらめてしまった人が多かったのだろう」
「はあ」

「で、半沢君、誰も当選者がいないので、
このDVDプレイヤーもらってくれないか?」
「いや、応募者ないといえども景品ですからもらうわけには・・・」
「半沢君、応募者はゼロなんだよ。
君の言うように正直に当選人数を少なくしたのが原因だ。
かといって捨てるにはもったいない。
次号は新しいDVDプレイヤーになる予定だから次には使えない。
余っていても仕方がないから、君、悪いが引き取ってくれ。
会社に置いておくスペースもないしな」

半沢直子は編集長からお願いされたので、
仕方なく、プレゼントのDVDプレイヤーをもらうことにした。
でもこれが仕組まれた罠だった。
不正を告発したはずの半沢直子が、
実はプレゼントを盗んでいたから、
当選人数分、読者にプレゼントをしない不正が行われたと、
話を作られたのであった。

それから1カ月後のこと。
アイタ出版のプレゼント不正を消費者庁が発表した。
半沢直子は、自分が内部告発したことに、
やっと動いてくれたのかと思った。
しかし発表内容を見て驚いた。
「担当社員がプレゼントを窃取していたため、
読者に該当人数分のプレゼントを配らなかった不正が発覚」となっていたのだ。
そして半沢直子はその日、人事から呼び出しを受けた。
「プレゼント窃取により懲戒解雇にします」

なぜ?内部告発したはずの私が?!
半沢直子は会社の腐敗ぶりに涙が流れてきた。

そして誓った。
「編集長、副編集長に倍返しだ!」

・・・・・

2週間前のこと。
普段はプレゼントの景品を受け取るのは、
編集長、副編集長の役目なのだが、両方とも不在にしていたため、
宅急便で届けられた荷物を半沢直子が引き取ることになったのだが、
荷物をみて驚いた。

「DVDプレイヤー10台分在中」

なぜ10台?
広告の激減で1台しかもらえなかったのではなかったのか?
もしやと思い、半沢直子は、これまでのプレゼントの荷物の伝票をみた。
するとどうだろう。
毎回、10台分が納品されているのだ。
9台分はどこへ消えた?!
半沢直子は編集長、副編集長のパソコンを調べた。
すると驚くべきことがわかった。
彼らは景品の残り9台分をネットオークションで転売して、
私腹をこやしていたのだ。

半沢直子はこうした証拠をもとに社長に直談判し、
自らの解雇通知の取り消しならびに、
編集長、副編集長の解雇を要求した。

しかし社長はさらなる企業の不祥事が明らかになるとまずいと判断し、
半沢直子に解雇通知を取り消し、自主都合の退職に切り替える代わりに、
通常より3倍もの退職金を支払うことで勘弁してくれないかと持ちかけた。

半沢直子はもうバカではなかった。
腐ったこの企業の社長に訴えたところで、
言い分を聞いてくれないシナリオもあると考えていたので、
この社長とのやりとりを服にしのばせたスマホに音声データを録音。
この録音データとともに、編集長・副編集長の転売証拠をマスコミにリーク。
マスコミが「アイタ出版のプレゼント不正の真相」と題し、
担当社員が実はワナにはめられ、編集長・副編集長のみならず、
社長までもがもみけししようとした事実を大々的に報道した。

結果、社長は解任、編集長・副編集長は懲戒解雇。
半沢直子は雑誌を立て直すため、編集長へと昇格したのであった。

さらに後日談がある。
このアイタ出版はファッション雑誌のみならず、マンガで有名な出版社だった。
そこで自社の反省を踏まえて、
今回の不祥事をすべて実名でマンガ化し、出版することになったのだ。

マンガのタイトルは「半沢直子」。
後にドラマ化されるなど大ヒットとなり、
アイタ出版は不正を行わない立派な出版社として生まれ変わりましたとさ。
めでたし。めでたし。

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

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by kasakoblog | 2013-08-22 19:46
2013年 08月 21日
おバカ行為の投稿より企業の不祥事暴露をどんどん投稿すべし
冷蔵庫に入った写真をアップするなど、
飲食店やコンビニなどで不適切行為の自慢ネット投稿が止まらないが、
そんなことする暇あったら、
内部にいるからこそわかる企業の不祥事を、
ネットでどんどん暴露したらいい。

そういえば最近のニュースでは、毎日新聞の報道によると、
秋田書店の漫画雑誌で読者プレゼントの景品数水増しが発覚したのは内部告発だったという。

プレゼント担当を4年以上した女性社員が、
「一つの商品しかないのに、当選人数を10人にするのはおかしい」などと上司に訴えたが、
「会社にいたかったら文句を言わずに黙って仕事をしろ」と言われたという。
内部告発を受けた社内調査で同社が事実関係を把握し、不当表示を中止した模様。
消費者庁が秋田書店に景品表示法に基づく措置命令を出した。

毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130821k0000m040031000c.html

消費者庁の措置命令
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130820premiums.pdf

※秋田書店は事の経緯については反論しているが不正は事実。
秋田書店の反論:【社告】毎日新聞の報道に対する弊社の見解について
http://www.akitashoten.co.jp/news/201

