価格破壊のその先は?
2002年 02月 20日
デフレのおかげで価格破壊が急進行している。
マックハンバーガーや牛丼に限らず、今いろんなものが価格破壊を起こしている。
テレビ番組「トゥナイト」を見ていると、
シングルCD500円や(はっきりいってまだこれでも高い。シングルはきっと消滅するだろう、
というのが僕の予測)アルバムが2000円。
「カーコンビニ」では車の修理代が従来の半額、
ラブホテルの休憩代金から中古ビデオまで、様々な価格破壊が起きている。
もちろん様々な価格破壊が起こるということは、当然給料の価格破壊も起こるわけで、
価格破壊バンザイとだけはいっていられないのは事実だが、
モノが売れないデフレ経済だからこそ、今まで殿様商売していた価格が見直されているという利点もある。
価格破壊の行く末は、みんな仕事が今の半分になっても生きていける、
極楽天国社会を僕は予想しているわけだが、
日本に住む人を今もっとも不幸に追いやっている悪の権化である、
住居費の価格破壊が今だ起こらないのは大変けしからんことである。
よくよく考えてみれば日本という国土の面積は変らず、人口は減っているのだから、
単純に土地を持っている親から土地をそのまま引き継げば、
みんな30年も借金抱えて、家のために奴隷のように嫌な仕事を一生する必要がなくなるわけである。
家や土地の値段も今の半額ぐらいが適性だと僕は思う。
といっても土地で価格破壊が起きないのは、ようは銀行やら企業やら土地成金やらの横暴に過ぎない。