マニフェストはわからない
2009年 08月 09日
この調査によると、大学生がマニフェストを読まない理由は、
「読んでも分からない」が25・8%で最多。
読んでもわからない大学生が悪いのか、
よくわからないマニフェスト自体が悪いのか・・・。
たとえばこれはある党のマニフェストだが、
みなさんよく理解できるだろうか?
低炭素社会や健康長寿社会の実現を目指して、
引き続き大胆かつ集中的な経済対策を実施し、
平成22年度後半には年率2%の経済成長を実現。
さらには、ものづくり技術の開発、
イノベーションの推進などによる
産業の高付加価値化を実現します。
(中略)
今後3年間で40~60兆円の需要を創出し、
概ね200万人の雇用を確保します。
・・・・
書いてあることは読めばわかる。
でもこれを読んでも何もわからない。
・低炭素社会って何?
低炭素社会をめざすのに高速道路は1000円なのはなぜ?
・大胆かつ集中的な経済対策って具体的に何をするの?
・「ものづくり技術の開発」って何のものづくり?
・「イノベーションの推進」って具体的に何を推進するの?
・「産業の高付加価値化」ってどういう状態になったら、
それが実現と呼べるの?
・「40~60兆円の需要を創出」ってその内訳は?
マニフェストを読めばいいたいことはわかるけど、
今の日本の政党のマニフェストは、
その目標のために具体的にどんな政策をするのか、
読んだところでよくわからない。
読んでわからない大学生が頭が悪いのか、
読んでもわからないマニフェストをつくる政党が悪いのか。
具体性のない抽象的な言葉で埋め尽くされ、
目標ばかりを掲げたマニフェストは、
まるでできそこないの大学生のレポートのよう。
大学生が悪いのか政党が悪いのか、なんとも微妙な問題です。
