2001年 11月 18日
書評サイトにリンク!
つい先日、突然、こんなメールが届いた。

サイト“かさこワールド”管理者:かさこ様
初めて、連絡させていただきます。
私は、統合書評サイト“Ken”を運営管理しているKKと申します。
当サイトでは、新刊書評ガイドを含むさまざまな書籍の書評とのリンクを紹介しているサイトです。
既刊書評ガイド>作家研究>村上春樹の書評リンクに『辺境・近境』を取り上げた際に
貴サイトの書評・感想文を発見し、リンクさせていただきました。

トラベルライターかさこのホームページとして、旅を中心にしているものの、
それだけに限らず、いろんな切り口のコーナーを充実させていき、
多くの人に興味を持ってもらえるようなホームページにしたいと拡充していた。
ラーメン探訪やシャーロックホームズの部屋、書評ランキングなどがそうだ。

それが実ってか、インターネットの情報の渦の中で、
KKさんがたまたま僕の書評を見つけて、リンクをするという話になったのだ。
インターネットが革命的なのは、今までのメディアと違って、
単に情報の受けてだけでなく、簡単に自らが情報の発信者になれることだ。
そのインターネットの特性を生かすことによって、いろんな可能性が広がっていけばなあというのが、
僕がわざわざ金にもならないホームページに心血を注いでいる(それはちょっと言い過ぎか)理由である。

インターネットによって情報発信者同士のネットワークができていく。
このネットワーク社会こそ、現実社会にも応用すべきシステムである。
単に一方的な情報発信者(マスコミ・政府)のみが大衆(情報受信者)をコントロールするのではなく、
個々人がそれぞれの考えを持って互いに社会の主体者同士として社会を作り上げていく。
それが21世紀の自立した個人主義社会であると思う。

そうなればきっと多くの人が幸せになれるのではないかと思う。
今の日本社会のように一般大衆が情報の受信者でしかないから、
狂牛病騒ぎやらテロ騒ぎで、一貫した態度をとれず、右往左往する姿が見られるのだ。
自ら情報を発信し、発信者同士が互いに協力し合い補い合って一つのコミュニティを作り上げていく。
その模擬演習がこのインターネットの大いなる意義ではないだろうか。

なんだか随分と話がそれたが、統合書評サイト「Ken」にかさこワールドの書評コーナーが紹介されたとのことでした。
これを契機に、書評コーナーをこれまで以上に充実させていきたいと思います。
ということで本日ランキングに20冊追加し、104冊となりました。


# by kasakoblog | 2001-11-18 20:07 | 書評・映画評
2001年 11月 16日
ささやかなる反乱
<1>
束の間の休日
一体僕は何してるんだろう?
無為な一時を優雅に楽しんでいる。まるでプ-生活に戻ったみたいに…。

月・火・水と3日間、会社を休むことにした。
先週は風邪で毎日早めに帰っていたことを考えれば、ここ最近、ムチャクチャ忙しかったということはない。
土日と合わせれば5連休。ちょっとしたバカンスだ。

「せっかくだからどこかに行こうか」
という気持ちがなかったわけではないが、やめにした。
どこかに行ってしまえばあっという間に終わってしまうから。

特にやるべきことがたまっていたということはなかった。かといって暇なわけでもなかった。
こうして会社を休んでみて思うけど、
無職の人でも、いくらでも自分でやりたいことをやっていく人と、
仕事がないと退屈しちゃう人と2種類いるんだろうなと思う。

5日間もあるのだから、あれもこれもしたいと思っていたけど、
意外に時間がなくって、あれとこれしかできなかったけど、
まあいいかなっていうか、そんな感覚だった。

「何やってたの?」
休日明けによく聞かれる質問である。
見たいビデオがあったが、レンタル屋においてなかったので、ビデオを見て時間を潰すことはなかった。
暇になったら映画「プラトニック・セックス」を見に行こうと思っていたが、暇でなかったのでやめにした。
友達に電話かけて飲みにでもいこうかと思ったけど、こんな貴重な時間は自分だけのために使うべきだとやめにした。
こんなに時間があるのだから、ホームページのリニューアルでもしようかと思ったけど、
時間がもったいないからやめにした。

「何してたの?かさこさん」
携帯ワープロに向かって、いろんな文章を書き、図書館から借りた本を読み、年末年始の旅行計画を立てる。
その合間をぬって1000ピースのパズル『バベルの塔』に取り組む。
こんなもんで平日3日間はあっという間に終わってしまった。

