「できちゃった婚ベビー」が4人に1人という大変な事態!
2002年 03月 24日
超ウルトラクイズ的記憶力偏重教育をしているから、
超難関大学に合格した大学生が小学校の算数を解けないという逆説が発生している。
今後の教育で早急に対応しなければならないのは、性教育と金融教育であると思う。
特に性教育は重大だ。
信じられないことだが、最近の新聞記事によると、
結婚前に妊娠して生んだ「できちゃった婚ベビー」が4人に1人はいるというのだ。
おいおいどうなってるんだ。
きちんとした性教育を行っていないからこういうことになるのだろう。
できちゃった婚によって幸せな家庭が築けるならいいが、
「できちゃったから仕方がない」というけじめのない結婚で、はたして今後うまくいくのかが疑問で仕方がない。
そういったことが離婚率の上昇につながっている一因なのかもしれないし。
一時エイズが話題として取り上げられた時には、
日本の性教育も見直さなければならないといったブームが起きたものの、
やはり単なるブームで終わってしまい、その後、議論の盛り上がりがなくなってしまっている。
こういったことから倫理が乱れてるから、犯罪が簡単に引き起こされてしまうのだろうし、
社会状況が悪化してしまうんだと思う。
第一できちゃった婚の子供が、果たして本当に二人の子供なのかもしれたものではない。
家族の崩壊が社会悪化の権化となり、社会悪化が家族崩壊の権化となり、悪循環が続いている。
まあ社会に不満でやりたいこともなくって、刹那主義的享楽主義に走り、
若いあまりあるパワーを、とりあえずセックスに向けるのは簡単なことだが、
あまりできちゃった婚というのは、いいことではないように思う。
子供の計画がつかない夫婦が、きちんとした家族設計ができるのか?
子供の教育やしつけができるのか?
まあ日本っていうのは今あちこちに狂いや乱れが生じている、その一つの端的な事例かなと思う。