日本の輸出依存度は極めて低い

円高と騒いでいる奴はバカだ!
日本は世界のなかでも極めて輸出依存度の低い国。
輸出企業の業績が悪化しても、
他国に比べて影響は極めて軽微だ。

2008年の各国の輸出依存度を見てみよう。
アメリカ 9.1%
日本   16.1%
イギリス 17.1%
フランス 21.1%
イタリア 23.7%
ロシア  27.9%
中国   33.0%
ドイツ  39.9%
韓国   45.4%

出所:総務省「世界の統計2010」
http://www.stat.go.jp/data/sekai/zuhyou/0903.xls

円高になって大変なのは輸出。
しかし円高になると輸入は大変な恩恵を受ける。
スーパーに行ってみるがいい。
外国製品だらけの日本では、
円高になれば円高還元セールの恩恵に預かれる。

スーパーで売っているものだけではない。
輸入に頼るガソリンは安くなる。
原材料を輸入に頼る業界は、
仕入れコストが下がり、恩恵を受ける。

ここ何十年、バカの一つ覚えのごとく、
円高が大変だ、円高だから日本経済が崩壊する、
円高だから何とかしろとバカ騒ぎしているのか。
まったく意味不明である。

もちろん円高になれば自動車をはじめ、
輸出産業は打撃を被る。
しかし韓国の45.4%、ドイツの39.9%、中国の33.0%という、
輸出依存度の高さに比べたら、
日本経済全体に与える影響は極めて少ない。

いやでも株価は安くなってるじゃないか!
と批判するアホな連中がいるが、
それは上場企業に輸出企業が多いからだ。
別に上場企業が日本経済のすべてではない。

円高になると政府の無策を叫ぶ経済界って、
自分たちの無策・無能ぶりをアピールしているようなもの。
円高という絶好の機会に、
原材料や資源を買い占めるとか、
海外企業を買収するとか、
いくらでもできることはあるはずだ。

円高=悪と刷り込まれている日本。
しかし日本の輸出依存度が、
アメリカに次ぐ低さということは、
ろくにメディアは報じない。

円高=悪という思い込みはさっさと捨て、
メディアや政府がトヨタのいいなりにならず、
日本経済全体にとって何がプラスになるのか、
しっかり見極めるべきだ。

そして賢い国民は、
円高時にFXで外貨を買えばいい。
円安になって売れば一儲けできる。
現に金券屋ではドル紙幣が売り切れだという。

円高になるなとバカ騒ぎするより、
円高になるとどんなチャンスがあるのか、
しっかり国民に教えない限り、
いつまでたっても日本経済は、
一部の輸出産業のために沈没させられかねない。

円安になるより円高になった方が、
一般国民の恩恵ははるかに多いだろう。

by kasakoblog | 2010-08-25 22:01 | 金融・経済・投資

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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