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今の日本人に最も欠けているもの

強い気持ち。

NHKの朝青龍特集を見た。
朝青龍は決して大柄な体格ではなかった。
しかし、
負けん気の強さ、
誰よりも強くなってやるという気迫、
オレは誰よりも強いという自信、
など、誰にも負けない、
圧倒的な気持ちの強さが、
彼をここまで強くしたことがわかった。

それを見て思った。
今の日本人に最も欠けているものを、
朝青龍は持っていたんじゃないか。
だから多くの人から好かれ、
そして多くの人から嫌われた。

ちょうどサッカー代表の試合をふがいない試合を見たばかり。
監督がどうのとか選手起用がどうのとか、
選手の実力がどうのとかいう以前に、
気持ちの強さがない。
何が何でも勝つという気迫がない。

朝青龍は気持ちの強さが気迫となって表れ、
そのために、相撲でははしたない、
ガッツポーズをしたり、
オレは負けてないと物言いをつけたり、
負かしたやつをさらに追い込むダメ押しをやり、
「品格がない」と問題となった。

品格・品格・品格・品格・品格・・・
モラル、マナー、常識・・・

相撲に限らず、サッカー代表に限らず、
今の日本社会は「品格」を気にするあまり、
KYな奴になりたくない、
仲間はずれになりたくないという思いが強すぎるために、
遠慮や謙遜が美徳となり、
一歩、抜きんでて何かをやろうとする行動が、
無意識のうちにセーブされてしまっている。

そうした“気持ちの弱さ”が、
最後の決定的場面で決められない。
外国人力士に勝てない。
政治にリーダーシップがない。
革新的なサービスをする企業が生まれないといった、
弊害を生んでいるのではないか。

逆にいえば、気持ちの強ささえあれば、
表面的な技術や知識や実力がそうなくとも、
トップになれるチャンスのある社会といえるかもしれない。

ただ残念ながら日本で気持ちの強さを全面に出すと、
朝青龍のように一部の人から嫌われる。
ホリエモンのように叩かれる。

だから日本で成功するには、
気持ちの強さを持ちつつも、
それをあまり表面上、出さないように注意しなくてはならない。

でもそんな抑えた気持ちでやってるから、
いつまでたってもサッカー代表の決定力がないように、
自分の力が伸び悩み、今一歩成長できない。
最後の最後で負けてしまう。手が届かない。

朝青龍のようなダメを押すぐらいの、
気持ちの強さを出すことがいいとされるような社会になれば、
サッカーに限らず、日本人の“決定力不足”は解消されるのかもしれない。

根拠がなくてもいい。
気持ちを強く持つことからはじめたい。

by kasakoblog | 2010-02-10 00:18 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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