<2>
1日に1本は会社から電話がかかってくる。
もし何かあったら、まあいつでも会社に出ても構わんと思っていたが、そんな事態にはならなくて済んだ。
でも会社から1本掛かってくるその電話こそが、僕が唯一社会とつながれていることを感じる一瞬であって、
社会人なんだってことを思い出す一瞬であって、
それが全くなかったら、僕はなんだかドロップアウトしてしまったのではないかと思えてくる。

どこにも所属していないことへの空白感
全く収入がないことへの不安感
こんなことしていていいのだろうかという焦燥感
無職と言うのはほんとに辛いんだよな。
でも今の僕は、しっかり社会につながれたまま、ミニドロップアウトを楽しんでいる。

3日間も休んでいると、休んでいる生活こそが当たり前の日常に思えてきて、
仕事をしている生活が妙にうっとうしくなる。
旅の気分ってきっとこんな感じなんだろうな。
夢幻の自由と、無限の無責任を伴って…
平日の昼間に町を歩いて、見上げた真っ青な空を見て、ふと思う。

預金通帳の残高を記帳したら、これまで最高の預金額があった。
また金のカタルシスを求められているっていうのか?
金は使わないと腐る。金が腐るのではなく、使わない精神が腐る。
腐らせないためには、適度に使ってやるのが良い。出ないと反動が一挙に襲ってくるから。

度重なる航空機事故で、年末年始の海外航空券は安いだろうと思ったら大間違い。
年末年始料金やら、週末料金やら、ピーク料金やら、航空保険料の値上げやら何やらで、
新聞に踊っているような格安航空券は休みになる前の平日の、ちょ-乗り継ぎの悪い便だけであって、
もう他は立派な高価格をつけている。

「無駄だなー」と思いながら、精神を腐らせないために、預金をちょっと使ってやる。
でないと反動が恐ろしいから。

「かさこさん、次はどこへ行くの?」


# by kasakoblog | 2001-11-16 20:07 | 生き方
2001年 11月 15日
カップラーメン探訪(11)
日清の麺の達人。
すごく良かったのが、麺。生麺ではないが、太めの麺は食べ応えがありうまかった。
かやくはお湯を入れる前にいれるのではなく、
4分待ってから入れるのは、本物のネギをそのまま入れるからだろう。
その点もうまかった点だ。

しかし、麺とかやくのネギに力を入れたせいか、スープがいまいち。
今のカップラーメンはスープだけはラーメン屋なみにうまいにもかかわらず、
スープにあまり工夫がなく、単調な味噌味だったことが残念。
かやくもネギ以外は全く入っていないので、楽しみがなかった。

麺とネギの努力のあとが見られるだけに、
具のバラエティとスープのうまさにも気を配って欲しかった。
低コストで、麺・具・スープ、3つにバランスよく味に工夫をすることは難しいのだろうか?
200円以下のカップラーメンは、どこかに力を入れると必ずどこか手を抜いているのが、
すぐにわかってしまう。
かといって200円以上するカップラーメンなど、牛丼が290円の時代には無意味。
もっともっとカップラーメンを安くてうまいものにできるはずだと思うんだけどな。


# by kasakoblog | 2001-11-15 20:08 | グルメ・ラーメン
2001年 11月 14日
ヘイワ
かさこさん、つぶやきかさこでえらそうなこというてるが、
こんなところで天下国家を論じたところで何にもならんやろ。
そんなことより、あんたいい年こいて、会社休んで何してるかしゃべってやったら、読者も喜ぶやろ。

あんた誰やねん?
わしか。わしは、つぶやきかさこの反主流派のつぶやきかさごや。
魚と違うでえ。なめたらあかん。
で、今日はわしがかさこさんが何やっとるかレポートしよういうわけや。

ここ3日間、かさこさんはなあ、会社休んでるんやでー。
風邪か?そんなのんと違う。風邪は先週でなおっとるんや。
本人は「長期療養」なんてほざいてるけど、ようは会社休んで遊んでるんやな。

かさこ:人聞き悪いな、かさごくん。ちゃんと有給使って休んで何が悪い?
かさご:かさこさん、つぶやきかさこでえらそうなこというてるけど、
    あんた、テレビ見ながらポテトチップス食うて、1000ピースのパズルに熱中してるだけやんけ。
かさこ:それの何が悪い?
かさご:会社3日も休んでパズルしてる奴に、世界がどうの、経済がどうのなんて語って欲しくないんやわ。
    あんたのやることは、この暗いニュースの流れる社会の中で、パズルのんきにやってるような、
    ばか話をするべきやいうてるんやわ、わしは。

