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中国しか日本が生き残る道はない

民主小沢の650人訪中団を批判している輩は、
ほんと愚かだと思う。
これから日本人が、日本企業が、日本経済が生き残っていくには、
中国をカモにする以外はない。
それをわかっていないから、
大世帯訪中団を無駄だとか単細胞な批判しかできない。

民主党批判によく使われる「成長戦略がない」という言葉があるが、
成長戦略を語るなら、この大世帯訪中こそ、
まさに日本経済の命運を握る成長戦略の何者でもない。

私は別に民主党を取り立てていいとは思わないし、
中国が好きなわけではないが、
今、世界のなかで日本が置かれた立場を考え、
日本経済が今後、経済成長を望むとするなら、
(私は経済成長なんかしなくていいとは思っているが)
中国と仲良くする以上の方法論はないんです。

日本は人口が減る。
人口が減れば経済の規模が小さくなるのは当たり前のこと。
日本の内需だけではどうやったって、
経済は成長できない。

だから輸出か外国人観光客を呼んで、
外貨を巻き上げるしかないわけだけど、
円高ドル安で大変だとか騒いで、
基地問題にしてもそうだけど、
日本に原爆を落とした米国に対して、
犬のフンみたいにくっついて、対米重視してできたけど、
借金で消費していた金計算もできないアホなアメリカ人は、
金融危機のようなことが起きれば、
途端に物は買わなくなってしまう。

だから自動車メーカーや家電メーカーなどは、
派遣切りしたりリストラしたりボーナスカットしたりしているわけで、
もし自分がそういう立場に置かれたくないとするなら、
誰かに物を売ってお金を稼ぐ方法を考えなければならない。

一番、手っ取り早く売れる相手は誰か。
中国人ですよ、中国人。

中国は少なくとも20年は経済成長するだろう。
月給1万円とか2万円の中国人が、
経済成長し、月給が20万円とか30万円に増えていく。
購買力が増えていく。
しかも13億人が。
(もちろん13億人のすべてではないが)

世界中が中国市場を狙っているわけだけど、
落日国家、日本が唯一のアドバンテージは、
地理的に中国に近いことだ。
こんな有利な国はほとんどない。

だから自分たちがこれからリストラされず、
仕事にありついて3食食っていきたいなら、
中国と仲良くするのは当然なんです。
日本国家の金主となる最大のお得意様になるのだから。

こういうと嫌中意識が湧き上がってくる人がいる。
未だに第二次世界大戦下の遺伝子が残っているのか、
中国は下位人種、日本は上位人種と思い込んでいるバカがいる。
だから中国なんかと仲良くしたくないと、
感情論で反発してしまう。

別に中国相手の商売することは、
日本が中国の奴隷になるわけでもないし、属国になるわけでもない。
いわば、金遣いの荒い金満中国人を、
日本がカモにするという気持ちでいれば、
中国蔑視、アジア蔑視のプライドは保てるんじゃないか。
カモにすればいいんです。
中国人相手にがっぽがっぽ金を稼いで、
日本人が豊かになればそれでいいんです。
そうなればはるか彼方の米国なんて、
はっきりいって悪化しようが関係ない。
さんざん米国にこれまで蹂躙されてきたんだから。

そのような意味で日本の政権交代は、
実にいいタイミングで起きた。
対米追随の自民党では日本は一生浮かばれない。
対中重視の民主党、いいじゃないですか。
偶然か必然かはわからないけど、
対中重視はぜんぜん間違っていない。
これぞ日本の成長戦略の何者でもない。

ここまでわかっても日本人の中国アレルギーは相当なものがある。
ここで人権問題を持ち出すわけだ。
チベットはどうの、ウイグルはどうのと。

私は不思議に思うのだが、
チベットにもウイグルにも行ったことがない人たちが、
なぜチベットやウイグルの肩を持つのか不思議だ。
チベット人やウイグル人のために、
人権問題を訴えているのではなく、
単に中国が嫌いだから、
どんな人たちでどんな問題を抱えているか、
よくわからないけど、中国に刃向かう奴を応援しようという、
その程度の意識でしかないのではないか。

