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新聞の値段

東京に引越してはじめて新聞屋の集金が来た。
朝日新聞で朝刊のみというのは前から変わっていないので、前と同じ3570円を払おうとしたら「3720円です」という。
「うちは夕刊頼んでませんよ」と反論すると、「わかってます」と答える。

新聞やいわく、朝夕刊セットの値段はどこも3920円。
ただ、朝刊だけの値段は、都内は3720円、それ以外の地域によっては3520円のところもあるという。
「なぜ同じ新聞なのに値段が違うの?」と不思議に思ったが、
新聞屋の兄ちゃんもただ決まりにそってやっているだけなのだから、仕方なく3720円払った。
新聞の値段が地域によって違うなんて今まで知らなかった。

しかしどうも納得がいかない。同じ新聞なのだから、値段が違うというのはやっぱりおかしい。
そこで朝日新聞の本社に電話を掛けてみた。
すると電話口に出た人はクレーム処理専門なのか、誠に申し訳ないというようにその真相を語った。

「朝刊だけの場合は、地域によって違うのではなくお店によって違うんです。
朝夕刊セットはどこでも一律の料金。というのも、朝夕刊セットで読んで欲しいというのが基本的なスタンスでして、
本来、朝刊だけというのは認めていないんです。
ただ朝刊だけでいいというお客様のために、お店によって朝刊だけの場合の値段を特別に設定しているのです。
お店によっては朝刊だけの場合すごく安するところもあれば、そんなに安くしないところもある。
それで朝刊だけの値段が、場所によって違うことがあるのです。」

なるほどそういうことか。
朝夕刊セットで読めというのが基本的な姿勢なので、朝刊だけというのはあくまで特例という考え方なのだ。
まあそれなら「地域によって違う」という新聞屋の説明よりも納得がいくが、
でもやっぱり同じ新聞で値段が違うというのは納得がいかんよな。
しかも新聞の代理店は自分では選べず、住所で決められてしまうのだから。

まあでもこの矛盾を本社の人間はよくわかっているようで、
こういうクレームが何度もくるのか、非常に申し訳ないという態度で接していた。
今の社会はいろいろと複雑すぎるんだよな。もっとシンプルに、もっと当たり前に考えたら、
やっぱり同じ新聞の値段は同じにすべきだよな。

by kasakoblog | 2001-02-22 01:39 | マスコミ

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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