人気ブログランキング | 話題のタグを見る

もうこのままではダメだ

もうこのままではダメだ_e0171573_22304832.jpg

「もう、このままでは、ダメだ」から始まる、
1月5日の彼らの重大発表を見て、
私は胸をアツくする想いでいた。

「音楽業界に構造改革を」

「CDが売れない」「音楽業界が危ない」
だから、時代のせいにしてあきらめるのではなく、
新しい方法を自分たちで考え、
それに向けて、彼らはとんでもない行動を開始した。

オープンド・アーティスト・システム(OAS)。

曲を無料配信することによって、
音楽でも収入を得られる可能性のあるネット上仕組み、
OAS構想を立ち上げ、ついに会社まで設立した。

日本の現状を嘆いて、
被害者気取りであきらめている若者が多いなか、
彼らは本気で行動を始めた。

彼らの名はメリディアンローグ。

私は彼らの行動から勇気を与えてもらった。
でもそんな彼らもこの結論に至るまで、
ものすごく苦しい時期を過ごしていた。

私の視点から見たメリディアンローグの変遷を見ていくことで、
あきらめかけた沈滞ムードの若者が、
何かを行動するきっかけになってくれたらうれしい。

・・・・・
「音楽は素晴らしいけど、
このまま売れないで終わってしまうかもしれない・・・」
2009年、2010年。
そんな風にメリディアンローグの心配をすることが何度かあった。

彼らにはじめて出会ったのは2006年12月。
私は会ったことも見たこともない、
メリディアンローグというバンドのワンマンライブに、
マイミクになっているメンバーの1人から、
mixiメールで誘いが来たので行ってみた。
私ははじめて聴く彼らの音楽のすごさに度肝を抜かれ、
そして圧倒された。

私はその場でアルバムを購入した。
これまで何度もライブ撮影をして、
インディーズバンドを見てきたが、
私がそんな行動をしたのははじめてだった。

音楽がすごいだけでなく、
2日連続のワンマンライブに、
長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。

その後、メンバーに取材を依頼。
聞くとメジャーデビューが決まりそうだという。
そして彼らはその勢いのまま、
2008年にメジャーデビューを果したのであった。

ところが、である。
むしろメジャーデビューしたことで、
活動にいろいろな制約があるせいか、
メジャーデビュー前の活動の勢いが止まってしまったのだ。

メジャーデビュー後の彼らの楽曲やライブパフォーマンスのクオリティは、
間違いなく上がっていった。
にもかかわらずかつての勢いがない。
私ははがゆく思っていた。
きっとファンも。そして何よりメンバーも。

しかも音楽ビジネスを取り巻く環境は“悪化”の一途をたどっていた。
有名アーティストでもCDが売れない。
タイアップしても売れない。
もうビジネスモデルが崩壊してきていたのだ。

私は2009年6月12日の日記「売れたいなら無料化せよ!
でこんなことを書いている。

「もし私が音楽を職業にしたいなら、
毎月無料でシングル曲を12ヵ月連続配信し、
Youtubeなどにもアップする。
1年12曲無料で配信し、 その曲が本当に素晴らしいのなら、
翌年に有料のアルバムを出したら、売れるんじゃないか」

小出しにするようなやり方ではなく、
間口を広げてネットによる無料マーケティング手法を使うことこそ、
アーティストが生き残っていく道ではないかと。

メジャーデビュー後の活動が、
思ったほどふるわない状況が続いていたメリディアンローグだったが、
私はメンバーを信頼していた。
それは彼らが「いい音楽を作れば売れる」とは思っていないからだ。

彼らに何度となく取材や話を聞いていたが、
一貫しているのは「いい音楽を作るだけでなく、
自分たちの存在を知ってもらうための、
プロモーション=営業活動も何より重要」
という認識があったからだ。
彼らならこの“ふがいない”状況を打破しようと、
必死になって考えているはずだと思っていた。

そして彼らはついに決意した。
2011年1月5日の重大発表。

「人がCDを買わないのは当然」の時代に、
「良いアーティストが経済的にも評価される世界」
にするにはどうしたらいいか?
「オープンド・アーティスト・システム(OAS)」。
新曲の無料配信という発想を180度転換したシステムだ。

OASの詳しい内容については、
メリディアンローグのホームページをご覧いただければと思うが、
http://meridianrogue.com/pc/oas.html
ここでざっくり簡単に概要だけ説明すると、

リスナーが好きなアーティストのメルマガ登録をすると、
アーティストから毎月~数ヶ月に1度、
無料で新曲が送られてくる。

アーティストは曲を無料化することで、
ファンの数を増やしていき、
ライブの動員やグッズの販売で収入を得ていく。

さらに無料会員だけでなく、有料会員制度を作り、
有料会員には様々な特典を付与。
この有料会員の毎月の会費収入によって、
アーティストは安定的な収入を得る、
というものだ。

これは大ヒットした書籍、
「Free ~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」 (クリス・アンダーソン著)
にも似たようなことが書いてあり、理にかなった戦略だと思う。

このOAS構想の発表は、
音楽のビジネスモデルを大転換し、
新たな音楽業界のスタンダードになる可能性がある。
メリディアンローグのこの発表は、ITmediaニュースに取り上げられ、
Yahooニュースにもmixiニュースにもなったほど大きな話題となった。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/06/news080.html

メリディアンローグ自身は3月から毎月・第2火曜日に、
メルマガ登録した人に毎月、新曲を無料配信することを発表した。

100の言葉より1の行動。

行動すれば何かが起こる。
あきらめるのではなく、
文句を言うのではなく、
時代や社会のせいにするのではなく、
発想を180度転換して、
自ら行動すればきっと未来は開けると思う。

メリディアンローグの新曲が無料でもらえる登録フォーム。
次回新曲配信日は3/8です!
https://pro.form-mailer.jp/fms/d495816115054

先日、彼らの活動について、
インタビューしましたので、近日中に掲載します!

by kasakoblog | 2011-02-26 22:29 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


by kasakoblog