人間失格マーシーの言葉に一理あり
2001年 12月 13日
盗撮して謹慎し、やっとここ最近芸能界に復帰したばかりの田代まさしが、
またもや盗撮で捕まり、さらには覚せい剤所持まで発見されてしまった。
盗撮という愚かなる行為にもかかわらず、周囲のあたたかな配慮から、やっと復帰した矢先の出来事に、
ちょっと信じられないニュースだった。
2度目が発見されたら大変なことになるとわかっていながら、
またもややってしまったマーシーの心の闇とは一体何なのか?という興味はあるが、その考察はさておき、
実は今日おもしろい映像を芸能ニュースで流していた。
それは田代まさしが復帰後のここ最近、大学で講演したビデオだ。
ここでマーシーはこんなことを言っている。
「オレが盗撮した行為は許されないにもかかわらず、
オレはマスコミから謹慎中にパチンコやった姿を『盗撮』されて、
あることないこと書かれている行為は、一体どうなるんだ?」
(確かこんな内容だったように思う。正確ではない)
これに日本有数のパパラッチ、梨本リポーターがテレビで激怒した。
「なんだあいつは。そんなこと言っているからまたバカなことやるんだ。
自分の罪を棚にあげて、次元の違う問題にすりかえるなんて卑劣な奴だ。
芸能人がパチンコしている姿を撮られるのと、一般人がパンツを盗撮されるとのではわけが違う。
パンツを盗撮された人の気持ちを考えたことあんのか!!」
(確かこんな内容だったように思う。正確ではない)
思わず、僕は「梨本バカだな、こいつ!」とむなくそ悪くなった。
確かにマーシーがした盗撮行為は許されない。
しかし、一般人のスカートの中を盗撮するのも、芸能人の私生活を隠れて撮って、
あることないこと書きたてる行為と、僕はその犯罪性・下劣性においては、 マーシーの言う通り何ら変わりはないと思う。
梨本パパラッチは、自分の職業批判をされたからムキになって反論したんだろうが、
芸能リポーターのやっている行為は、芸能人のケツ追い掛け回して、 スカートの中のパンツを盗撮するのと何ら変わりはない。
パパラッチ梨本こそ、勝手に盗撮され追いかけまわされる芸能人の気持ちを考えるべきなのだ。
パパラッチのパパラッチ。 盗撮の盗撮。 ストーカーのストーカー。
芸能人をつけねらう低俗レポーター梨本に、マーシーを批判する権利は全くない。