2009年 12月 16日
うまい話に騙されないために
なんでこんなバカみたいな話に騙される人がいるんだろう。

自分が知識があるものは、
だます人より騙される人をバカにしてしまいがち。

でも自分が知らないことってこの世の中にはいっぱいあって、
知らず知らず騙されているってことも結構ある。

そんな“詐欺”みたいな話に騙されないよう、
物語調にしておもしろおかしく、かつわかりやすく書いてある本が、
12月に発売された「ヘッテルとフエーテル」
(マネー・ヘッタ・チャン著)。

偶然、知人からこの本の存在を教えてもらい、
その方が著者を知っているというので、
ぜひお会いしたいと思い、今日会ってきました。

なぜ会いたいかと思ったかというと、
略歴に興味をひかれたから。
本業はプロの投資家で5年間負けなしという。
なぜそんな方が、銀行に騙されないようにだとか、
ホワイトバンドに騙されないようにだとか、
勝間●●に騙されないようにだとかいった本を書いたのか、
興味があったからだ。

金がすべての金融の世界に身を置いていると、
金で人生を狂わせた多くの人を見る。
巧妙な商品に騙されて全財産を失う人も時には見る。
しかし金融に長く身を置くと、
それが当たり前の世界になり、
なぜそんな知識もないのに騙されてしまうのかと、
だまされてしまう人の方をむしろおかしいと思ってしまう。

しかし一般人から見れば、
金融の世界に慣れ親しんでいないので、
そんなことはまったく知らず、
宣伝やイメージを真に受けて、
まんまと騙されてしまう・・・。

そんな“情報格差”があることに気づいたから、
こうした本を書こうと思ったのではないかと、
今日いろんな話を聞いていて、私は解釈した。
私の解釈なので著者の本心は別なところにあるかもしれないが。

私が本はもちろん著書に経歴に興味を持ったのは、
私自身に似た部分があったから。

私もサラ金に2年半、身を置き、
今は金融ライター的な仕事もしている。
ニュースを見ていると、
「なんでこんな当たり前のことに騙されるんだ。
バカじゃないのか」と思いつつ、
ふと我に返ると、それはたまたま私が職業柄、
そういうからくりを知っていたからそう言えるのであって、
実はそういうからくりは、
世間一般ではあまり知られていないから、
騙されてしまう人が絶えないのではないかと。

自分が当たり前のことって、
自分では珍しいとは思わないし、
他の人も当たり前だと思っているから話さない。
でもその業界に身を置くものにとって当たり前なことが、
実は世間一般では「そんなこと知らなかった!」
という話が結構多い。

不景気のせいかきなくさい話が多く、
ややもすると自分だけが儲かれば、
他人が損をしようが関係ないみたいな、
そんな雰囲気もあるなか、
このような本を読んで、
少しでも騙されないための「自衛」をするとよいと思う。

社会経験がある人にとっては、
この本の内容は「当たり前」と思うことも多いかもしれないが、
学生、新社会人など、社会経験がない人は、
「えっ、そうだったの!」 という話が多いと思います。

私もそのような日記や本を今後書いて行きたいと思っています。

・ヘッテルとフエーテル


by kasakoblog | 2009-12-16 01:09 | 金融・経済・投資


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