
今日、ふと日付を見て驚いた。
911・・・
あの悪魔的映像がリアルとなった、
世界同時多発テロからはや8年がたった。
人間って忘れっぽいなと思った。
もう911が風化している感じがする。
でもあれだけの大事件にもかかわらず、
はっきりいって何の解決もしていない。
誰がやったのかはっきりしない。
アメリカ人の多くはアメリカ政府陰謀説を信じているという実態。
ビンラディンという犯人をでっちあげたが、
捕まえる気がないのか、アメリカ政府とぐるなのか、
“無実”のはずのイラク・フセイン大統領は、
911テロ後になんくせをつけられ、
瞬く間に処刑されたのに、
ビンラディンはいまだ捕まる感じはないし、
ニュースにすらならなくなった。
中国毒ギョーザ事件にせよ、
911テロにせよ、
あれだけ騒がれた事件なのに、
時とともにうやむやにしようという“圧力”みたいなものを感じる。
何事も時が解決してくれる。
時間がたてば人は忘れる。
あれだけの大事件がきちんと原因究明がないまま、
適当な犯人をでっちあげて、
もう8年も過ぎているという恐ろしさ。
911。
アメリカ政府の陰謀だろうが、
ビンラディンの陰謀だろうが、
犠牲になったのは私たちと同じ、一般市民。
結局“バカ”を見るのは一般市民。
3000人もの人が一瞬にして殺された、
世界最大の殺人事件が、
きちんと捜査されずに放置される恐ろしさ。
だからこそ一般市民が政治家を監視せねばならない。
マスコミを監視せねばならない。
政治家や官僚やマスコミがグルになれば、
何でもできるなんて思わせちゃいけない。
3000人もの人が殺されるような惨劇を、
二度と許さないよう、
911を風化させてはいけないのだと思う。
それにしても、911より記憶に新しいのは、
昨年の915のリーマン破綻ショックだろう。
リーマンショックに端を発した金融危機は、
アメリカ中心社会の終わりの始まりだと思うし、
そうしなくてはならないと思う。
世界の秩序が大きく変わろうとしている。
うまくいい形で脱皮するチャンスではないだろうか。
<アメリカを考える、興味深い映画>
・華氏911
・マジェスティック
・24・シーズン2
<アメリカを考える良書>
・911テロ捏造 ベンジャミン・フルフォード著
・歴史で読み解くアメリカの戦争 山崎 雅弘著