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宮崎がかわいそうとか言っているキモチ悪い件

「過激」な意見です。
私の至らぬ意見かもしれませんがご一考を。

宮崎口蹄疫(家畜伝染病)問題が連日取り上げられ、
「畜産家がかわいそう」「殺処分される牛がかわいそう」
とか言っているのが無性にキモチ悪いと思うのは、
私だけなのだろうか?

普天間問題の「沖縄がかわいそう」もそう。
今回の家畜伝染病の「宮崎がかわいそう」もそう。
「かわいそう」とか平然と言ってられるのは、
自分は直接被害が及ばない安全地帯にいるからではないか。

まるで悲劇のストーリーを映画で見る感じ。
だから他人事で上から目線で、
「かわいそう」と同情することで、
被害者の味方になったふりして、
「自分はいい人」みたいな自己満足ができる。
別に本当はそんなにかわいそうとは思っていなくて、
心のどこかで「仕方ないよね」と思っているとしても。

でもみんなが「かわいそう」というから、
それにあわせて「かわいそう」とか言ってみたりして、
でもじゃあかわいそうな人のために、
何か自分で行動するかって言ったら何もしないわけで、
初動対応を行った政府を批判するとか、
惨状を訴える地元畜産家のブログを転送するとかして、
それで自分の責任は果たしたと思っている。

この表面だけの「かわいそう」が蔓延する日本ってキモチ悪い。
ものすごくキモチ悪い。
普天間問題もまるっきり同じで、
「沖縄がかわいそう」「徳之島がかわいそう」
といったところで、じゃあ自分の住む町に、
基地を引き受ける覚悟があるのかっていったら、
そんな人は皆無に等しいだろう。
だったらかわいそうなんていうな。

本当にかわいそうなのだろうか?
「日本の畜産業界が壊滅的になってしまう」
とかもっともらしいこと言うけど、
自分の食生活を振り返ってみて、
そんなに国産牛ばかり食ってるか?
海外産牛肉ばっか食っていて、
別にそれほどたいした影響ないんじゃないの?

国産牛がないと飢え死にするのか?
コメがなくなり輸入米しかないというのとは、
はるかに次元の違う問題ではないのか。
国産牛がなければ日本の食卓は破滅するか?!

どんなビジネスにも当たり前だけどリスクがある。
そのリスクをすべて国で、
すなわち国民の税金で助けるべきなのか。

どんなビジネスもリスクに見合った報酬をとっているわけで、
リスクが発生した時には、
これまでの収入で補うのが、
普通のビジネスのあり方だろう。

いや、牛は大切な産業だから保護しなければ!
というなら、他の農作物はどうなのか。
自動車が売れなくなったら、トヨタを税金で助けるのか。
じゃあサラ金が全滅して500万人が追加融資受けられなくなったら、
「税金でサラ金を助けるべきだ」といったら、
国民は猛反発するだろう。

ビジネスのリスクをどこまで助けるか、
その線引きははっきりしなければならない。
なんでもかんでも助けていたら、
いくら税金があっても足りない。

そもそも今回の口蹄疫(家畜伝染病)問題で私が不思議なのは、
畜産家は口蹄疫対策を何もしていなかったのだろうかということ。
「政府の初動対応が悪い!」「県の初動対応が悪い!」
となんでもかんでもお上が悪いという論理で糾弾しているけど、
じゃあ自分たちの危機管理はどうなってたのだろうか。

口蹄疫って畜産という商売をする上で、
当然起りうるリスクなわけで、
それを想定した対策なり保険なり対応なりを、
お上うんぬんの前に自分たちではやっていなかったのだろうか。

もちろんお上の対応が悪かったから、
深刻な被害になってしまったことは事実だろう。
しかしすべてお上が悪いのか。
家畜伝染病対策を畜産を営む者はやっていなかったのか。
それが不十分ではなかったのだろうか。

牛が殺されてかわいそうというのも、
ほんと意味がわからず吐き気がする。
「何年もかけて手塩にかけて育てたのに・・・」
っていうけど、牛はペットとして飼っているわけじゃなく、
殺して肉にして売るわけでしょう?
つまり伝染病が流行らなくなって、
育てた牛をぶっ殺して生計を立てているわけです。

つまり悲しいのは、
牛が殺されることではなく、
牛が金にならないことではないのか。
だって別に家畜伝染病にならなくても、
牛は殺される運命にあるんだから。

なんかそういう現実をすっ飛ばして、
「殺すのはかわいそう」「かわいそう」って、
ほんとに気色悪い。

かわいそうなら牛肉食うなよ!
動物愛護家でもないのに、
牛が殺されるのはかわいそうとかって、
いつから動物愛護家になったんだって話。
生き物を殺して食べて生きてるくせに。

だいたい種牛49頭の殺処分を「かわいそう」だから、
延命署名に6000人も集まり、
延命を認めなかった政府をまるで悪のように扱う、
マスコミと国民って頭おかしいんじゃないか。

日本の畜産業界を守るために、
これ以上、全国に被害を拡大させないために、
感染疑いのある牛を殺すのでしょう。
かわいそうだから殺さなければ、
もっと感染が広がってしまうことに、
頭が回らないのだろうか。
偽善ほどやっかいなものはない。

「かわいそう」を連呼する前に、
今重要なのはこれ以上、感染を拡大させないことではないのか。
それが「かわいそう」というもっともらしい世論のせいで、
結果、深刻な被害拡大になったらどうするのか。

安全地帯からならいくらでも無責任に「かわいそう」と言える。

同情するなら金をやれ。

同情して被害者の味方になったふりして、
それで満足してしまう偽善が蔓延していることが、
私にはなんともキモチ悪くて仕方がない。

そんなにかわいそうなら義援金を寄付すればいいと私は思う。

ちなみに義援金詐欺が横行しているらしいうので、
寄付をするならきちんと見極めてしてほしい。

by kasakoblog | 2010-05-25 08:55 | マスコミ

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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