仕事における「スピード」に対する意識をここまで徹底したのには感心させられた。
「仕事を頼まれたらすぐにやる」
それがいろんな仕事を抱えている多忙な人間のコツなのである。
たとえば原稿を書いている。
そこで全然関係のない仕事(雑用)が入ってくる。
こういうものを「今、原稿を書いているから」と後回しにしていると、あとでとんでもないことになる。
遅くなればなるほど大変になる。火はボヤのうちに消せ!
それが仕事をこなすコツなのだ。
「雑用こそ早くやるべきだ」ということは、きっとほんとに多忙な人間にしかわからない。
暇な人間、できない人間ほど「私、忙しいから」と雑用を後回しにしてあとで大変なことになる。
仕事のスピードが早い人はまず間違いなくデキル。
仕事の遅い人間でデキル人間は見たことがない。
スピードに対する意識を常日頃から感じていた。
今はどんな職種につこうがどんな仕事をしようが、「スピードの時代」なのだ。
意識を持てば早くなる。
「私は遅いから・・・」
それは言い訳に過ぎない。
誰だって質はともかく早くやることはデキルのだ。
それを「できない」のではなく「やろうとしない」だけなのだ。
今、仕事を一緒にやっているフリーのデザイナーがいるがこの人がほんとスピードが早い。
本業のデザインで忙しいはずなのに、雑用を頼むとまたたくまに対応してくれる。
「ほんとデキル人だな」
スピードに対する意識をぜひみんなに持って欲しい。
「質」だの「能力」だの「忙しい」だのなんだの、
言い訳する前に「早くやろう!」という意識さえ持てば、いろんなことが見えてくるはず。
スピードにこだわるのはさっさと仕事を片付け、ゆっくり遊びたいからだ。
スピードに対する意識のない人間はだらだらだらだらしている。
こういう人に限って、やるべき時にやらずにさぼり、
やらなくていい休日とかに中途半端に仕事して「デキル」気取りでいる。
スピードをつければ必然的に集中力がつく。
集中していればいいものができる。
さてさてあなたは常に「スピードの意識」を持って仕事に取り組んでいるかな?