工場夜景のはとバスツアー？！

今日は13人を連れて工場夜景ツアーに行ってきました！
しかしそこで驚くべき光景が！

いつもはじめに案内する、
京浜工業地帯のなかでも超おすすめスポット、
千鳥町の日本触媒前に行くと、
なんとそこには「はとバス」が！
30～40人ぐらいバスから降り、
絶好の撮影スポット、線路と工場でみんな撮影しているではありませんか！

帰ってきて調べたら、はとバスでも工場夜景ツアーがあるみたい。
川崎コリアタウンの夕食付き＆、
一般には入れない川崎臨港倉庫屋上など、
夜景スポットを数ヵ所巡るとはいえ、
なんとツアー代金は1人5980円！！！

私のツアーなら川崎からバス代往復400円しかかからず、
工場夜景写真集を出版した著者ならではの、
隠れ夜景スポットを３ヵ所巡るのに～～

まあはとバスツアーの話はともかく、
私の方のツアーは13人中知っている人は3名で、
あとの10名は初対面だったので実に楽しかったです！
いろんな人と共通の“趣味”を通じて、
普段出会えない人と出会えるのは楽しいことです。

なかでもおもしろかったのは、9歳の女の子。
「私の夢は総理大臣になることです！」
「おっ、じゃあ僕と同じだ～。じゃあ決戦だね」
「いえ、カメラマンさんとは27歳の年の差なので、
先に総理は譲ります。その代わり復興大臣にしてください！」
「なら、官房長官に任命しよう～～」

9歳の女の子が総理大臣になりたいという。
ニュースを見ているせいか、
数日で辞めた松本復興大臣は好きじゃないという。
だから代わりに私が復興大臣になると言っている・・・。

なんかうれしいような情けないような気持ちになった。
今、いろんな金融機関やエコノミストなどを取材し、
震災を経て、夏以降の日本経済はどうなるのか、
海外投資家はどう日本経済を見ているのか、
といった話を取材しているのだが、
口をそろえて言うのは「政治がくそだ」ということ。

日本は予想外にサプライチェーン問題を急回復し、
電力不足も節電で乗り切ろうとしているのに、
政治がくそだから、政治が何もできないから、
日本企業や日本国民がよくても、
政治が復興の足を引っ張るというのだ。

なんてことだ。
本来なら震災後の大変な時こそ、
政治が活躍できる絶好の舞台なのに。

でも日本も捨てたモンじゃない。
9歳の女の子がすぐに辞める大臣を見て、
ならば私が大臣をやろう、総理になろうと言っているのだ。

そんな子供がいるってことに励まされながら、
楽しい工場夜景ツアーを過ごしました。

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