秋田書店のことの真相はともかく、こういう不祥事ってまず外からはわかりようがない。
でも消費者を騙した悪徳行為・犯罪行為をしているのだから、
こうした企業の不法行為をしった内部関係者が、
ネットなり消費者庁なりマスコミなりに、どんどん内部告発すべきだ。
問題が明らかになれば、まず二度と不正は行われなくなるだろうし、
また同業他社で似たようなことをしている企業も、
まずいと思ってやめる可能性が高い。

ただ内部から不祥事を告発すると、
日本では裏切り者だと非難されかねない。
ドラマ半沢直樹のようにはいかず、
今の日本企業の場合、告発したものがクビを切られたり、
冷飯食わされたりされかねない。
ちなみに秋田書店で内部告発したとされる女性は、
「多数の読者にプレゼントを発送せず、不法に窃取した」
と書かれた解雇通知書が2012年2月に送られてきて、懲戒解雇されたという。

秋田書店は不正を告発したから解雇したのではないとしているし、
もしかしたら告発者がプレゼントを窃取していたのかもしれないが、
とはいえ消費者に対して不正が行われていたことの事実に何ら変わりはない。

内部告発すれば自分の立場に大きなリスクを生じる。
だからみな組織の言いなりになり、
「仕事だから」「上司に言われたことだから」とあきらめ、
不法行為に加担する加害者になる。
もしくは犯罪行為を黙認する共犯者となる。

でもいつかこうしたことが世の中に発覚した際、
不法行為を知りながら加担もしくは黙認していた人は加害者となる。
下手をしたら、上司や会社を守るために、
責任をなすりつけられ、解雇されるかもしれない。
そもそも客を騙した企業は糾弾され、社会から白い目で見られることになる。

だからネットで不適切行為を自慢してしまう勇気があるなら、
そんなことより企業の不祥事行為を告発したらいい。
そしたらある意味では社会の英雄になれる。

もちろん告発するからにはきちんとした裏付けや証拠がないと大変なことになるし、
企業から嫌がらせを受けるかもしれない。
でも今は昔と違う。
ネットという武器がある。

もし内部告発したことを理由に、対応を改めて反省するどころか、
嫌がらせをするような企業ならば、
逐一ネットでその経緯を公表したらいい。
もしその告発が正しければ、多くの人は味方になってくれるだろう。
そうなれば企業も態度を改めざるを得なくなる。

様々な企業の不祥事問題が起きるのは、
その不祥事を告発せず、黙認している多くの「犯罪者」がいるからだ。
仕事だから仕方がない、上司の命令だから仕方がないと、
言い訳して、社会や顧客に迷惑な行為を及ぼしている。
景品数の不当表示ぐらいならまだかわいいかもしれないが、
告発されずに黙認されている企業の不祥事によって、
お客さんに実害を及ぼしている可能性もある。
場合によっては死者を出す可能性もある。

社会を良くするには、社会の成員一人一人が傍観者にならず、
自分は関係ないと他人事にならず、
不法行為を発見したらどんどん告発すべきだ。
それによって社会はよくなり、
企業だって体質改善してよくなるはずだ。
そんな告発で倒産するような企業なら、
存在価値のない企業だったということに過ぎない。

法的にも、企業の不法行為を発見して
監督官庁に届けしなかった従業員にも刑事罰を与えるなどして、
企業の不法行為を撲滅するよう働きかけたらいい。

ただ内部告発は昔は方法が限られていた。
マスコミにたれ込んだところで、
広告でシャブ漬けにされたマスコミは、
大企業など広告主の不祥事は報道しない。
現場の記者ががんばったところで、
上から圧力をかけられてボツにされるだけだ。

でも今はネットがある。
企業の不祥事や不適切行為は、瞬く間にネットで拡散し、
世の中に知れ渡ることになる。
それによりマスコミが動き、監督官庁が動き、
不正行為がなくなることで、社会はよくなるはずだ。

自身の不適切行為を自慢する投稿するより、
企業が何かおかしなことをしていないか目を見張り、
上司に訴えても、会社に訴えても改善されない場合は、
ネットで投稿すべきだと思う。
ネットに投稿する勇気がないのなら、
取り上げられるかはわからないが、
マスコミにたれ込んでみるのもいいと思う。

社会が悪いのも政治が悪いのも企業が不祥事をするのも、
そうした行為を黙認している圧倒的多数の人たちがいるからだ。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分が気づいたらやる。
一人一人がそうした意識になれば、
ブラック企業もなくなるだろうし、企業のイカサマ行為もなくなると思う。

ただくれぐれも投稿する際は、
しっかりした裏付けをとっておくように。

そういえばドラマ半沢直樹をリアル銀行員がみた感想という中に、
上司の前に行く時は必ずテープレコーダーを回して録音した、
といったような内容のコメントがあったと思う。
今はスマホやケータイがあれば、
あやしまれずに、録音や写真、動画も撮れるので、
きちんと証拠はとっておいた方がいいと思う。

でないと半沢直樹のようにはいかなくなる。
半沢直樹を見てフラストレーション解消しているだけで、
会社に戻れば加害行為の共犯者になるのではなく、
自分自身が半沢直樹になればいい。

※企業の不法行為ではない企業の秘密や社内情報、
顧客情報などをネットに投稿したりするのは、
許されない犯罪行為になるので注意したい。


・日本に半沢直樹が足りない~おかしなことはおかしいと言うべき
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by kasakoblog | 2013-08-21 20:21 | 一般