尖閣諸島付近で発生した中国漁船衝突事件の一件を見ても、
日本人が「中国憎し」と思うニュースが度々流されている。
国民をコントロールするのに最も都合のいいのは、
政府以外の敵を作ることだ。
中国政府にとって中国国民が日本を敵にしてもらえば手っ取り早いように、
日本政府にとって日本国民が中国を敵と思ってもらえれば、
これほど都合のいいことはない。
共通の敵を作ることで一致団結することができ、
政府は強い姿勢を見せることで支持率を上昇でき、
検察や警察や政治のいかさまニュースを、
すべてかき消すことができるからだ。
中国政府がノーベル平和賞受賞ニュースを放送できなかった。
中国政府が最も恐れているのは、
日本でもノルウェーでもアメリカでもない。
自国の国民だ。
中国人の不満が爆発し、火がつき、
それが政府に向かってきたら大変なことになる。
なんせ数は多い。
民衆の反乱が広がれば、
政府はあっけなく崩壊する恐れもある。
だから必死で都合の悪い情報は流さず、
日本を敵にすることで国民の目をそらすことに必死だ。
だから日本人にとって中国政府の態度がムカつくのならば、
中国政府にムカついている中国国民と仲良くなるのが一番いい。
それをされたら困るから、
中国政府は必死に日本人を敵に仕立て上げているわけだ。
情報統制を行っている中国だが、
北朝鮮のように「鎖国」しているわけでもなく、
ある程度、国民の「自由」もあるから、
国内で情報封鎖しても、
海外に行って情報にふれる中国人は多いし、
ネットを使って情報のやりとりをできる場合もある。
つまり中国政府の「壁」は崩れつつある。
だからこそ日本を敵に仕立て上げるのを、
何かの理由につけて1年に1回ぐらいやっているわけです。
日本人が中国政府の挑発にのって、
中国人憎しの態度をとれば、
日本人と接した中国人は、
中国政府の言う通り、日本人はひどい奴らだと思い、
ますます中国政府の「洗脳」にはまることになる。
だから日本人がすべき態度は、
中国人と仲良くすること。
中国人と仲良くなり、反日感情が薄らぐだけでなく、
さまざまな情報を提供することができれば、
いずれこのふさげた中国政府は、
中国人の手によって転覆し、
親日的な国家が作られる可能性もある。
中国政府の「壁」はもうもたない。
だから必死になっている挑発にのらず、
中国国民と仲良くなって、
おかしな中国政府が転覆する方が、
日本人にとってもいいことだと思う。
隣人ほど近すぎて憎いと思うが、
隣人と仲良くならない限り、
平和な日常は送れないのだから。