発売日前の新曲を入手!
2001年 10月 26日
毎週火曜日発売のジャンプを、日曜日に買える店があると聞き、並びに行ったり、
ドラクエの発売日前に予約したお店に押しかけたり、
毎週発売のファミマガをコンビニに朝早く行って買って来たり…。
そんな悪癖が今でも根強く残っている。
今、2ヶ月に1度楽しみにしているのが、100巻完結めざしてばく進中の小説「グインサーガ」。
発売日の2、3日前からどこかに売っていないものかと、あちこちの本屋をうろうろする。
もう一つは、ミスターチルドレンのCD。
これもまた発売日の2、3日前になるとそわそわして、どこかにあるんじゃないかと、
CDショップを歩き回ったりする。
僕がせっかちであるということもいえるが、
本にしてもCDにしても発売日の前に売り出していることが多いのがいけないともいえる。
何のための「発売日」なのかよくわからない。
CDは大概どの店でも発売日の前日には売り出しているし、本もそういったことが多い。
だから探してしまうのだという僕の言い訳もある。
どの店もきちんと発売日を守ればいいのに。
まあしかし、このところシングルCDに関しては禁じ手のおかげで、
店をうろうろする必要がなくなった。
というのも、11/6発売予定のミスターチルドレンの新曲シングル「youthful days」を、
もう手に入れてしまったのだ。8月に発売された「優しい歌」の時も3週間ぐらい前に手に入れた。
それもラジオやテレビから採った音の悪いものではなく、きちんとした音質のものなのだ。
どうもインターネットで、ミスチルに限らず、どんな新曲でも、
発売日の1ヶ月前近くから無料でダウンロードできてしまう違法サイトがあるらしいのだ。
僕はその恩恵を間接的に受けているだけなので、直接は知らない。
しかしインターネットというのはこんなことができてしまうのだ。
半分罪悪感を感ぜずにはいられないが、僕はどうせシングルが出たらきちんと買うからまあいいとしても、
きっとネットに曲を流出させているのは業界人なのだろう。
それ以外には考えられないのだから。
プロ意識を持った業界人なら、自らの業界の危機を招くような違法アップロードはやめてもらいたいものだが、
そうはいっても「できてしまうこと」をしないという、欲望を抑える力は残念ながら現代人にはない。
もちろん僕もその一人といえるのかもしれないが、
自制の心がない社会というのは非常に危険だよなと思う。
だって何でもありなんだもん。
おそろしいな。
といいつつも、その恩恵を受けて新曲を聞き入っている僕ではあるが…。