捨てるって気持ちいい
2010年 01月 04日
それはあまりに不要なものが多いことだ。
年末に大掃除できなかった方は、
世の中、正月ボケでそんなにあわただしくない、
年始に大掃除するとよい。会社でも家でも。
机周辺、引き出しのなか、パソコン内のデータなど、
どう考えても使わないものとかがあふれている。
年末に会社で自分の机周辺の大掃除をしたけど、
いかに不要なものであふれかえっていたことか・・・。
「思い切って捨てろ!」という号令のもと、
「もしかしたら何かで使うかも」という、
意味のない誘惑を断ち切ってバンバン捨てたら、
机周辺がすっきりした。
物が片付くと頭もすっきりするような気分になるから不思議。
今日は年末にできなかった家の大掃除。
ここでも出てくる不要なものの数々。
買ってけど使っていないものって結構多いことにがく然とする。
私はほとんど物は買わない。
そんな私でもこんな不要なものがいっぱいあるのだから、
ついつい物を買ってしまう人なんか、大変だと思う。
いるかいらないか、迷ったら捨てるを断行し、整理をしている。
「捨てるなんてもったいない」
この気持ちがくせものだ。
「いつか何かで使うかも」
そんなことはまず訪れない。
使いたくなる場面が訪れた時に買えばいい。
それだけの話なのだ。
物を捨てるととっても気持ちがいい。
自分の背中に背負わされていた重荷がとれていくように、
心もすっきりして、リラックスして頭が整理された状態で、
いい仕事ができる。
でも捨てるっていうのは、
根本的な解決策じゃない。
いらないものを買ってしまう、
いわば“入口”を抑えなけばならない。
無駄なものを買ってしまえば、お金がもったいないし、
スペースももったいない。
無駄なものをできるだけ買わないようにすれば、
捨てるための時間をとる必要もなくなる。
世の中、不景気になって大変だというけれど、
不景気こそ不要なものを買わない生活スタイルに変えるチャンス。
別に清貧しろってことではなく、
買ったのに着ない服とか読まない本とか文具とか、
無駄なものをできるだけ買わず、
その浮いたお金で自分が本当に必要で欲しい物を買えばいい。
不景気だとか日本は低成長だとかいうけれど、
それでも一般家庭やオフィスには、
無駄な物であふれかえっている。
まだまだスリムになれる。
別にそれで物が売れなくなって不景気になっても構わない。
無駄な物に取り囲まれて“ゴミ屋敷”に住む方が、
よっぽど心に悪い。
捨てるはめになる無駄な物が多いというのは、
物を見る目がない、買い物力がないということ。
不景気こそ無駄な物を見直すチャンス。
物を買う時には、はっきりした目的を持って買うこと。
年始に家や会社にある無駄なものを思い切って捨てること。
この2つを実践すれば、
きっと毎日の生活が快適になると思う。