親と同居で6000万円トク
2010年 01月 25日
親と同居か別居でどっちが得の方がはるかに大きな効果が期待できる。
親と同居すれば6000万円もトクする可能性がある。
親と別居した場合、
家を購入するまで8年間、
賃貸で家賃7万円+光熱費1万円を支払うと総額約770万円。
その後、4000万円の住宅を購入し、
金利2%30年ローンを組んだ場合、
支払い総額は約5300万円。
合わせて約6000万円、
住居費のために稼がなくてはならない。
親と同居すればこの6000万円が浮く。
もし親と別居している人と収入が同じなら、
6000万円分、自由にお金を使えることになる。
もしくは住居費を考えなくていいので、
6000万円分働かなくてもいいことになる。
仮に年収500万円とするなら、
親と別居する人より12年間、
早く引退して遊んでも平気ということになる。
年金が不安で貯蓄や投資するなら、
親と同居すれば6000万円も浮く。
これ以上、絶対確実な資産運用はまずないだろう。
これ以上、絶対確実な節約方法はまずないだろう。
既婚が得か独身が得かなんて問題を考えるより、
親と同居するか別居するか、
どっちが得かを考えた方が、
はるかに経済的メリットは大きい。
もちろん親と同居したくても、
離婚などしていて同居できない事情がある人も多いだろう。
上記の計算は机上のおおまかな計算であって、
親の収入が少ないとか、
3世代で住むとしたらその建て替え費用とかは、
まったく考慮していないので、
実際には6000万円も浮かない可能性はもちろんある。
ただ親と同居することほど、人生最大の節約はない。
6000万円も浮くのであれば、
当たらない宝くじを買う必要もないし、
損ばかりしている投資をする必要もないし、
年金不安だからといって、やせ我慢して、
今の楽しい生活を犠牲にして、
1%にも満たない低金利預金するバカらしさもないし、
就職氷河期で正社員として就職できなくても、
それほど心配することはない。
毎月10万円貯金しても、
6000万円たまるのは50年もかかる。
運用資金100万円を元手に投資し、
毎年確実に7%の収益を上げたとしても、
6000万円たまるには60年もかかる。
毎月10万円貯金できますか?
毎年7%の投資収益を上げることができますか?
できたとしても50~60年もかってしまう。
それで年金不安が解消され、
老後の生活が安泰だからと喜べますか?
親と同居するかどうか、
損得で決められるわけではないが、
将来の漠然とした不安にばかりかられるぐらいなら、
親と同居するという選択肢があり得る人は、
考えてもいいんじゃないかと思う。
まあ親と同居するぐらいなら、
自分で6000万円稼いだ方がいいと考える人も、
当然いるだろうし、それは素晴らしいことだと思うけど。
※ちなみに私は理論上、
国民全員に住居を無償提供できると考えている。
なぜなら人口が減って、国土面積は変わらないから。
もし国民全員に住居を無償提供する政策が実現すれば、
これほどすごいセーフティーネットはない。
失業してもローンにない家さえあれば、
なんとかアルバイトなどでも食いつないでいけるのではないかと思う。
今、不況で住宅ローン返済の相談が急増しているという。
普通のサラリーマンが借金地獄で人生転落するのは、
ほとんどが住宅ローンの支払計画の狂いから生じることを、
サラ金社員として数多く見てきただけでに、
住宅ローンがなくなれば、
多重債務者も自殺者も減ると思う。
アイフル元社員の激白
http://blog.livedoor.jp/kasakot/