しまいには「フリーチベット」なんて、
バカなことを言う奴も出てきた。
所詮はファッションじゃないのか、そんなの。

そもそもダライラマがどこにいるかも知らないし、
ダライラマが中国からの独立を望んでいるわけではなく、
中国という枠内での自治権拡大を望んでいるということすら知らず、
「チベット独立!」なんて無邪気に叫ぶから、
より事態が悪化してしまうことをわからないのだろうか。

私はチベットにもウイグルにも行ったことがある。
日本人が思う以上に、チベットやウイグルの中国化は進んでいる。
チベット僧が携帯電話を持ち、
秘境の地までバンバン高速道路ができ、
次々と新興住宅街やビル群が建てられている。

それによって恩恵を受けるのが移住してきた漢民族だけで、
地元のチベット人やウイグル人がひどい目にあっている、
という事態は確かにある。
文化も破壊されているという事態もある。
一方で富める漢民族の、
少数民族文化観光ブームはいかさまとはいえ、
熱いものがあり、
なんでもかんでもチベット寺院をぶっ壊してしまうような、
文化大革命みたいな状況とは違うということを、
多くの日本人はわかっていない。

私はチベットやウイグルの人権問題を軽視するわけではないが、
じゃあ日本はどうすればいいのか?
チベットとウイグル独立のために、
中国と戦争する覚悟を持っているのか?
その覚悟がないくせに、人権問題があるから中国は嫌だというのは、
卑怯だと思う。
そんなこといって知らず知らずのうちに、
日本人は中国製の食品や衣服や日用品を使っているわけだし。

時間はかかるし、効果があるかはわからないけど、
中国と仲良くなり、中国でも経済関係で、
日本なしでは生きられないという状態になり、
信頼関係ができたうえで、
人権問題について忠告して、少しずつでも改善していってもらう。
それが現実路線だろうし、日本が今できることではないのか。
のっけから人権問題で中国を批判したところで、
中国は余計に怒り狂うだけで、
本当にチベットやウイグルの状態が良くなるとは思えない。

そもそも人権問題がある国とはつきあいたくないといいつつ、
イラクやアフガンで無実の市民を殺しまくっている、
アメリカに協力していることは何とも思わないのか不思議だ。
チベットやウイグルの問題を持ち出すなら、
なぜイラクやアフガンでのアメリカの横暴を、
問いたださないのかと。

この辺も白人は優秀、アジアは劣っているという、
歪んだ心理の賜物といえる。

人権問題はこのぐらいにして、
日本経済が成長するには中国をカモにするしかないのは自明で、
しかもその方法はいろいろな可能性がある。

従来から引き続き、自動車や家電など輸出型企業は、
高品質の日本製品を中国人に売ることで儲ければよい。
輸出企業でなくても日本企業にはチャンスがある。
小売でも外食でも中国に進出し、
いくらでも中国で荒稼ぎできる。
外食産業ですでに中国で成功している日本企業もある。

さらに日本で商売してもその恩恵は大きい。
中国人観光客だ。
ヨドバシや銀座に中国人が大挙して押し寄せ、
ばかばか物を買う。
疲弊した地方の魅力もない観光地に、
中国人観光客が押し寄せ、
地方観光地が今たいそう潤い始めた。

中国と仲良くすると対米関係が悪化する?
何のために対米関係を重視しなければならないのか?
何のために米軍基地が沖縄に必要なのか?
それは対中国戦略のためでしょ?

