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高速道路1000円即時中止を

新型インフル対策として麻生自民・公明政権は、
高速道路1000円乗り放題を即中止すべきだろう。

昨日、新型インフルに対して過剰に反応すべきでない、
と書いたが、だからといって警戒しないというのは違う。
政府がやるべきことはしっかりやる。
これは当たり前の話だ。

即できることは高速道路1000円乗り放題の中止だ。
別に高速道路禁止というわけではなく、
ただもとの値段に戻すだけの話である。
必要な人は正規の値段を払って、
土日祝日に乗ればいい。

ただ「安いから外出しよう」という抑止力にはなり、
不要な感染者拡大を抑制することになるだろう。
というか高速1000円を続けるなら、
バカみたいに大金かけて、
空港での水際対策やっている意味が薄れてしまう。

ちなみに高速1000円乗り放題の財源は、
約5000億円といわれている。
今、やめて余った財源を、
すべて新型インフル対策に回すべきだ。

新型インフルの対策をしているが、
それには当然お金が必要になる。
突然の出来事、国民の安全を守るために必要なお金とはいえ、
財源もなく湯水のごとく使っていれば、
当たり前の話だが税金は足りなくなる。

インフル対策のためには増税するか、
どこか支出を削減するしかないわけで、
インフル対策にもなり、
その財源も捻出できる一石二鳥の対策が、
高速道路1000円の中止だ。

景気対策は重要だが、
1000円乗り放題のせいで各地に感染者が出た際、
今のような過剰反応をすれば、
日本全国の経済機能がマヒしかねないし、
心理的に与える影響も悪い。

1万2000円配られて麻生支持率が上がってしまう、
バカな国民とはいえ、
新型インフルのために高速1000円中止にして、
それを批判するのはバカなマスコミぐらいで、
国民の多くはそれに理解を示すのではないか。

新型だろうが旧型だろうが、
感染病が流行っている今、
政府がどう対応するのか。

選挙対策の国民人気政策にうつつを抜かすのか、
きちんとした対応をとれるのか。

高速1000円を中止するかどうか、見物である。

それにしても、海外は危険で国内は安全という、
GW前のバカなぼやきが多かったことが危惧される。
海外だろうが国内だろうが関係ないということが、
今回の国内感染の広がりでわかったと思う。

by kasakoblog | 2009-05-18 09:42 | 政治

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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