かさこ:パズルパズルってバカにするけど、パズルは頭の体操になるんですよ。もっといえば精神の浄化。
    効率や生産性が重視される経済優先主義的社会に生きる我々にとって、
    パズルみたいな、何の役にも立たない、ただの時間の浪費でしかない、そんな遊びをするゆとりが、
    現代人にとっては最も必要なことなんじゃないかと思うわけです。
    だから僕も根詰めて仕事ばかりしてないで、たまにはパズルでもやって心のゆとりを取り戻してるんです。
    いわば現代人のリハビリですよ。

かさご:ほんと、ただのパズルでいちいちいろんな理屈こねるなー。それがうっとうしいいうてるんや。
かさこ:まあまあそんなにムキにならずに。忙しさに追われて苛立ってるからそんなに怒るのかな。
    そんな人にこそパズルをする時間のゆとりを持って欲しいですね。
    かさご君もパズル休暇を取ってみたらどう?

かさご:いちいちうるさいわ。ほっといてや。
かさこ:現代人の年間リハビリ計画に「パズル休暇」を取り入れた方がいいのかもしれませんね。
    ほんと、時間のない大人だからこそ、パズルみたいなことをたまにするべきなんじゃないかな。


# by kasakoblog | 2001-11-14 20:09 | 生き方
2001年 11月 13日
アメリカは即時撤退せよ
2001年9月11日ー
あの悪魔的な事件が起きて以来、テレビから目を離せなくなった。
「どこかでまた何かが起きるのではないか?」
そんな恐怖感を全世界に植えつけたのだ。

あれから2ヶ月ー
最近では炭そ菌騒動などもあったが、アフガニスタンでの空爆の情報ばかりで、
度々のテロ予告とそれに対する警戒もあったが、何事もなく過ぎていった。
そろそろテレビからの呪縛から解かれると思った矢先のことだ。

2001年11月12日ー
ニューヨークでまたもや航空機が墜落した。

僕はその時思った。
アメリカよ。勇気ある撤退を即時行って欲しい。
これ以上、世界を恐怖と危険にさらすのはもう辞めて欲しいと。

まだこの墜落が、事故であるかテロであるかはわからない。
しかしこの時期に起こった墜落は、いくら事故であっても、
世界の人々の意識はどうしてもテロの恐怖と結びつけてしまうのが自然だろう。

アフガニスタンでは予想通り、アメリカの介入により、情勢は最悪の事態を招いている。
あれだけ空爆をやっていながら、ビンラディン一人見つけ出せず、 多くの市民を犠牲にしている。
そして正義でも何でもない、ただの場当たり的外交で、
ソ連のアフガニスタン侵攻時にテロ集団アルカイダおよびビンラディンを支援したように、
今度は北部同盟をかつぎあげた。
勢いつけた北部同盟が進撃を開始すると、北部同盟のカブール制圧は困るだとか、
北部同盟内は4つの部族が入り乱れており、さらに政情が不安定になる恐れがあると、
今更ながら言い始めた。

何を言ってるんだ。アメリカ。
そんなことははじめからわかっていたことじゃないか。

今回の墜落が事故であろうがテロであろうが、
世界の誰一人としてアメリカに、ニューヨークに、アメリカの航空機に近づきたくはないだろう。
ニューヨークは廃墟と化す。アメリカは廃墟と化す。
それだけならバンバンザイだが、それによって世界大恐慌が引き起こされる。
資本主義経済体制ととっている世界の国々は否応なくアメリカの打撃を受けることになる。

恐慌・戦争・テロ・・・
まるで世界は21世紀になったにもかかわらず、第2次世界大戦の悪夢を繰り返そうとしている。
アメリカのやっていることは「新しい戦争」なんかではなく「不朽の自由」の戦いなどではなく、
世界を泥沼化に引きこむ「悪の戦争」だ。

ビンラディンさえ殺せば、テロの脅威が消えるわけではない。
根強いイスラム諸国の反米感情がある限り、永遠にテロは終わらない。
なぜ彼らがアメリカを嫌うのか?
その原因を解決しない限りは何をやっても無駄なのだ。

アメリカよ。
今こそ勇気ある撤退をするべきだ。
もう無意味な戦争はやめ、世界を恐怖から救って欲しい。
一国のプライドのために、全世界の戦争と恐慌をもたらすことは絶対に許されてはならない。

