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なぜ定年まで働く必要があるのか?

「定年まで働きたい」女性の2割という調査があった。
なぜ?何のために?そんなに働きたいの?
定年まで働かなければ生きていけないの?
それで人生、楽しいの?
私にはまったく理解ができない。

先日、就職活動についての日記を書いた時、
学生から「どうやって企業を選んだらいいかわからない」 との質問があった。
就職先を選ぼうと思うと、どうしても業界大手とか、
身近なもので選んでしまうしかないと。

その時、ふと疑問に思った。
学校を卒業したら、誰もがみな、
「大企業」に「正社員」として「就職」して、
「定年」まで働かなければいけない必要性がどこにあるのかと。

別に大企業に正社員として定年まで働かなくても、
生きていく方法はいくらでもある。
親と同居して家賃がかからなければ、
卒業してすぐ就職しなくても、
十分気ままに生きていけるかもしれない。

卒業して企業に就職しなくても、
大学院に進むとか留学するとか、
5~6年勉強して弁護士や司法書士を目指すとか、
実家の仕事の手伝いをするとか、
自分でビジネスをはじめるとか、
金持ちのパートナーを見つけるとか、
いくらでも方法はある。
ところがなぜかほとんどの人は、
「学校を卒業したら正社員として働かなくてはいけない」
と思い込んでいる。

一人暮らしで卒業後、すぐにでも働かなければ、
お金がなくて食うものに困るというなら、
なんとしてもすぐに就職しなければならないだろう。
しかしそうでないのなら、なぜ就職するのか。

定年まで働くということには、
性別が大きく関係している。
子供を産むことができない男性は、
資産がなく、将来、家族を持つつもりなら、
定年まで金を稼いで働くしか道はない。
だから男性の多くはイヤだろうが、
定年まで働かなければ生きてはいけない。

ただ女性は違う。
「20%も」定年まで働きたい女性がいるというより、
60%以上の女性は定年まで働きたいとは思わず、
出産などを機に「引退」したいと思っている。
出産は女性にしかできない。
赤ちゃんの頃の子育ても、
できればお母さんがした方がよいだろう。
金を稼ぐパートナーがいるか、
親と同居していて生活費に困らないなら、
女性が定年まで働く必要性はない。
これは性差別でも何でもなく、事実として厳然としてある。

もちろん「こういうことをしたいから一生働きたい」
というしたいことがあるなら、
女性だろうが定年までなり一生なり働けばいい。
それはとてもいいことだと思う。
働き手の担い手が男性ではできえない仕事もあるわけで、
女性が向いている仕事もこの世にはたくさんあるわけで、
女性が「こういうことをしたい!」という思いがあるなら、
一生、働けばいい。
それは本人にとっても幸せだろうし。

男性・女性に限らず、
何のためにいつまで働くのか、
または働かなくてはいけないのか、
就活時期や転職時期に考えた方がいい。

面接官から
「なぜ働くのですか?」
「働かなくてもいいのでは?」
「なぜこの仕事なのですか?」
「この仕事でなければならない理由は何ですか?」
と聞かれて答えられない人が多いんじゃないか。

答えられないのは別に悪いことじゃなく、
本心のどこかで「できれば働きたくない」
「働かなくてもお金に困らない方法もある」
「別にこの仕事、この企業で働く必要はない」
と思っているからではないか。

社会的な対面を気にしたり、
将来がなんとなく不安とか、
そういうあやふやな理由で就職に望めば、
それはいつかは破綻する。
自分の本心にウソをついて働いてもろくなことはない。

宝くじにあたってお金があっても、
それでも働きたいのか。
親から遺産を相続し、家もありお金もあって、
それでも働きたいのか。

そのぐらいの意気込みというか、
働くことに対する前向きな捉え方がないと、
適当に就職してもイヤになってすぐ辞めるのがオチだろう。

ちなみに、私はお金に困らないなら、
一生働きたいとも思わないし、
定年まで働きたいとも思わない。
毎月のように好きなところに旅行して、
写真を撮ったり、そこで感じた文章を書いたりするだろう。
まあ私の場合は、それが仕事にもなりお金にもなるから、
「働かない」とか「働く」とかいう境界線が、
今あんまりないんだけど。

私の理想は「働く」という感覚がなくなること。
自分が楽しんでやっていることが、
結果として働くことにつながり、お金にもなる。

だから今、私はお金になろうがなるまいが、
仕事だろうが仕事じゃなかろうが、毎日書くし、毎日撮る。
ライターを仕事にしていながら、
仕事が終わってからこんなに書く人を、
私はほとんど知らない。
別に私は仕事だから金がもらえるから書くわけじゃない。
書きたいから書いているに過ぎない。

好きなことを続けていけば、
いつか「働く」「働かされている」という感覚がなくなるだろう。
そういう人が増えるといいなと思い、毎日書いて(働いて)いる。

by kasakoblog | 2010-01-17 16:54 | 働き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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