幻?!のアイスモナカ
2001年 05月 22日
湯上りに夜風に吹かれながら、夜道でアイスを食べながら帰るこの瞬間は、
風呂なしアパートだからこそ味わえる至福の時である。
銭湯上がりの瓶牛乳でも瓶コーヒー牛乳も捨てがたいが、最近は専らアイスを食べることが多い。
アイスは何を買うかは決まっていて、いつも僕は森永の「チョコモナカ ジャンボ」を食べる。
チョコが入っていながら結構さっぱりしていて、量も150mlと多く食べ応えがあってよい。
さくさく感のある外皮と中に入っている涼感あふれるアイスとのハーモニーが、口の中にわあと広がる食感がたまならい。
だから銭湯に行くと決まってこのアイスモナカを買って帰るのだ。
ところが最近、異変が起きた。
この森永アイスモナカを銭湯で置かなくなってしまったのである。
週2回しか銭湯にこないような一顧客の意見の要望など聞いてくれるはずもなく、
僕は泣く泣く違うアイスを買って帰るのだが、どれもアイスモナカに勝るものはなかった。
しかし、最近になって森永アイスモナカを上回る新兵器が登場した。
アイス大好き少年のかさこさんですら今まで見たこともない謎の商品。
その名は、「雪印 コーヒー モナカ」である。
これが森永アイスモナカ ジャンボに勝る最高傑作のアイスモナカなのである。
チョコとバニラの両方を入れた森永モナカとは違って、中身をコーヒーにしたことにより、
さっぱり感が格段にアップしているのだ。
しかもこのコーヒーが甘すぎず渋すぎずちょうどいい具合の味になっていて実にうまい!
さらに驚くべきことにこの雪印モナカは内容量が200mlで、森永ジャンボモナカよりも量が多いのである。
怪我の功名というべきか、大ヒット商品を新発見したのだ。
しかし残念なことに、この雪印コーヒーモナカも売られなくなってしまった。
森永のアイスモナカジャンボはコンビニでも売っているのをよく見掛けるが、
雪印のコーヒー モナカは他で売られているのを見たことがない。
どこかでこの幻の大ヒット商品を安定供給できるところはないのだろうか?
僕から銭湯の楽しみの一つを奪わないでくれ。