2009年 04月 14日
100年に3度のチャンスだった?
危機だから大変だと萎縮して、
悪循環に陥ってしまうのではなく、
危機だからこそ大チャンスと捉え、
思い切って行動するという考え方もある。

今、「100年に1度の危機」というイメージだけが先行し、
お金はあるけど財布のひもを固く締めてしまった人が多く、
(私はむりやり財布のひもを緩めさせる政策には大反対だけど)
景気が悪くなり、ほとんどの株価が、
半値ぐらいまで下がってしまったわけだけど、
一部のエコノミストなどは、
「100年に3度の株を買う大チャンス」と、
逆張り的発想をしている人もいた。

景気対策をやるべきだといいつつ、
今頃になってやっと景気対策の大枠が固まった麻生政権だけど、
もうとっくに世界では次々に景気政策が、
実行に移されているおかげもあって、
景気回復のきざしが早くも見え始めている国もある。
そのせいか、7000円台に低迷していた日経平均株価は、
このところ急上昇し、9000円台間近まで持ち直している。

この先、株価がどうなるかは誰にもわからない。
もっと下がるかもしれないし、
もっと上がるかもしれない。
ただ1つ言えるのは、株価が好調で、
みんなが株式投資をやっている時に、
株を始めた人は儲かる確率はうんと低く、
株価が下がりまくり、もっと下がるかもと誰もが疑心暗鬼になり、
誰も買わなくなったところで株を買う人は、
儲かる確率がうんと高くなるということだ。

以前、バブル崩壊後、破綻企業や値下がりした不動産を買い漁った、
外資系金融機関を「ハゲタカ」と日本人は揶揄したが、
誰も買いたくないという心理状況のなかで、
リスクをとって買う行動ができる人が儲かるのは当然ともいえる。
行動できなかった輩があとからボロ儲けだと批判するのは、
自分の行動力のなさ、時代分析力のなさ、
逆張り的発想のなさを自ら認めているようなものだと思う。

何事も流行ってからやるんじゃ遅い。
流行ってからやると、すぐ次の流行に変わる恐れがある。
流行をおっかけることより、
流行を先に察知し、動くこと。
今、流行っていることとは逆張り的発想で動いてみること。
そういう発想と行動が時には重要ではないか。
もちろん、流行を追っかけないという手もある。

実際に、100年に1度の危機のはずが、
絶好の商機と捉える企業もあり、
売上げや利益を急増させている企業もある。
ようなピンチだろうがチャンスだろうが、
そこで自分がどう考え、どう行動するかにかかっているといえる。
右へ倣えではいつまでたっても、
時代の流れに翻弄されるだけだ。

危機をチャンスと捉える発想を持って行動すると、
いろんなことが成功する確率が高まるんじゃないかと思っている。

※念のために追記するが、
今、株式投資をした方がいいと勧めるつもりはない。
私は未だに株価が5000円を割る日がくるかもしれないと思っている。
そんなバカなと思うかもしれないが、
ご存知の通り、日経平均株価はドル円レートにほぼ連動している。
今、日本の株価が回復したのは、
1ドル=100円と急速に円安になったからに過ぎない。

アメリカも莫大な公的資金注入などによる、
バラマキ景気対策で未曾有の財政赤字を抱え、
下手をするとドルの価値が半値ぐらいに下がる確率は、
常に可能性としてあり、
もし1ドル=50円になれば、日経平均株価も5000円という可能性は、
十分考えられないことではないとは思っている。
もちろんそうならないことも考えられるけど。


by kasakoblog | 2009-04-14 00:02 | 金融・経済・投資


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