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絶景が見れる!立山黒部アルペンルートの旅


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トラベルライターとして、これまで、
国内のいろんなところを旅した私ですが、
今まで旅行したなかで最も素晴らしい景色ではないか!
そんな風に思ったのが、土日に訪れた立山でした!

「でも本格的な登山なんかしたことないし、
標高3003mなんて行くのは絶対に無理」
「かさこさんみたいに体力はないし行けない」
と思うかもしれませんが、そんなことはまったくありません。
小学校低学年もかなりいました。
※富山では小学校で登るらしい。

どうやってこの絶景の地に行くのか、
詳細に紹介しますので、ぜひ行ってみてください!

●1:標高2450mの室堂へは、
富山からバスで2時間で行ける!

標高2450mまで徒歩で登る必要はなく、
公共交通機関で簡単に行けるのが、立山のいいところ!

私の場合、
羽田空港6:50→(飛行機)→富山空港7:50
富山空港8:05→(バス)室堂10:15
というルートで行きました。
朝、家を出て、もう10時には標高2450mまで行けるのです。

通常、富山空港から室堂へは、
富山空港→バス→富山駅、
電鉄富山駅→電車1時間→立山駅、
立山駅→ケーブルカー7分→美女平、
美女平→バス1時間→室堂、
とかなり面倒なのですが、夏は朝に直通バスが出ています!
(富山駅発、早朝のみ、本数は少ない)
片道3000円ですが、これを使うと便利です。
http://www.chitetsu.co.jp/bus_a/murodou.pdf

というわけで当日10時過ぎに標高2450mまで簡単に行けます。

●2:山に登らなくても絶景
標高2450mの室堂ターミナルは、
ホテル、レストラン、喫茶店、そば屋、みやげ屋など、
店が充実しています。
ターミナルを出てすぐの場所には、
3000m級の山々が目に前に見えます!

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山に登るのがしんどい人は、
ここで山を眺めながら、遊歩道が整備された、
みくりが池周遊コースを散歩するとよいでしょう。
登りはなく、美しい池を見ながら1時間ぐらいで歩けます。

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日本一高地にあるみくりが池温泉が、
ターミナルから歩いて15分ぐらいの場所にあり、
日帰り入浴もできるので、
散歩した後、温泉に入るのもよいでしょう。

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もし多少の体力があれば、
みくりが池温泉から急な坂道を下ったところに地獄谷があるので、
こちらもあわせて見るとよいと思います。
登りはつらいですが、歩いて10分ぐらいで行けます。

●3:ホテルに泊まるべし
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一般的な立山黒部アルペンルートのツアーは、
ここでちょこっと休憩し、
すぐに黒部ダム方面へと抜けていってしまいますが、
それはもったいない!
ぜひここで1泊しましょう。

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宿泊するとよいのは、
天気のいいう夕方、朝方の風景を見れること。
夏は朝方から午前中と夕方以降は、
雲ひとつないいい天気に恵まれる可能性が高いものの、
日中、昼過ぎから午後にかけては、
雲が増えて、せっかくの山が雲で隠れてしまうことが多いです。
(日中になると地上が温められて、
水蒸気が山の方に上昇してきて、
午後、雲が多くなってしまうとのこと)

実際、私が訪れや土日も、
朝や夕方は雲ひとつなく、
山がくっきり見えたものの、
お昼から午後は雲が多くて、
山が隠されがちなことが多かったからです。
もちろん泊れば夜に美しい星空も見れます。

一番のメリットは、泊れば、天気がいい朝のうちに、
3003mの雄山に登れることでしょう。

ただ問題は日本一高い場所にあるホテル立山は、
かなり宿泊料金が高いこと。
ハイシーズンは1泊2食付で1人3万円以上もします。
http://www.alpen-route.co.jp/h-tateyama/

