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人の優しさにふれた旅1~美ヶ原高原でタクシー運転手に助けられる

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朝5時から約1時間半。
美ヶ原高原をのぞむ標高約2000mの牛伏山で私は寒さに震えていた。
晴れた美ヶ原高原を撮影するため、
前日、松本に泊り、朝4時にタクシーに乗って高原まで来た。

日の出は4時半過ぎだが、高原は霧だらけ。
それでも時折、日が見えるので、
待っていれば霧が晴れるのではないかと、
山頂で待ち続けていた。

ところがなかなか晴れない。
そして強風。
タクシーの運転手から1枚防寒着を借りたものの、
こんなに寒いとは思わず、
とはいえ霧が晴れるチャンスを逃してはならぬと、
延々頂上で待ち続けていた。

しかし1時間半が経ち、寒さも限界に達してきた。
しかも霧は晴れる様子はまったくない。
やむなく15分歩いてタクシーの待つ駐車場に戻る。

タクシーに戻ると運転手はキャンプなどで使う、
ガスバーナーでお湯を沸かし、
まずはじめにスープを、
その次に、カップラーメンを、
最後に、インスタントコーヒーを入れてくれた。

「早朝に高原に行くというんで、一応用意しておいたんです」

なんと素晴らしい気遣い!
私は運転手に救われ、
タクシー内で温かい飲食をとって1時間休息した後、
7時半から9時半まで再び山頂で機会を待ち、
高原を撮影して市内に戻ったのであった。

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このタクシーの運転手は、
先週たまたま駅から美ヶ原高原に行った際に乗った方。
また美ヶ原高原に来るかもしれないというと、
名刺を渡してくれた。

もう50歳は過ぎているであろう、
とっても細身のおじさんなのに、
岩山を登ったり山を登ったりしているという。
そのため早朝高原行きに際して機転が効き、
湯沸し器まで持ってきてくれて、
カップラーメンまで持参してくれたのだ。

こういう気遣いのある仕事ができる人って、
すごく素敵だなと思う。
彼のおかげで私は寒いながらも、
心も体も温まり元気が回復して撮影ができた。

本来なら自衛して防寒着にしても飲食物についても、
持っていくのが筋だ。
しかし私の準備では想定外で不十分だった。
しかし現地をよく知る運転手がそれをカバーし、
業務外のサービスにもかかわらず、
機転を利かして持ってきてくれた。

旅先ではこうした思わぬ優しさに出会えることがある。
美ヶ原高原のタクシーの中でカップラーメンを食べたことは、
記憶に残る思い出となるだろうな~。

「松本に来た際はまたタクシーをご利用ください」

アルプス交通の四谷運転手さん、ありがとうございました。

by kasakoblog | 2011-06-09 22:46 | 旅行記

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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