花粉症バカンス
2001年 04月 11日
ということで、次期総理大臣のかさこが新たな政策提言を行ないます。
ちょうど1年前、つぶやきかさこで花粉症の話題を書いて、またこの嫌な時期がやってきた。
昔は花粉症はごく一部の人のみの病気だったにもかかわらず、
年々花粉症患者が増えて、今ではほとんどの人が何らかの形で花粉症にかかっている。
しかも花粉だらけの田舎より、なぜか都会に患者が多い。
さらには外にいるときにだけ症状が出るだけでなく、
窓が開かないビル内のオフィスに入っても、その症状が出るのはやっぱりどこかおかしい。
かさこ総理は、花粉症を単なる自然の花粉による病気ではなく、「近代化・都市化による新たな公害」として捉え、
このままでは「花粉症で日本は滅びる」との危機感を募らせている。
病気にもかかわらず、無理して会社や学校に行かなくてはならないのはおかしい。
目や鼻が気になりながら仕事や勉強をしていても、集中力に欠け、ミスや失敗のもとになる。
ある統計によると、花粉が舞う期間中は他の時期より圧倒的にミスが多いとのことだそうだ。
ほんのささいなミスから、単なる仕事上のミスだけでなく、交通事故や重大事故にまで及ぶ可能性がある。
ある作家は、花粉が舞う時期は仕事にならないので、日本を出て海外で執筆なり仕事をするという。
そこで日本では3月から2ヵ月を「花粉症バカンス期間」とし、基本的に一切仕事や学校はお休みとする。
花粉に悩まされない国外脱出を積極的に奨励する。
花粉症でない人が必要最低限の仕事をし、この期間に働いた人は別の期間バカンスを取れることにする。
花粉がひどいから、それを抑えこむために何とかしようという発想ではなく、
花粉がひどいなら、仕事を休みにしてしまえ、花粉がひどい日本にいる必要はないという、
自由な発想で問題の解決を図ってみてはどうだろうか。
なお、花粉症バカンス法案をかかげたかさこ総理は、全国の花粉症患者から圧倒的支持を得ているという。
何かに逆らってまでやならければならないことなんてこの世の中には何もない。