値段はめちゃくちゃ高いですが、
泊まる価値は十分あります。
この立地で泊れるということだけで、
高い金を払う価値があります。

施設は豪華ではなく、一般的なホテル施設で、
トイレ付のみの部屋が多く大浴場利用ですが、
山小屋に泊まるよりはきれいな施設で泊まれます。

夕食は豪華。
和食か洋食か選ぶことができ、
洋食はちょっとしたコース料理が出ます。
朝食はバイキングですが、
メニューが充実していておなかいっぱいになります。

そうはいっても1泊3万円はあまりにちょっと・・・という方は、
室堂山荘かみくりが池温泉宿へ。
多分個室はそう多くなく相部屋が多いと思いますが、
1泊1万円前後で泊れます。

●4:3003mの雄山までたった2時間!
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泊った翌日、なるべく朝早く、
3003mの雄山をめざしましょう。
朝早ければ早いほど、天気が良く、眺望もいいはず。

2時間で頂上に着きます。
はじめの1時間、山荘がある一ノ越までは、
上り坂ではありますが、道が整備されていて、
とても歩きやすいと思います。

1時間登った一ノ越からでも、
室堂高原を一望でき、とても素晴らしい景色が広がってます。

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その先の1時間の登山がかなりしんどいです。
急な傾斜道で岩だらけの道です。
見上げるとぞっとします。

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でもそれも1時間。
時々、平らな場所があるので、
ゆっくり休み休み行けばいい。

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素晴らしい景色を左に眺めながら、
1時間で3003mの雄山に到着。

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山麓には神社の社務所があり、
カップヌードルやペットボトルを500円で売ってます。

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3003mの頂上は立山雄山神社があり、
参拝料500円を払わなければなりませんが、
おはらいしてくれます。

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この神社からの景色も素晴らしいです!

帰りも一ノ越までの1時間、
急な坂道を下るのは結構怖いですが、
気をつけて歩いていけば大丈夫。

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一ノ越まで行けば、あとは整備された道を下るだけなので、
30分ぐらいで室堂ターミナルに到着できます。

●5:帰りは黒部ダム経由がおすすめ
室堂からすぐに帰りたければ、
富山方面に戻って、富山空港から飛行機に乗るのが手っ取り早いですが、
せっかくであれば、
室堂から黒部ダムを通って、長野方面に出るルートがおすすめです。

ただしいろんな乗り物を乗り継ぐため、
おもしろいですが金はかかります!

室堂から立山トンネルトロリーバスで10分(2100円)。
立山の反対側、標高2316mの大観峰に到着。
大観峰からは黒部湖が見事に見えます!

大観峰から立山ロープウェイで7分(1260円)。
標高1828mの黒部平に到着。
このロープウェイがすごいです!
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標高差500mを下り、しかも支柱が一本もないロープウェイ!
景色もよいです。

黒部平から黒部ケーブルカーで5分(840円)。
標高1455mの黒部湖に到着。
黒部湖にあるダムの上を歩くことができ、
ダムと湖を見学することができます。

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自然と人工物の合わせ技の景色もまたすごい!

黒部ダムから関電トロリーバスで16分(1500円)。
標高1443mの扇沢に到着。
扇沢からバスで40分行くとJR信濃大町駅に。
そこから松本に行き1泊し、
松本城を見て帰るとよいでしょう。

私の場合は土日で行ったため、
扇沢から長野駅まで行く直通バスに2時間乗り、
長野駅から新幹線で一挙に東京に帰ってきました。

交通費や宿泊費にお金は結構かかりますが、
山荘に泊り、富山ー室堂往復なら、
最小限に抑えられるかもしれません。

しかしこんな素晴らしい景色を見れるのなら、
これだけのお金を払っても十分元はとれると思います。

私は国内・海外あちこちに行ってますが、
こんな素晴らしい絶景はなかなかないです!
しかも海外でチベットに行くわけでもなく、
国内でこんなに簡単に行けるというのがすごい。

というわけでぜひ夏場、立山に行ってみてください!

立山のトレッキングマップなどが詳しい、
立山黒部アルペンルート公式ページ
http://www.alpen-route.com/

by kasakoblog | 2010-08-24 22:08 | 旅行記

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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