電車遅滞情報こそ、最大のニュースだろ!
2002年 05月 15日
そしてまた鶴見に住んでいる時も、毎回のようにして思う。
朝、眠い中、ギリギリの時間にあわてて駅に向う。
ところが、行った途端、電車は大幅に遅れている。または止まっている。
構内放送によれば、30分も前からの話だ。
「おいおい、だったらテレビのニュースで流せよ。
そしたら他の手段で行くなり、取引先に直行するなり、休んでしまうなり、
家を出る前に電車が遅れていることがわかれば、いかようにでも方法はあるのに」
朝、どのぐらいの人がテレビをつけているかはわからないが、
テレビで家を出る前に電車の遅滞情報を流せば、無意味なロスが生じないのに。
今日、京浜東北線および東海道線が大幅に遅れていた。
JR駅に行ってみんなそのことにはじめて気づく。
そしてみんな駅の窓口に殺到し、振り替え券をもらって、京急の駅へ向う。
家を出る前からわかっていれば、わざわざみんなJRに行くことなく、京急に行くなりなんなりするのに・・・。
電車の遅滞情報が流せないほど、
朝のニュース番組は貴重なニュースを放送しているとでもいうのか?
くだらん芸能ゴシップ。いい加減な占いコーナー。昨日のニュースの再放送・・・。
どっかの地方選挙でだれだれさんが当選したなんていう、
くだらんニュースを臨時ニュースとしてテロップで流すぐらいなら、電車遅滞情報をテロップで流せ!
それが朝、最も貴重なニュースだろ。
全国区だからという言い訳は通用しない。
各局はこまかな地方局に分かれているし、
天気予報などもエリアごとに流すこともやっているのだから、
交通情報をエリアごとに分けて流すことは可能なはずだ。
外務省がうんちゃらかんちゃらなんて、ニュース番組のキャスターやら評論家が騒いだところで、
それは単なるディれっ短ティズむに過ぎない。
少しでも「ニュース」として社会に視聴者に役立とうとするならば、
みんな横並びで、いい加減な占いコーナーやってる場合じゃなくて、交通情報をやったらどうだ?