たばこ禁止条令
2001年 02月 11日
今回は一体どんな法案引っさげてやってきたのだろうか?
かさこ総理いわく「法律の基本は『人に迷惑をかけないこと』。
人に迷惑をかけないのなら、何をしてもいいと思うし、
何かしらの迷惑がかかるなら、その行為は禁止した方が良いと思う。
そういう観点から、わたくしは法律を作っている。」
なるほど、それで?
そう考えた時、全く治外法権な物がある。
たばこである。
「人に迷惑をかけるかけない」という観点から考えれば、麻薬なんかよりたばこの方がはるかに有害だ。
公衆の面前で堂々と吸うことを許され、しかも吐き出される煙は、吸わない人にまで害を及ぼす。
たばこを吸った人の体が悪くなるのは勝手だが、その不快な煙が吸わない人にまでいくからだ。
こんな人に迷惑をかける代物がなぜ公然と売られ、
しかも堂々と公の場で吸うことが許されているのか不思議でならない。
たばこを吸う人はよくよく考えてほしい。
たとえばよっぱらいのおやじが、酒臭い息を自分の近くに息を吐きつけたら不快ではないだろうか?
汚らしい臭いをぷんぷん漂わせた人が、自分に向かって息を吐きつけてきたら不快ではないだろうか?
それと全く同じ事が、たばこの煙なのである。
吸わない人にとってはこんな不快なものはない。
それを公然と許されていることが私には信じられない。
もしそれでもたばこを吸いたいというのなら、人から不快な煙を吹き付けられても文句を言わないことだ。
たばこの煙が漂って迷惑を被っている人は、吸っている人に対してつばを吐いてさえいいと思う。
たばこの煙は、衣服にも臭いをつけるほどの有害なものなのだから。
たばこを吸っている人が悪いというより、たばこが許されている社会の常識がおかしいのではないだろうか。
「人に迷惑をかけない」というのが基本的な社会の最低限のル-ルだとするならば、
たばこなどというとんでもない迷惑物は、売買禁止するのが当然のことである。
麻薬を売ったり買ったりしたら厳罰が処せられるように、たばこの売買そのものを禁止にする。
ということで、たばこ全面禁止条例を公布する。
かさこ総理、またまた大胆な。
禁煙者からは歓迎されるでしょうが、喫煙者の支持が大幅に落ちてしまうのでは?