物足りないのは習慣のせいだ
2010年 05月 28日
生活に多大な影響を与える。
「なんか物足りない!」
そう思った時は習慣のせいだ。
毎食、大盛りを食べていれば、
たいしてお腹が空いてない時でも、
大盛りでないと物足りないと感じてしまう。
毎日ビールを飲んでいると、
1日飲まなかっただけで無性に物足りなさを感じてしまう。
株やギャンブルで10万円儲かった時が続いたとすると、
1万円ぐらい儲かっても、儲かった気がしなくなる。
たばこを吸っているのに煙がないと、
物足りなさを感じてしまうとか。
本当に物足りないわけではないと思うんです。
でも習慣の問題で、
いつもそれをやっているから、
急にやらなくなると物足りないという錯覚を感じてしまう。
いい習慣なら物足りなさを感じることで、
いい力を継続できることになるけれど、
悪い習慣なら悪い習慣から抜け出せなくなる、
悪いスパイラルに陥ってしまう。
たとえば私の場合、いい習慣は毎日の日記の更新。
もう10年も続けているから、
夜遅く帰ってきて、「今日はしんどいからやめようかな」
という誘惑にかられることも多いんだけど、
やっぱり習慣になっているから、
書かないと気がすまなくて、
それで毎日更新が10年も続けていられる。
習慣による慣性の法則のいい例なんです。
一方、毎日ポテチを食べる習慣。
お腹がいっぱいとか空いているとか関係ないんですよね。
どんなに夕食たらふく食べても、
その後にポテチを食べないと、
いつもの習慣から物足りないと感じてしまう。
だからお腹いっぱいでも、
どんなに夜遅くても食べなきゃ気がすまないから、
ついつい毎日食べてしまう。
これ悪い習慣の慣性の法則。
結局、人って自分にどんなしつけ=習慣をつけるかで、
行動も気持ちも変わってくる。
本当に物足りないわけじゃないんです。
本当にできないわけじゃないんです。
結局、すべては慣れの問題。
慣れが自分の行動や気持ちを縛っている。
だから悪い習慣があったら、
それを治すにはしばらくぐっと我慢して、
それがなくてもいい習慣をつければいい。
逆にいい習慣をつけたかったら、
毎日課したことは必ずやるよう習慣づけていく。
するとしばらく経てば、
何も考えなくても自然に体が動くようになる。
自分にどんな習慣をつけ、
どんな習慣をやめるべきか。
自分のいつもの行動を見直して、
新しい習慣スタイルを身につければ、
毎日の生活が変わり、人生も変わると思う。
まあ私の場合、毎日ポテチを食べることは、
自分の精神衛生上の健康を保つ上でプラスになるので、
やめる気はないのですが(笑)
社会の一般的価値判断ではなく、
自分が何をしたいか、
何を重視するか、何を身につけたいかで習慣づけを考えればいい。