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代理監督が二度もW杯へ!!

日本が2010年サッカーワールドカップ出場を決めた。
それにしても岡田武史監督は、
二度もピンチヒッターで代表監督になり、
その二度ともW杯出場を決める快挙を成し遂げた。

1997年、フランスW杯予選。
アジア予選で日本は不振で、
予選途中で加茂監督が更迭。
そんな絶体絶命の状況のなかで、
コーチの岡田氏がまさかの急遽、監督就任。
しかしそこから奇跡は始まり、
日本悲願のW杯初出場を決めた。

そして、2007年。
日本代表は名将オシム監督が率いていたが、
まさかのオシム監督緊急入院で、
またしても急遽、ピンチヒッターとなったのは、
岡田武史だった。

オシムから岡田監督に代わり、
不甲斐ない試合も少なくなく、
岡田バッシングも少なからずあった。
しかし、2009年6月7日。
予選2試合を残してW杯出場を決めるという、
見事な結果を残した。

岡田監督の采配や選手選びが、
よかったか悪かったかは議論はあるだろうが、
非常に厳しい戦いのなかで、
当初から代表監督に就任したわけでもなく、
前触れのない突然の交代劇に、
二度ともチャンスをものにし、
結果を残すというのは、相当な“強運”の持ち主だ。

あえて運と書いたが、運も実力のうち。
運があるというのは、運を呼び込む努力をした人間にしか、
絶対に運は回ってこない。

ピンチヒッター監督が、
二度もワールドカップ出場を決めるという快挙は、
非常に意義深いことだと思う。

仕事や学業などで、
レギュラー扱いされず、常に補欠で、
出番が回ってこないことに苛立ちを覚えている人もいると思う。
自分にチャンスが回ってこないことを、
嘆く人も多いだろう。

しかし思わぬアクシデントから、
まさかの出番が回ってくるかもしれない。
その時にきちんと結果を残せるよう、
腐らず、自分の能力を磨く努力をしているか。

代理監督が見事、二度も栄光を勝ち取った、
サッカー日本代表の出来事は、
非常に勇気を与えてくれることだと思う。

いつ自分に出番が回ってくるかわからない。
いきなり舞台の中央に立ち、
主役を演じることになるかもしれない。
その時に力を発揮できるよう、
たとえ補欠であっても準備をしておく。

岡田監督が残した結果は、
どんな批判があれ素晴らしいと私は思う。

それにしてもすごい!

by kasakoblog | 2009-06-07 01:54

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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