それにしても、これが事故であろうがテロであろうが、アメリカとはほんと情けない国だ。
異常な警戒態勢ではさみ一つ持ち込めないという検査をしているにもかかわらず、
もちろん航空機の整備も必要以上にやっている時期にもかかわらず、
墜落が起きてしまうというのは、ほんとお粗末としか言いようがない。
墜落が起きてからの情報の錯綜もはなはだしい。

世界の警察官なんてバカなプライドは捨て、
歴史の浅い田舎国家として、自国にあった生活をしていればいいのだ。

もうこれ以上、世界を巻き込むのはやめて欲しい。


# by kasakoblog | 2001-11-13 20:11 | 一般
2001年 11月 12日
「クラウディ」辻仁成著
11/10・11のつぶやきかさこで紹介した「世界は幻じゃない」ででてきた、
アメリカに亡命したソ連のペレンコ中尉。
彼をモチーフにして書かれた小説が「クラウディ」だ。
亡命当時、函館に緊急着陸したペレンコ中尉の飛行機を著者が見たことが、 この小説を書いたきっかけとなっている。

高校生だった主人公は、生きていることの虚しさを感じ、自殺を図る。
しかしその時、屋上の上に飛び立った飛行機が、亡命したペレンコ中尉のものだった。
「戦争だ」とはじめ思ったが、亡命だった。

~亡命~
その一言が、彼に生きる道を与えたものの、 その後の彼の人生は、単調なものに過ぎなかった。
30才を前にした彼に、周囲の人間は、人生を変えるためにそれぞれの亡命劇を企てる。
取り残された彼は、彼女だけはひきとめようとして話は終わる。
彼が亡命劇を行わないまま、この先どうなるかはわからないところで終わりとなる。

前半は実におもしろかった。
高校生の時にペレンコを見た話。そして自殺しようとした話などは、
自分の実体験をもとにしているせいか、非常にリアリティがあって興味深い。
そして今の単調な生活の中で、次々と登場するユニークなキャラクターが物語の幅を広げていく。

しかし後半になると、ストーリー展開がいい加減になる。
なんだか自爆自棄的でストーリーを急展開させたいのはわかるが、
唐突すぎるというか、話が飛びすぎというか、身に迫ってくるリアリティがないのだ。
亡命というテーマもおもしろい。登場人物も魅力的。
あとは後半のストーリー展開さえよければなという感じだった。

亡命ーそれは逃げて生きる道もあるんだということの一つの方法だ。
がんじがらめになって、切羽詰ってどうしようもなくなってしまった時に、
短絡的に死を考えたり、そのまま我慢して苦しんで生きていくこと以外にも、
生きる選択肢があるのだということを提示している。

もちろん亡命したからといって、今よりよい人生が送れるとは限らない。
でも逃げることも積極的な選択になりうる場合もあるのだ。
しかし主人公は亡命しない。 亡命しないこともまた一つの前向きな選択肢ではある。

あなたに亡命する地はありますか?


# by kasakoblog | 2001-11-12 20:12 | 書評・映画評
2001年 11月 10日
「世界は幻なんかじゃない」辻仁成著
<1>
写真は実にいいですよ。雰囲気がすごく出ていて。
文章を書いた人が撮っているから、写真がうまく文章と溶け込んでいるのでしょう。
別にカメラマンをつければ、写真の質はあがるのでしょうが、文章との調和が薄れてしまう。

「自由とは何か」をテーマにしたこの本。
妻と子供をおいてニューヨークで一人暮らしをはじめた著者が、
20年前、ソ連軍機を携え家族を置き去りにしてアメリカに亡命した男ペレンコに会い、そしてインタビューする。
アメリカ大陸を横断する鉄道に乗って旅するテレビの企画のついでに、
その最終地点で彼にインタビューすることになったのだ。

大陸横断鉄道で各所をまわりながら、「アメリカとは一体どんな国なのか」ということを、
否応なく考えさせられる。アメリカを考えることが、自由を考えることにもなる。
家族を捨ててまで自由を求めて亡命したペレンコの思いを、必死になって聞き出そうとするが、
著者の試みはことごとく裏切られる。
亡命から20年の歳月が過ぎた今では、彼はもうすっかりアメリカ人として普通の生活を送っていた。

