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誰かに依存するから淋しくなる

人は一人では生きてはいけない。
いろんな人と関わり合いながら生きている。
でも最終的には一人。

だから過度に人に依存した人生はよくないと思う。

恋人に依存する。
親に依存する。
子供に依存する。
友人に依存する。

依存したところで、
いつかは別れる時がやってくる。
四六時中、一緒にいることなんてできないわけだし。

人に依存して生きていく生き方は、
何も考えずにラクに生きれる方法かもしれない。

でも人が人に依存して生きる方法は、
その人がいなくなってしまったら、
自分の人生が成り立たなくなってしまう。
そんなんでは生きてはいけない。
なぜならみんな最終的には一人なんだから。

だからみんな一匹狼で生きろって意味じゃない。
一人一人の個人が自立し、
お互いに助け合う関係になればいい。
依存とは違う。

「淋しい」とある人がいった。
それは依存できる親や恋人や子供や友人がいないからだ。
人恋しい。
だから酒の力を借りて、
大勢を集めてみんなでわいわいやって、
一時的にその淋しさを紛らわす。
それは何の問題の解決にもなっていないわけだが。

人生を共に生きる人を探すことは重要だ。
でもその人がいないと成り立たない関係になってしまったら、
それはもはや自分の人生ではない。

だから、まず多くの人に勧めたいのは、
自分一人で完結できる好きなことを持つこと。
それは趣味でも仕事でも何でもいい。

自分が心の底から好きなこと。
自分が心の底からやりたいこと。
それはどんなくだらないことだっていい。
でもたった1つ、心の底からやりたい、
趣味なり仕事なりを持っていれば、
過度に人に依存して生きていかなくて済むのではないか。

趣味がない。仕事がたいして好きじゃない。
だから恋人や親や子供や友人に依存しなくては生きていけなくなる。
酒の力を借りなくては生きていけなくなる。
そんなんでは淋しさは一生消えない。

私はバカなのかもしれないが、
ここ数年、淋しいと思ったことはない。

それは自分の好きなことを持っているから。
そしてそれを毎日のように毎週のようにしている。
文章を書くことと写真を撮ること。
そしてそれをネットで発表しているから、
それを見てくれる多くの人がいる。
そうした人からリアクションを得られれば、
こんなうれしいことはない。
だから、淋しい、と感じたことはない。
好きなことして多くの人とつながっているのだから。

そんなのネット上のバーチャルな関係じゃないかって、
思うかもしれないけれど、
ネットがきっかけでどれだけ多くのリアルな関係につながり、
そこからまた人と人との出会いが広がったことか。

好きなことをやってネットで発表する。
それに共感した人とつながる。
だから淋しいとは感じない。
それどころか、今度はこんな文章書こうとか、
今度はこんな取材しようとか撮影しようとか、
いろんな楽しいことばかりが浮かんでくる。

そんな趣味があれば誰かに依存しなくても楽しい。
そしてそんなことしていれば、
淋しいと感じることなく、
共感してくれる人が自然と集まってくる。

淋しい、淋しいなんて連呼して、
酒飲んでわいわい騒いで、
家に帰って一人淋しいなんて泣いているぐらいなら、
自分の好きなことをすればいい。
そしてそれをネットで発表すればいい。
そしたら淋しさなんて感じている暇はないし、
きっとそこから人生を共に歩むパートナーも現れるだろう。

多分今はそういう時代なんだと思う。

誰かに依存した人生なんていつかは破綻する。
自分の好きなことに時間とお金をとことんベットすれば、
一時的な淋しさを紛らわすことなんかしなくても、
きっと周囲に人が集まり、楽しいことが増えていくだろう。

趣味を持つ。
たったそれだけで人生は180度変わる。

by kasakoblog | 2011-07-01 00:12 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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