10万円で投資信託はじめてみた

世界同時株安、かつ日本株式市場が急落して、
メディアはバカみたいに不安を煽っていたけど、
年末から年初にかけて暴落する日本株式市場を見て、
私はにんまりしていた。
まさに今こそ絶好の投資する時期がやってきたと。
そこで1/20に投資信託を10万円分10本注文した。

えっ、なんで株式市場が下がっているのに株を買わないの?って、
それは個別銘柄はあまりに危険がありぎるから。
この1~2年で、株がいかに危険な投資かを思い知らされたので、
株を買う気は毛頭ない。
株式投資とはどんなものか、10万円ではじめてみたが、
2006年3月に10万円投資した現金は、現在価値はたったの2万3000円である。
新興市場に投資したのがそもそもの間違いだったが、
まさか2年で1/4にまで下がるとは夢にも思わなかった。

さらにここ最近の企業の不祥事を見れば、
いかに個別の株式に投資することが恐ろしいかがわかる。
「まさかあの大企業が」というような、
食品、外食、製紙などの相次ぐ偽装。
偽装や不祥事が起こったら、株価などあっという間に急落してしまう。
急落しても長期保有で回復すればいいが、
下手したら倒産とか解体、買収など、
とんでもないリスクまで抱えている。

私の結論は、ギャンブルとしてやるならいいけど、
株式投資はやるべきではないと。
そこでこの世界同時株安のチャンスに、以前から投資したいと思っていた、
投資信託(ファンド)を10万円購入することにした。

投資信託とはどんなものか。
1:1万円で買える
2:日本の株だけでなく、外国の株も買える
3:株だけでなく債券や不動産もある
4:1つの投資信託に数十種類の銘柄が含まれている
という特徴がある。

たとえば日本株ファンドなら、日本の株式が数十種類入っている。
中国株ファンドなら、中国企業の株式が数十種類入っている。
いろんな銘柄が入っているものを1万円で買えるので、
自分で株式投資するより圧倒的にリスクを抑えることができるのだ。

ただ投資信託の難点は手数料が高いことである。
株を売買する手数料はそうたいした額ではない。
しかし投資信託は、販売手数料+信託報酬あわせて、
下手すると投資金額の5~6%もとられてしまう。
販売手数料は初年度だけとはいえ、いきなり5~6%もとられたら、
せっかく預貯金のような低金利ではなく、
高い利益を得たとしても手数料で帳消しになってしまうのである。
だから投資信託より株式の個別銘柄を買うべきだと主張する論者は多い。

そこで投資信託を購入する際、高い手数料のものを買わなきゃいいのである。
銀行や郵便局の窓口で投資信託を買おうと思ったら、
必ずといっていいほど高い販売手数料のものを進められる。
だってそのために買いに来た客に時間を割いているのだから、
当然といえば当然である。
だからネット証券で、販売手数料が無料のものを買えばいい。
最近は販売手数料無料の「ノーロード」ファンドが流行っているから、
その中から選べばいい。

さらに信託報酬も低いものを選ぶ。
信託報酬が2~3%もとるのは決まってアクティブファンドと呼ばれるもの。
投資信託には大きく分けて2種類あり、
市場の平均値を狙うインデックスファンドと、
市場の平均値より大きな利益を狙うアクティブファンドがある。
平均より大きな利益を狙うためには、
投資信託を運用する会社が、
いろいろと企業や市場環境を調べる手間が発生する。
だからコスト(信託報酬)が高いのだ。

ってことは、安い信託報酬の投資信託買ったらへぼいんじゃない?
と思うだろうが、実は悲しいかな、
過去の統計データによると、
大きな利益を狙うアクティブファンドの多くが、
市場の平均より低い利益しか上げていないのである。
つまり、当たり外れが大きいのだ。

だからわざわざ信託報酬の高いアクティブファンドを買う必要はない。
信託報酬が安い、市場の平均を狙うインデックスファンドを買った方が、
よりベターなのである。

というのが、私がこれまでもろもろ投資信託の本を読んだり、
取材したり、記事を書いたりした結果である。
しかし、それは本当なのだろうか?
というわけで世界同時株安のおかげで、
投資信託もバンバン値下がりしている絶好のタイミングに、
手数料無料(ノーロード)で信託報酬の安いインデックスファンドを中心に、
10万円10本の投資信託を購入した。

ただ株式投資より投資信託が良さそうだから、
それにいっぱいお金をぶっこんではいけない。
あくまで私は職業柄、投資信託の記事をいっぱい書いているので、
本当にそれがいいのかどうか試すつもりで10万円だけ購入し、
仮にそれが0円になったとしても仕方がないと覚悟した上で買っている。
「投資信託のインデックスファンドがいいのか!
じゃあ全財産の7割ぐらい突っ込むか!」なんてバカなことをしてはいけない。
あくまで投資はお遊び。
儲かったらラッキーぐらいのつもりで、
10年ぐらいほったらかしにしておけばいいのであるというのが、
現時点での私の結論だ。

というわけで私が購入した投資信託10万円分が、
1年後、2年後、3年後・・・どうなるのか、
折にふれて紹介していきたい。
本当にいいのか、みなさんの実験例と思っていただければいい。
もし興味がある方は、試しに1万円とか2万円とか買ってみて、
失敗を覚悟の上で勉強してみるのもいいと思います。

<私が購入した投資信託10本(1本×1万円分)>
1.インデックスファンド225
2.三井住友・日本株OP
3.Sストリート外国株インデックス
4.三菱UFJ チャイナオープン
5.シュローダー・エマージング株式ファンド(3ヵ月決算型)
6.三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)
7.AAAソブリン・ファンド(毎月分配型)
8.MHAM J-REITインデックスファンド(毎月決算型)
9.ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
10.ニッセイコモディティファンド

10本中8本が販売手数料無料。
10本中8本が信託報酬1.5%以下のものです。
ちなみに上記すべておすすめするできるものではない。
投資信託の記事を書いている記者として、
記事を書く上での知識を得るために、
中には高い販売手数料のものや、
毎月分配という本当はしない方がいい投資信託も混じっているので。

おすすめするとするなら、
日経平均がまた1万3000円割れになるようなら、
日経225かTOPIXのインデックスファンドで、
販売手数料無料、信託報酬が安いものを買うといい。
ただ多くの投資家が「これだけ日本株下がったら買いでしょう!」
と思った人が多かったせいか、
日経平均はまたちょっとずつ上昇しまっているので、
高値で買う必要はなく、
また暴落する機会が2~3年に1度はあるはずなので、
その時のチャンスまで待つとよいと思う。

by kasakoblog | 2008-01-25 12:59 | 金融・経済・投資

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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