著者が聞き出そうとする過去の思い。
しかし彼が答えるのは、今の自分のビジネスの宣伝ばかりだった。
家族を捨ててまで自由を求めた結果をどう思っているのか、聞きだすことはできなかった。
敵国から来たソ連人は、アメリカという世界の超実験的多民族幻想国家の中で、機会を与えられ自由を得たのだ。
ソ連から来た彼の「アメリカ評」はアメリカという国を実に端的に言い表していた。

<2>
この本はある意味では失敗だった。
自由・民主主義を標榜するアメリカとはいかなる国家なのかをテーマにし、
著者が家族を日本においてまでニューヨークで生活しているその答えを、
ソ連からアメリカに魅せられて亡命したペレンコのインタビューで代弁させるという、
そのはっきりした構成が曖昧になっていたからだ。
特に予想に反してインタビューでペレンコが家族の思いをあまり語らなかったことで、
この本のテーマは完全に失敗してしまった。

しかし「アメリカとはいかなる国家か?」を主題にすれば、
著者がアメリカに一人暮らししていることも、ペレンコがアメリカに亡命したことも、
うまく言い表せたのではないか。
ペレンコの予想に反したインタビューで主題をうまく代えれば、
本としての構成はしっかりしたのではないだろうか。
ただ何にせよ、著者がなぜ家族を捨ててアメリカで暮らしているかという思いを、
アメリカを旅する中でもっと盛り込むべきだったように思う。

そうすれば、かつて藤原新也が全東洋をまわったあとに辿りついた結論として、
今の世界に圧倒的な影響力を施しているアメリカを見、
そしてその実態をまざまざと写真と文章によって見せつけたように、
この書も「自由」や「民主主義」といった価値を世界に広めようとしている
アメリカとはいかなる国かを知る書になりえたのではないだろうか。

僕もうすうすは感じている。
この世をあらぬ方向に持っていっている、
極端な価値観で世界を席巻しようとしている源がアメリカにあることを。
そのアメリカを、僕もいつか見に行かなければならないだろう。


# by kasakoblog | 2001-11-10 20:12 | 書評・映画評
2001年 11月 09日
ラーメン間違えの悲喜劇
高円寺駅からすぐ近くの「麺ロード」。
実は前に行ったが、たいしたことはなかったが、
とにかく近場ですませたかったので、ここに行くことにした。
風邪ということもあって「にんにく味噌ラーメン」にネギをトッピングしてもらうことにした。

頼んでから来るのが随分早いなと思ったら、どうもネギ入りにんにく味噌ラーメンではない。
とんこつだし、ネギは入っていないし。
「これ、違うんじゃないですか?」という前に、僕の目は輝いた。
出されたラーメンがうまそうだったのである。

脂ののったチャーシュー3枚、ほうれん草に高菜とヘルシーな感じで、あとはメンマともやしとしょうが。
色どりもよく、具は種類が多くたくさんで、
とんこつといってもそれほどこてこてのとんこつではなかったので、実にうまそうだった。
店員は気づかないので、僕は違ったことを気づきながら、もくもくとこのラーメンを食べた。
明らかにこれはうまかった。
「こんなにうまい店だったかな?」と以前の記憶を疑うような感覚に襲われた。

そんな時、頼んだネギ入りのにんにく味噌がきた。
「あれ?」
「ごめんな。間違っちゃったかな。これ食べたかったんだろう。よかったらまあこれも食べてよ」
といってネギ入りにんにく味噌ラーメンがとなりに置かれた。

ネギがたっぷり入っていてうまそうだった(100円トッピングなので)が、それだけで
にんにく味噌ラーメンはやっぱりまずかった。
味噌のくせにうすくてまろやかさがないし、にんにくをただ無茶苦茶放りこんだだけで、味に調和がない。
麺は中途半端な太麺でスープと全くあっていない。
具ももやしとメンマしかない。
これだけ食べたんじゃ、絶対に二度と行かないよな。

僕は代金をネギトッピングのにんにく味噌892円を払ったが、
もし間違って食べたあのラーメンが、ただのとんこつラーメン650円だとするならば、
この店を見直さないとあかんな。
まあ、それにしても、普通ラーメン間違えないよな。
実は店主がつぶやきかさこを読んでいてわざと自慢のラーメンを出したとか・・・。
まさか、そんなバカなことあるわけないよね。


# by kasakoblog | 2001-11-09 20:13 | グルメ・ラーメン
2001年 11月 08日
個人と組織
<1>
いつみてもトルシエジャパン・サッカー日本代表チームはおもしろい。
なぜなら、ここに個人と組織の関わり合いの妙が見られるからだ。