日中関係が悪化していたら、
日米関係を最重視し、
何が何でも日本に米軍基地を置いておかないと、
中国が何をしでかすかはわかったものじゃない。

でも日本が中国と仲良くなれたらどうだろう?
米軍基地は不要だし、
対米関係を重視する必要性はぐんと減る。
目の前にある大国、中国との関係性さえよくなれば、
日本にとって太平洋を隔てた米国と、
どうしても親密な関係である必要性は、
なくなってしまうんです。

米軍基地が必要なのは、中国だけじゃなく、
対ロシアや対北朝鮮の意味合いだって、
あるじゃないかという意見もあろう。

でもロシアや北朝鮮を牽制するのが目的なら、
なおのこと中国と仲良くなった方が効果的だ。
はるか遠くの米国より、中国はその地理的ポジションから、
最も効果的な日本の“盾”となるのだから。

だいたい対北朝鮮でいえば、
米国なんてほとんど何の役にも立っていない。
というか役に立つ気がないのだろう。
日本の拉致問題なんて、
米国にとってはまったくどうでもいい話だ。
日本が思いやり予算を貢いだところで、
一肌脱ごうなんてそんな気はまったくない。

なぜなら米国にとって最も国益になることは、
北朝鮮が今のまま、ならずもの国家として、
存在し続けていることだからだ。
中国、ロシア、日本へのくさびになる。牽制になる。
こんな便利な国家はないわけだ。
だから北朝鮮問題を解決するふりをして、
制裁と支援の繰り返しをして、
見事に延命させている。

北朝鮮が崩壊し、アジアに平和が訪れたら、
米国の出る幕がなくなってしまう。
軍事上の脅威がない限り、
アジアの一員でもない米国の存在感は、
急速に薄れてしまう。

それが困るから米国はわあわあ言ってるわけです。
米国は自国の利益のために行動しているだけであって、
日本の利益のために行動しているわけじゃない。
下手したら日本の利益になることを邪魔している可能性だってある。
対米関係が最重要だと思っている志向こそ、時代錯誤だ。

対米関係が悪化しているのは、
基地問題のこだこだなんかが本質じゃない。
米国が最も恐れているのは、
鳩山首相の「東アジア共同体構想」だろう。

おいしい中国というカモ市場を、
アジア各国で独占してしまいかねない構想。
しかも米国抜きの可能性も当然にある。
そうしたら米国経済にとっては大打撃だ。
日本と中国からそっぽを向かれたら、
米国はやっていけなくなる。

だから日本のバカなマスコミを煽り立てて、
民主党の外交政策はいい加減だとか、
対米関係が悪化したらどうするんだとか、
騒がせているんじゃないのか。
それにそそのかされる国民もバカだけど。

ようは中国重視の日本の政党が“はじめて”誕生し、
これ以上ない危機感を募らせているのだ。
米国にとって最も国益になるのは、小泉君みたいなタイプ。
靖国神社に参拝してくれて中国関係をこじらせ、
米国の言うことはなんでもほいほい聞く。
そういうところまで考えた上で、
対米関係悪化が悪いことなのか、
しっかり国民は見極めねばならない。

リストラされたくないなら中国語を覚えろ。
中国語ができる人材はこれから間違いなく重宝される。
別に中国語を学んだからといって、
中国に魂を売るわけではないし、中国に負けたわけではない。
何度も言っているけど、
中国人をカモにして自分の飯の種にするために、
中国語を覚えればいいだけの話だ。

かつての金満日本人がそうであったように、
海外に出かけて、日本語の通じるホテルに泊り、
日本語の通じる店で、
ブランドからみやげからアホみたいに買い、
日本語が通じるレストランで食事をする。
まさにこれと同じことが、中国人にも起き始めている。

これから良かれ悪かれ中国の時代がやってくる。
いつまでも妙なプライドから、
中国アレルギーを持っていたところで、
日本に未来はない。

もし経済成長を望むのなら、
義務教育で中国語を必修科目にすれば、
これこそ成長戦略になる。

中国が悪いとかいいとかいう以前に、
もうそういう時代が来ているということを、
頭に叩き込んでおく必要があるだろう。

ただここまでの話は、
日本が経済成長をしたいならというのが前提。
私はマイナス成長だって構わないと思っている。
そうなれば別に中国にごますって、
どうしても仲良くなる必要性はかなり薄れはするが。

by kasakoblog | 2009-12-10 23:46 | 政治

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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