鹿児島で７３歳のマイミクさんと会う

金曜日から撮影のため、鹿児島に来ております！
（現在は熊本におります）
前々からお会いしたかったマイミクさんが鹿児島にいて、
鹿児島行きを告げると、快く1日、時間をあけてくれ、
初対面にもかかわらず、車で方々に連れて行ってくれた。

この方とメールのやりとりが始まったのは今から2年前のこと。
拙著「サラ金トップセールスマン物語」ほか、
「アイフル元社員の激白」「金融屋」など、
私のサラ金関係の著書を購入してくれた読者の方で、
本を読んだきっかけから、
ホームページ「かさこワールド」を見て、
「写真や文章が素晴らしい！」と、
わざわざメールを送ってきてくれたのがはじまりだった。

それから何度かメールのやりとりをし、
日記の感想などを送ってきてくれた。
写真集「団地・路地裏・商店街」が、
東京にいた頃を思い出す、とても懐かしい写真ばかりで、
何度も何度も見入ってしまうといった、
うれしいメールを送ってきてくれていた。

私の影響でミスチルを聴くようにもなり、
「終わりなき旅」いいですね。
なんてメールしてくれて、
とてもうれしく思っていたりもした。

「鹿児島に来ることがあれば、
ぜひいろいろとご案内したい」
と以前からメールをもらっていて、
いつかは行きたいと思いながら、
2年が過ぎていた。

その間、ガンの手術をするなど、
とても体調が悪そうな日記を書いていたし、
73歳ということもあり、
なるべく早く機会を見つけて会いにいきたいと思っていた。
そんな矢先に、ちょうど鹿児島での撮影仕事が入ってきた。


空港に迎えにきてくれて、
はじめてお会いしたわけだけど、
何度もメールのやりとりをしていたし、
互いの日記を見ていたこともあったので、
初対面のような気がせず、
久しぶりに再会した友人のような、
そんな錯覚を覚えた。

ただ何よりうれしかったのは、
若々しくて元気そうだったこと。
とても73歳には見えなかった。


鹿児島市内や知覧を案内してくれた。
移動中の車のなかでいろいろな話をした。
奥様ともお会いした。
鹿児島市のお隣、薩摩川内市の市比野温泉街に、
宿を手配してくれた。

ネットがなかった時代は、
それこそ文通などをきっかけに、
実際に会うといったこともあっただろうが、
なかなか文通なんてできるもんじゃない。

しかしネットのおかげで、
まったく違う地域に住む、
私とまったく違う世代の方と、
出会える機会が今まで以上に容易になった。
もとは本を出したのがきっかけだけど、
ホームページをやっていてよかったなと。
そのおかげでこうしてつながった。

ホームページを10年やってきて、
本をいろいろ出していて、
ミクシィをやっていることから、
決して多いわけじゃないけど、
私の文章や写真を気に入ってくれるファンの方が、
少なからずいることはひしひしと感じていて、
私を応援してくれているファンの方に、
毎日の文章や写真で、少しでもその“恩返し”ができればと、
73歳の“かさこファン”にお会いしてあらためて思った。

というわけで現在、鹿児島から熊本へ移動。
明日も方々、撮影して回ります！