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アマゾンレビューのいい加減さまた露呈

経済評論家の勝間和代氏の本が、
アマゾンレビューで酷評されていて、
それを気に食わない出版社の編集者が、
アマゾンに頼んで削除して欲しいといったのに、
削除してもらえなかったことが発覚したニュースがあった。

以前の日記でアマゾンレビューシステム自体のいい加減さを指摘したが、
まさに今もそんな状態であることがわかった。

アマゾンレビューは本を購入しない人でも、
アンチの作家を叩くためだけに、酷評することが可能だ。

一方、アマゾンレビューシステムが内容を吟味せず、
恣意的に自動削除ができるため、
出版社が低評価のレビューを削除し、
高評価レビューだけ残すといったことも可能になってしまう。

まあこの記事を読むと、
そのような出版社の恣意的な削除依頼を、
受け付けなくなったのだとしたら、大いなる進歩だろうけど。

じゃらんのホテル評価とか、
ネットオークションの出品者評価って、
当たり前だけど実際に購入した人のみがレビューできる。
だから信憑性がある。
ホテルに泊ったことのない人が、
レビューを書き込めたら、おかしな評価になってしまう。

ところがアマゾンは買わない人でも、
好き勝手にレビューを書ける。
挙句の果てに気に食わないレビューを消せてしまうなら、
信憑性は劣ってしまう。
本を購入した人のみがレビューできるようにすれば、
信頼性あるレビューになるのに。

現にアマゾンでも中古品販売業者の評価は、
購入者しかできないようになっているわけだし。

・アマゾンレビュー削除の不適切処理を新聞が問題視
http://kasakoblog.exblog.jp/9643082/

・不自然に消されたアマゾンレビューとアマゾンとのやりとり
http://kasakoblog.exblog.jp/9642098/

by kasakoblog | 2010-01-09 00:10 | ネット

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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