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人生とは自分の心の映し鏡

心がまっすぐな人は、
人生もまっすぐに生きられる。
心がねじまがった人は、
人生もねじまがる。

清らかな心で生きていれば、
清らかな人生を生きられる。
醜い心のまま生きていると、
自分の人生も醜くなる。

人生とは自分の心の映し鏡。

自分に自信がない。
自分に勇気がないと、人は卑怯になる。
卑怯とは、物事に正面から取り組もうとしないこと。

ちゃんと物事をありのまままっすぐに受け止めようとせず、
斜に構えて受け流そうとする。
自分の醜い心を必死に守るために。
しかし物事と正対しない態度は、
行動をねじまげ、人生をねじまげるだけ。

人は醜い感情であふれている。
嫉妬、妬み、狡さ、被害妄想、憎悪。
そうした感情に満ちあふれ、
そうした感情をコントロールできず、
相手にそのままぶつけてしまうような人には、
返り血となって醜い感情が自分に返ってきて、
自分にダメージを与える。

人は清らかな感情であふれている。
愛情、優しさ、思いやり、気遣い。
そうした感情に満ちあふれ、
そうした感情をうまくコントロールし相手に接すれば、
こだまとなって優しい感情が返ってくる。

しかし心が歪んだ人は損得で物事を考える。
自分から優しさを振りまくと損だ。
なぜなら優しさを振りまいても、
相手が優しく振舞ってくれないかもしれないから。
そうやって常にガードで身を固め、
相手が優しく声をかけてくるまで、
じっと凝り固まっているような人に、
一体誰が優しい言葉をかけるだろう。

出会う人とは自分の映し鏡。
自分が心を閉ざせば相手は心を閉ざす。

五体満足、何不自由なく暮らしているのに、
心がねじまがった人がいる。
いつまでたっても幼少期の不幸な体験が抜け出れない。
いつまでたっても自分のコンプレックスを克服できない。

だからまっすぐ人生を歩けない。
心がまっすぐじゃないから。
すべての物事を斜めに受け流してしまうから。
真正面で受け止めようとしないから。

かわいそうだなと思う。
ねじまがった心は自分の人生をもねじまげ、
この先も周囲に不幸をまきちらすだけでなく、
自分をも不幸にねじまげていくだけなのに、
いつまでたってもそれに気づかない。

醜く歪んだ心は治らない。
なぜなら自分が治そうとしないから。
自分が治そうとしない限り、人生は歪んだまま。
五体満足、健康に生まれついているにもかかわらず。

自分の醜い感情を覆い隠すために、
人間関係を上っ面でやり過ごそうとして、
その場しのぎの作り笑いや、
表面だけのやたらにすみませんを繰り返す人って、
自分の醜さに気づいていない。

みんなにバレてるよ。
その取り繕ったいかさまな感情は。
ちゃんと正面向いてまっすぐに、
相手や周囲のことを思いながら生きていかないと、
そのねじまがった心が人生をあらぬ方向へと歪めていき、
結果、自分を苦しめる。

自分はいつもがんばってる。
こんなにがんばってるのに、なぜ?

なぜ?
なぜ?

がんばっていることが違う。
相手の話や周囲の空気を読まず、
自分勝手に都合よく解釈し、
自分のいいように突っ走って、
ろくに考えもせずに行動し、
周囲を傷つけ振り回す。
結果、周囲に大迷惑をかけるだけでなく、
自分をも傷つける。

そんな「不器用な」自分を被害者ぶって、
すべては周囲が悪いと悲劇のヒロインぶり、
被害妄想を誇大化させる。
そんなかわいそうな生き方をしている人が世の中にはいる。

こういう人に出会ってしまうと、周囲も迷惑だ。
そのねじまがった上っ面の取り繕った感情や行動に、
いいように振り回されて大迷惑する。

なぜ気づけないのだろう。
それは簡単。
人の話を素直に聞けないから。
相手から何か言われれば「攻撃されている」
「自分を否定されている」ととり、
親身になってアドバイスした人を蹴散らしてしまう。
そうやってどんどんどんどん人はあなたから離れていく。
周囲に残っているのは上っ面だけの人間関係だけ。
いいように利用し、いいように利用されるだけの、
都合のいい関係。

人は一人では生きていけないのに、
一人で生きていけるといきがることが何よりの間違いなんだろう。
人は一人で生きていけない以上、
自分のためだけでなく、相手のことも考えなくてはならない。
相手のために自分が何をすべきか、
相手がどんなことを考えているから、
自分はどう行動すべきかを考えなくてはいけない。
それが大人だけど、でもいつまでもガキみたいに、
自分のことしか考えず、
少し考えればわかるのに、
何も考えないまま思いついたらわき目もふらず、
すぐ行動してしまう、まるでガキのような大人がいる。

でもそんな自分勝手な振る舞いをすればするほど、
人はどんどん離れていく。

人生とは自分の映し鏡。
自分の心が醜ければ醜い人生になる。
自分の心が穏やかなら穏やかな人生になる。

自分の感情や行動は返り血のようになって返ってくる。
そのことにいつ気づけるのか。
それに気づけないまま、
自分勝手な空回りの一人相撲をして、
周囲に不幸の種をまき、
結果、自分も不幸になるという、
かわいそうな人もいる。

そういう人を救う方法はないのだろうか。
いや、救うなんて驕った考え方をしてはいけない。
結局、他人がどういおうと自分次第なのだ。
自分がその過ちに気づき、
ねじまがった心を正さない限り、
一生、心はねじまがったまま、
ねじまがった人生を送るのだろう。

そういう人とは極力かかわらないのが吉。
そうやってどんどん人は離れていき、
いつかあなたのそばには誰もいなくなるだろう。

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by kasakoblog | 2011-04-19 22:03 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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