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整形ってどうなんだろう?

マイケルジャクソンが死んだ。
マイケルについて思うのは整形のこと。
どんどん顔が変わっていった。
すべてが整形のせいではないのだろうが・・・。
※大きな整形手術は2回だけであり、
肌の色が白くなっていったのは病気だということらしいが・・・。

どんな人でも整形しないで済む、素晴らしい外見ならいい。
でも実際はそうではない。
外見が完璧な人なんてどこにもいないし、
むしろコンプレックスを持っている人も多い。
それでいて人は見た目で判断される場合が多い。
就職、結婚などでも外見が大きく影響する。

もちろん外見だけが良ければいいという問題ではない。
たとえば、すごいきれいな人でも、
性格悪いと、醜く見えてくるし、
そんなに外見が際立っていなくても、
性格がいい人はよく見えてくる、
といった経験は誰にでもあると思う。

ただ、やはり外見は重要だ。
どんなに性格が素晴らしくても、
根本的な外見は変えようがない。
まして芸能界なら、外見によって、
売上も「成功」も大きく変わってくる。

多少、歌がうまくなくて、かわいい人と、
歌はうまいけど、あまり外見がよろしくない人と、
どっちが売れるかっていったら、
すべてとはいわないけど、
やっぱり外見がいい方が売れる可能性は高い。
(まあそれを成功というのは別問題として)

未だに肌の色だけで差別する人は多くいるだろうし、
外見だけで判断する人は大勢いるし、
初対面では多くの人が外見で判断をする。

そんな時、整形できたら、と思うのは、
人間の素直な気持ちだと思う。

外見にコンプレックスがあるせいで、自信が持てない。
そんな人が整形をして、
いい方向に人生が変わるということも、もちろんあるだろう。

ただ安易な整形って、個人的にはよくないと思う。
だって完璧な外見を持っている人なんて、
ほとんどいないわけだし、
どこか欠点もあれば長所もあるわけで、
外見を言い訳にする前に、
内面磨く方が先だろうと私は思ってしまう。

それに今は整形なんかしなくても、
メイクやファッションでかなり「変身」できるわけだし。

整形で恐いのはエスカレートしていくこと。
はじめは鼻だけ変えたいと思っていたのに、
1つ変えると、あっちも変えたい、
こっちも変えたいってことになりかねない。
そうやって整形がエスカレートしていくと、
もはや本人ではない“化け物”ができあがるわけだ。

整形といえば韓国がメッカ。
日本人もプチ整形のため韓国に行く人もいるらしいが、
整形による被害も増えているようだ。

胸が小さければ、大きくしたいと思う。
胸が大きければ、小さくしたいと思う。
鼻が低ければ高くしたいと思い、
鼻が高すぎれば低くしたいと思う。

結局ないものねだり。
じゃあ普通がいいのかっていったら、
普通って何だって話になるし、
普通になってしまったら今度は何の特徴もなく、
物足りなく思うのだろう。

ないものねだりを言いはじめたらキリがない。
あるものを生かして、
それに合ったキャラを考えていけばいいじゃないか。

よく思うのはお笑い芸人。
お笑い芸人って一般的外見価値基準とは逆。
おもしろいことを一つも言ってないのに、
顔が変だから思わず笑ってしまう人がいる反面、
すごいおもしろいこと言ってるのに、
顔が普通だからおもしろく感じられないこととかよくある。
絶対、変な顔の方が有利だよなとか思ってしまう。

まあお笑い芸人は極端な例にしても、
できる限り、整形はせず、
外見にあったキャラというか役割だったり、
内面を磨くことで外見が変わることを、
まずやった方がいいんじゃないかなと思う。

そんなこと言うのは古くさい考えなのかな。
マイケルが整形した頃とは違い、
今は美容整形の技術は相当発展してるんだろうから、
「整形しない人はいない」なんて時代が、
やがてくるのかもしれないけど。

完璧でもサイボーグの化け物にはなりたくない。
そもそも完璧なんてものは世の中に存在しないし。

by kasakoblog | 2009-06-27 23:30 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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