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偶然の出会いをチャンスに変える方法

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自分案内(会社案内・商品案内・作品など)をいつも持ち歩くこと。
それが偶然の出会いからチャンスをつかみ、
思わぬ成功に発展する秘訣です!

サラ金で融資の営業をやっていた時のこと。
営業以外の外出でも、
常にカバンに、商品案内パンフレットと、
各地の新規営業先リストマップを持ち歩いていた。

人の出会いって予想もしない偶然とかも多いわけです。
その偶然の出会いを一回限りの偶然で終わらせず、
チャンスに変えて、継続的なつながりにつなげていくには、
自分がPRしたいものを常に持ち歩いていることが重要なんです。

たとえばサラ金時代の話でいえば、
たまたま不動産の調査に行った時に、
聞き込みに回った不動産屋が、
案件を紹介してくれそうな雰囲気だった。
そんな時、口で説明するだけでなく、
商品案内のパンフレットをすぐぱっと出せたら、
相手も話の内容をより理解してくれやすくなるわけです。

実際にそういうことが何度かあって、
私に同行した先輩が驚いていたことがあった。
「かさこくん、いつも商品パンフ持ち歩いてんのか?準備がいいな~」

ここで重要なのはずっと入れておくことだ。
折りたたみ傘と一緒で、
自分でカバンに入れるか判断してはダメだ。
「今日は雨降らなそうだから家に置いておこう」
なんて思った時に、ちょうど雨が降るように、
パンフレットを持っていかなかった時に限って、
営業見込みとなるような出会いがあったりもするのだ。


最近の私は自分案内カードを、いつも数十枚持ち歩いている。
いつ何時、思わぬ出会いがあるかわからない。
そんな出会いがあった時に、
言葉だけで「写真集や金融本を出したりしてます」
といっても「へぇ~」とその場で終わってしまう可能性が高い。

でもそういうカードがあって説明すれば、
相手に自分の活動を理解させやすいだけでなく、
もし興味があったらその人が家に帰った後、
本やホームページを調べてくれるかもしれない。
口で言うだけでなく紙で渡す重要性がここにある。

「作品」も持ち歩いている。
iPodtouchに私が撮影した写真をジャンル別に保存し、
いつでも見せられるようになっている。
工場写真、猫写真、海外子供写真、猿写真、室外機写真など・・・。

カメラマンという仕事がら、
「どんな写真撮っているんですか?」と聞かれて、
言葉だけで答えても相手にイメージは伝わらないわけです。
かといってプリントアウトした作品ブックを、
さすがに毎日持ち歩くには面倒だ。

でもiPodtouchなら手のひらサイズで何枚も入る。
それをすっと見せてあげれば、
相手にどんな写真を撮っているか、
すぐに伝えることができる。

実際にiPodで工場写真を見せたのがきっかけで、
写真集第一弾「工場地帯・コンビナート」の出版に至った。
もしあの時、私がiPodに自分が撮った写真を入れていなければ、
きっと写真集を出すには至っていないと思う。

私の場合の話をしたけど、
この営業方法は他の人にも生かせるんじゃないかと思う。
会社の社員として案内パンフを持ち歩くのもいいだろうし、
何か個人的にPRしたいものがあるのなら、
それを相手に見せることができるものを持ち歩くとよい。

ビジネスに限らず恋愛でもそうかもしれない。
突然、素敵な出会いがあるかもしれない。
いつ素敵な出会いがあってもいいように、
きれいな格好を心掛けて、準備をしておくことって、
とても重要だと思う。

仕事でも恋愛でもそうだけど、
チャンスがないのではなく、
チャンスを活かせない場合が多い。
いつ何時でもチャンスが活かせるよう、
カバンにPRするものを持ち歩くなど、
常に準備をしておこう。

そうすればきっと偶然の出会いが、
思わぬ幸運をもたらしてくれると思う。

by kasakoblog | 2009-06-04 21:59 | 働き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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