選手交代をタブー視しないトルシエによって、日本代表チームは大きく成長した。
昨日行われたイタリア代表戦。
イタリア・セリエAでプレーする中田英寿は先発スタメンではなかった。
これが日本人監督だったらブーブーだろうが、トルシエの個人と組織を考えた戦術論からすれば、
何の不思議もなかった。

日本サッカー代表の最大の課題はストライカーがいないことだ。
だから強いチームとやって善戦はできても、良くて引き分けどまり。
逆に決定力がないから、格下との相手にもせった試合をしてしまう。

点をとれないフォワードに、どんなにいいパスを出しても意味がない。
決定力のないフォワードでは、スペースやチャンスをつくる動きができない。
だから日本代表では中田はうまく機能しない。

逆にトップ下に入れた森島は実によく機能していた。
彼はパサーではなく、日本の動きの悪いフォワード代わりにあちこち動き回って相手をかくらんし、
どんなバカでもシュートを決められる場面を演出できる。
森島の入った試合が各段と攻撃にリズムができるのはこのためだ。

パルマでもそうだし、日本代表でもそうだが、中田はほんとかわいそうだ。
彼のイマジネーションについていけるフォワードがいないがゆえに、
彼のパスや動きがミスとして目立ってしまう。

<2>
ガリレオが地動説を唱えてバカ扱いされたように、
常人を覆す発想力を持ってしまった天才は、周りがついていけないので、迫害されてしまう。
今回のイタリア戦。前半の森島と後半の中田を見ると、実にそれがよくわかる。
早すぎた天才は、変人にしか見られない。

特にサッカーというゲームは個人技より組織力を問われるスポーツだ。
かりに野球のような団体スポーツなら、たとえチームが負けに負け最下位になったとしても、
自分の打撃成績だけは、チームメイトに関係なく残る。
そこがイチローと中田の違いであり、喜劇と悲劇の差となって表れているのだ。

イタリア戦の中継で最も印象に残ったシーンは、 試合が終わった後、観客に挨拶する日本人選手の中で、
このところずっと試合に出れずにいる中村俊輔と中田英寿が、二人して肩を組んで歩いている姿だった。
中村俊輔も次代を担うスーパープレーヤーだ。
あの天才的な才能は絶対に真似できない。
にもかかわらず、彼もチャンスを逃し、ベンチをあたためている。

中田と中村のツーショットが、周りに理解されない天才プレーヤー、
そう、まさしくニュータイプコンビに僕は見えた。

ガンダムでいえば、中田がシャーで、俊輔がアムロといったところか。
彼ら二人がいかんなく実力を発揮できるようなチームになった時、
はじめて日本のサッカーはワールドクラスになるのだろう。

それまでにあと何年かかるだろうか?


# by kasakoblog | 2001-11-08 20:14 | 働き方
2001年 11月 07日
アクセス解析
今、かさこワールドについているアクセスカウンターは、広告がついてみっともないので、
トップページの最下段に追いやってしまったが、アクセス解析機能がついているという便利なこともある。
曜日別、時間別のアクセス数の集計を自動的に取ってくれるのだ。
今日は、これまでのアクセス解析をご紹介しよう。

<曜日別アクセス解析>
Sun 190
Mon 205
Tue 207
Wed 222
Thu 193
Fri 182
Sat 185

11/6時点の数値だが、なぜか水曜日のアクセスが多い。
週の半ばで学校や会社に疲れて、インターネットをのぞく機会が多いからなのか。
金・土・日は少ない。パソコンのある室内にいるより遊びの予定で外出していることが多いからか。
水曜日だけ多いとなると、水曜日のつぶやきかさこは特にがんばらんといかんのかな?

<時間別アクセス解析>
 1位:23~24時 143
 2位:24~25時 127
 3位:22~23時 109
 4位:21~22時 103
    12~13時 103
最下位:7~ 8時   8

これは予想通り、深夜が多い。
夜のアクセス数が多い中で、12~13時が唯一、昼の時間で健闘している。
昼休みはネットを見ることが多いのだろうか。
そして最も少ない時間が7~8時。
夜中の4~5時でさえ50ものアクセスがあるにもかかわらず、この時間だけが極端に少ない。

とまあこんな風に、おもしろいといえばおもしろいし、つまらないといえばつまらない集計がとれるわけです。
果たして今の時点での集計のまま、水曜日がなぜが一人勝ちするのか?
早朝7~8時の最下位脱出はなるのか?
また随時、集計結果を報告します。


# by kasakoblog | 2001-11-07 18:45 | ネット