贈り物
2010年 12月 23日
簡単なようでいて実はすごく難しい。
多くの人は自分があげたいものをあげる。
相手が欲しいかどうかはさておき、
「自分が気に入ったものだから相手も欲しいだろう」と、
好意の押し付けになってしまいがち。
そういうプレゼントをもらうと、
もらった方は困ってしまう。
くれた人の好意はわかるが、自分にとってはいらない。
いらないけど捨てれない。
捨てれないけどいらない。
こうして収納の奥へと突っ込まれ、
何年も収納の1スペースを占拠し、
何年かたってやっと捨てる決意をする。
でも本当はこういうものこそ、
早めに断捨離した方がいいが、
そういはいっても相手の気持ちがあるだけに、
なかなか捨てれるものではない。
だから、相手のことを思ってプレゼントするなら、
自分のあげたいものではなく、
相手が欲しいものをあげること。
それが一番いい。
相手が欲しいものならたいそう喜ぶだろうし、
それを毎日使ってくれたり、身につけたりしてくれる。
それを見ればあげた方もうれしいだろう。
プレゼントしたものが有効に使われているのだから。
またプレゼントするなら、
もはや、モノ、である必要はないかもしれない。
モノってたくさんあふれている。
もうそんなに必要ない。
欲しいモノといったら、
それこそ家だとか車だとか、
桁違いの高額なものになってしまいかねない。
だからプレゼント=贈り物はモノである必要はない。
どこか旅行に行くのを“プレゼント”してあげたり、
レストランで食事をご馳走するのを“プレゼント”するのもいい。
ただ人って物的崇拝から逃れられない面もあり、
プレゼントが形あるモノでなく、
旅行や食事といった形ない、後に残らないものになると、
物足りなさや味気なさを感じる人も多いかもしれない。
どうしてもモノにこだわるなら、
やっぱり相手が欲しいものをあげるのがいい。
プレゼントが好意の押し付けにならないように、
自分が欲しいものでなく、
相手が欲しいものを贈りたい。
そのためにはもっと深く、
コミュニケーションをとる必要がある。
何年、何十年一緒にいたとしても、
相手が欲しいものって意外とわからなかったりもするから。
相手のことを思ってプレゼントするのなら、
相手としっかりコミュニケーションをとって、
相手が喜ぶものを贈ってあげたい。
きっとそれが幸せの第一歩。
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