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国別対抗の意味のなさ

ワールドカップを見ていて思うのは、国別で対抗してチームを編成しているナンセンスさだ。
「フランス代表」といいながら、黒人選手が出ていたり、日本代表のアレックスしかりだが、
国別といいながら、明らかに違う国で生まれ育った身体能力の高い選手が入っているのはどうかと思う。

監督だってそうだ。
セネガル率いるフランス人監督がフランスを破るということが、
「国の威信をかけて戦うワールドカップ」というキャッチコピーからは程遠いような気もするし、
外国人監督を擁して勝った国が、国の威信をとやかくいうのもなんか違うような気もする。

またサッカーではお馴染みだが、イギリスは「イギリス代表」ではなくイングランド代表であり、
スコットランドとか州ごとに代表があることも、国の無意味さを感ぜずにはいられない。

そんな「国」による無意味さを我らがニュータイプの代表者中田英寿は察知したのか、
ベルギー戦の翌日、朝日新聞に、「今大会で日本代表を引退する」という興味深い記事が世間を賑わせた。
カズなど旧世代が「日の丸を背負うこと」に異様な執着を見せていたのとは対象的に、
自らが国代表に興味がないという、時代を2歩も3歩も先を行った考えが出始めている。

普段一緒にチームとしてやっていない即席代表チームより、
国内リーグでやっているチームの方が強かったりもする。
どうせなら、国別なんて政治的な線引きによる国際試合なんてやめて、
ワールドカップはクラブチーム対抗にすべきなんじゃないかな。

ヒデの極めて先進的な考え方に世間はついていけるのか、
それとも「生意気だ」とバッシングするのか。
ニュータイプはスポーツから政治や社会のシステムを変えるかもしれない。

by kasakoblog | 2002-06-08 00:15

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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