小泉首相の秋休み提案
2002年 03月 25日
大概はすべて建設利権に関わっているわけである。
ようは国民の税金の予算をぶんどって、特定の企業に公共事業としてまわして、
そこからピンハネしようという、税金の泥棒なわけである。
こんなことが鈴木宗男に関わらずあちこちにまかり通っている中で、
景気が悪いから未だに景気刺激策を公共事業という形にして、
国民の何の役にも立たないものを建てて(ムネオハウスなどその最たる例だが)、
特定企業と官僚と政治家でおいしい思いをしようと考えているわけである。
そういった無駄な事業が財政を圧迫し、税金負担が増え続け、景気は良くならないという、
どうしようもない悪循環を繰り返しているわけである。
しかし小泉首相の登場で、少しは明るい兆しが見えてきた。
一時期、ヒステリックばばあ田中真紀子を切ったことで、支持率急落だとマスコミに騒がれていたが、
これまでの歴代首相と比べたら雲泥の差だ。
小泉首相の先進性を改めて感じさせる記事が最近あった。
小泉首相が景気対策として、秋の大型連休を提案していたそうだ。
「税金を使わないで経済効果が出る」案として実に素晴らしいと思う。
かさこ内閣総理大臣もつぶやきかさこで度々「休暇景気対策」を提唱しているが、
やっとそのようなことを考える現役政治家が出てきたことにほっとしている。
しかし残念ながら政治家にとって何の利権にもならない「休暇景気策」は、「奇策」として葬られようとしている。
残念ながら小泉首相の意見は従来の政治家から見れば「変人」としか見られないようだ。
鈴木宗男を追求した辻元議員の不正が発覚した。
結局今いる政治家は程度の差こそあれ、みんな似たようなことをしている。
官僚も政治家もそうとっかえしなければ、小泉首相のような先進性が生きない。
何をやっても意味はないだろう。
いっそうのこと、国民から官僚・政治家の希望者を募って、
抽選で決めた方が今よりましな政治ができるんじゃないかと思うほど、今の官僚・政治家はひどい。
小泉首相の休暇景気策を受け入れる、先見の明ある政治家連中は現れないのか?
※余談
特殊法人の廃止といい休暇景気政策といい、
ひょっとして小泉さん、かさこ内閣総理大臣を参考にしているのでは?